テツの奥深さを知りました。
沖縄出身の鉄道に乗ったことのない女子高生が、北海道で豪華寝台列車の旅に出ることになり、そこに乗り合わせた人がみなテツ(鉄道マニア)の方々で、殺人事件が起こるというストーリー。
『動物のお医者さん』でお馴染み、札幌が誇る北海道長者番付上位者、佐々木倫子先生の、緻密でおかしなタッチ、淡々としながらそこらじゅうで笑えるネタ満載の面白いマンガでした。ミステリーとしてはちょっとすぐ犯人が分かっちゃいそうな感じで、あれでしたけど。
そこに出てくる獣医さんやっているというテツの男の人が、うちの弟の高校生の時にそっくり、出てくるたびに笑った(このテツは、コレクタテツで、なんでも持って帰ろうとするのもまたおかしい)。
私はのテツ分はどれなのかと考えると、乗りテツでしょうか。
時刻表見るのもわりと好きですけど、いずれにせよ、貧血なくらいテツ分不足なのでテツ子にはなれませんね。
キャラクタが面白すぎてミステリーとしては弱い(だいたい先が読める)ので、面白くないと思う人も多いかもしれませんが。