ＧＡＰのナゾ

ＧＷが夢のように終わってしまいました。
今年は、いろんなイベント？予定が目白押しで、何が何だか、わからないまま終わってしまったような感じです。
ただ、９日間、夫のワイシャツにアイロンをかけなくて良かったことと、（愛妻）弁当を作らずにすんだことは、本当に 楽ちん でした。

さて、５月１日と２日は、子どもたちが普段通り登園・登校したので、一日だけ夫に愛花の園バスの送迎を頼み、久しぶりに単身で天神にお買い物に行きました。赤ちゃんの海凪は、ジジ・ババの家に預けました。乳幼児とのふれ合いは、年寄りを活性化させるようです。
私が一緒にいないほうが、好き勝手（この場合、秘かにヨーグルトを食べさせたりする楽しいお世話♪）が出来るので、なるべく海凪だけお任せする方が良いようです。

さて、久しぶりに天神に出かけてみると、すっかり浦島太郎状態。
「え、あそこに有ったあのお店は…」と、途方に暮れながらオロオロ、ウロウロ。
地下街から迷い込んだ三越の地下では、ケーニヒス・クローネの小型の布袋欲しさに、ついつい福袋（\1575）を買ってみたり…。あれも美味しそう、これも美味しそうと、デパ地下は本当に魅惑的な場所です。

さてさて、デパ地下の罠？から無事脱出し、本来目的の場所へ向かいます。
この半年間、せっせとラジオの懸賞でため込んだ商品券12,500円分を握りしめ、三越３階のＧＡＰに行きました。
※ここで重要なのは、三越のＧＡＰという点。キャナルのＧＡＰだとデパート商品券は使えません！ご注意あれ。（経験者より）
大地と空矢の夏用のシャツを買うために、中央に並べた旬な洋服には目もくれず、私の大好きなSaleのコーナーを目指します。（たいてい、端っこの隅っこ）
キッズのコーナーに向かう途中、なにげにレディースのSaleの棚に、一着のＧジャンを発見。ふと、気になって広げてみると、背中に羽を閉じたクジャクの刺繍が…。
「ひゃあ、なんちゅうど派手なＧジャンだ」と呆れて、値段を見てみると、驚いたことに
￥12,500　→　￥2,900
こ、この値引きのすごさは、いったい何!?
と驚いてしまいました。
そうなると、好きとか嫌いとか言う以前に、この値引きの潔さに、このGジャンが欲しくなってしまいました。そっと袖を通してみると、入ります。
￥12,500のGジャンが、￥2,900になるまで、私を待っていてくれたのかと思うと、感慨深いモノがあり、ますます愛着が湧いてしまいました。

結局、買ってしまいました。子ども服と一緒に。
レジに並ぶ間も、いろいろと葛藤はありました。
「来年、40歳にもなるのに、こんな落ち着きのないGジャン買って！」とマジメな自分が囁けば、
「いいの、いいの。行楽地で子どもとはぐれた時に、すぐに見つけやすいし。真っ赤なスタジャンに龍ってワケじゃないし、一応、クジャクは羽を閉じてるいるし、慎ましいほうよ」と言い訳大好きな自分が切り返してくれます。
そうそう、歳をとると少し派手な方が良いって言うし、何よりも、この値引きのすさまじさは快感以外の何ものでもありません。

しかし、いつも思うのですが、このＧＡＰの値引きの潔さは、いったい何なのでしょうか？
普通着そうにない、とてつもない色のシャツだったりとか、XXSサイズのシャツだとかなら、わかるのですが、時として、このようなもの凄い掘り出し物があったりします。

しかし、帰って戦利品？をクローゼットにかけながら、これでＧＡＰのGジャンが３着になったことに気づきました。まぁ、それぞれ、色もデザインも違うのだけど…。（白地に、ボア付きに、今度のクジャク刺繍）

ちなみに、初めてのお子さん（女の子）を出産したばかりのママに、同じ店でお祝いの洋服（正規の値段で）を買ったのですが、４人子持ちの自分が選んだのは、80㎝のレインコートと下着二枚でした。フリルのついたワンピースなどは頂きもので来るだろうから、実用的なお腹が出ないスナップ式の下着と、キャラクターモノではないオシャレな幼児用のレインコートを選んだわけですが、後から考えたら、変質者ルックみたいな内容だったなぁと思い、顔から火が出そうになりました。