田の神様のつぶやき

歳とともに憂国の情深まり、日本の将来を政治経済の在り方から見つめていきたい。

維新は十分心せよ! 元自民・副大臣の秋元氏のIR誘致収賄容疑事件は大阪都構想に響く

2019-12-31 16:03:34 | 歴史に生きる

 今年最も不愉快で来年に持ち越しそうなニュースは、秋元司氏の収賄容疑事件だ。この気持ちを振り払うため最後に投稿する。

 前回の大阪都構想住民投票の惜敗で、橋下徹氏は“お年寄に負けた”と言っている。橋下さんが大阪市長の時「悪いけど、お年寄りの市バスの無料チケット止めさせて」などの勇断が都構想の住民投票で多くのお年寄りの反対を食らったというのだ。田の神様は、今度は元自民党衆院議員でIR事業の副大臣を務めた秋元氏のIR誘致の収賄容疑事件が大阪都構想の住民投票に大きく影響するだろうと心配している。

 IR誘致を目指す大阪府の吉村知事は記者団に「IR事業と政治家の不正は全く別物だ。大阪に影響はない。」との見解を示したそうだ。ところが日経新聞は12月20日の記事に「秋元事件をめぐりIR誘致を目指す大阪府・市の関係者にはIRへのイメージ悪化を懸念する声が広がった。」とある。維新以外の野党は通常国会にIR事業反対法案を提出するそうだ。来年早々に始まる通常国会で、野党は秋元氏を巡って自民党・与党を追及するとともに、カジノを中心とするIR事業の悪法イメージを国民にアピールすることになる。

 田の神様は、大阪府・市がIR事業を進めにくくなることよりも、大阪住民がイメージの悪いIR事業に取り組む大阪府・市の大阪都構想に疑問符を投げかけるのではないかと心配している。つまり、ギャンブル性のあるIR事業に批判的な多くの大阪住民は大阪都構想にも反対するのではないかと。くしくも20日の日経記事“秋元議員の事務所捜査・IR印象悪化に懸念”の横に“都構想制度、自民反対”の記事が出ている。元自民党議員のダーティな秋元氏のおかげで、大阪府・市の自民党議員が反対する大阪都構想が頓挫するかもしれないという悲喜劇が生まれそうだ。

 吉村知事「秋元事件、大阪市に影響はない」と安閑としておらず、このお正月、松井大阪市長とそして橋下さんを入れて十分議論しておいてください。3日後の田の神様の初夢は、大阪都構想が成り、何時かは近畿州が出来、日本の政治機構も大変身を遂げることなのですから。

 

 

 

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