夕日だろうと愛だろうと

「三丁目の夕日」をみた。
期待してみた。
いろんなプログでいいって書いてあったし。

でも序盤、退屈で寝そうになった。

途中は不快感たっぷりでみた。

最後までちゃんとみた。



・・・・感動しねぇ。

大体私はこれより、も少しあとの時代生まれなので
別に懐かしくもない。
あの頃が良かったなんて思わない。

「女性がしいたげられてた時代なんだね～」
なんて感想が残った。



次、「この胸いっぱいの愛を」だっけ？
仙崎君が出てるヤツね、あれをみた。

最近の日本の夏は、幽霊話ばっかりだ。

人が死んだら感動できる人や
動物虐待で「かわいい～」っていえる人や
仲良し親子を装いつつ、内面ではぐつぐつ煮えたぎっている
モノをお持ちの方々にはぴったりの映画諸君だ。


この映画は違うんだと、勝手に思ってた。
もうそろそろその手の結末に、人が飽きてきていると思ったからだ。
だって、冬にこの映画と同じテーマのドラマやってたじゃん。
私なんか原作まで読んだんだから。


最初の30分で結末がよめる。

えっ、まさか・・

瞬間、チャプターごととばし、結末をみている私がいた。


ぐへ。


もともと、死んだ人にあえるとか、やり残したことができるとか
そんなありえない設定のお話なんだから
結末もありえなくすればいい。

つじつまもつける必要なし。

「そんな映画みたいなこと・・」って言わせろ。
これは映画なんだから、それぐらい遊べ。
いい子ぶってないで、幸せを追求しろ。


とにかく死んだあとまで、いい事をしなきゃならないなんて
悲しい。


温さんはそう思う。