新しい政権が学術会議の推薦した6人の学者の任命を拒否したことから議論が起き、学術会議という団体が国民の前に明らかになりつつある。ただ、学術会議の推薦者が任命されなかったことで学問の自由が侵害されたと騒ぐ意味が解らない。
今回、政府が6人を任命しなかったことから、現政権と学術会議が正面から対立した形になっている。学術会議は政府の機関である限り真に独立した団体にはなりえない。学術会議が自主独立しておれば、政権が変わろうと関係ないことだし、まして今回のような政争の具になることもない。
学術会議は欧米のような民間組織が好ましいと思うが、今回は単に政府機関から切り離せば済むことではない。まず6人を学術会議員に任命して学術会議の意思を尊重したうえで、どうぞ独り立ちしてくださいと非政府機関にすれば良い。
(注)田の神様は「内閣調査室秘録」を読んだが、各分野の学者・専門家の中から、時の政府が必要とする意見を諮問、さらに研究委託すれば良いことだ。
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