徒然なるままに

子供の頃から活字が好き。読んだ本のこととか日々の暮らしの中で感じたことを綴っていきます。

おはぎ

2008年09月23日 | 料理&保存食&季節の味覚
今日はお彼岸。
私のもっとも得意なものはぼたもち作り。
これはほとんど趣味のようなもの。春彼岸、お盆、秋彼岸、法要などにはみんなの喜ぶ顔がみたくて頑張って作っていた。
しかし、最近はアレルギーで手が荒れるので水を使うことが辛く、また結構こだわりがあるので、いい小豆が手に入らないと作る気がしないようになった。
つい先日、親友の一人住まいの娘が久々家に帰ってきて「あ~~あ牡丹餅が食べたい~~」というので友人が「もち米も小豆もあるから作ろうか?」というと
「いらない~。Kちゃんのおばさんのが食べたい~」といったらしい。それを聞いて、この彼岸は作らなくちゃと思った。

私の作り方は一般的な作り方と全然違う。
あんこを煮るのも2日がかり。
今回は大納言小豆のいいのが手に入ったので煮甲斐があった。
砂糖をいれたら何時間かは付きっ切り。焦げてしまわないように練り上げる。
小豆がいいので黒っぽく照りが出て最高のでき!

しかしだ。今回のどじはすごかった。
今日の午前中に丸めるには、昨日の午後にもち米を浸し、夜、ざるにあげて手で半殺しにしてから蒸し、蒸しあがったら砂糖湯につけて一晩おく。
朝それをまるめて餡を入れて黄な粉をまぶしたり、そのまま餡で丸めたりする。

ああ、それなのに、一日出かけていたのですっかり忘れて夜の9時に気づいたのだ(泣)
あわてて水に浸したけど、どう考えても早くても蒸すのは夜中の3時・・・
結局蒸しあがって寝たのが4時すぎだった。。。

今日は久々暇のできた遠方の友人が遊びに来ることになっていたのでお土産にと、またもう一人の親友にも娘さんに是非食べさせてあげたいと張り切っていたのに。。ミニ同窓会。
朝にはまだ暖かいのでやわらかくて丸められない。
遠方の友人はミシン仕事を持ってきたのでやってあげたり、もう一人の友人が「おかずクレープ」を作ってくれたのでお昼を食べたりしてようやく午後にはナントカ丸めることができた。
そうするうち、娘や息子たちがとりに来たのですごいにぎやか。
一升二合のもち米と、1キロの大納言小豆を煮たけれど結局、自分の口に入る分はかろうじて1,2個(笑)
友人たちのお持ち帰りは自分たちで丸めさせてから、夫方の仏や私の姉妹の所にお供えや子どもたちのツレアイの親の所にも。結構な数となる。
娘が丸めるのが上手なので、嫁はやりたいといって教えてもらってやってくれた。

息子家族が晩御飯も食べていったのでにぎやかで大騒動だった。
疲れて、おいしい緑茶を入れてひとつ味見をしたら、われながら本当においしいおはぎだった。
秋はおはぎ。春は牡丹餅。秋だから品よく小ぶりに作った。
心しないと、私の作るのはついついデッカイのだ。
年に何回かは作らないと、餡の柔らかさの手ごたえを忘れてしまうなあ。
また頑張って作らなくちゃ。

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