データ復旧・復元に関する情報

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データ保存方法

2009-12-23 17:21:20 | データ復旧

【データバックアップ】


データトラブルは予告無しで突然起こります。それはどなたでも例外ではありません。
データ消失・損失防止には、定期的なバックアップとディスク管理が一番効果的な方法でしょう。
今日はデータバックアップについて調べてみました。

【効果的なバックアップ方法】


定期的なバックアップを習慣化します。

いつも定期的にバックアップを取り、バックアップ後には正常にバックアップが取れたのかを確認します。
バックアップ媒体としては一般的にCDやDVD、USBメモリ、ハードディスクなどがありますが、
残念ながらどのバックアップメディアも確実に安全なものはありません。


【バックアップメディア】



1. 外付けハードディスク

外付けハードディスクを使い、定期的にバックアップをすることが最も一般的な方法で、
大容量のデータを保存でき、万が一パソコンが壊れたりしても簡単にデータを復旧することができます。
また外付けハードディスクは自動的にバックアップを取ってくれるものもあり、OSやアプリケーションをそのまま保存することもでき、幅広く使われています。

2. RAIDシステム

RAID(レイド)とは、複数のハードディスクを1台のハードディスクとして管理し、ハードディスクの問題点を補うために作られた技術です。
ハードディスクを大容量に増やす目的もありますが、より速く、より安全に使うためという理由でレイドシステムが数多く開発されています。
RAID(レイド)は、データを複数のハードディスクに分散することにより、1台のハードディスクでデータがクラッシュしても破損するリスクを軽減することができます。

3. CD-ROM / DVD-ROM

CD-ROM、DVD-ROMでバックアップを行った場合は、データが正常に書き込みされているかどうかを必ずご確認ください。
バックアップされたCD、DVD TITLEをハードディスクに再びコピーをしてみて問題なく記録されていることを確認します。
また、作成されたCD、DVD TITLEの記録面を見て肉眼でも確認が可能です。
データが記録されている部分と記録されていない部分では明らかな違いがありますので目で判別できます。
バックアップは完了されていますが、記録面を見ると、書き込みがされていない場合や指紋などが付きその部分だけが色が違っていたりもしますので、
バックアップが終わったら記録面を確認する習慣をつけましょう。

4. USBメモリ

小さく携帯に便利な利点から、データバックアップ用としても多く使われています。
しかし、使用回数の制限があるので長期保存用には適してないため故障の恐れも多くあります。
理論上では1万回の再書き込みが可能ですが、ファームウェアが入っている最初の部分の方が最も多く使われているので、
使用回数の制限にひっかかり不良セクタが発生する可能性があります。
ランダムアクセス方式でこの問題を解決できるようにはなりましたが、静電気でもデータが飛んでしまうなど実際にエラーが多く発生しています。