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杏エンド到達!!/CLANNAD

2004-10-28 12:17:36 | アニメ・コミック・ゲーム
 昨日、やっと杏エンドに到達しました!!
 苦労しました。何回やってもバッドエンドか椋エンドになってしまい、闇雲に選択肢を選んでいるうちにやっと先に進むことができました。おかげで杏エンドのクリア条件がわかりません(笑)。「Kanon」の真琴シナリオの時もそうだったのですが、リプレイするときまた苦労しそうです。真琴シナリオは後にあゆのフラグをすべて立てなければ(笑)(←これがあのゲームでは辛いもの。)確実に進めることがわかりましたが、こちらの方は不明です。杏のバイクに轢かれまくって(笑)、アクセサリーは杏の好みの方を買ってってすれば到達できるのかなと思っているのですが・・・。
 しかし、最後ああいう展開になるとは思っていませんでした。すっかり意気消沈した椋が立っているものと思ってました。髪を切った杏だったとはなあ・・・やられました。バックで挿入歌の「Ana」が流れていました。あのシーンは泣きました。姉妹愛がテーマだったこのシナリオは、主人公の朋也を含めてそれぞれを思いやる気持ちが描かれていて、ほんとに良かったです。魁さんのシナリオは従来の Key のシナリオにない新鮮なものでした。藤林姉妹も今までの Key のゲームにないタイプのキャラクターで気に入っています。いい仕事してますね(死語)。
 挿入歌「Ana」が杏シナリオのクライマックスで使われるとは予想していませんでした。私はてっきり、渚本シナリオ(隠しシナリオ?)の方で使われるものと思っていました。ことみシナリオでも、ヴォーカル曲ではありませんがクライマックスに専用の曲「TOF」が流れました。それがうまくシナリオを盛り上げてくれます。どうやら各シナリオライターさん担当メインヒロインのクライマックス用の曲がそれぞれ用意されているようですね。あと二人のヒロイン、風子と智代にもクライマックス用の曲が用意されているのでしょうか?二人のシナリオは麻枝さん担当だし、Music Mode の空きを見る限りそれはないかな。ところで「Ana」ってなんて意味なのでしょう?やはり「CLANNAD」と同じ言語の言葉なんでしょうか?
 ことみシナリオの時と同様、光の玉のようなものがシナリオの最後に現れました。どうやらこれが全部集まらないと隠しシナリオへは進めないようですね。光の玉が登場したエンドで終わったのは今のところ、杏とことみ。エンドに到達したキャラクターは、渚、杏、ことみ、椋の4人です。まだまだ先は長いです。
 次に攻略するのは木彫り少女風子です。麻枝シナリオに戻ります。杏シナリオはある意味激しかったので(笑)、今度はまったりとしたシナリオを楽しみたいです。

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 Key は「感動」「泣きゲー」「家族愛」というブランドイメージを大事にしながら、新しいスタッフを加えて新鮮さを出してこれからも発展していって欲しいなあと思います。現在の Key はシナリオライターなどが抜けて、他のブランドから助っ人を呼ばないといけないくらい、スタッフ不足みたいなので心配です。今回「CLANNAD」でエロゲーから一般パソコンゲームへの脱皮を果たしました。もともと「Kanon」の頃からエッチシーンは形だけで、回避さえできて、買う方もそれを期待して買う人はほとんどいなかったわけですが、今回晴れて一般ゲームとして勝負するようになりました。雑誌などでちらっと見ただけですが、10万本以上を売り上げ、半年たった今でも人気ランキング2位につけているようです。10万本売れば、購入対象層が狭い恋愛アドベンチャーのパソコンゲームとしては成功したといえるでしょう。Key のエロゲーからの脱皮はとりあえず成功したと思います。次のステップはもっと広い層へブランドを認知してもらうことでしょう。ひょんなことから「Kanon」をプレイするまで、恋愛アドベンチャーゲームに興味のなかった私でさえ、このブランドはいいなと思いました。これだけのゲームを作れる集団なのですから、このブランドのゲームが世間に知られていないのはもったいないことです。そのためにも、新しい優秀な人材が必要だと思います。人材不足のまま衰退していくことだけは勘弁して欲しいです。
 第2作「AIR」については、来年TVアニメ化、劇場アニメ化されるとのこと。しかし、TVアニメはBSデジタル、劇場版も上映館が非常に少ない。層が薄いので仕方がないと思います。名作「Kanon」でさえTVアニメ化されたときは、地上波だったとはいえかなりの深夜時間帯でした。「AIR」がBSデジタルになってしまうのもうなずけます(こちらは Dream 編を元に制作されるのかな?)。今年純愛系涙ものの「冬のソナタ」や「世界の中心で愛をさけぶ」が大ヒットしました。それ以上に泣ける「AIR」もうまく仕掛ければマスでも成功すると思うのですが、リスクが大きいから難しいのでしょう。でも口コミやネットでうまく人気を引き出せば化けるかもしれません。ま、それ以前に映画の出来がどうなるかでしょうね。原作の高いスペックを映画でどう生かし切れるか、制作者の腕の見せ所でしょう。

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 「Kanon」のアニメ化は、TVで、かつ、あゆシナリオを中心に他のシナリオのいいとこ取りをした中途半端な構成をしたのが失敗だったと思います。TVアニメという企画上、30分12話という限られた枠の中に収めるには、そうせざるを得なかったのでしょうが、あれでは「Kanon」のせっかくのスペックが台無しです。シナリオ別に1枚のドラマCDにまとめたものがあるのですが、こちらは良かったです。単にゲームをそのままボイス付きで再現しただけともいえますけどね。これに見習って、キャラクター別に60分のOVAにした方が良かったと思います。TVでやるなら、各シナリオ前後編に分けて構成すればいいですね。そうしないと一番大切な「Kanon」というタイトルに込められたものが視聴者に伝わらないと思います。
 あくまで、「Kanon」のTVアニメ化は、PS2移植版発売と連動した企画だったのでしょうね。PS2で初めてプレイする人にゲームの内容をすべてネタ晴らししないようにああいう構成にしたのでしょう。作品という側面の一方、商業としても成り立たせないといけませんから、難しいところなのでしょうね。

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 このブログを書くための調べ物をするために、Key の公式サイトに行ったら、リニュアルされている上に新作情報が出ていました。確かに新作情報が出ててもおかしくない時期ではあります。「CLANNAD」はおかしなところに時間をとられて3年と制作に時間がかかってしまいました。今度はその反省をふまえ標準的な制作期間と思われる1年くらいで発売されるのではないかと予想しています。Key って結構ユーザーの批判をしっかり反映してるからなあ。お客を大切にするところは私は好きです。しかし、今度はどんな作品を出してくるんでしょう?後ほど閲覧したいと思います。