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中国遼寧省大連で生きるおっさん

一人の名も無きおっさんが、浅学菲才ながらも、自分の言葉と写真で、毎回一生懸命に書いている大連ブログでございます。

省都は零下、大連も秋から冬へと移行中、あと「悪魔のおにぎり2」

2019年10月14日 | 大連生活あれこれ
まずは台風15号、19号による被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。







長野の北陸新幹線は水没し、かなり影響を受けたようですね。産経新聞の写真をお借りしていますが、後世にも残る、今回の台風19号の被害を象徴する光景の一つだと思います。

一方で、ノーベル化学賞を受賞した旭化成の吉野彰名誉フェロー(71)、またラグビー日本代表のW杯快進撃は「自分も頑張ろう!」という気持ちを持たせてくれますし、「同じ」日本人であることに改めて誇りを感じさせてくれますね。

「諦めない、何度でも立ち上がる!」
これが日本人、大和魂ですよ!歴史を学ぶと、いつの時代も日本はこうやってきたことが良く分かります。

こちら中国には「違う」日本人、つまり「反日日本人」が多くてねえ・・・。「中国スゲー、日本死ね、俺はビッグ」って奴らです。

幸いなことに我が家は停電すら一切無く、何も被害が無かったのですが、すぐ近くでは大きな被害が出ていました。

そうそう、ビックリしたことが一つあります。先代が井戸掘りに熱心だったこともあって、我が家の庭には3つの井戸があります。うち1つの井戸は枯れていて放置していたのですが、凄まじい雨量が立て続けに起きたことが原因か、その井戸が復活、それもかなりの水量を持って復活しました。

さて、こちら満州大連はイチョウの銀杏も落ち、秋から冬へと入りつつあります。首都圏が台風の直撃だった一昨日、大連はやや大気汚染気味だったものの綺麗な満月でした。


夕べは少し雨が降り、風も強かったです。風は今日も引き続きで、間もなく7時になるという今朝の気温は10度を下回りました。風があるので体感温度は4度でした。


が、大気は絶好調です。今朝6時、市中心部「青泥窪橋(大連駅)」の大気データです。


外の様子です。朝日を浴びた市中心部の労働公園「緑山」と電視塔です。


同日同時刻です。蛇足ながら、省都の瀋陽は零下です。


同日同時刻です。こちら満州最果ての町の一つ、満州里(内モンゴル自治区)です。こちらも零下です。


昨日は少し市内を歩いて、日本統治時代の建物巡りをしてきました。ローソンのイートインコーナーで昼御飯です。おにぎり2つ(「チキンカレー」と「悪魔のおにぎり」)とミネラルウォーターです。日本とは違ってお米の質が悪いので、食べる際はレンジでチンをした方が無難です。大連のローソンでは購入の際、どの店でも例外無く「温めますか?」と聞かれます。


「悪魔のおにぎり」はこちら大連でも売れ行きが好調なようで、第二弾の「大阪お好み焼き味」が発売となりました。3.8元(=約60円)です。

これまた蛇足ながら、この国慶節を機に街中の飲食店では値上げをした店が多いと感じています。ローカル食堂やレストランは多くの店が2元、3元と値上げをしてメニューを書き換えていますね。建国70周年で空前の「熱烈祝賀」に沸く一方で、こっそりと値上げという「悪事」を働く、上手~く目が届かない隙に、批判を浴びないこのタイミングに、という所が「姑息」ですねえ(笑)。まあこの国は強烈な「拝金主義」国家ですから、商人らしい行動と言えばそれまでですがね。

これからの日々は秋の気温であったり、冬の気温であったりで極めて不安定な毎日となります。ただ言えることは

1、朝夕と日中の寒暖差が激しい。
2、湿度がとても低い

ということです。朝夕は外出の際、ウインドブレーカーやダウンコートの着用も、日中はトレーナー1枚で十分なんて感じです。湿度に関しては加湿器の利用です。PM2.5対策、のどや風邪対策、静電気対策にもなります。


今日の町行く人の姿です。寒いですが、お茶やホットコーヒー、ワンタンや水餃子が旨くなり始める、満洲ならではの季節の開始でもありますねえ。

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大連で本物の「ナイキ・エアマックス」を安く買う、そして怪しいオヤジ

2019年09月24日 | 大連生活あれこれ
秋深まる大連です。「食欲の秋」、「スポーツの秋」、「読書の秋」、「芸術の秋」ですね。


秋の味覚と言えばこれ。中国での安さを利用して、ふんだんに使って作ったマツタケ御飯です。


この時期、日本人を自宅に招いて振る舞うんでしたら、これに勝るものはないと思います。

さて、最近は中国を称した言葉である「世界の工場」もめっきり聞かれなくなりました。先週発表の日経新聞によれば、工業生産の伸び率はリーマン・ショック直後以来の低水準で、小売売上高や投資の伸びも縮小だそうです。こちらです。

トランプにすっかりやられちゃいましたね。で、工業生産が鈍化すると、良い事としては何といっても自然環境が改善されることです。こちらには長く住んでいますので、『大気で読み解く中国経済』なんて本でも書いてみたいですねえ(笑)。

大気の良い日がかなり増えましたので、積極的に外に出るようにしています。大連は自転車が普及しないほど坂の多い町で、しかも路面はチャイナクオリティーですから、日本に居る時に比べて、すぐに靴底がすり減ってしまいます。先日、通勤用で履いているナイキのエアマックスの靴が寿命を迎えましたので、新たな靴の購入に行きました。


大連駅からライトレールに乗って一駅、「香炉礁」駅です。蛇足ながら途中に車窓で見られる、港に停泊中の中国人民解放軍の「遼寧」型空母2番艦、は甲板の上も綺麗になり、正式な就役もそろそろではないですかね。こちらの撮影はトラブルの元ですから「見るだけ」にしておきましょう。


「イケア」を過ぎて、アウトレットショップエリアへと来ました。


映画館とスタバの横ですね。平日ですが噴水を出していました。写真の二階は、


アップです。ガンプラ中心のプラモデル、アニメグッズショップです。

大連のニセ「大江戸温泉物語」と本物「ガンプラ」が買える場所
https://sky.ap.teacup.com/dalian4649/633.html


反対側の建物の一階はスケートリンクです。平日はガラガラなので、マイペースで、心行くまで滑れます。三階は綺麗なフードコートですよ。


すぐそばにあるナイキのアウトレットショップです。周囲はアディダス、アシックス、プーマなどのアウトレットショップがあります。


百度による地図詳細も載せておきます。


店内の様子です。商品を購入しましたので、写真を撮っていても咎められませんでした。買わずに店内をパチパチ撮るのは止めておきましょう。最低限のマナーです。


「AIR MAX 90」や「AIR MAX 1」などですね。699元=約10500円、599元=約9050円ですか。


こちらは人気の「AIR MAX 95」です。799元=約12000円、699元=約10500円ですか。


こちらも「AIR MAX 95」ですね。

自分が大学生だった時は、この「95」が「エアマックス狩り」で社会問題になりました。こちらです。あれから約四半世紀が過ぎ、令和新時代の今、ナイキの靴は中国では転売よるプレミア化です(下記「参考記事」参照)。


こちらは日本の新幹線をヒントに生まれた「AIR MAX 97」です。このシリーズは抜群に履き心地が良く、どんなに長く歩いても疲れ知らずで行けます。

気に入った靴、履き心地の良い靴との「めぐり逢い」は、散歩や運動へのモチベーションを高めてくれます。そして楽しくもしてくれます。


所変わって「三八広場」にあるナイキのアウトレットショップです。


こちらも百度による地図詳細を載せておきます。

路面電車やバスの「三八広場」駅、またカルフールから歩いて2、3分といったところですね。


先程の「香炉礁」のアウトレットショップに比べるとかなり小さい店舗ですが、品揃えが異なるので、覗いてみる価値はありますよ。


中国らしく、運が良い(?!)と店の周囲では怪しいオヤジに会えますよ。「本物の横流し」か「偽物」売りで、バイクに限界まで積んでいます。「何探してるの?」と聞かれたので、「AIR MAX 95のイエローグラデ!」と言ったら「あるわけねーだろ!」と言われました(笑)。

今日ご紹介したのはあくまでアウトレットショップです。デパートやショッピングモールに入っているナイキの店とは違います。何か違うの?はい、店員の態度が全然違うんですよ。質の悪い店員ばかりなんです。

アウトレットショップですと店員は「いらっしゃいませ」も、購入しても「ありがとうございました」も言いません。ここがデパートやショッピングモールに入っているナイキの店と決定的に違う所ですね。物こそ本物ですが、気持ちの良い買い物は期待しないで下さい。まあ中国ですからね。

こちらのナイキの公式サイトを通じて購入するのも安心ですね。

中秋節の三連休も終わり、来週は国慶節の七連休です。秋の運動用に、また日本へのお土産用に、日本での転売用(?!)に、買うのも悪くはないと思いますよ。必ず正規ショップで、正規ショップのレジを通して購入し、レシートも貰いましょう。




参考記事:
「履くもの」ではなく「売るもの」 中国で過熱するスニーカー投資

 【9月23日 東方新報】中国で今、若者を中心に「スニーカー投資」がブームになっている。株の投機的売買を指す「炒股(Chaogu)」という言葉から、スニーカーを売買する「炒鞋(Chaoxie)」という新語が生まれるほどで、「履く」ものから「売り買い」するものになっている。
 スニーカー投資は米国などで1990年代から行われていて、2000年代には落ち着いたが、中国人の購入が増加し、ここ数年で価格が高騰し始めた。例えば、ナイキ(Nike)の「エアジョーダン1」シリーズで最も品薄で人気が高いものは、1499元(約2万2700円)の価格が2年後には7万元(約106万円)という値が付いている。
 これほど価格が高騰するのは、スニーカーを売買するプラットホームアプリの存在があるからだ。代表的なのは、米国の株式取引のように売買できるサイト「StockX」と中国の「毒APP」「NiceAPP」。「毒」は「中毒性のある商品」という意味合いだ。アプリでは電子取引、タイムチャートなど株取引と同じような情報が表示される。
 中国の商品取引では、偽物の存在がつきまとう。「毒APP」では、販売する商品をまず「毒APP」に郵送し、専門の鑑定士が審査するため、信用性が保たれている。
 StockXの月間流通額は7億5000万元(約114億円)。これでも驚く数字だが、毒APPは25億元(約380億円)、NiceAPPは15億元(約227億円)とさらに上回っている。米国の市場調査会社によると、世界のスポーツシューズの市場規模は2025年に950億ドル(約10兆2140億円)を超えると予想される。その成長を支えるのが中国市場だ。
 取引所の口座に証拠金を入れ、数倍の取引を可能にする「レバレッジ取引」も活発だ。こうしたユーザーの取引に対応するため、毒APPは最近、機関投資家などから1億ドル(約108億円)を資金調達し、NiceAPPも数千万ドルの資金調達を完了した。
 中国では公営ギャンブルは禁止されているが、ギャンブル熱は当然ある。年金をすべて株に投資して一獲千金を得たり破綻したりという話もよく聞く。中国の中学・高校は日本のジャージーのような制服で統一されており、若者はシューズでおしゃれを競う。そのため、働き始めた若者の「ギャンブル」として、スニーカー投資が広がった要素もあるようだ。
 スニーカー投資に投機の宿命である「バブルがはじける」時期がいずれ到来する可能性はある。最近は、「毒APPに商品を郵送して鑑定してもらうのは日数がかかるし、手数料も取られる」と敬遠する人が、無料アプリ「微信(ウィーチャット、WeChat)」で個人売買することも増えている。当然、偽物商品も増えることになり、投機熱を冷めさせる要素になりかねない。そうしたリスクものみ込んでスニーカー投資が今後も拡大するか、中国経済の一つの象徴として注目される。
https://www.afpbb.com/articles/-/3245305


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「夏」の終わり、あとビザの更新

2019年08月31日 | 大連生活あれこれ
久々の更新です。8月も最終日、明日からは9月、中国の学生は新学年ですね。

私は「夏休み」を頂いておりました。日本にも帰国しましたが、美味しい空気、水、お米は本当に癒されます。「令和元年」という表記や響きも初めて経験しましたね(笑)。

ここ最近の中国の香港に対する仕打ち、韓国の四面楚歌の姿、を見ていると、つくづく日本人でよかったなあと思います。時を同じくして東京警察病院から逃走し、指名手配されていた韓国籍の金●基容疑者(64、●は「さんずい」に「元」)が捕まり、日本中がホッとしたのも束の間、今度は中国人留学生を刃物で刺殺した中国籍の大学生、呂思容疑者(27)が逃走、指名手配を経て逮捕です。

日本人的には「国も人」も距離を置かざるをえないというものでしょう。

ちなみに毎日、こちら大連地元紙『半島晨報』を読んでいますけど、香港の動乱は報道されていませんよ。

さて大連ですが、最近は大気の状態がとても良いです。経済成長の鈍化に伴い、活動にも陰りが出ますから、当然大気は良くなるというわけです。簡単な論理です。


午前11時、市中心部「青泥窪橋(大連駅)」の大気データです。経済活動を犠牲にすると健康が手に入ります。


今日午後の気温は30度近くまで上がるも、このところ朝夕は20度をちょっと超えるぐらいです。クーラーは不要です。大気も良いので窓を開けたまま寝られます。湿度も低いので洗濯物は夜、室内干しをし、朝起きるとカラカラに乾いています。


同日同時刻です。蛇足ながら、西北地方で新疆ウイグル自治区の観光都市・トルファンです。いい数字出していますねえ。


大気が良いですから、綺麗な黄昏が撮れます。市中心部「労働公園緑山とテレビ塔」です。


気温も下がるので昨夜はワンタンです。12元(=約180円)でした。


今朝は5時に目が覚めました。やはり大気が良いので散歩に行きました。日本から新しい靴を持ち込み、2時間ばかり歩きました。


途中で買って、持ち帰りしたローカル朝食です。4本にしか見えない2本の油条、豆乳、茶蛋、で計5元(=約75円)です。かなりの量なので昼御飯は不要になります。油条は健康に良くないので、食べるのは月一程度に留めておくのが無難です。

さてビザの話題です。更新したのですが、パスポートに貼られる「中華人民共和国外国人居留許可」が「モノクロ」から「カラー」へとガラリと変わりましたね。画像は「お上」のサイトからお借りしています。


こちらが今まで長く使われ続けてきた「モノクロ版」で、


これが今年6月1日をもって、


「カラー版」へと変わったわけです。ガラリと変わっていたのでビックリしましたね。


こちらも中国滞在には重要な「中華人民共和国外国人工作許可証」で、「お上」より「賜った」私の物です。


新たなカードの配布はありませんでしたね。継続使用です。ランクも引き続き「A類(ハイレベル人材)」でカード右上に表示されています。このカードは頻繁に行くサッカー観戦で、スタジアム入場の際に身分証明書代わりに使っています。

今年も3分の2が終わり、残りは4か月ですね。また自分の目で見て感じた事を、自分の言葉と写真で、マイペースで更新を続けていく予定です。


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気温36度、体感温度41度の大連でスポーツドリンクを飲む

2019年07月23日 | 大連生活あれこれ
今日のエントリーは予定を変更して猛暑ネタです。

今年は異常気象の続く大連ですが、昨日は凄かったですね。十数年、この地で生活していてこの気温は初めてかもしれません。


最近はセミの大合唱で目覚めます。「仕事」とはいえ、夜明けと同時に叫び始めるのは止めて欲しいです。我が家の周囲は木が多いので、朝5時から堪りませんよ・・・。ちなみに大連いるのはミンミンゼミですね。ツクツクボウシ、またカナカナと鳴くヒグラシは居ません。ですから大連から日本に来た中国人はこの鳴き声を聞くと結構ビックリする人が多いですね。

ちなみに中国人(大連人)はセミを食べます。昨年、埼玉県川口市の青木町公園総合運動場を筆頭に、多くの公園で「食用を目的としたセミの幼虫などの捕獲はやめてください」の看板が立てられました。西川口は近寄りたくもないチャイナタウンと化していますし、犯人は言わずもがなですね。


昨日の大連です。午前10時半で36度(!)です。目を疑いましたよ。


こんな時に限って外を歩く機会が多い日なんですよね。夕方4時近くになっても気温は下がらず、絶対もっと暑いだろうと思って体感温度を確認すると、


体感温度は41度(!)でした。納得。


帰宅して夜10時を過ぎても30度・・・。

こんな大連は初めてです。ここは涼しくて広大な満州なのに・・・。


一夜明けて本日付け大連地元紙『半島晨報』の記事(A16ページ)です。郊外の開発区にある董家溝では38.5度まで上がったようですね。


こちらも同日付け同紙の記事(A07ページ)です。見出しは「7月から9月にかけて、日々の職場が気温33度以上に晒される人に200元(=約3150円)の高温手当が支給」とあります。主にブルーカラーの方が対象になると思われます。

大量の発汗と暑さに耐えかねて、昨日はスポーツドリンクを二本飲みました。中国は健康を害する偽物が多く、選択肢が無い場合を除いて、現地ローカルブランドはなるべく避けるのが基本です。

大連ローソンによる「悪魔のおにぎり」と「支那人」による「悪魔のドリンク」
https://sky.ap.teacup.com/dalian4649/700.html

再び大連の「悪魔のドリンク」について
https://sky.ap.teacup.com/dalian4649/701.html


スポーツドリンクの世界シェア1位であるも、2015年を最後に日本では生産、販売が中止された「ゲータレード」です。飲んだことがある方は多いでしょう。漢字表記は「佳得楽」ですか。4元(=約65元)でした。


アップです。バルサユニのメッシですね。「楽天」の文字は上手く自然に隠されていますね(笑)。青い飲み物は新鮮(?!)です。


天津製ですね。


ポカリスエットです。ただ今、「逃亡犯条例」改正案への抗議運動の影響で香港では「バカ売れ」、中国本土では「不買運動」中です。「支那人」といい「チョン」といい、「三日坊主レベル」の不買が好きですねえ(笑)。


大連は「反日デモ」の際も暴動が起きなかった唯一の大きな町ですが、普通に売っていましたね。5元(=約80元)でした。


アップです。これまた天津製ですね。

7月も下旬に入り、あと少しでお盆休みです。夏休み帰国も見えてきましたね。

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ガンダム、中国で初上映!『機動戦士ガンダムNT』を見に行く

2019年07月15日 | 大連生活あれこれ
今日は「海の日」ですか。日本の海辺で美味しい空気が吸いたい!!!こちら大連は一昨日から大気汚染で、今日も視界は良くなかったです。


市中心部「青泥窪橋(大連駅)」の15時の大気データです。PM2.5は日本基準の約4倍の汚染度です。

さて、先週末の12日、中国では建国以来、初めてガンダムシリーズが劇場公開となりました。今日はこの話題で書きたいと思います。

見に行ったのは先週末の金曜日、12日から全国で公開となった『機動戦士ガンダムNT』です。日本での公開日は昨年11月30日ですから、約7か月半遅れての公開ですね。まあただ今、劇場で公開中の『千と千尋の神隠し』に至っては、日本の劇場公開(2001年)に遅れること約18年(!)ですから、それに比べればマシですねえ(笑)。


ポスターも中国語ですよ。


もう一枚。「ユニコーンガンダム3号機 フェネクス」です。


敵モビルスーツの「シナンジュ・スタイン」ですね。このカラーリングだと肩の形状などから「シナンジュ」よりも「デルタプラス」の方を連想してしまいます。


敵キャラで「赤い彗星の失敗作」と蔑視される「ゾルタン・アッカネン」大尉です。顔はアメリカのホラー映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』に出てきた怖いピエロ、声とキャラは「GACKT(ガクト)」さんを連想させられました。


モビルスーツ「ディジェ」の「ビーム・ナギナタ」使用シーンは新鮮でしたね。ただ3機編隊にするのはちょっとねえ・・・。量産型ではありませんから。


見に行った映画館はいつもガラガラ(笑)、以前も紹介した「東融大都会影城」です。市中心部「青泥窪橋(大連駅)」のショッピングモール「百年城」の、「解放路」を挟んで斜め向かいにある、旧ショッピングセンター「大都会」の4階です。この入り口は「解放路」沿いではなくてビルの裏側です。映画館専用の入り口です。ここから入ってエレベーターに乗り、4階です。


カウンターです。利用している人を見たことがありません。チケットはスマホ決済で発券するだけの券売機で買います。


左は3月に同所で見て、財布に入れっぱなしだった『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE 〜2人の英雄〜』のチケット(20元=約315円)です。右が今回の『機動戦士ガンダムNT』のチケットで26元(=約410円)でした。日本とは違い、都市、映画館、また決済方法(現金、スマホ)によって価格はすべて異なり、2~3倍以上(!)も開きがあります。

映画って大衆娯楽ですからね。日本のようにチケット価格が「高いなあ」、「ちょくちょく行けないなあ」と感じさせてはいけないと思いますね。大連は映画館の数は飽和状態でどこにでもあるし、チケット価格は安いし、飲食物も自由に持ち込みOK、この点は良いですよ。一方で酷いのは中国人(「支那人」)ゆえにマナーが最悪(私語、貧乏ゆすり、携帯電話通話、スクリーン録画、ゴミのポイ捨て&置き去り)だという点です。


蛇足ながら、『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE 〜2人の英雄〜』の中国でのポスターです。「オールマイト」良いねえ。


題名を漢字で書くと、ガラリとイメージが変わりますね。


「個性」を多角的視点にて捉え、解釈した面白いアニメです。中国は一党独裁国家ですから、中国人って基本的に画一的視点です。「ヒロアカ」のようなアニメは絶対に作ることが出来ませんね。


話を戻します。この「東融大都会影城」って、とにかく暗いんですよ。電灯点けろよ。劇場内に貼ってあったポスターです。


UFOキャッチャーも置かれています。


どこかで見たような・・・。


先日、中国のユニクロで転売目的もあって爆発的に売れた「KAWS(カウズ)」のキャラクターですね。景品はもちろん偽物です。


上映開始10分ぐらい前になると、館内放送で「始まるよ~」のアナウンスがあるので向かいます。チケットをもぎられる時に「スクリーンのスマホ撮影はダメですよ」と言われました。さすが中国でしょ(笑)。でもやるんですよ、「支那人」は。


今回も「9番スクリーン」です。


上映開始前です。観客は5人ぐらいでしたね。「中国語吹替」版に比べて、「日本語音声、中国語字幕」版はどんな映画もいつもガラガラです。すぐ斜め前に座っている若者ですが、コイツ、上映中はスマホによるスクリーン録画に熱心でしたよ。日本だったら逮捕ですね。中国では何故、公開数日で客足が一気に減るのか、こういった違法録画→ネット公開やDVD海賊版販売、が絶えないからです。

私はローソンで買って持ち込んだホットドッグとおにぎりを食べながらの鑑賞で、あっという間の90分でした。

ネタバレになってしまうので詳しくは書きませんが、この作品、宇宙世紀の「本伝」でしょ?ちょっとなあ・・・。「IIネオ・ジオング(セカンド ネオ・ジオング)」の武器「ファンネル・ビット」は無いでしょ。コントロールをパイロットから奪うってのは反則。敵味方が反転するのは引きました。

物語終盤、結構「メチャクチャだろ・・・」と感じるところが多くて、鑑賞後感は「スター・ウォーズ/最後のジェダイ(エピソード8)」に近いものがありました・・・。作り手による「フォース」と「ニュータイプ」の何でもあり解釈ですね。まあモビルスーツの格闘シーンはそれなりに楽しみましたがね。でも日本で1800円払って見た場合、正直キツイな。


帰ります。エレベーター前にあった広告です。大手インターネットショッピング「京東」の広告です。


アップです。中国の女性アイドルグループ「Rocket Girls(火箭少女101)」です。皆、顔が同じに見えるのは気のせいですかね(笑)。身長もね。また髪型、化粧も皆、殆ど同じ。「手の加え方」も「単細胞」なんです。

先程『僕のヒーローアカデミア』のくだりで、中国人って基本的に画一的視点といった理由が少しはお分かりいただけたかと思います。

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