紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

社員旅行

2017年12月11日 | 家のつくり手達(職人さん・設計者)の話

寒い日が続きますね〜。いよいよ12月も10日も過ぎて慌ただしくなってきているわけでして、時期に似つかわしくもなく、ちょっと悠長ですが、11月中頃に行ってきた社員旅行の様子でも。

まずはお客様方のおかげで、またお取引いただいている業者様のおかげで、いつも一生懸命頑張ってくれる従業員&協力業者の有志の皆様の慰労と皆のチームワークを高めるために、社員旅行に神戸の竹中大工道具館と淡路島に1泊2日で行ってまいりました。

今回何よりも皆を連れて行きたかったのが「竹中大工道具館」

建築も素晴らしいですが、

 

こういうものがどっさりと展示されてますから、一般の方以上に大工&職人さん達はまた深く楽しめるわけです。

ほれ。この通り。(若手大工の堺君)

こういうのを見ながら、「これ造ったことあるな。いや、これはないな。」とか大工さん達は盛り上がっておりました。

また屋根のタルキや、瓦の葺き方、他にも建具や道具の展示もたくさんあるから、大工さん以外の職人さんも、あちらこちらで盛り上がる盛り上がる。

またお茶室などの丸太仕事の難しい仕事などの実物大もあって、お茶室の経験のあるベテランが若手に「ここはこうするんや。この展示はこうやけどこのままやったら、こんな所で苦労するで」などレクチャー。一般の方も後ろで聞いていたのが、なんか面白かったです。

いつも大工さん職人さんと出かけると、皆せっかちだから、見学先で時間をもたすのが大変なのですが、ここはたっぷり時間をとっていたのに、ホントぎりぎりまで皆楽しんでおりました。

こうしてくるとプロが楽しめる場のようですが、ここは本当に一般の方も楽しめると思います。

先ほどまでの道具や木組み模型は「すごいな〜」と楽しめますし、地下に体験する所もあって、以前行った際は「お箸作り」今回は「鬼瓦ケーキ作り?」とやっていました。楽しそうでしたよ〜

それと、

こういう木をどう使うとか、どんな樹種があってどんな鉋屑だとか、どんな道具でどんな加工をするとこんな表情になるとかの展示が本当に面白いと思います。

一般の方にも非常に分かりやすい展示で、うちもいつか大きなギャラリーを造ってこんな分かりやすい展示をして、皆様に木の家を身近に感じていただくようにやってみたいですね〜!うん。やりましょう〜!!!

この位楽しんでもらうと、社員旅行を計画したかいがあったわい!と思える初日でありました(昨年の白川郷はあんまり反応よくなかったので(笑))

二日目の淡路島はまた次回〜。

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

 

 

 

 

 

 

 

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