2年で2%の物価上昇ができなかったら辞任する、と公言した日銀総裁は屁理屈をまくしたてながら在任を続けている。そして、100人中100人までもが無理筋の法解釈だと言う、検察官の定年延長を押し通して、黒川高検検事長を続けさせている。
国民は、まさかそんなことをする筈がないと思っていた。しかし、平気で押し通している。官僚は、無理だと分かっていても、忖度し口裏を合わせる。まるでヤクザの世界である。ヤクザと言われる人たちには、義理人情があるが、官僚たちにはそれすらない。無表情にロボットのように言われるままである。戦争に突き進んだ戦前の再来を思わせる。
結論、日本にハーバード大学は無いしサンデル教授も居ないので、「これから正義の話をしよう」にも、日本の官僚の中では正義の話はできないのだ。