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オオニシノブヒサのブログ

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雑記36

2016-09-03 01:25:39 | 日記
音楽を聞く側からすると、とことんジャンルなんてどうでもよくて、良いものは良い、という物差ししか持ってない、もしくはそれだけで判断しようと心を傾けている。

ただ作り手としての自分だとどうだろう。
世界の、特に同じ国である日本のいろんなミュージシャンのつくる音楽で、こんなことやってるのか、こんなんもやりたいなーといろいろ思うのだが、自分のなかに入っていない音楽は、なかなか納得のいく形で作るのは難しい。

そういう意味で自分のルーツというのは、結構根深い問題だなあと思う。
それが個性といえばそれで終わりだが、例えばおれはブリティッシュフォークはっぽいものしかやらないぜ!
という姿勢よりは、
おれが曲作るとブリティッシュフォークっぽくなるけど、でも今回はヒップホップっぽいビートでやってみたいねん、
と思って作った音楽の方がたぶんおもしろいだろうし、その姿勢をずっと持っておきたいと思う。

結果、似非◯◯と言われるなら、それが本望。
自分にない音楽と格闘するのが正義だと思う。

その代償として、自分は常にどっか阿保でないといけないし、最近バンドマンのなかでも結果阿保な部類なのかもしれない、という懸念が芽生えてきた。

2016年が終わることなんて、なんにも怖くないぜ