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中国遼寧省大連で生きるおっさん

一人の名も無きおっさんが、浅学菲才ながらも、自分の言葉と写真で、毎回一生懸命に書いている大連ブログでございます。

大連旅順「龍王塘桜花園」の桜を満喫する(1)

2019年04月27日 | 大連生活あれこれ
朝からの大気汚染に加えて夕方からは小雨の大連です。大型連休に入りました。平成最後の週末ですね。

「桜が綺麗ですよ」と読者の方からのコメントを頂いたので、今週の月曜日(22日)、仕事の合間を利用して、大連市郊外の旅順口区にあり、日本統治時代に日本人によって作られたダム、そして「中国北方ナンバーワンの桜の名所」とも言われる「龍王塘桜花園」の桜を見に行きました。私に限らず大連在住の多くの日本人が毎年、楽しみにしている場所です。

大連の梅や桜の開花ネタは毎年恒例で記しています。

中国北方ナンバーワンの桜名所、大連「龍王塘桜花園」に行く
https://sky.ap.teacup.com/dalian4649/625.html
https://sky.ap.teacup.com/dalian4649/626.html

大連「植物園」での花見と「支那人」
http://sky.ap.teacup.com/dalian4649/521.html

大連旅順「龍王塘桜花園」における満開の桜と「支那人」
http://sky.ap.teacup.com/dalian4649/523.html


大連の桜の開花日と満開日のデータです。
過去四年間のもので、場所は市中心部「労働公園」と旅順口区「龍王塘桜花園」です。また桜は種類も多いですが、花弁が「一重」のものと「八重」のものでも開花日と満開日が違います。この表の和訳は不要でしょう。


地下鉄1号線の終点「河口」駅で地下鉄12号線に乗り換え、旅順方向の「龍王塘」駅で下車です。「龍王塘」駅のホームです。


「龍王塘」駅の外観です。この時期、駅出入り口と一階エリアは「白タク」の勧誘だらけです。これら「支那人」には絶対について行かないように。警察も取り締まっていません。癒着しているんですかねえ。


地下鉄の料金表です。大連駅(最寄りは地下鉄「友好広場」駅、6元)、大連北駅(7元)、大連港(最寄りは地下鉄「港湾広場」駅、7元)、大連空港(最寄りは地下鉄「機場」駅、7元)、とどこからでも安価で地下鉄で来られるのでアクセスは抜群に良いですよ。


てくてく歩くこと約20分です。御覧のようにこの時期は大渋滞が必至なので、自家用車やバスよりも「地下鉄利用と徒歩」での来園が一番だと思います。「急がば回れ」ですね。


市中心部からかなり離れた郊外なので、のどかですよ~。


「龍王塘桜花園」入り口に到着です。


入場料は昨年と変わらず、一人20元(=約330円)でした。


入園して直ぐに綺麗な咲きっぷりの桜を目にします。テンションMAX!!!


黄色いレンギョウとのコラボも映えますねえ。


入り口の近くにある龍の噴水です。皆、記念を撮ります。


さて、広~い園内を歩きましょう。


あえて週末来園を避け、月曜日に来たのですが混んでいますねえ。


この桜の姿を見ると、仕事を二の次にしてまでも来たくなる気持ちが分かります。


桜林の中に入ります。


若い美女二人が「花見」です。実に絵になります。ここ旅順口区にも大学は多いですが、そこの学生ですかね。


桜の花をアップです。


異国、それも反日国家に居る現実を忘れますね。


園内にある和服レンタルコーナーです。


「漢服」レンタルが1時間50元(=約830円)、「和服」レンタルが1時間30元(=約500円)、とあります。「小物」も借りられるようですね。


どれにしようかな~。利用客は多いですね。そりゃ女の子なら一度は着たいですし、彼氏なら彼女の綺麗な姿は見てみたいですよね。桜の花言葉って「精神の美」、そして「優美な女性」ですから。

蛇足ながら、中国南方の桜の名所といえば湖北省の武漢大学キャンパスが有名ですが、今年は警備員が花見の「和服」学生に暴行したニュースが話題となりましたね(下記「参考記事」参照)。この大学、湖北省のナンバーワン大学で、中国の国家重点大学(「985工程」、「211工程」大学)でもあります。しかも日本語学科もあるというのですから笑えますねえ。日本で言えば昨年、一躍有名となった日本大学の危機管理学部みたいなものですね。

中国で日本企業、日本人ビジネスマン、日本人留学生が殆ど見られず、日本語需要も無い都市における日本語、日本文化の学習と理解など所詮無理、そして無意味というものです。反日国家という特殊な外国だからです。


大連は反日デモが起こらなかった都市で、中国で一番の「知日都市」です。「親日都市」ではありませんよ。中国で日本に一番理解があるという都市、という意味です。タイムリーな話題として、本日付け大連地元紙『半島晨報』の記事(A06ページ)でも、市長を中心とした代表団が日本を訪問し、その成果を報道しています。見出しは「大連経済貿易友好代表団が日本を訪問し多大なる成果を上げた」とあります。今年、北九州市とは友好都市関係が40周年を迎えるそうですが、ぜひ北九州空港に本拠を置く航空会社「スターフライヤー」による「大連⇔北九州」の定期便就航をお願いしたいですねえ。利用満足度が高く、個人的に贔屓にしているエアラインでもありますので。

日本と言えば桜で、事実上の「国花」扱いですが、中国南方ナンバーワンの名所では暴行を受け、ここ北方ナンバーワンの名所では心底満喫できる、これは内陸部と沿岸部の民度差でもあります。まあホリエモンの本のタイトルを借りれば『バカとつき合うな』ですね。

話を戻します。

園内ではこの和服姿の女性が思い思いに楽しんでいます。あちらこちらで和服姿を目にします。日本人としては嬉しいですねえ。何故、こういう日本が協力できる機会を大連領事館は長年、スルーしてしまうんですかねえ。


傘を持って撮ります。


大学生でしょう。楽しそうです。


ドレスと和服ですね。


美男美女カップルです。映えますね。


可愛いねえ。周辺の人を釘付けにしていました。皆写真に収めています。


子供は多かったですね。遠足(校外学習)も来ていました。


小学生ですね。


少子化の日本と違って、こちらは一校だけ、一学年だけでも凄い学生数になるので、治安安全に目を光らす先生と警備員さんは大変ですね。

次回はここで目にした「支那人」について書きたいと思います。




参考記事:
中国で“和服”の花見客に暴行 武漢大学、対応に非難

 【北京共同】中国湖北省武漢市の武漢大で24日、校内の桜を見ようとした男性が「和服を着ている」との理由で警備員に入校を阻止され、暴行を加えられる騒ぎがあった。中国メディアが25日伝えた。大学側の対応に非難の声が出ている。
 報道によると、警備員は男性が和服姿だとして立ち入りを拒否。男性は「唐時代の服装だ」と抵抗したが聞き入れられず、数人の警備員が男性らを押し倒したり首を絞めたりした。
 公安当局は「武漢大は一流大学であり、このような服装で花見をするのは不適切だ」として対応に理解を示したが、ネット上では「心の狭い民族主義だ」などと批判する書き込みが相次いでいる。
2019年3月26日
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190326-00000004-kyodonews-int


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なんとビックリ!降雪の大連、そして夜の駅

2019年03月30日 | 大連生活あれこれ
今日の大連はなんとビックリ、降雪でした。もう大連にかな~り長く居ますが、3月も終わりというのに降雪とは初めての経験ですね。「労働公園」ではもう梅が咲いていますよ。桜の開花はあと2~3週間後ですね。この冬は凄い暖冬でマイナス15度はおろかマイナス10度すら殆どありませんでした。特亜三国は大気汚染で確実に自然環境を狂わせています。


お昼近くになってようやく止みましたが、風もあって気温は0度です。


同日同時刻の省都・瀋陽です。やっぱり雪です。


同日同時刻の広東省の省都・広州です。今日は地元サッカークラブ「大連一方」のホーム開幕戦、しかも相手はACL常連で日本でもお馴染みの「広州恒大」という屈指の好カードで、中国人の蹴友(しゅうゆう)からも生観戦に誘われていて、絶対に行きたかったのですが、風邪が怖くて諦めました。ということでコタツに入ってのテレビ観戦にしました。「0:1」で負けてしまいましたが、かなり善戦しました。連中は初夏(?!)の地からいきなり真冬の地に来たのですから動きもイマイチでしたね(笑)。


外の様子です。ジャムを切らしていたので買いに行った時に撮りました。小雪が舞う市中心部「労働公園緑山とテレビ塔」です。


しばらく撮っていたら、あっという間にシャレにならない強風と降雪になりました(泣)。

さて、今日は夜に大連駅へ見送りに行く用事があって出掛けました。


夜の駅正面です。上野駅をモデルに日本人(南満州鉄道株式会社の太田宗太郎ら)が設計し、日本人が作りました。一階が到着口、二階が出発口です。


角度を変えます。


この大連駅は今年で82歳を迎えます。「中国一の知日都市・大連」の「宝物」の一つです。


営業時間は朝5:30から夜11:20までです。大連は遼東半島の端に位置するので、大連駅は必ず出発駅(終点駅)になります。他の大都市の駅とは違って24時間営業ではありません。


駅構内の切符売り場です。


汽車の切符も今ではネット購入が基本ですから、窓口購入客は少ないです。市内各所に切符売り場もありますしね。昔はまあ並びましたよ、割り込みも凄かったです。「支那人」と言えば今も昔も、更には日本でも「転売屋」ですが、まあ多かったですねえ。


二階の出発口です。昔はホームの上の改札口まで行けたのですが、今、見送りはここまでです。「一路平安!(道中御無事で!)」の言葉をかけ、握手して別れます。


右には「マクドナルド」と中国ローカルのファーストフードチェーン「徳克士(dicos)」です。


左は大きな空きスペースとなっています。かつてはここが切符売り場でした。今は先程ご紹介したように駅一階に移転しています。写真左に見えますが、大連駅の歩みを紹介したパネルが飾られています。


大連駅の歴史ですね。


アップです。今の大連駅は1937年に日本が作ったものですが、これはその前、ロシアが作った東清鉄道時代の大連駅ですね。1903年(明治36年)の開業です。


建設中(1935年、昭和10年)の今の大連駅ですね。今現在のトロリーバス(101路)乗り場の辺りは住宅地だったんですねえ。多くの煙突が目立ちますね。


終戦(1945年、昭和20年)後の様子ですね。中ソ共同管理を経て、1952年に中国の管理下となりました。


70年代の様子ですね。車やバスこそ時代を感じさせますが、私が大連に来た2000年台初頭の頃もこんな感じでしたねえ。


1951年(昭和26年)、大連駅ホームに降り立つ周恩来です。


1983年(昭和58年)、大連駅ホームに降り立つトウ小平です。


1972年(昭和47年)、カンボジアのシアヌークが来連した時の様子です。

こんな感じでなかなか興味深いパネルが掲示されています。


駅舎内の上を見上げます。歴史が感じられますよ。


駅舎の外に出ます。すぐ横には4つ星ホテルの「渤海明珠酒店」です。入り口の右横に注目です。


アップです。素晴らしい外観を持つ日本の牛丼チェーン「吉野家」です。話のタネに一度はどうぞ!

大連における最も美しい「吉野家」の店舗
https://sky.ap.teacup.com/dalian4649/527.html


駅前には満州国時代から変わらぬ路面電車(201路)が走ります。

これまで数えきれないほどの人をこの大連駅で見送り、また出迎えてきましたねえ・・・。

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大連気象山(南山)に登り、絶景を見る(2)

2019年03月28日 | 大連生活あれこれ
前回のエントリーをアップした後、連日、酷い大気汚染が続いていましたが、昨日のお昼過ぎから風が吹き、また一気に大気汚染は解消されつつあります。本当に風頼りです・・・。


本日16時の市中心部「青泥窪橋(大連駅)」の大気データです。昨日お昼12時を境に強風によってPM2.5が飛ばされていったことが分かるグラフです。

さて今日のエントリーは前回の続きで、大連気象山(南山)に登り、絶景を見に行った時の様子です。


足を進めます。左に行くと「望海小学校」、右に行くと「植物園」方向へ、ですね。右方向へと進みます。素晴らしい景色がチラリと見え始めてきました。


山頂の「休み処」=あずまや(四阿、東屋、阿舎)、が見えてきました。写真左上です。


山道途中からは下に「植物園」が見下ろせます。写真中央部をアップで撮ると、


「植物園」の池(映松池)ですね。休日になると、この池の周りにはアニメやゲームのキャラクターに扮したコスプレーヤーが多く集まり、周囲をバックに写真を撮っています。ここ「植物園」は日本統治時代の名称ですと「弥生池公園」でした。で、この池が「弥生池」ですね。


「アンテナ」も見えてきて、いよいよゴールです。


頂上はベンチなどが整備されていて、素晴らしい景色をゆっくりと堪能できます。先程の「アンテナ」、そして目の前に「気象塔」、遠くに「労働公園」の「緑山」の山頂に立つ「テレビ塔」です。


「テレビ塔」のアップです。


「先着」が運動をしていました。皆、気軽な服装で山道の散歩を楽しみながら来ます。

ではここから港方面へ。大連市中央部を見下ろした景色です。


カメラを左の方向に向けます。絶景(!)が始まります。


目の前に立つ「気象塔」をアップです。「サッカーボール」は毎日ではないものの、夜はライトアップされ七色に「七変化」します。


カメラを正面に。遠くには海も見え、港町であることが実感できます。


港をアップです。


更にアップにすると、上空にはちょうど大連空港に着陸する飛行機です。蛇足ながら、この時、機内からは港に停泊中の人民解放軍の空母(「遼寧」&「二番艦」)のすぐ横上空を通っている(!)のが確認できるんです。同時に「飛行機で空母甲板へ着陸する難しさ」も思いっきり理解できるんですよ。強風の時は尚更です。こんな経験が出来るのも大連だけ、それも空路大連入りした時だけです(笑)。


カメラを右方向に向けます。写真左に写っている方向をアップで撮ると、


高層ビルの隙間から、対岸の「開発区」のランドマークである「大黒山」が見えます。日本統治時代なら、これらの邪魔なビルが全て無かったわけですから、もっと素晴らしい絶景だったことでしょう。


先程触れた山頂の「休み処」=あずまや(四阿、東屋、阿舎)ですね。ここでも「先客」が絶景を堪能していますね。


角度を変えて。山頂に立つ「あずまや」と岩肌、遠くに海です。


ベンチも多いので、初夏になったらここでおにぎりを食べたら美味しいでしょうねえ。

ということで、大連気象山(南山)を散歩しました。頂上までは30分程度です。水とスマホ、運動靴だけで、小さな子供でも登れるルートです。運動不足や体力の無い方、年配の方でも問題ありません。迷子にもなりませんので御心配なく。

ちょっとだけ注意点を書きます。治安と安全面から、女性や子供一人だけで来ることは止めましょう。また早朝や夕方、夜景観賞も避けた方が無難です。

来た道をそのまま戻って「下山」します。


公共バス(27路)のバス停(南山)です。御覧のように、バス停の目の前は日本統治時代の「旧・東本願寺」(現 大連京劇院)です。


「旧・東本願寺」(現 大連京劇院)の全景です。この日は本当に素晴らしい青空でしたね。

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大連気象山(南山)に登り、絶景を見る(1)

2019年03月24日 | 大連生活あれこれ
3月も下旬に入り、寒さが収まってきたせいか、石炭の消費量も落ち着いてきて、「酷い」大気汚染日が少なくなってきました。


先週末の22日金曜日に「和平広場」に行く用事があったので、その時に撮った「大連富士(日本統治時代名:台子山、現在名:台山)」です。春の訪れと共に、徐々に緑色を増やしています。


同日夕方に撮った市中心部「労働公園緑山とテレビ塔」です。綺麗な夕焼けでした。


一夜明けたら強風で、大気はとても良かったです。昨日お昼12時の市中心部「青泥窪橋(大連駅)」の大気データです。


素晴らしい青空(!)です。


風が強いしお昼とはいえ気温は6度なので、ダウンジャケットは必須ですが、少し近所を散歩しました。かつては日本人留学生が非常に多かった旧「大連外国語学院 漢学院」のあった坂の上です。当時と同じで「大連気象局」ですね。日本統治時代の名は「観測所」でした。


この辺りの様子は当時と殆ど変わっていません。写真右にローカルコンビニと焼き肉屋です。訪れた日本人留学生、大学職員は多いのでは?

「気象塔」の立つ「気象山(南山)」を目指します。「気象塔」は一般公開されていないので敷地内には入れませんが、周囲は山道が整備されていますので良い散歩になりますよ。


道端に干される洗濯物です。「昭和」ですねえ。


10分も歩けば「気象塔」の下です。空路大連入りすると、すぐに目に入る労働公園緑山のテレビ塔と同様、目立つ市中心部のランドマークですね。毎日ではありませんが、夜はライトアップされ七色に「七変化」します。「南山健身公園」という名で山道が整備されました。公園名が大きく記されています。


公園名が大きく記されている上はベンチもある展望スペースです。


ここからは大連市中央部が良く見えますよ。カメラを左側に向けると「労働公園緑山とテレビ塔」です。


アップです。写真中心下に先程の「大連気象局」、右側に「労働公園」の観覧車とサッカーボールモニュメントですね。


カメラを真ん中に向けるとこの景色、


右側に向けるとこの景色です。


アップです。写真中央の茶色い建物が旧・満鉄大連病院(現・大連大学附属中山病院)ですね。


では、「気象塔」のある頂上へ向かいます。


ひたすら階段です。


マイペースで上りましょう。


来た道を振り返るとこんな景色です。


もうすぐです。


到着です。「気象塔」のある所は一般公開されていないので、ここが限界です。


すぐ真下になります。ベンチで一休みです。


更に歩いて写真奥に見える山の頂上を目指します。ここから見下ろす大連中心部が、港も海も、更には対岸の「開発区」まで見えて、最高の景色なんですよ。

次回に続きます。

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久しぶりの好天で大連の港を歩く、そして「冬眠中」の「偽」ヨーロッパ世界遺産風景区

2019年03月14日 | 大連生活あれこれ
一昨日から大気の良い日が続く大連です。


一昨日朝7時の市中心部「青泥窪橋(大連駅)」の大気データです。風がありましたね。ハルビンは降雪でした。


昨日の同所朝8時です。


今朝の同所同時刻です。大気の良い日が三日続いたので、そろそろ汚染が始まるんじゃないですかね。予想が外れてくれるのを祈るのみです。

もし一昨日に大連入りした方がいたら勘違いするでしょうねえ。「大連(中国)の空気は素晴らしい!」ってね(笑)。


さて、昨日は午後に少し時間が出来たので、地下鉄に乗って3駅移動、港(国際会議センター)に来ました。海に接することが少ない人民ですが、市中心部の大連駅(地下鉄「友好広場」駅)から地下鉄に乗って、たった3駅で人も少なく、風光明媚な景色を味わえるのが大連の良さです。


新たに設置されていた政治スローガンです。「思想を統率せよ 上海に学べ 観念を更新せよ 改革を深めよ 死に物狂いで努力せよ 全てにおいて振興せよ」とあります。日本人的には景観を損ねる、場違い、を感じざるをえませんが、人民や中国好きな方々にとっては「癒しの光景」なのでしょう。写真右上、上空には目と鼻の先にある大連空港へ着陸する飛行機です。


対岸を望みます。左に赤、右に白の灯台です。


「開発区」と「ランドマーク」が良く見えます。左の大きな山が「大黒山」で、右の小さな山が「東山(童牛嶺)」です。


アップです。「大黒山」です。


アップです。「東山(童牛嶺)」です。頂上にあるUFO型展望台も見えますね。


「大黒山」の上に飛行機です。大連空港へ着陸する飛行機がひっきりなしに通ります。


ここはいつもガラガラなので好きです。自転車、ローラースケート、スケートボード、キックボード、セグウェイ・・・。何でも楽しめます、練習できます。


波もありませんのでウミネコがのんびりしています。


ウミネコとカモメの違いって分かりますか?黄色いくちばしの先に黒い線が入っているのがウミネコです。一目瞭然です。


ヨットハーバーのエリアです。ここでの日本人所有者は聞いたことが無いですね。


パンくずや餌を持ってくるとウミネコさんたちには喜ばれます。


ここでは大型犬の散歩にもよく遭遇します。


もう少し暖かくなってくると湾内を回るヨットクルーズも始まります。まだ「冬眠中」です。


「冬眠中」の「偽」ヨーロッパ世界遺産風景区へと行ってみましょう。ヨーロッパ(ベルギー&イタリア)の世界遺産都市と建築物をそのままパクって、再現したカオスなエリアです。一応、観光地(笑)となっているので、かつてエントリーで取り上げました。

大連の地下鉄が海へ延伸(3) 「てんこ盛り」の「偽」ヨーロッパ世界遺産風景区を歩く
https://sky.ap.teacup.com/dalian4649/568.html


偽「コロッセオ」と偽「コンスタンティヌスの凱旋門」ですね。


写真中央に写る、この二つの間の道を直進します。


全てが「冬眠中」です。


偽「ヴェネツィア(ベネチア、ベニス)」の水は全て抜かれていました。


偽「水路」です。反対側に行くと、


水路を行くゴンドラのチケット売り場があります。写真左ですね。水が無いので当然休業中です。


チケット価格とこの偽「水路」情報です。和訳は不要でしょう。


綺麗に抜かれていますね。『池の水ぜんぶ抜く』大連版でした(笑)。


大通りに出て帰ります。


道路の先で、写真中央に写っているのが先程の「国際会議センター」です。結構歩いたので戻ることも無く、ここから13路のバスで一気に終点の大連駅まで帰りました。

海を見て、良い空気を吸うとやはり心も晴れますねえ。

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