でりら日記

日々の雑記帳

こちゅじゃん

2006年11月04日 | きょうのできごと
辛いものは、苦手だ。

こんばんは。今回の『天保異聞 妖奇士 あやかしあやし』は面白かった。
良い展開だ、とちょっと土曜日が嬉しくなってきたでりらですこんばんは。

雲七、が、人外で竜導往壓(ゆきあつ、ゆき)以外に見えていない、ような
演出はこれまでにあったのか、私はなんとなくそう受け取っていたのだが、
今回でそれが明らかに。で、『ひとごろしのはなし』。

第五話にして明かされた、自身も忘れていた人殺しの過去、ほぼ無職、
40近い年齢、なかなか読めない名前、どれをとっても、主人公らしくない!
というのが現在の感想。でもそこがいい。

退治した妖異をみんなで喰っちまうというのはいい。目的があって倒し、猶且つ
死を無駄にしていない、というより動物の本能に忠実な気がする。
なので、あの妖異が美味しそうでならない。


昔から、生ものと辛いものが苦手だ。
胡椒の辛さはまぁよいが、唐辛子はいけない。内臓から血が出る。
刺激、であって味ではない。そう思う。

なのに、先日ついコチュジャンにキムチに唐辛子味噌を買い込んでしまった。
ここのところ、判断能力が落ちている様な気がする。
きっとセロトニンの分泌が低下しているのだ。

まぁそれはおいといて、自分の苦手なキムチ鍋でもしてみようか、と
思い立った訳である。キムチ鍋というより、辛いもの鍋。
材料は、和風だし、酒、みりん、しょうゆ、味噌2種類、コチュジャン、
そして昨日のスペアリブの煮物のこってり煮汁、野菜、豚肉、竹輪、薄揚。

ここに鍋用もちもち餃子(丸くて生地が餅っぽい)、仕上げはラーメン。キムチは入っていない。

コチュジャンが甘いベースの味噌だということすら知らずに購入している。
だが、味はなかなかだ。
食べながら、辛さが足りないかな、とトウバンジャンを追加投入。
これが自爆行為となった。

旨い、旨いのだが辛い。そもそも、鍋物をすると火あたりといおうか、
子供の様だがのぼせてしまって、それだけでお腹一杯になる。
(幸いなことに蟹すきの時はこの限りではない。)

辛い、という刺激は、慣れてしまえば、というより慣れてしまうものらしい。
飽きるのだ。食べることがどうでも良くなってしまう。
熱さと辛さで顔の全面はハイなのだが、頭の中はどうしようもなくテンションが落ちてしまう。
何故だ。何故だ。旨いのに。面倒臭い。

多めに買った豚肉のパックは2枚も余り、その分麺は全て平らげた。
麺が姿を消す頃には、鍋の中身はかなり不穏な地獄の釜の様相を挺していた。
体によいのだか悪いのだか判らない。

でも、たまには苦手な味に挑戦するのも悪くない。

おまけ。
チューボーですよ、では豆腐チゲを作っていた。むちゃくちゃ辛そう!!
でも、巨匠のお店のそれはかなり美味しそうだった。


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