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昼下りのティファニーで

おそーい朝食を食べるようになっても・・・

ティファニーで朝食を食べるようになっても_PART3・・・(13)

2015-05-28 22:56:08 | 映画(DVD)

 また少し、年表を修正しました。 

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● 1943年 

9月 ブラッドストーンのアパートに住み始める。郵便ポストにホリーの名刺を見つける。深夜、一緒に帰ってきた男を門前払いするホリーの姿を見る。カメラマンのユニオシ氏は、ホリーの帰宅時、毎回のように起こされて迷惑するが、ホリーにうまくあしらわれている。

9月 ホリーが非常階段を伝って窓から部屋に入ってくる。おっかない男がドアの前に来ているから隠してくれ、と。このとき、ホリーと初めて話をする。「僕」が小説家のタマゴだとか、ホリーが毎週木曜日に、シンシン刑務所のサリー・トマトに伝言を伝えに言って100ドルの報酬をもらっている、ということなど。

9月~10月 ホリーのホームパーティに招かれて、O.J.バーマン、ラスティ、マグ達に会う。O.J.バーマンから、ホリーは女優のタマゴだったと聞く。ホリーは、女優は大変な仕事で、まともな神経の持ち主にはできるものではない、自我をすっかり捨ててしまわないと、映画スターにはなれっこない、という。そして、

 I want to still be me when I wake up one fine morning and have breakfast at Tiffany's.

 龍口訳:「ある晴れた朝、目をさまし、ティファニーで朝食を食べるようになっても、あたし自身というものは失いたくないのね。」

10月 「僕」の小説が売れる。お祝いに、ホリーとジョー・ベルの店でマンハッタンを飲んで、帰りに雑貨店でハローウィンのマスクを万引きする。

10月の終わり 「僕」が就職して、ホリーと会う機会が減る。

12月 クリスマス・イヴに、ホリーから350ドルの鳥かごをプレゼントされ、「僕」はティファニーで買ったメダルをプレゼントする。ホリーは、「この鳥かごには絶対、鳥を入れないでね」と「僕」に頼む。

● 1944年

2月 避寒旅行から戻ったホリーに「僕」の小説を非難されて、激しい口論になる。ホリーにもらった鳥かごを返す。しばらく、絶交状態。 

4月 暖かくなって、ホリーの部屋からパーティの騒音が聞こえはじめる。

春の終わり頃 ホリーの元夫が現れて、「僕」はホリーに引き合わせる。ホリーは、元夫に元には戻れない、といって長距離バスを見送る。

5月 「僕」は、説明したくないような理由で仕事をクビになる。

5月  フレッド戦死の電報を受けて、ホリーはしばらく家から出なくなる。

6月~7月 ホリーは、暖かい季節をひっそりと過ごす。マグが出ていってホセが同居人となる。結婚してブラジルに行くためにポルトガル語を習ったり、料理を勉強するなど、意欲的になる。

9月30日 ホリーが、次の次の土曜日に、ホセとブラジルに行くことを聞き、「僕」は頭が真っ白になる。ホリーと乗馬に行き、「僕」の馬が暴走したところを、ホリーに助けられたものの、落馬負傷する。アパートに戻ると警官がやってきて、ホリーが逮捕される。夕刊に、ホリー逮捕の記事掲載。

10月1日 翌日、ホリーの部屋で、「僕」は、ホセからの手紙を預かる。

10月3日 手紙を受け取って2日後、流産して入院中のホリーの病室で、「僕」はホセからの別れの手紙を読みあげる。ホリーは、「今日は水曜日で、土曜日に病院を抜け出してブラジル行きの飛行機に乗る」と言いだす。

 普通に読むと、3日後の土曜日、10月6日が出発の日になる。

10月6日 「僕」はジョー・ベルの店でホリーと待ち合わせし、アパートから持ってきた荷物を手渡し、リムジンで空港に向かう。途中、スパニッシュ・ハーレムに猫を放して、ブラジルに旅立つ。猫は、「僕」が探して面倒をみる、とホリーに約束する。

 ●1945年

春  ホリーからハガキが届く。住所が決まったら連絡するとある。

某日 仕事帰りに何度も足を運んだスパニッシュ・ハーレムで、窓際に座る猫を発見する。ホリーに伝えたいが、住所の連絡はない。

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●1956年 

12月25日 ユニオシ氏が、アフリカでホリーそっくりの木彫り人形を見つけて、写真に撮る。

●1957年

不明  帰国したユニオシ氏がジョー・ベルを訪ねてくる。木彫り人形の写真を見せて、そのいきさつを話す。

10月 火曜日 ジョーベルから呼び出しの電話がある。「僕」は、ホリーにまた会えるのではないかと期待する。

10月 「僕」は、ジョー・ベルの店で、ホリーそっくりの木彫り人形の写真とアフリカでの出来事を聞く。「僕」は、ホリーが猫と同じように、安住の地を見つけていることを望む。

 African hut or whatever, I hope Holly has, too.

 村上訳:「ホリーの身にも同じようなことが起こっていればいいのだが、と僕は思う。そこがアフリカの掘っ立て小屋であれ、なんであれ。」

 

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