眼をあけたまま夢を見る獣と戯れ言

駄日記。
ブログ新調するはずだったのに、当分このままになりそうだよ、とほほorzな駄日記。

ヤンキーに絡まれた話。

2004-11-09 22:20:28 | Weblog
始めに言いたいこと・・・。
台風の影響で延期になっていたドラマ「Dr.コトー診療所」が今週ついに放送!待っていた甲斐がありました!
しかし最近はフジのHPもニュースも見ていないので事前情報はおろか、今週だと言うことを今日知ったよ・・・。まあ、早くに放送日を知って待ちこがれるよりは得した気分。あと二回寝れば見れるしw
今週の金曜日、たぶん夜九時から放送なので興味がある方は是非w



◆そうそう。題名にも書きましたが、今日帰り際にヤンキーさんに絡まれました。正確に言えば追いかけられました。我ながら、絡まれたその日にネタとしてこれを日記に描ける自分がある意味怖いです。ってか呆れます。
絡まれたのは駅から家へ徒歩で帰ろうとしたのが発端です。
いつもはバスで帰るのですが、なんとな~く歩きたくなったので、30分以上もかかる家路をUtadaとハガレンのサントラ音楽をお供に歩いていました。
意外に日が落ちるのが早く、駅前の神社を過ぎたあたりでちょっとやばいなとは思ったんですよ。
チカンに注意!とか、登下校は二人以上で!なんて看板沢山あったし。
でも、音楽のボリュームあげてズンズン歩いてたんですよ。(自慢じゃないが、福助は歩くのはかなり早い)
「あ、外から見る人様の家の明かりって暖かいな~」とか微妙に悲しいこと考えながら、人気にない住宅街の脇道歩いてたら、唐突に音楽が途切れたんですね。電池切れで。
そのかわり、後ろの方で若いお兄ちゃんの声がするのに気づいたんですよ。
「ちょっと待ってよ~。ねえってば~」とか言ってたので、始めはふられたダメ男が恋人を追いかけてるのかと思いました(笑)
でも良く聞くと喋ってるのは1人じゃなくて2人。それに「そこの女子高生の君だよ!」とか言い出したので、角を曲がるフリして後ろを伺うと、私の後ろを大学生くらいのヤンキーなお兄ちゃんがついてきている!
そしてヤンキーと私の間に女子高生はいない!
もう、頭上にたらいが落ちてきたくらいびっくりしました。
ただパニックにはならずにすんだので、とりあえずこの場からどう逃げるかを考えてみました。我ながら冷静な自分に拍手です。
とにかく、下手に走れば体力のない私に勝ち目はないので、ひとまず気づかないふりを続けるのが一番得策のようでした。自分は歩く速度が速いし、耳にイヤホンをしているのでヤンキーを無視してこのままのスピードを維持するのが一番かと思ったんです。
頭の悪そうなヤンキーさんはこの作戦に。まんまと引っかかりました。
「音楽でも聴いてるんじゃねー?聞こえてないっぽいよ」
とヤンキー1号さん。

が!

「じゃあさ、後ろから近づいて脅かしてやろうぜ。そのあと・・・(以下略)」
とヤンキー2号さん。
「えぇぇぇええぇ!?Σ(゜Д゜)Σ(゜Д゜)Σ(゜Д゜)」
と、心の中で私。
さすがにびっくりしました。頭の上に落ちてくる物がたらいから金タライに格上げですorz
マジでピンチでした。腐ったホットミルク以上のピンチでした。

けれど・・・、
物語やドラマみたいな展開って本当にあるのですね。
駆け足が近づいてきてどうしようかと思った瞬間、後ろから妙な音が・・・。
続いてヤンキーさん達の、「いてぇ!」とか「やべぇ!」とか言う声が聞こえました。
どうやら、ヤンキーさん達が何者かにボコされているようです。
「助かった!」と思う反面、何故か私の頭には、ジャンプの漫画家である空知先生の作品、「しろくろ」に出てきたボブ服部先輩(ボブサップ似のヤンキーのボス。ヤンキーよりさらにヤンキーな、ハイパーヤンキー)の顔が浮かびました。
もしかして、もっとタチの悪いの来ちゃったんじゃないかと思ったわけです。
そういえば、今日は運が悪い日でした。
朝から体調も悪く、なのに無理してお昼から登校しようとしたら学校へ行くためのタクシー代を忘れ、挙げ句の果てに田舎の学校なので1時間に一本しか近くまで行くバスがない!・・・のにそれに乗り遅れたりもしました。
ボブ服部先輩確実でした。だから振り向くこともできず、私はそのまま少しでも遠くへ逃げようとしたわけです・・・。


・・・ふと気がつくと、交通量の多い道が丁度目の前に広がっていました。ボブ服部先輩のお陰で忘れていましたが、どうやら私は知らず知らずのうちにデンジャラスゾーンを逃れていたようです。
「ありがとう神よ!」と、私は久しぶりに思いました。
しかし、神は私を救ったわけではなかったようです・・・。
ハイパーヤンキーなボブ服部先輩は、交通量が多い通りなんて目ではなかったのです。気がつけば、後ろに人影が迫っていました・・・。

「やあ、ボブ服部先輩」と、私は心の中で言ってみました。
その途端、ボブ服部先輩が私の肩んできました。思わず身構える私に、ボブ服部先輩は言いました。
「お前、歩くの速すぎ・・・」




・・・・・・。(゜゜)ん?



・・・・ボブ服部先輩のくせに、日本語がやけに上手い事に気がつきました。
「コンニチワ、ボブ服部デス」とか言う雰囲気じゃ全然ありません。






って、こいつボブ服部先輩じゃねぇぇーーー!!∑( ̄□ ̄;)


と気づいたのは、通りを走る車のヘットライトが映し出した男の横顔が黒人ではなかったからです。
「年頃の女の子がこんな時間に細い裏道通っちゃダメだろう!ちょっと来い、公園で正座だ!」
と私に言ったのはギンコでした。
もうあれです、ピンチのお姫様気分(と本気で思っていたわけではないが)から、深夜徘徊が見つかって父親に怒られる小学生の気分になっちゃいました。orz
公園ベンチの上で正座させられたあげく、「ごめんなさい、もうしません。許してください」って5回も言わされました。

・・・正直、始めはボブ服部先輩の方が良かったと思いました。
でもギンコの手の甲が妙に赤かった上に、真面目な顔で「心配した」とか言うから、一瞬キュン死に(漫画ラブ☆コン用語。意味が知りたい人はラブコンを読んでくだせぇ)しそうになりました。
映画「スピード」でサンドラ=ブロック扮する主人公が、キアヌリーブスに惚れる理由がわかりました。だけど、サンドラはスピード2になるとキアヌと別れるんですよね。「危機的状況で惚れた相手との恋は、燃え上がるけれども燃え尽きるのも早い」みたいなこと言ってたなぁ。
これ以上キュン死にしないように気をつけなければ


しかし現実にもこういう事もあるんだなぁ・・・と、色々な意味で思いましたね。
とりあえず今日の教訓としては、暗くなったら人気のない道は歩かない・・・ですかね。