石油市況 ~石油、貴金属、穀物、為替、商品先物各社の比較まで~

石油市場・穀物市場・貴金属市場の市況、価格報告、また商社・投資銀行・取引員・仕手筋等の大口手口公開

一般大豆先物価格は2月限を除いて反落

2007-11-30 16:00:40 | 国内商品市場
<国内穀物市場>
東京大豆は、前日に続き銘柄間でまちまちです。Non大豆は期近12月限が拡大ストップ高に買われるなど期近主導で軒並み反発する一方、一般大豆は2月限を除いて反落しました。夜間取引安の一方、円安と強弱交錯し、値洗い環境によって強弱反応が分かれました。前日比は、Non-GMO大豆が30~1500円高、一般大豆は340円安~70円高です。

東京コーンは大幅続伸です。朝方為替が小動きとなるなか、29日のシカゴが軟調だったものの、海上運賃高を背景に商社の買い戻しが入り、寄り付きから堅調となりました。前場2節で期近が急伸したことでさらにセンチメントが強気となり、さらに後場は為替の円安もあり、期先も一段高となりました。大引けの前日比は、350~740高です。


<国内石油市場>
国内石油市場は軒並み下落です。原油は、朝方は円高やNY原油の下落から売りが先行しました。その後は円安などを背景に下げ渋りを見せました。製品も原油安を背景に売りが先行しましたが、円安を受けて安値からは下げ幅を削りました。前日比は、ガソリンが790~390円安。灯油が700~160円安。原油が300~20円安です。


<国内貴金属市場>
金・銀は軒並み反落です。金はNY大幅安を引き継いで軒並み40円を超える大幅安値で寄り付きましたが、その後は場中の円安とドル建て現物相場の上昇を背景に下げ幅を縮小しました。銀も2ケタ反落で寄り付きましたが、金に追随して下げ幅を縮小しました。引けの前日比は、金が32~22円安、金ミニが43~22円安、銀が8.1~6.7円安です。

白金系貴金属(PGM)は白金は続伸、パラジウムは小反落です。白金は金下落につられて売り優勢で始まりましたが、、その後は株高・円安などをきっかけに地合いを引き締めてプラスサイドを回復しました。パラジウムはNY安を引き継いで安寄りしました。その後は円安を受けて一部限月がプラスサイドに転じる場面も見られましたが、戻りは売られ、小幅安で引けました。引けの前日比は、白金が7~20円高、パラジウムが9~1円安です。


<外国為替市場>
午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から上昇、110円前半で取引されています。午後の取引では、米銀がサブプライムモーゲージ金利の引き上げを凍結するとのうわさが出たことなどをきっかけに、ややドル買いの地合いとなりました。ただ、材料がほぼ出尽くし、市場では次の材料待ちとの声もでているようです。

シカゴコーン先物価格は軟調

2007-11-30 07:51:32 | 海外市況
<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間での原油やパームオイルの上昇を受け高寄りで始まり、その後も予想を上回る月間圧砕高レポートや、小麦の上昇がサポートとなり堅調に推移するも、後半にかけては原油が上げ幅を縮小したことから上値の重い展開となりました。大豆1月限は1.25セント高の1098.0で引けました。週間輸出成約は大豆が111.8万トン、大豆ミールが14.52万トン、大豆オイルが3.19万トンと予想レンジ内の結果でした。

コーンは寄り付きは堅調な輸出動向と収穫在庫逼迫ニュース、中国での価格高騰で高寄りでしたが、ファンドの手仕舞い売りが進み後半にかけて軟調に推移しました。コーン3月限は前日比3.75セント安の400.75で引けました。エネルギー市場の上昇と強気な小麦も大きく材料視されませんでした。米週間輸出成約は見通し幅を少し上回る184.2万トンとなっています。中国はインフレ圧力を抑制する為、200万トン以上のコーン出荷を検討中です。 


<NY石油市場>
米国精油所の主要カナダ産原油パイプラインが爆発し、供給が一時停止した事を受けて4日振りに反発し、一時95ドル台まで急伸するも、その後は急速に上げ幅を縮めました。2-3日中には操業を再開するとの発表で上値は限られ、NY原油1月限は0.39ドル高の91.01で引けました。昨日の爆発でカナダからの輸入は日量150万バレル減少したとみられています。OPECからの輸出は向こう4週間、2%上昇するとの声やドル安の進行もそろそろ終盤との見方もあり、原油価格への影響が注目されています。


<NY貴金属市場>
NY原油が軟調に推移したことや、GS社がドルの下落が近く終了するとの見解を示し、金の売りを推奨したことでNY金は軟調に推移しました。一方、依然としてテクニカルな調整に過ぎないとの見方もあるようです。銀は連れ安、プラチナは供給懸念がサポートとなり小幅高となりました。金2月限は5.0ドル安の802.3、銀3月限は8.8セント安の1444.5、プラチナ1月限は1.2ドル高の1439.5で引けました。明日が受渡通知開始日となることから、限月移行の動きも注意が必要です。

コーン先物価格は急反発

2007-11-29 15:53:30 | 国内商品市場
<国内穀物市場>
東京大豆は、市場間でまちまちです。一般大豆は、シカゴ高と円急落に反応し期先2本のストップ高を含む急反発しました。一方、Non大豆はきのうからの利食い売りの流れが続き、期近主導で拡大ストップ1500円安を含む大幅続落となりましたが、大引けに10月先限だけがやれやれ買いなどに小幅ながら反発圏に買われました。前日比は、Non-GMO大豆が1500円安~40円高、一般大豆は810~1000円高です。

東京コーンは急反発です。為替が1ドル=110円近辺まで円安に振れるなか、28日のシカゴが反発したことに支援されました。商社やファンドの買い戻しがおう盛で計算以上の上げ幅となりました。前日750円の拡大ストップ安となった期近2限月は逆に拡大ストップ高となり、5月限も1200円の拡大ストップ高となりました。大引けの前日比は、750~1200高です。


<国内石油市場>
国内石油市場は総じて反発です。原油は、ドル・円相場が大幅な円安に振れたものの、NY原油が大幅続落したことで、期先を除いて安寄りしました。その後、夜間取引が大きく上昇したことで、おおむねプラスサイドに転じました。製品も海外原油安を背景に安寄りしたものの、夜間取引の大幅な上昇が反発につながりました。前日比は、ガソリンが360~940円高。灯油が230~1170円高。原油が40円安~460円高です。


<国内貴金属市場>
金・銀は軒並み反発です。金はNY安となりましたが、1ドル=110円台まで進んだ大幅な円安に支援され、軒並み40円を超える反発となりました。銀も金上昇や円安を背景に軒並み2ケタ反発となりました。引けの前日比は、金が42~49円高、金ミニが41~52円高、銀が12.0~14.1円高です。

白金系貴金属(PGM)は、反発です。白金はNY安となりましたが、ドル建て現物相場の下げ一服や円安を受けて買い優勢で始まりました。その後はテクニカル面の弱気観から戻りを売られる場面も見られましたが、金堅調や株高などを背景にしっかりした展開となりました。パラジウムも円安などに支援されて反発しました。引けの前日比は、白金が67~100円高、パラジウムが24~40円高です。


<外国為替市場>
午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点とほぼ同水準の110円付近で取引されています。大局的なドル売りの流れに変わりはないようですが、8日ぶりの110円台となったことで、目先のドル安/円高懸念は小休止です。前日の米株や日経平均株価など株強含みを背景に、午前中はクロス円買いが先行していましたが、午後の取引では実需や機関投資家を中心とする売りも出たため、主要通貨売り/円買いがやや優勢となっています。

シカゴコーン先物価格は安寄りから堅調に上昇

2007-11-29 08:20:41 | 海外市況
<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間取引におけるパームオイルの下落を受け軟調に寄り付き、その後もテクニカルの売りや、原油や金の下落により軟調に推移した大豆オイルが圧迫要因となったものの、後半にかけては、小麦の上昇にサポートされて高引けました。大豆1月限は5.75セント高の1096.75で引けました。アルゼンチンでは乾燥懸念がでていますが、週末にかけて降水との見通しです。

コーンは夜間取引の流れと周辺市場の影響から安寄りで始まりましたが、小麦の上昇主導で後半にかけて堅調に推移しました。コーン3月限は前日比3.75セント高の404.5で引けました。小麦のストップ高にも関わらず、コーンの手仕舞いが少なかった事も上げ要因となりました。ここ最近の輸出成約は3月渡しを中心に順調です。また、来年の作付面積が300-500万エーカー減少するという懸念もあります。


<NY石油市場>
原油在庫が予想を下回る減少幅だったことから、2日連続で大幅に下落しました。NY原油1月限は前日比3.80ドル安の90.62で引けました。本日のエネルギー省レポートでは原油在庫が45.2万バレルの減少、過去5年平均でみると3%を上回ったとの事です。ガソリン在庫は予想以上に増加しており、一方石油需要は先週に比べ2.3%、留出燃料消費も5.9%減少しています。OPEC関係者によると、来月の会合まで増産の予定はなく、需給バランスと経済見通しを踏まえて決定すると述べました。


<NY貴金属市場>
原油の続落や序盤のドル高ユーロ安を受け、手仕舞い売りの動きが広がりストップロスをヒットするなど、NY金は大幅安となりました。株式市場が急上昇したことで、リスク回避としての金の需要が減ったことも圧迫要因となりました。銀は連れ安、プラチナは供給懸念がサポートとなるもマイナスとなっています。金2月限は13.9ドル安の807.3、銀3月限は15.0セント安の1453.3、プラチナ1月限は15.2ドル安の1438.3で引けました。限月移行に伴いボラティリティが大きくなっているようです。

コーン先物価格は大幅続落

2007-11-28 16:05:22 | 国内商品市場
<国内穀物市場>
東京大豆は、急落です。Non大豆はシカゴの利食い売りムードを映して寄り付きから大引けまで軒並みストップ安に張り付きました。一般大豆は一時下げ渋る場面もありましたが、夜間取引安を受けて後場に下げ幅を拡大し、総じて1000円を超える続急落となりました。前日比は、Non-GMO大豆が軒並み1000円安、一般大豆は1320~200円安です。

東京コーンは大幅続落です。27日のシカゴが下落したことや、海上運賃がさらに下落していることに圧迫されたようです。期中の商社売りも全体のセンチメントを弱くしました。後場に期近2限月が拡大ストップ安に張り付きました。ただ、期先は下げ幅を縮小させる限月も見られました。大引けの前日比は、860~560円安です。


<国内石油市場>
国内石油市場は軒並み急落です。原油は、NY原油が石油輸出国機構(OPEC)の増産観測を背景に急落したことを受けて、売り優勢となり大幅安となりました。製品も期先中心に手じまい売りから急落しました。灯油の期先2本がストップ安で引けました。前日比は、ガソリンが2630~2150円安。灯油が2700~1730円安。原油が1940~180円安です。


<国内貴金属市場>
金・銀は軒並み大幅安です。金はNY安を引き継いで大幅安で寄り付いたあと、場中のドル建て現物相場の一段安も加わって下げ幅を拡大し、軒並み70円を超える急反落となりました。銀もNY安や金一段安に圧迫され、一時は総じてストップ安直前まで売り込まれました。引けの前日比は、金が78~74円安、金ミニが82~75円安、銀が17.1~14.4円安です。

白金系貴金属(PGM)は、続落です。白金はNY安を受けて売り優勢で始まりました。その後は場中の円上昇に加え、金や原油の軟調を受けて下げ幅を拡大し、期先3本が4900円を割り込みました。パラジウムもNY安を引き継いで売り優勢となりました。引けの前日比は、白金が118~97円安、パラジウムが37~30円安です。


<外国為替市場>
午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から下落、108円半ばで取引されています。午後は材料が乏しく、値動きは一進一退です。日経平均株価が午前中からマイナス圏に下落しており、リスク許容度が緩和されないため、どちらかといえば円買いの地合いという展開です。また、堅調な値動きをみせていたユーロに調整が入りやすいとみられているようです。

シカゴ大豆先物価格は寄り付きから軟調に推移

2007-11-28 08:26:36 | 海外市況
<シカゴ穀物市場>
大豆は本日はし、その後も原油やパーム油の下落を受け利益確定の動きが進み、大豆オイル主導で一段安となりました。ドルが買い戻されたことや貴金属市場の下落も圧迫要因となりました。大豆1月限は16.75セント安の1091.0で引けました。中国が米国産大豆12万トン買付けたとのニュースなど、依然として強いファンダメンタルがサポートとなっています。

コーンは弱気なNY原油、貴金属、大豆市場に同調し終始上値重く、朝方から小幅の動きで推移し続落しました。大量のスプレッド手仕舞いも加わり、コーン3月限は前日比2.5セント安の400.75で引けました。輸出需要は比較的大きく、安定しています。出荷に関しては、韓国飼料業者が来年4-6月納品に向け、22万トンの米コーンを購入し、イスラエルは米国又は南米コーン5.6万トンを入札、もしくは4.8万トンのコーン製品、穀粉の購入を検討しています。


<NY石油市場>
OPECの最大産油国サウジアラビアの産油量が今年最大となったと伝えられ、大幅続落しました。NY原油1月限は前日比3.28ドル安の94.42で引けました。また、米国経済成長の低迷と欧州諸国の石油消費削減見通しも下落要因となりました。先週水曜には100ドルの大台を突破する勢いでしたが、それを逃れた現在も90ドル台を推移し、引き続き高値警戒感が出ています。OPECは日量75万バレル増産するのではとの見通しも出ています。明日の在庫レポートでは、原油在庫は100万バレル減少との見通しが出ています。


<NY貴金属市場>
原油の下落に加え、ドルが買い戻されたことで利益確定の動きが強まり、NY金は大幅安となりました。またオプション期日に絡んだ動きも下落の背景にあるようです。銀はテクニカル的な売りも加わり大幅安、プラチナはユーロドルの下落を受け連れ安となりました。金12月限は12.5ドル安の814.0、銀12月限は34.5セント安の1448.5、プラチナ1月限は15.1ドル安の1453.5で引けました。利益確定の動きが優勢であるものの、依然として金は強気との見方です。

Non大豆先物価格は期先8月限を除いて反落

2007-11-27 16:07:40 | 国内商品市場
<国内穀物市場>
東京大豆は、Non大豆の期先8月限を除いて反落です。前場は、円高とシカゴ夜間取引反落を受けてストップ安を含む軒並み急反落相場となりましたが、後場になると円安と夜間取引の下落一服を受けて、期先から下げ幅を縮小する展開となりました。前日比は、Non-GMO大豆が1500円安~20円高、一般大豆は1000~830円安です。

東京コーンは急反落です。26日のシカゴが反落して、午前中は為替が1ドル=107円台前半まで円高に振れていたことで、ストップ安絡みの急落となりました。その後為替が一気に1ドル=108円台半ばまで円安に振れたことで、後場1節では期近以外がストップ安を外れましたが、後場2節以降は再び売られて、結局大引けでは全限月がストップ安となりました。大引けの前日比は、800~500円安です。


<国内石油市場>
国内石油市場は急落です。午前中為替が1ドル=107円台前半まで円高に振れていたうえ、26日のNY原油が下落し、さらにこの日の夜間取引で急落したことで、軒並み4ケタの大幅安で前場は推移しました。正午近くに為替が一気に1ドル=108円台半ばまで円安に振れたことで、後場は様相が一変して下げ幅を縮小させる展開となり、結局石油製品の先限を除き3ケタ安で引けました。前日比は、ガソリンが1070~730円安。灯油が1190~110円安。原油が780~200円安です。


<国内貴金属市場>
金が小幅続伸、銀は反落です。金は1ドル=117円台半ばに進んだ円高を背景に前場は総じて30円を超える反落となりましたが、正午前からの急速な円安やドル建て現物相場の急伸を背景に、後場には全限がプラスサイドに切り返しました。銀も円高などに圧迫されて前場は昨日の上げ幅を帳消しにする下落となりましたが、後場には一部限月がプラスサイドに切り返すなど、大幅に下げ幅を縮小しました。引けの前日比は、金が1~9円高、金ミニが4~14円高、銀が5.0~0.2円安です。

白金系貴金属(PGM)は、軒並み下落です。白金はNY安と円高を受けて売り優勢で始まり、軟調となりました。ただ後場に入ると、円急落を受けて一部プラスサイドを回復する場面も見られ、下げ一服となりました。パラジウムもNY安と円高を受けて売り優勢で始まったのち、下げ幅を縮小しました。引けの前日比は、白金が43~28円安、パラジウムが15~11円安です。


<外国為替市場>
午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から大幅高の108円半ばで取引されています。朝方、2年半ぶり円高水準を更新した後、アブダビ政府による米シティへの資本参加を受け、一転して円売り優勢となりました。しかし、その後はサブプライムローン問題がくすぶっていることが再認識され、一段の円売りは進んでいないようです。

コーン先物価格は総じて続伸

2007-11-26 16:18:18 | 国内商品市場
<国内穀物市場>
東京大豆は、Non大豆が期近12月限を除いてストップ高に買われる一方、一般大豆はレンジ圏での強調にとどまりました。為替は若干円高に振れましたが、シカゴ大豆が前週末23日、そして週明けの夜間取引と一代高値を更新する上値追いの展開となっていることが好感されました。前営業日比は、Non-GMO大豆が90~1000円高、一般大豆は130~680円高です。

東京コーンは総じて続伸です。為替が1ドル=108円台半ばまで円高に振れたものの、23日のシカゴが大幅続伸となったことで堅調に推移しました。ただ、高寄り後は上げ幅を削る限月が多くなり、期近は引けでマイナスサイドに振れました。大引けの前営業日比は、50円安~190円高です。


<国内貴金属市場>
金・銀は、軒並み上昇です。金は円高となりましたが、NY急伸を受けて買い優勢で始まりました。その後は後場の円高に上値を抑えられましたが、期先2本が2900円台で引けました。銀もNY急伸を引き継いで買い優勢となりました。引けの前営業日比は、金が51~66円高、金ミニが44~66円高、銀が5.3~12.7円高です。

白金系貴金属(PGM)は白金が反発、パラジウムは総じて続落です。白金はNY高を受けて買い優勢で始まりました。ただ序盤の買いが一巡すると金の上げ一服や後場の円高に上値を抑えられました。パラジウムは円高を受けて売り優勢となりました。引けの前営業日比は、白金が16~35円高、パラジウムが7円安~6円高です。


<国内石油市場>
国内石油市場は油種間でまちまちです。ガソリン・灯油は下落、原油は小じっかりな展開でした。原油は、ドル・円相場が円高に振れたものの、NY原油が上昇したことから買いが先行しました。その後は夜間取引の軟化などから上げ幅を削りました。製品は原油高を背景に高寄りしたものの、手じまい売りなどに押されて軟化しました。新甫2008年6月限は、ガソリンが7万7860円で上ザヤ発会、灯油は7万2500円で薄上ザヤ発会しましたが、いずれも陰線引けしました。前営業日比は、ガソリンが880円安~250円高。灯油が530~290円安。原油が10円安~240円高です。


<外国為替市場>
午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から小幅上昇の108円半ばで取引されています。正午近くに中国政府系ファンドが日本株投資に意欲を示したとの報道を受け、108円前半まで下落しましたが、その後はもみあいとなっています。本日は堅調な日経平均株価などを背景に、クロス円がじり高となっています。

シカゴ大豆先物価格は一時1973年ぶりの高値を付けるなど堅調に推移

2007-11-24 10:07:29 | 海外市況
<シカゴ穀物市場>
大豆は本日は高寄りで始まり、その後も世界的な需要の増加や、原油や金の上昇、強気なNYダウなどの影響を受け一段高となり、ストップロスを巻き込み一時1103.25と1973年ぶりの高値を付けるなど堅調に推移しました。夜間にユーロが対ドルでの史上高値を更新したこともサポートとなったようです。大豆1月限は16.25セント高の1100.25で引けました。大豆の週間輸出成約は180.76万トンと予想レンジを大きく上回りました。

コーンは予想以上の輸出成約と、大豆をはじめとする周辺市場の上昇に追随して堅調に推移しました。コーン12月限は7.0セント高の389.0で引けました。ホリデーシーズンにも関わらず投機買いが活発だったのと、更なる貴金属の上昇もサポートとなりました。週間米輸出成約は見通しを大幅に上回る184.7万トンとなっています。また、ここ最近の順調な輸出動向を背景に、USDAは来月の需給レポートでは強気の見通しが出ています。


<NY石油市場>
冬季暖房需要に対する供給懸念が一段と高まり反発する動きとなりました。NY原油1月限は1.57ドル高の98.18で引けました。原油、留出燃料の在庫減少懸念やドル安の影響によりここ2ヶ月で21%も価格が上昇しました。原油価格が100ドルの大台目前に近づきましたが、それを突破する強力なニュースが注目される一方、米国消費者のガソリンと暖房燃料の消費も減少すると見られています。また、OPECは来月、今年に入り最大量の日量2,450万バレルの増産予定です。感謝祭休暇の為、本日の取引は通常より早く終了し、出来高も低調でした。


<NY貴金属市場>
NY市場が半休とあり商い薄い状態の中、原油高やユーロ/ドルの史上高値更新などを受け、NY金は大幅続伸となりました。インフレ懸念もサポートとなっているようです。銀やプラチナも連れ高となりました。金12月限は19.5ドル高の824.7、銀12月限は20.0セント高の1473.5、プラチナ1月限は13.5ドル高の1480.5で引けました。しばらくは原油価格とドルの動向に注目です。

シカゴコーン先物価格は輸出需要がサポートで上昇

2007-11-23 10:33:03 | 海外市況
<シカゴ穀物市場>
大豆は小麦の上昇がサポートとなるものの、夜間取引で利益確定の売りに押された大豆オイルが重石になり軟調に寄り付き、その後も原油や金の上昇、軟調な株式市場と好悪が入り混じる中、軟調に推移しました。大豆1月限は3.0セント安の1084.0で引けました。弱気な大豆ミールや、ブラジルでの過去3週間の降水が土壌に適度な湿度をもたらしたこともネガティブ材料となったようです。台湾は1.6万トンの米国産大豆を購入ました。

コーンは小麦と大豆に注目が集まる中、周辺市場と輸出需要がサポートとなり、小幅に上昇しました。コーン12月限は前日比0.75セント高の382.0で引けました。韓国は米コーン10万トン、台湾は2.9万トンを購入しました。飼料、エタノール需要は見通しを大幅に上回るペースで取引されていますが、来年中国の輸出入の切り替えや今後の作付面積の増減が大きな懸念材料となっています。 


<NY原油市場>
前日の急伸に追随して続伸して始まりましたが、米国石油在庫が増加したとのレポートにより反落しました。NY原油1月限は前日比0.74ドル安の97.29で引けました。11/16時点での原油在庫は過去5年平均より2.9%上回る114万バレル増でした。また、暖房油やディーゼル含む留出燃料は引き続き逼迫しています。明日11/23(木)はサンクスギビングデーの為、休場となりますが、電子取引に関しては一部行われます。


<NY貴金属市場>
序盤の原油高や為替市場でのドル安を受け、NY金は堅調に推移するも、明日のサンクスギビングデーを前に商薄い中、原油が反落し上値は限定されました。銀やプラチナは利益確定の動きに押されマイナスとなっています。金12月限は7.2ドル高の798.45、銀12月限は8.0セント安の1442.0、プラチナ1月限は2.5ドル安の1467.2ドルで引けました。800ドル付近に心理的な抵抗があるものの、調整は終了したとの見方が多く、依然として金の地合いは強いようです。

Non大豆先物価格は軒並み続伸

2007-11-22 15:57:34 | 国内商品市場
<国内穀物市場>
東京大豆は、一般大豆はまちまちも、Non大豆は軒並み続伸です。シカゴ大豆の小反落、円続伸を受けて、両銘柄とも軒並み安寄りしました。その後、円安に振れたことや、原油夜間取引が小じっかりなことを受けて、期先主導で下げ幅を縮小して反発しました。ただ、内部要因の違いから、一般大豆は上値を押さえられ、下落限月が目立ちました。前日比は、Non-GMO大豆が150~1160円高、一般大豆は430円安~410円高です。

東京コーンは総じて反発です。21日のシカゴ小幅高となったものの、朝方為替が1ドル=108円台半ばまで円高に振れたことで寄り付きは軟調でした。しかし、期中に商社のまとまった手じまい売りが出たあとは期先から戻す展開となり、後場ではさらに一段高でプラスサイドを回復する限月が多くでました。前日比は、70円安~160円高です。


<国内貴金属市場>
金が続伸、銀は反落です。金は円高などに圧迫されて2ケタ反落で寄り付きましたが、その後は場中のドル建て現物相場の上昇や円高一服を背景にプラスサイドへ切り返し、総じて2ケタ高となりました。銀はNY安と円高に圧迫されて続落しましたが、後場には大幅に下げ幅を縮小しました。引けの前日比は、金が9~11円高、金ミニが変わらず~12円高、銀が9.7~3.9円安です。

白金系貴金属(PGM)は、総じて下落です。白金はNY安と円高を受けて売り優勢で始まりましたが、その後は金の底堅い値動きなどが下支えとなって下げ幅を縮小し、後場に入ると、株高などに支援されて期先限月がプラスサイドに転じました。しかし、連休前の手じまい売りなどが出て引けにかけては軟調でした。パラジウムはNY安を受けて反落しました。引けの前日比は、白金が24円安~4円高、パラジウムが42~21円安です。


<国内石油市場>
国内石油市場は油種間でまちまちです。製品は総じて上昇し、原油は下落しました。原油は、NY原油の反落から円高から売りが先行しましたが、円安の進行などから下げ幅を削りました。製品も原油安や円高から大幅安で寄り付きましたが、円相場の弱含みなどから押し目買いの動きが広がり、期先中心に地合いを引き締めました。納会を迎えた製品12月限は、ガソリンが前日比300円安の6万9350円、灯油は同700円安の8万2300円で、いずれも安納会でした。納会した当限を除く前日比は、ガソリンが140~330円高、灯油が140~390円高。原油が410~90円安です。


<外国為替市場>
午後3時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から円安が進み、108円後半で取引されています。サブプライムモーゲージ問題を手掛かりとするドル安とリスク回避の円高の流れは続いているものの、この日の取引では、日経平均株価などアジア株の底堅い動きを背景に、連休を控えて円の売り戻しが強まりました。ドル/円は前日海外市場でつけた2年半ぶりの円高水準から1円近い切り返しとなりました。

コーン先物価格は総じて続落

2007-11-21 16:09:08 | 国内商品市場
<国内穀物市場>
東京大豆は、一般大豆の期先を除いて反発しました。シカゴ急反発を受けてNon大豆が軒並みストップ高を買われて寄り付きました。しかし、その後夜間取引の反落や、円相場が後場に急伸したことで、Non大豆は2・4月限以外のストップ高が外れ、一般大豆も上値を削って総じて陰線引けし、8月限が小幅続落するなど期先は売り押さえられました。前日比は、Non-GMO大豆が400~1000円高、一般大豆は60円安~780円高です。

東京コーンは総じて続落です。朝方為替が1ドル=109円台後半まで円高に振れたものの、20日のシカゴが反発したことに支援されて堅調に始ましたが、午後から為替が1ドル=108円台に突入する大幅な円高となったことで、後場は軒並み崩れる展開となりました。結局期近を除きマイナスサイドで引けました。前日比は、270円安~80円高です。


<国内貴金属市場>
金・銀は軒並み反発です。金はNY高、ドル建て現物相場の上昇から大幅高となりましたが、場中の円一段高から上げ幅を縮小しました。銀もNY高、ドル建て現物相場の上昇から大幅高となり、一時15円近い上昇となりました。円一段高で上げ幅を削り、先限は9.8円高で引けました。引けの前日比は、金が30~44円高、金ミニが36~44円高、銀が9.8~13.0円高です。

白金系貴金属(PGM)は白金がまちまち、パラジウムは反発です。白金はNY高を受けて買い優勢で始まると、金や原油の上昇を受けて堅調でしたが、後場に入ると、円急伸に圧迫されて地合いを緩め、まちまちとなりました。パラジウムはNY高を受けて反発しました。引けの前日比は、白金が23円安~23円高、パラジウムが1~20円高です。


<国内石油市場>
国内石油市場は軒並み急伸です。原油は、NY原油が急騰したことを背景に買いが先行しました。製品も原油高を背景に急伸しました。しかし、製品・原油ともに後場に入ると円相場が大幅な円高となったことから上げ幅を削りました。灯油の当限は一代高値を更新するとともに、期近ベースでの上場来高値を更新しました。前日比は、ガソリンが980~1690円高。灯油が1380~1780円高。原油が690~1740円高です。


<外国為替市場>
午後3時過ぎの外為市場はユーロが電子取引のEBSで一時1.4856ドルまで上昇しています。朝方の高値を上抜け、最高値を再び更新しました。ドル売り地合いが続く中、ポールソン米財務長官が米WSJとのインタビューで、2008年には住宅ローンの債務不履行件数が07年に比べて著しく増加するだろうと指摘したことが手掛かりとする声が出ています。ドルは他通貨に対しても売られており、主要通貨に対するドルの値動きを示すドル指数は一時74.953まで低下し、9日につけた過去最低水準を更新しました。アジア株の下落を受けて、きょうの欧米株市場も売りが先行するとの見方などから、ドル売りと同時に円買いも進んでいます。ドル/円は一時108.80円まで下落し、2005年9月の安値108.75円に接近しています。

大豆先物価格は急反落

2007-11-20 15:58:25 | 国内商品市場
<国内穀物市場>
東京大豆は、軒並み急反落です。円高とシカゴ反落、さらに夜間取引のじり安を受けて総じてストップ安に売られる悲観人気に傾きました。一般大豆は軒並みストップ安の展開でしたが、後場2節前から円が反落すると、他商品が反発した流れに追随してNon大豆は軒並み下げ幅を縮小し、結局期先4限月の拡大ストップ安は外れました。前日比は、Non-GMO大豆が1230~590円安、一般大豆は軒並み1000円安です。

東京コーンは急反落です。朝方為替が1ドル=109円台後半まで円高に振れたうえ、週明けのシカゴが反落したことで、寄り付きから急落して始まりました。そのあと大豆の急落や海上運賃の続落などで一段安となり、後場1節には全限月がストップ安まで急落しました。しかし為替が再び円安に振れたことで、大引けにかけては、ストップ安に張り付いた期近2限月を除き下げ幅を縮小しました。前日比は、660~500円安です。


<国内貴金属市場>
金・銀は軒並み続落です。金はNYの一段安や円高を背景に一時は総じて70円を超える大幅安となりましたが、後場には円安・ドル建て現物相場の急速な切り返しを背景に下げ幅を大幅に縮小しました。銀も一時はストップ安をつける限月がでたものの、後場には円安などを背景に一部限月が1ケタ安となるなど大幅に下げ幅を縮小しました。引けの前日比は、金が35~25円安、金ミニが45~21円安、銀が12.6~9.3円安です。

白金系貴金属(PGM)は白金が続伸し、パラジウムは下落です。白金はNY高となりましたが、円高を受けて売り優勢で始まりました。その後は金軟調につられて下値を試しましたが、後場に入ると、円高一服・株急反発につられてプラスサイドを回復しました。パラジウムはNY安と円高を受けて先限ベースで9月27日以来の安値を付けました。ただ後場に入ると、他の貴金属の下げ一服につられて下げ幅を縮小しました。引けの前日比は、白金が1~42円高、パラジウムが32~15円安です。


<国内石油市場>
国内石油市場は油種間でまちまちです。ガソリンは期先2本を除いて上昇、灯油・原油は反落しました。原油は、ドル/円相場が円高に振れた上、NY原油が夜間取引安で一時大幅安となりましたが、その後、円安と夜間取引の上昇から下げ渋りました。ガソリン・灯油は円高や夜間取引安から一時急落したものの、原油と同様に夜間取引の引き締まりと円安により下げ幅を削りました。ガソリンの当限は納会前の玉整理などから上昇して、期先2本を除いてプラスサイドで引けました。前日比は、ガソリンが120円安~570円高。灯油が530~20円安。原油が270~90円安です。


<外国為替市場>
午後3時過ぎのドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点から上昇の110円前半で取引されています。目先、一段の上昇も見込まれているようです。午前中軟調だった日経平均株価などがプラスに転じたことを受け、クロス円やドル/円のショートカバーで円が売り戻されました。

シカゴ大豆先物価格は引けにかけて軟調

2007-11-20 08:36:19 | 海外市況
<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間取引の流れを受け堅調に寄り付くも、その後はNY株式市場の急落や金の下落を受け総じて軟調に推移しました。ドルが強含んだことも背景にあるようです。大豆1月限は7.25セント安の1070.5で引けました。先週末の取組明細レポートでは、ファンドが史上最多のロングポジションを構築し、警戒感から圧迫要因になったようです。中国は新たに米国産大豆を22.1万トン購入しました。

コーンは高寄りとなるも、コーン/小麦のスプレッドの手仕舞いが更に進んだ事と、トレンドフォロー型ファンドの手仕舞い売りで、軟調に推移しました。コーン12月限は2.0セント安の377.5で引けました。エタノールと飼料用の需要は予想より安定している一方、週間輸出検証は見通しを上回る5,230万ブッシェルとなっています。 


<NY石油市場>
先週末、リヤドで行われた会合でOPECが生産量を変えない方針を見せた事により続伸しました。本日から新たな中心限月となったNY原油1月限は0.80ドル高の94.64で引けました。OPEC会合が終わり、期待されていた新たな石油関連問題は特になく、当面、ドル安や供給問題に焦点が当てられるとの見方です。一方、数カ国からあがっていた米ドル以外での石油価格取引は見送りとなりました。2008年第1四半期の生産枠については12/5に話し合われる予定です。


<NY貴金属市場>
NY株式市場の急落を受けリスク回避の動きから利益確定の動きが拡がり、NY金は軟調に推移しました。テクニカルによるストップ売りも背景にあるようです。銀も利益確定の動きに押され連れ安、プラチナは小幅高となりました。金12月限は9.0ドル安の778.0、銀12月限は35.0セント安の1416.0、プラチナ1月限は3.9ドル高の1457.1で引けました。休暇シーズンや年末に向け、手仕舞いの動きが出ているとの見方もあるようです。

大豆先物価格は大幅高

2007-11-19 15:59:00 | 国内商品市場
<国内穀物市場>
東京大豆は、大幅高です。Non大豆は期近12月限を除く5限月がストップ1000円高での続伸となり、一般大豆も追随高して急反発しました。場中円高に振れましたが、夜間取引の堅調やNon大豆の踏み上げ相場の勢いが衰えず、強きを保ちました。前営業日比は、Non-GMO大豆が90~1000円高、一般大豆は140~990円高です。

東京コーンは反発です。朝方為替が1ドル=110円台後半まで円安に振れるなか、16日のシカゴが反発して、この日の夜間取引も堅調だったことに支援されました。ただ、場中に為替が1ドル=110円台半ばまで円高に振れたことで、後場は上げ幅を削りました。前営業日比は、20~260円高です。


<国内貴金属市場>
金がまちまち、銀は総じて続落です。金はNY小幅安も、円安や先週末15時半と比較したドル建て現物相場の上昇を背景に2ケタ反発で始まりました。しかし後場には、ドル建て現物相場の上げ一服や円ジリ高に圧迫されてマイナスサイドに転落する限月が続出してまちまちとなりました。銀はNY高を背景に反発して寄り付きましたが、後場には総じてマイナスサイドに転落しました。引けの前営業日比は、金が5円安~3円高、金ミニが15円安~4円高、銀が3.9円安~変わらずです。

白金系貴金属(PGM)は白金が反発し、パラジウムはまちまちです。白金はNY高と円安を受けて急反発して始まりましたが、その後は金の上げ一服などが上値を抑える要因になり、後場に入ると、円高を受けて上げ幅を縮小しました。パラジウムは円安を受けて総じて買い優勢で始まりましたが、後場に入ると、他の貴金属の上げ一服を受けてまちまちとなりました。引けの前営業日比は、白金が71~87円高、パラジウムが12円安~6円高です。


<国内石油市場>
国内石油市場は軒並み急伸です。原油は、NY原油が急反発した上、ドル/円相場が円安に振れたことから買いが先行しました。製品も原油高と円安から急伸しましたが、後場に入ると円相場の強含みを受けて伸び悩みました。前営業日比は、ガソリンが1390~2030円高。灯油が1810~2110円高。原油が940~2010円高です。


<外国為替市場>
午後3時過ぎのドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点から円高が進み、110円前半で取引されています。日経平均株価を含むアジア株が軟調展開となったことを受け、株安で投資家がリスク回避姿勢を強め、円キャリートレードの解消圧力が高まるとの見方から、外為市場では円が買われました。ユーロ/円は一時、朝方の高値から1円を超える円高となりました。