だんぱ ABCDを語る

ネットワーク対戦型カードゲーム「ABCD」の戦術論・大会レポート等をもっふもっふと語ります。現在、多忙につき遠ざかり気味

【新カードレビュー】proto 20080527

2008-05-28 22:29:08 | 【ABCD】カードを語る

気がついたら新テストバージョンUPされてた!
ってことで、早速新カードをレビューします。
テストプレイなしですがご了承。(一応、動作確認はしました)


●[カブトエビ]
Summon
3(光) / 300f
----------------
亀の召喚
Atk=1 , HP=1
カブトエビが場に出たとき、周囲1マスに存在するクリーチャーは炎耐性+1 , 水耐性+1 , 風耐性+1を得る。

○[手長蝦]
Summon
4(光) / 400f
----------------
亀の召喚
Atk=2 , HP=2
手長蝦が場に出たとき、周囲1マスに存在するクリーチャーは炎耐性+1 , 水耐性+1 , 風耐性+1を得る。

◎[伊勢海老]
Summon
6(光光) / 50f
----------------
亀の召喚
Atk=3 , HP=3
伊勢海老が場に出たとき、周囲2マスに存在するクリーチャーは炎耐性+2 , 水耐性+2 , 風耐性+2を得る。

えびシリーズ。
「えび」の表記が全て異なるところにこだわりを感じます。
ネタ師の皆様には、えびかに+民族の繁栄デッキを期待したいところ。

耐性の効果はこのゲームでかなり強いのですが、
これら3枚のカードは単体では効果が発生しないため、
必然的に、活躍の場はクリーチャーを並べるデッキになるでしょう。
特に伊勢海老は、
相手の除去に対応して出すことができることから役立つ場面が多く、
環境次第では白熊よりも優先されるカードとなるポテンシャルがあります。

もちろん、3枚ともシールド・ドラフトでは文句なく強い!


○[予備生命Ⅱ]
Sorcery
3(光光光) / 100f
----------------
対象のクリーチャーと周囲1マスに存在するクリーチャーは復活を得る。

予備生命の効果拡大版。
だったら「カードを1枚引く」効果も一緒についてくればいーのにー
と、思ってしまう1枚。
鐘を鳴らす天使マイナス3/1飛行クリーチャー?
ちょっと物足りないなという第一印象です。


○[天使装甲Ⅱ]
Sorcery
5(光光光) / 300f
----------------
対象のクリーチャーと周囲1マスに存在するクリーチャーは飛行 , (+1 / +1)の修正を得る。

テストバージョンの天使装甲は普通に強力カードですが、
Ⅱも負けず劣らず強力のようです。
格闘僧が3/4飛行になるだけでも弱いわけがないですし、
効果が広範囲に及ぶとなるとなおさらです。


◎[スタンⅡ]
Sorcery
4(風風) / 0f
----------------
対象のクリーチャーと同じ横列に存在するクリーチャーはノンアクティブ状態になる。

複数のクリーチャーに効果が及ぶスタン。
クリーチャーを並べあう戦いでは間違いなく強いです。
が、逆に並べあう展開にならなければ、効果を発揮できる場面が少ないため、
果たしてどのように扱われるのかは未知数。

再構築デッキにおける5枚目のスタン改にとどまるのか、今後化けるのか、
いろいろ試してみたい1枚です。


○[寄生開始Ⅱ]
Sorcery
5(水水水) / 400f
----------------
対象のクリーチャーと周囲1マスに存在するクリーチャーは「ターン開始時に(-1 / -1)の修正を得る。」効果を得る。

少なくとも、ドラフトでは強力カードです。
構築だと、効果がでてくるまで時間がかかることがネックで、
除去として全幅の信頼をおきにくい印象。
天使装甲Ⅱを打つような相手には強力なアンチカードですが(笑)


◎[凶暴化Ⅱ]
Sorcery
6(炎炎炎炎) / 400f
----------------
対象のクリーチャーと周囲1マスに存在するクリーチャーは(+2 / -1)の修正を得る。

書いてあることは強いですが、
あまり活用イメージが湧かないのが正直なところです。
スライにもコントロールにも居場所がなさそう。
これ打つなら私はメルトダウン打ちますね!


○[友引Ⅱ]
Sorcery
4(闇闇) / 100f
----------------
対象のクリーチャーと周囲1マスに存在するクリーチャーは「2ターン後のターン終了時に完全破壊される。」効果を得る。

友引が使いやすくなりました。
しかし、やはり友引。
2ターンも破壊を待つ間、そのクリーチャーから何ダメージを負うのでしょうか。
寄生開始Ⅱもそうなんですが、この手のカードについては、
放射能汚染が優秀すぎて、ついそちらを使いたくなってしまいます。


◎[重ね鎌鼬]
Sorcery
6(風風風) / 0f
----------------
対象のあなたのクリーチャー2体は先手 , (+3 / +0)の修正 , 「ターン終了時に完全破壊される。」効果を得るとともにアクティブ状態になる。

間違いなく今回の目玉カード!
単純に考えて、「2体のクリーチャーの攻撃力+6」ダメージの火力カード。
どれだけデメリットがあろうと、文句なしで強いです。
風ビートダウンが、自然と再構築デッキ(スタン改)への耐性ももちます。

そして何より、
このカードが存在することで、相手が風デッキのときのプレイングが
ものすごく難しくなります。
生半可な防御策では、おそらく止めることは難しいでしょう。

簡単にデッキに収まるようなカードではありませんが、
現在メタ的に逆風と言われている風デッキに、新たな可能性を拓く1枚です。
「かまいたちゲー」と呼ばれる日がくる・・・かも


●[火事場力]
Sorcery
3(光光) / 300f
----------------
対象のクリーチャーは復活 , (+1 / +0)の修正 , 「ターン終了時に(+1 / -1)の修正を得る。」効果を得る。

○[W火事場力]
Sorcery
4(光光光) / 300f
----------------
対象のクリーチャー2体は復活 , (+1 / +0)の修正 , 「ターン終了時に(+1 / -1)の修正を得る。」効果を得る。

なかなか面白い効果を持ったカードです。
どんどん上がっていく攻撃力と復活能力はかみ合っていますから、
面白いシナジーが生まれるかもしれません。

単純に突撃兵や鏡面世界などのカードとかみ合いますし、
総力戦あたりと組み合わせても悪さができそうです。

それにしても、
明らかに炎っぽい能力とカード名なのに、なぜ光属性なのでしょうか。


●[亡霊化]
Sorcery
3(闇) / 400f
----------------
対象のクリーチャーは(+1 / +0)の修正 , 「このクリーチャーは壁属性を持たないクリーチャーにはブロックされない。」効果を得る。

唯一、ボウレイハナアルキがもっていた能力がカード化しました。
簡単にフィニッシャーを生み出せる、強いカードです。
皇帝ペンギンやイースター島の巨像などともかみ合います。

闇のクリーチャー強化カードはライバルが多いのですが、
その中でも充分使い勝手がありそうです。


●[ジャガーノートヘッドクラッシュ]
Sorcery
3(闇闇闇闇) / 300f
----------------
対象のクリーチャーは貫通 , (+5 / +0)の修正 , 「このクリーチャーが戦闘に参加した場合、戦闘終了時にあなたに4点のダメージを与える。」効果 , 「1ターン後のターン終了時に完全破壊される。」効果を得る。

おそらく元ネタであろう同名必殺技は強いですね!!

さておき、
強烈なビートダウンカードですが、いまいち活かし方に悩みます。
1ターン目にもやしを出すデッキですと幽霊兵召集を優先しますし、
単純なクリーチャー強化の場合も、暗黒力やキルリアンのオーラを優先します。
相手クリーチャーに付与する使い方もできますが、
それだと怒り爆発の方が使いやすい。。。

サイバーテロ+脳髄変換コンボのデッキだと使いやすいのかもー(思いつき)

-------------------------------------------------

さて、
全体を通して、クリーチャー強化カードが目立ちました。
こういうカードが出れば出るほど、
水のステルスと霊魂逆流シリーズが相対的に強くなります。

風も[重ね鎌鼬]によってだいぶ強化されましたし、
総じて、いいバランスに向かっているのではないでしょうか。


これからのデッキ作りが楽しみです☆

大型光ビートダウン

2008-05-24 23:55:32 | 【ABCD】デッキを語る

いろいろと時間がなく、大変なこのごろです。。。
更新間隔が空いてしまったことは猛省。

亀レスですが、ひでさんコメントありがとうございます!
記事の書き方には注意します。タグ打ちは勉強します^^;;;



さて、



いろいろと、考えがまとまっていないことも多いので、
気分転換を兼ねて、proto 20080504(テストバージョン)対応の
デッキ紹介をします。
フリー対戦でも投入するお気に入りのデッキです。

【デッキ】大型光ビートダウン(proto 20080504)
デッキ枚数:40枚
CRC:3E29DD2B

光:21 無:19

Crystal - 15枚:37.50%
(Basic - 15枚:37.50%)
15 光のクリスタル
Summon - 13枚:32.50%
3 多脚天使
2 白熊
1 双頭のプラナリア
3 イースター島の巨像
4 光輝巨人
Sorcery - 11枚:27.50%
4 魔力加速
3 天罰光臨
4 キャトル・ミューティレーション
BattleSpell - 1枚: 2.50%
1 因果応報

ほぼ全てのカードが、2.00から上方修正されています。
大振りな動きが実に楽しいデッキですw

プレイングのコツはたったの2つ!

「2ターン目光輝巨人or3ターン目魔力加速のどちらかが見えない手は引き直す」
「イースター島の巨像の詠唱は各ターン200fまでに決断する」

あとは、片っ端からカードを使っていくだけで、
だいたい楽しいことになります。
動き方は簡単なので、初心者にもおすすめしたいデッキです。
(ただし、水系のビートダウン相手は8割方手も足もでません)

なお、天罰降臨が「使わなくても勝てる」カードになりがちなので、
そのあたりは再考・改良の余地があると思っています。

つぎのネタ

2008-05-16 23:39:20 | もふもふといろいろ語る

ちょっと、デッキを構築するときに考えていることを
論理だててまとめてみようと思った。



デッキを作るパターンって、
特定の強いカードを生かすために作る場合や
理想とした動きにあわせて作る場合など
アプローチの仕方からいろいろありますけど、
そのあたりが整理できると有益な資料になりますよね。


たぶん。きっと。

【過去大会】第1回バトルロワイヤル

2008-05-14 23:25:31 | 【ABCD】大会を語る

皆様お待ちかね、第1回バトルロワイヤルの参加レポートです。

想定していたメタですが、当時の公式HPチャット常連者で話題になっていた
とあるデッキが猛威を揮うものと予想していました。


そのデッキとは、全生完壊バーン


◎[全生完壊]
Sorcery
4(炎風光光) / 100f
----------------
全てのクリーチャーを完全破壊する。

○[灼熱波動]
Sorcery
4(炎) / 500f
----------------
全てのクリーチャーと全てのプレイヤーに2点のダメージを与える。
■ファストキャスト[4(炎炎炎) / 0f]
詠唱開始(50f)


ABCD第4のエキスパンション、Desk on the Deskで登場した全生完壊と灼熱波動。
当時はそれぞれのコストがわずか4MP!(ファストキャスト含む)
さらに、当時の巫女の祝福に「カードを1枚引く」効果があり、
この2枚との相性が抜群でした。
全体除去によるアドバンテージを入手した後に、
ゆっくりと短距離弾道ミサイルをはじめとしたバーンカードで止めを刺す、
ビートダウンデッキにとっては悪夢のような展開が可能でした。

当時は、全生完壊を使ったデッキが作られ始め、認知されてきた段階でしたが、
強いプレイヤーが洗練された全生完壊系デッキを持ち込み、
勝ち進むだろうと予想していました。

もちろん、自分が全生完壊を使う側になることも直前まで考えました。
しかし、どうしても納得のいくデッキを組むことができず、
幅広い相手に対応でき、かつ全生完壊にもある程度強い2つのデッキを
プレイすることに決めました。


使用デッキは、こちらの記事で紹介

それでは、以下大会の戦跡です。

《突撃スライ戦跡》
TAKOさん ×(炎単クリスタル破壊)
patraさん ○(水風ビートダウン)
T-Akfさん ○(闇水タッチ風吸魂術)
風邪氏さん ○(違法損保機+召喚禁止コンボ)
ひでさん ○(炎風バーン)
南瓜二等兵さん ○(ニンゲンの南極+仮死撤回コンボ)
tricktrapさん ○(全生完壊バーン)

《水単色クリッター戦跡》
Nyarさん ○(闇単色ビートダウン)
風邪氏さん ×(炎風甲虫アクティブイン)
フォーゼさん ○(水単色メガパーミッション)
Flameさん ○(水単色アクアプレス)
itachiさん ○(炎風突沸再構築)
tricktrapさん ×(闇単色ビートダウン@100枚デッキ)

■結果:最終決戦進出(暫定2位)

見てお分かりのとおり、本当にさまざまなデッキとあたりました。
突撃スライの1敗はクリスタル事故。クリッターの2敗は相性負けで、
勝てる試合を確実にものにして、なんとか上位2名まで残りました。

最終決戦の相手は、それまで圧倒的な強さで勝ち進んできたNAKさんです!


《最終決戦 vs NAKさん》
1戦目:水単色クリッター vs 全生完壊バーン


相手は光炎風によるコントロールの動きからスタート
こちらも突沸を警戒しつつゆっくり展開すると、
相手が全生完壊バーンであることがわかりました。
ただし、灼熱波動はないようで、因果応報を多めに採用しているようです。

突沸を呪文遮断で弾きつつ、終盤の短距離弾道ミサイルを呪文掌握で跳ね返し、
残りHPが少なくなったところを総攻撃して勝利!

だんぱ 1-0 NAK


2戦目:突撃スライ vs 全生完壊バーン

勝てば優勝の大一番、こちらは突撃スライに全てを賭けます。
相手はなんと、2戦続けて全生完壊バーン!

この試合、NAKさんが事故気味で、
怒り狂う上官、猪の戦闘バギー、耐熱定規と展開した3ターン目に
全生完壊が飛んでこないという幸運。
2ターン後に全生完壊されるものの、HPを危険水域まで落とし、
温存した猪の戦闘バギーでさらに攻め立てます。


そしてついにその時が。


NAKさんHP4 こちら猪の戦闘バギー、突撃奨励の場で
NAKさんが漢方薬を詠唱、そして残り手札が1枚。

それを見て、トップデッキしていた怒り狂う上官を詠唱開始!

そして、NAKさんは/Openhandで短距離弾道ミサイルを公開。。。


だんぱ 2-0 NAK

■結果:優勝

3度目の大会にして初優勝です!
このあと、NAKさんのもう1つのデッキ、風ビートダウンに突撃スライで対戦し、
完敗しましたが(笑)優勝は優勝ですw
最終決戦のほか、3位のtricktrapさんも全生完壊バーンを使っており、
大会のデッキ予測とデッキ選択が大当たりしたようで、運がよかったです。
(書きませんでしたが、最終決戦でもプレイミスがありましたし)

さて、ここから先の大会に関しては、順風満帆といかなくなるのですが、
それはまた次回以降で。

長文お読みいただき、ありがとうございます。

だんぱ

炎>風>水>炎

2008-05-14 01:42:18 | 【ABCD】構築戦を語る

ABCDにおいては、属性ごと相性差がでるようにゲームデザインがされています。


「炎は風に強い」
「風は水に強い」
「水は炎に強い」


上の3つは、その代表的なものです。

だからといって、
「風に勝てなければ炎デッキじゃない」し
「水に勝てなければ風デッキじゃない」し
「炎に勝てなければ水デッキじゃない」のでしょうか?



私は違うと思います。



相性が悪いとされる属性のデッキであっても、
有利と見られる属性のデッキを工夫を重ねて打ち倒す。
そういうゲームだから面白いのではないでしょうか。

------------------------------------------------------

ABCD BBSのバランス是正スレで展開されている、
耐熱定規と霊魂逆流Ⅲの議論をみて、上記のように思いました。

例えば、水デッキ一つとっても、
どんなデッキを仮想敵とするかによって、だいぶ構成が変わります。
調整によって、風のビートダウンデッキにも勝てるようになりますし、
逆に炎デッキに足元をすくわれることもあるでしょう。

確かに、特定の属性に対して圧倒的に有利になるカードの存在は
あってもいいと思います。
しかし、デッキを選んだ時点で勝敗が決まる、所謂“じゃんけんゲー”を
助長させる意見には首を傾げます。

テストバージョン(ABCDX Proto 20080504)がリリースされてまだ1週間ですし、
もう少し、いろいろと試してから判断してもいいんじゃないですかねぇ?

【過去デッキ】第1回バトルロワイヤル使用デッキ

2008-05-12 17:06:35 | 【ABCD】デッキを語る


第1回バトルロワイヤルの使用デッキ紹介です。
※レギュレーション上、デッキは2つです

【デッキその1】突撃スライ(Version 1.87)

CRC:87B1E5BE
炎:28 無:12

Crystal - 12枚:30.00%
(Basic - 12枚:30.00%)
12 炎のクリスタル
Summon - 19枚:47.50%
4 怒り狂う上官
4 猪の戦闘バギー
1 フレイムキャット
4 好戦的な鶏
4 赤国エージェント
2 耐熱定規
Sorcery - 2枚: 5.00%
2 火炎弾
LandSpell - 4枚:10.00%
4 突撃奨励
BattleSpell - 3枚: 7.50%
1 焼却
2 火炎放射

攻撃中(+1/+1)修正がかかる強力ランドスペル、突撃奨励を軸にした
炎の軽量クリーチャーによる速攻デッキです。

このデッキ構成の特徴としては、
攻撃クリーチャーを除去でサポート、という動きを意図してデザインしており、
劣化マグネシウム弾火炎の鎧といった“決め技”となるカードを採用していません。
毎ターン攻撃の手を止めないようにするために、
クリーチャーは4MPのカードとアクティブインを中心に固め、
サポートには比較的汎用性の高い除去を積んでいます。

また、このころは突撃奨励に「ドローストック+1」の効果があったため、
クリスタル12枚まで絞った、攻撃的な調整を施しています。


【デッキその2】水単色クリッター(Version 1.87)

CRC:C845EF02
水:24 無:16

Crystal - 15枚:37.50%
(Basic - 12枚:30.00%)
12 水のクリスタル
1 炎水のクリスタル
1 光水のクリスタル
1 闇水のクリスタル
Summon - 11枚:27.50%
1 整備兵
4 水神の下僕
3 オゴポゴ
3 クリッター
Sorcery - 14枚:35.00%
4 対抗呪文
2 呪文停止
1 呪文加速
1 呪文掌握
3 呪文遮断
2 霊魂退行
1 呪文静止

いわゆるアクアプレスに属するデッキですが、
飛行亀などの大型クリーチャーを採用していないことが最大の特徴。
単体でアドバンテージが取れるクリーチャーと
豊富な打ち消し呪文で構成された、オリジナル要素の高いデッキです。

このデッキの肝は、デッキ名でも挙げたクリッターです。
獲得したアドバンテージを、直ちに数の暴力⇒勝利へと変換してくれます。

ゲーム中盤以降に有効な3枚のリサイクル可能クリスタルの採用によって、
水デッキ同士の対戦に強い構成にしています。
また、ライブラリアウト狙いのデッキに対して無類の強さを発揮する
整備兵を採用し、安定して勝ち星を狙えるように調整しました。

【過去大会】第1回ドラフトリーグ

2008-05-11 11:00:03 | 【ABCD】大会を語る

2回目に出場した大会は、初のドラフトリーグ戦でした。
ドラフトのルールはこちら⇒ABCD wiki (シールド・ドラフト戦)

ひそかに、この大会にはチャンスがあると思っていました。
それは、構築戦とは違ってあまりプレイされていないドラフト戦だったので、
付け焼刃でも集中的に練習すれば、上位に食い込みやすいと考えたからです。

練習をしたことは主に以下の2つ
Ⅰ:開封パックの分け方
Ⅱ:デッキの組み方

開封パックの分け方は、3つの原則を守るようにしていました。
・均等な強さに分けること
・属性を偏らせないこと
・欲を出さないこと

この原則のうち、最後が一番重要だと思っています。
「赤選んでくれたらいいな」という気持ちを一切消して、
「どちら選んでくれてもかまいませんよ」と思えるよう分けることが大事です。

分け方については、DeckEditor2のパック開封機能を使って練習しました。

デッキの組み方の練習については、
ミッションモードのシールド戦を数こなす事で対応しました。
1枚1枚のカードが、ドラフトにおいてどの程度強いのかを見極めることにも
役立ったのかと思っています。

そんなこんなで、いよいよ大会です。

《予選:初心クラス》
K_Nineさん ×0-2
砂蜥蜴さん ○2-1
momentさん ○2-0
RAID5さん ○2-1
patraさん ○2-0
ただ今移動中さん ○2-0
■結果:予選通過

初戦を落として「やはりダメなのか」と弱気になるも、
大会初勝利を皮切りに怒涛の5連勝でトップ通過!

予選を通じて、4MP2/2クラスの基本クリーチャーがいかに大切かを
学ぶことができました。決勝では、こうした基本クリーチャーの価値を高め、
テンポよく展開ができるデッキ作りを心がけました。



が・・・



《決勝リーグ》
KaKKoさん ×0-2
momentさん ×0-2
フォーゼさん ×0-2
チキン三世さん ×1-2
NAKさん (期限内未消化)
■結果:6位(0勝4敗1未消化)

圧敗orz

正直、ドラフト段階で4MP2/2を充分確保することには成功していました。
しかし、2ターン目に動いてくるのは常に相手のみ。
先手をとるはずが後手にまわる展開ばかりで、
毎試合、本当に何もさせてもらえませんでした。

なぜこんな展開になったのか、未だに原因がわからないくらいです。
それくらい、衝撃的な敗北でした。

しかしこの大会を通じて、ドラフトにおける駆け引き、攻撃するタイミングなど
プレイング面で非常に学びが大きかったです。
この学びが構築面でも反映され、
このころからフリー対戦での勝率が急上昇(当時の勝率は43%くらいでした。)
することになるのですが、それはまた別の話。

次は皆さんお待ちかね、バトルロワイヤル編です。

【過去大会】第1回レアリティ限定3冠ロード:平凡賞

2008-05-10 17:56:06 | 【ABCD】大会を語る

予告どおり、過去に出場した大会と、
そのときに考察していたことを書き残していきたいと思います。

まずは、ABCDを初めて1ヶ月で初出場した、KaKKoさん主催の平凡賞です。

デッキは・・・えーと、なくしました(笑)
ここ(ABCD雑記)の記事でTAKOさんが使用したデッキと似たタイプの光水でした。

全くもって練りこめてなく、本当に弱いデッキだったことを覚えています。
防衛線をあてにして守りきれるものと勝手に判断していたのがダメでした。

緒戦、tricktrapさんの光炎デッキとあたり、0-2で敗北。
火炎弾や高射砲台に空路をこじ開けられ、天使の下僕が止められない始末・・・

このとき、本当に本当に悔しくて、
次こそはしっかり準備して勝ちたい、と強く思いました。
自分自身への戒めとしての記憶が残った、初参加の大会でした。