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コロナ治療薬候補 ブロムヘキシン(汎用されている去痰剤)

2021-10-03 09:10:44 | 新型コロナウイルス感染症

コロナ治療に有効性が報告されている既存薬は幾つもあるが、国から承認されておらず、うまく処方してくれる医師はほとんどいないだろう。

*他にも、BCG、フェノフィブラート、プロベネシド等あり。

新型コロナ感染症が一般健常者にとって恐れるような疾患ではない(かつ存在証明の問題もあるが)と頭で分かっていても、何か自分で準備可能な対応策がないと不安だという方も少なくないかもしれない。
あるいは、ワクチン接種をされた後に様々な情報に触れて、ADEの不安を抱えている方もいらっしゃるかもしれない。
感染時に、一般的な感冒として漢方薬対応もあり得ると思うが、それ以外に、ドラッグストアでの購入も可能な普遍的な薬剤に、有効性が報告されているため、ご紹介してみる。
ブロムヘキシンというありふれた去痰剤があるが、少なくとも5件の臨床試験が行われており、うち4件は小規模試験ながら有意に有効だった、あるいは有効の傾向があった、と報告されている。
残りの1件は、無効だったと報告されているが、なぜかブロムヘキシン内服群が不利な状態で行われた試験で、信頼性は低い。
有効だった報告のうち、ベストの数字を単純計算すると、集中治療室入室率82%減、気管内挿管(呼吸状態が悪くなった場合に行われる処置)率89%減、死亡率100%減(例数は少ないが)、となっている。

現在、少なくとも3件の大規模試験が行われているそうだが、もし、こんな汎用去痰剤に高い効果があったら、コロナ騒動もワクチン騒動も即終了するだろうから、いろんな方面から圧がかかって、正しい結果はそうそう出ないだろうと予想される。
このため現時点で不確定要素はあるが、安全性は極めて高い薬剤であるため、あくまで自己責任ではあるが、試す価値はあるかもしれない。
作用機序は、「去痰効果」ではなく、「ウイルスが細胞に侵入する経路のブロック」で、理論的には、感染予防や進展予防が期待される。
使用方法として、例えば、ご自分の近隣で感染者が出た場合などに、予防的に数日内服する、あるいは、疑わしい症状が出現したら内服開始してみる、などが考えられるだろう。
なお、いわゆる市販薬の範囲では、他の様々な薬剤との合剤で販売されており、他の薬も一緒に内服してしまうことになるが、一番問題がなさそうな組み合わせは、こちらも去痰剤の一種である「カルボシステイン」との合剤ではないかと思われる。
あるいは、「風邪をひいたのですが、自分にはこの去痰剤(ブロムヘキシン)が合うので処方してもらえませんか」と近隣の開業医先生などにお願いすれば、処方してもらえるかもしれない。