まー、荷物が出て来るのを待っている時の、不安さ、半端ないです。

どうにもこうにも、私の荷物は出てきそうにないので、航空会社のお姉さんに、訴えました。
そうすると、事務室に連れて行かれ、紛失届の用紙に名前と住所、電話番号を記入。
カバンはどんな形でどんな色だったか、尋ねられたのですが、色の説明が難しい・・・。

色の感じ方って、人それぞれなところもありますし・・・。
以前、私がピンクだと思っていたものを学生は赤だと言うし・・・。
ほとんどの学生は、「 黄色の犬 」と言います。
「 それは、日本語で言うと茶色かな。」と、毎年訂正しています。
スタッフが、色のサンプルを示して、
「 これか? これか? 」
と尋ねてくるのですが、サンプルの量がめっちゃ少ないのであります。

私のカバンは茶褐色だったのですが、その色のサンプルが無くて、
赤を示して、「 だいたいこんな感じ。 」と言うほかありませんでした。
「 茶褐色 」と言う、中国語を知っていたら、良かったんですけどね。

万が一の時に備えて、ご自分のお荷物は写真を撮っておくことをお勧めします。
私も今後は、そうします。

主任さんらしき大柄の女性が紛失届を記入し、控えを私に渡し、
「 明日、この住所に届けるから。 」と。
嘘つけ!

「 私の二つの荷物のうちの一つは、段ボール箱で、その中には食べ物が入ってます。
だから、その箱は、暑い所に置かないでください。
車で運ぶ時、エアコンのある所に置いてください。 」
「 分かった。 分かった。 」
イヤ、分かってない!

私の言ったことを全然メモしないのだから、引き継ぎができるはずもありません。
「 書類にちゃんとそのことを書いてください。 」
「 分かっているから、大丈夫だ! 」
「 あなたは分かっていても、他の人は分からないでしょう!
その書類に書いて! 」
その後、主任さんらしき女性は、早口でまくし立てたので、何を言っているか全然聞き取れませんでした。

そして、彼女はさっさと私のことは無視して、他の書類を書いていました。
実は、その日、荷物を紛失したのは、私だけでは無かったのです。
そして、私の闘いは、まだまだ続くのでありました。

( つづく )