題詠blog2011

こちらは「題詠blog2011」の会場です。どなたでも自由にご参加いただけます。

018:準備

2010-12-29 | 011-020の歌
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018:準備 (西巻真) (ダストテイル-短歌と散文のブログ-)
死ぬ準備して生まれくるかげろふをうらやむごとく日々を過ごしき

018:準備(tafots) (許せないなら許さなくていい)
いわゆる準備期間が長すぎて寿命のほうが先に尽きそう

018:準備(木下侑介) (BULLET IN A LINDA LINDA LINDA)
参照記事:018:準備 準備ならとうに出来てる産声で叫んでいたよ「君のパンティ!」

018 準備 (映子) (映子のブログ)
天ぷらの 準備がちゃんと できる頃   主婦は交代 シュウトメになる

018:準備(夏実麦太朗) (麦太朗の題詠短歌)
お昼時いかにも感のただよえるそば屋の準備中札かなし

018:準備 (西中眞二郎) (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
ごみ捨て場のパイプ組まれて公園は花見の準備整えており

018:準備(猫丘ひこ乃) (ふりつむ☆ぷりずむ別館)
準備への準備もあると準備して飛び込み台で見えた絶景

018:準備(まるちゃん2323) (まるちゃん2323のブログ)
月照らす君の唇あかあかと時だけ過ぎる準備もないまま

018:準備(紫苑) (紫苑がさね)
(詞書)ハンス・カロッサの「庭の日」を詠む   「庭の日」は春の準備を詠へりと教ふる君のブルーガーデン

018:準備(浅草大将) (和歌の浦浪)
ひと冬を越しの白嶺の山小屋に夏待ちがほの準備中の札...

[題詠blog2011]018:準備(成瀬悠太) (さんじゅういち×えぬ)
準備ならもうできていてあとはただ大声で泣きわたしは生きる

018:準備(吾妻誠一) (闇の太陽)
酷寒の日めくり薄く準備する 灯油二缶酒は三升

018:準備(みずき) (空)
準備なき心に終はるこの恋の微熱となりて部屋に転がる

018:準備(草間環) (前略草々)
年老いた犬と老夫婦がお茶の準備をしながらわたしを待つ

018:準備(さと) (すばらしい日々)
花開く準備などしていなかったと 今朝 水仙は澄まし顔で

018:準備 (オリーブ) (貝がらの小舟)
堕ちていく準備はいまだできぬまま しずかに正す制服の裾

018:準備 (薫智) (闇の煌めく世界)
やることはたくさんあるが準備する時が一番楽しい時間...

018:準備(飯田彩乃) (陸を離れる)
うっそりと天を見上げる眸の奥で鳥は輝く準備をはじめる

018:準備(こはぎ) (こはぎうた)
髪に頬に腕に指に脚 私ごと君に触れられる準備する朝

018:準備(帯一鐘信) ()
 もう準備できているなら来なかったサンダル履いて来なかったのに

018:準備(南野耕平) (ボクといっしょに走りま専科)
準備して待っていたって来ませんよ あいつはいつも背後から来る

018:準備(アンタレス) (思い出ずるままに)
旅立ちの準備している訳じゃない親しむ捨てしは心底にありか

018:準備(アンタレス) (思い出ずるままに)
旅立ちの準備している訳じゃない親しむ捨てしは心底にありか

018:準備(たえなかすず) (Strawberry Fields Forever)
結晶が白々と明く準備するわたしかなしき風媒花かな...

018:準備(畠山拓郎) (風のゆくへは)
メンを打つ準備をしよう上段にかまえてみよう冗談みたいに

018:準備 (いちこ) (きれいなものさがし)
何もかも準備はすべて終わってる 別れを告げるその時は今

018:準備(螢子) (雪月花)
準備などなきまま心折れし日の空の青さと雲の白さと

018:準備(津野) (くぎのスープ)
小さな火灯して眠る小さな仔永久の別れを準備している

018:準備(弥慧) (daily♪シャム♪)
カゴの中あれやこれやと放り込みよし準備OK急ぎ家路へ

018:準備(はこべ) (梅の咲くころから)
山登り準備するときあれやこれもう始まっている楽しかたらい

018:準備 行方祐美 (2011年 百首題詠のために   行方祐美)
別るるに準備など要らず握手しててのひら解いてそれだけのこと

018:準備(藤田美香) (あした、たとえば雨でいいから)
春がくる準備その一できるだけ色のなまえをつくっておくね

018:準備(矢野理々座) (矢野理々座のblog)
震度6来ても平気という基準備えがあれば憂いなしだね...

018:準備(野州) (易熱易冷~ねっしやすくさめやすく、短歌編)
恋猫のようよう戻り来る朝は長葱植うる準備を始む

018:準備(海音莉羽) (~鈴音~suzune)
少しずつココロとカラダ準備して静かに閉めてくカーテンをみる

018:準備(横雲) (あしたの雲)
 遠山の雪はや消えて下草は春の準備(いそぎ)とかすかに湿る

018:準備(峰月 京) (que sera sera)
君の笑み 失う準備する我の臆病わらう九十九里浜

018:準備(保武池警部補) (偶然の図書館の別館)
死が吾を結。できん準備かこの危機の 古花瓶、湯神来て湯を沸かし

018:準備(船坂圭之介) (kei's anex room)
触れる得ざる指よこころよ思ひ出よ夕に佇み吾(あ)は死の準備

018:準備(おちゃこ) (voice voice voice)
はにかんで心の準備まだなんて聞こえないふり抱きしめた

018:準備(nobu) (翻訳家<プリマダムnobu>の日々(和⇔英:特許&一般))
待って!まだきみに愛される準備できてない あと3キロ痩せてから

018:準備 (氷吹郎女) (空蝉乃歌屑)
恋をする準備はとうにできていた シミュレーションの判定はB

018:準備 (浅江もも) (ななつのうみ)
子宮から外へと向かう準備して初めて自分で息を吸った日

018:準備(天鈿女聖) (うずめの花ビラ)
下準備しなくてもいい恋をしてぶり大根を早くつくろう

018:準備(梅田啓子) (今日のうた)
死ぬまでの準備期間を人は生く三年ものの梅酒のまろし

018:準備 (akari) (明日へ)
桜舞う季節に向けて準備中 我がうちにある種子を育てる

018:準備(千束) (嵐が丘に取り残されて)
ハタチになる準備らしいね飾り立てられながら笑うさらば青春

018:準備(安藤三弥) (妄想列車2011)
メラトニン こもりうた キス テンピュール 栄えある準備に輝くのは

018:準備(遠野アリス) (gymnopedie)
引越しの準備の手はすぐ止まる ほんとはすべて置いていきたい

018:準備(ほきいぬ) (カラフル★ダイアリーズ)
草ばかり好む僕でもときどきは準備運動せずに突然

018:準備 (砺波湊) (トナミミナト2011)
看板になりかけのベニヤ板の群れ準備のほうがお祭りじみて

018:準備(足知) (ぶらつくらずべりい)
グローブとボールの準備をするあなた天気予報は雨だと告げる

018:準備 (香村かな) (特別な予定などない明日でも)
もうできた?これから先のあれこれを乗り越えていく心の準備

018:準備(星川郁乃) (Air Station)
ゆきすぎた準備がときに悦びを削ぎひとびとの背中の丸さ

018:準備(香澄知穂) (Wannabe...)
安らかな寝顔見ながら準備する「君が笑顔で起きる作戦」

018:準備 (さくらこ) (さくらんぼの歌)
「準備中」心のドアにかけて待つ 君が来店してくれるまで

018:準備(ちょろ玉) (ちょろ玉のコトダマラソン)
「あたしもうひとりで平気」と告げられて突然はじまるフラれる準備

018:準備(コバライチ*キコ) (ペーパードリーム)
旅立ちの準備万端整えり見知らぬ国に気持ちはや翔ぶ

018:準備(髭彦) (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
万端の準備整へ臨むこと乏しかりけむ吾が人生に

018:準備(牛 隆佑) (消燈グレゴリー)
夕食のカレーの準備もそこそこに君は昨日を捜しに行った

018:準備(水風抱月) (朧月夜に風の吹く。)
誰も彼も骸と並ぶ準備して黄泉路を歩む肉の一片

018:準備(ぽたぽん) (今日には今日を 明日には明日を)
入学の準備をしながら考える六年というときの重みを

018:準備 (三沢左右) (Lazy Room)
今朝一の天気予報は雨という 泣ける準備はもう整った

018:準備(ほたる) (ガラス瓶のドロップ)
わたくしが壊れてしまわないように別れる準備しているなんて

018:準備(芳立) (芳立五蘊)
〈政権混乱〉 荒浪に合はぬ照準備へなき憂ひばかりを甲板に増す

018:準備(只野ハル) (Ordinary days)
役に立たなかった準備でもしておいて良かったと誤解している

018:準備(原田 町) (カトレア日記)
昼食の準備すませて留守番はあなたに頼み友とのランチ

018:準備(ウクレレ) (ポケット短歌。-ウクレレ式短歌blog-)
準備中と営業中しかない店で働き今日も君に会えない

018:準備(A.I) (Private Window)
ともだちは二度寝してます冬のうちに春の準備をすっかり終えて

018:準備(不動哲平) (酩酊通信)
スクワットかさねるたびに光る床準備はいつも永遠に似る

018:準備(音波) (短歌のなぎさ)
ヤクルトを5本パックで買いこんだ明日も生きる準備だこれは

018:準備    (砂乃) (通過列車)
018:準備    珈琲と煙草の香りの準備室体育教師の怒声の響く

018:準備(稲生あきら) (はばたきは、音を立てる。)
いつ何時閻魔に会ってもいいようにきちんと二枚準備しておく

018:準備 (皐月) (観目見目)
高水準備蓄動力あと僅か機能停止の前に踊りを

018:準備(尾崎弘子) (短歌、この失言の器。)
表には「準備中」の札かけられて覗けば混んでゐるだけの店

018:準備(酒井景二朗) (F.S.D.)
青春は準備不足のままに來て何も殘さず過ぎ去りにけり

018:準備(かきくえば) (なかゆぴ)
告白をする準備だけ完璧で振られる準備はしてなかった

018:準備(たろ) (たろりすと)
からからと 食餌の準備聞き付けて 我は我はと群がる毛玉

018:準備(希屋の浦) (檸檬藍瑕)
合図聞き準備不足が露呈した後悔したよ中間考査

018:準備(ひじり純子) (純情短歌)
春眠をむさぼりつくす今はただ 春の準備は心の内のみ

018:準備(梳田碧) (【おんそくあるまじろ】)
来るべき春の準備を不繊布のマスクあれこれ手にして迷う

018:準備 (豆田 麦) (むぎごはん)
刺す雨も頬切る風も咲くための準備なんだよ この胸の種

018:準備(葵の助) (螺旋浮遊)
号泣の準備が無駄になるように祈りつつ行くカフェ君の席

018:準備(Yosh) (☆生短歌☆)
供給のインフレーション無駄の元支援の準備の刻を考え

018:準備(湯山昌樹) (短歌 富士山麓より)
晴れの場に防災頭巾準備して卒業式が静かに始まる    ...

018:準備(夏樹かのこ) (鹿の子帳)
目を覚ます準備完了着替え完了朝飯を食べ、アラームで「夢!?」

018:準備(青野ことり) (こ と り ご と )
からだだけじゃなくて心もストレッチ やわらかくする準備運動

018:準備(鈴麗) (月夜に祝杯を)
「受け止める準備はとうにできている」あなたの声をそして心を...

018:準備(香-キョウ-) (Sky on Blue)
目標を決めたらまずは深呼吸  視点定めて  準備完了

018:準備 (新井蜜) (暗黒星雲)
歯を磨きシャワーを浴びて髭を剃る準備は良いか迷ふ心よ

018:準備(のわ) (二十四節気)
同じ班凧揚げ大会準備する これが終われば糸は切れるね

018:準備 (うたのはこ)
いつからかこの日が来ることわかってた孤独に抱かれる準備はできてる

018:準備 (周凍) (混沌と言語)
こしらへてこころかまへて装ひて出て立つことも準備なるらむ

018:準備(きたぱらあさみ) (くたばれセンチメンタル)
まっしろなスケジュール帳 空を飛ぶための準備は整いました

018:準備(五十嵐きよみ) (111.31KV620日記)
生きるとは死にゆく準備 吹く風にあらがう木々の声を聞きおり

018:準備 (るいぼすのブログ)
旅までの準備期間ははやぶさの往復切符を眺めて暮らす

018:準備(牧童) (牧童の夏至)
花知らぬアーモンドチョコ準備して実らぬ恋を探して散歩

018:準備(理宇) (±雑記蝶)
透明な朝があたし起こすから何時もの店は未だ「準備中」

018:準備(萱野芙蓉) (Willow Pillow ?)
元気になる準備をしてる矢野顕子のピアノの音を注入しつつ

018:準備(南雲流水) (流水(るすい)の短歌Caf\'e)
まだ老いの準備整わないうちに今年もふいに開花宣言

018:準備(穂ノ木芽央) (白紙委任状)
しあはせの準備ととのへましたからあとは靴紐むすぶだけです

018:準備(新田瑛) (新田瑛のブログ2)
縄跳びの自分の番がくるたびに準備不足を露呈している

018:準備 (きり) (梢は歌う)
いつだって準備が悪いそれなのにいつもその山乗り越えてきた

018:準備(小夜こなた) (小夜こなた)
準備した君への愛が枯渇して月の光がとても眩しい

018:準備(蜂田 聞) (蜂田 聞(題詠blog))
想定を超えた事態を想定し準備するとう無限ループよ...

018:準備/犬飼信吾 (べんじゃみんへっど)
運命はいかなる準備も吹き飛ばす 皆無力なピロシキにすぎない

018:準備(瀬波麻人) (a swallow under the moonlight)
次の世の準備をしているもう少しやさしい目をした生物がいい

018:準備(富田林薫) (カツオくんは永遠の小学生。)
スケボーの車輪のひかり公園に初夏の準備をはじめる予定

018:準備(壬生キヨム) (ぼくはこんなことが好き。)
本番は準備のついで 遠足ではしゃいだふりして怒られたっけ

018:準備 (村木美月) (うたりずむ)
思いきり泣く準備ならできていて君の鎖骨のくぼみが恋しい

018:準備(龍翔) (The Flying Dragon)
焦らすだけ焦らされている まるで長すぎる準備体操のように 

018:準備(空音) (100の秘密 2011)
背後から風が吹きつけ目が会った私はいつでも準備0K

018:準備(鳥羽省三) (臆病なビーズ刺繍)
いつ来ても「準備中」との札下がり浅草大将ラーメン怠業 

018:準備 (伊倉ほたる) (ほたるノオト)
曇りのち雨の準備はできていてあたりまえには傘はいらない

018:準備(南葦太) (「謙虚」という字を書けぬほど)
お別れの準備 いつかのマシュマロは干乾びていく僕たちのヒビ

018:準備(紗都子) (羽うさぎの日記帳)
旅立ちの準備もせずに君は行くまだ見ぬ春に焦がれるように

018:準備(雑食) (題未定)
お別れを告げる準備はあなたからもらった紅を引けば整う

018:準備(陸王) (Always Walking with Yu)
彗星の接近を聞き水桶に息を潜める準備なふたり

017:準備(藍鼠) (nui de lune)
さよならの準備を徐々にととのえて君との日々をたいせつにする

018:準備(じゃみぃ) (じゃみぃのうた)
何事も準備は大事わかってるわかってるけどできないものね

018:準備(廣田) (海猫亭)
葬送の準備を終えた舞姫が祈りささげる開演前夜

018:準備(なゆら) (リッスン・トゥ・ハー)
準備中やからちょっとまっとって、うまい蛸焼き準備が大事

018:準備(水絵) (桜舞)
原発の近くに住みし我なれば 想定外を心に準備

018:「準備」(やまみん) (母はぐうたランナー)
歌うたい  準備万端今日だって ギター爪弾き 愛唄い継ぐ...

018:準備(那緒) (うさぎぱん)
去る為の準備をしようあなたから私を奪う怒らないでよ

018:準備(ちしゃ) (短歌、ときどき思うこと。)
決めるだけなのに一体いつまで心の準備を続けるつもり?

018:準備(おおみはじめ) (探花)
準備中二十年目も準備中三十年目誰も見てない

018:準備(嵐家 昇) (短歌という糸)
念入りな準備は脆く崩れ去り君は太陽の人となった

018:準備(ひめじょおん) (ひめじょおんのうたすてーしょん)
あったかいおでんのにおいを年越しに嗅いで新年迎える準備

018:準備(佐田やよい) (低速飛行)
手のひらの雪を溶かしてゆくように終わりの準備を君は始める

018:準備(じゃこ) (めくるめく)
人よりも準備に多少手こずっているだけやからニートて呼ぶな

018:準備(逢) (I'll be)
冷えているアクエリアスを飲みほして涙をつくる準備はできた ...

018:準備(揚巻) (揚巻の「題詠blog」)
砂浜にSOSを書いて消す 傷つく準備の終わることなく

018:準備(如月綾) (お気に召すまま)
少しずつ痕跡を消し君と居た部屋を出て行くための準備を

018:準備   (シホ) (ころろん堂)
月曜日 仕事に出かける 準備して 家から出たら どしゃ降りの雨JUGEMテーマ:短歌

018:準備(久哲) (久哲の適当緑化計画。)
考える準備のために涙腺で朝の根元を潤すとして

018:準備 (史緒) (史緒のふみょふみょ日記)
あれこれと口出す母性 明日よりの修学旅行の準備する娘に                                        ※娘=こ...

018:準備(みこと) (One day to breathe)
薫風と空の青さのメランコリー 気に病む準備はできているのに

018:準備(すわこ) (たたんか)
知らぬまに消えてしまえるふうでいる??準備中のふだ 背中につけて

018:準備(すわこ) (たたんか)
知らぬまに消えてしまえるふうでいる 準備中のふだ背中につけて

018:準備(ワンコ山田) (歩道を走る自転車のこども)
「受けとめる準備整う」(飛び込めやしない腕・胸)写メイルが来る

018:準備(こすぎ) (たんかんぽんかんみかん)
段々と葬儀の準備がうまくなる 毎年二回も喪服をまとう

018:準備 (新津康陽) (NOTHING WORKS)
準備もなしに試験を受けるようなもの。ただ君に恋することは。

018:準備(中村成志) (はいほー通信 短歌編)
名前とは死へのはじめの準備なり手触り淡き苔に水湧く

018:準備(本間紫織) (**JEWELRYBOX**)
つい準備しすぎていつも閉じられたこの傘みたい わたしの恋は

018:準備(冥亭) (《冥亭倶楽部》a darkside on the earth)
来たる日の何に用ある着々と標準備蓄さるるウィルス

018:準備(矢島かずのり) (矢島家)
完璧に準備するけど鉢植えをちゃんと育てるとはかぎらない

0018:準備(由弥子) (短詩工房)
夢の城亡ぶ準備の真っ最中路傍の薫踏みて行進す

018:準備(理阿弥) (車止めピロー)
遠き昨日の準備のかたち帰らない部屋にひいやり水筒の肌

018:準備(希) (短歌ブログ・アブラカダブラ!)
正確に愛することは出来ますかケーキを作る準備みたいに

018:準備(miki) (ココロよみ)
避難用準備万端整えし 忘れないぞと心引き締め

018:準備(我妻俊樹) (半ドア)
準備中の札さげてぼくらはここにいる待っている鍵穴を晒して

018:準備(佐藤 紀子) (encantada)
入院の準備整へ夜を明かす 陣痛間隔せまくなる娘と

018:準備(東雲の月) (知のさざなみ)
生きるとは死への準備と悟りつつただひたすらに想うが人なり

018:準備(烏野サギ子) (ネコとサカナとコトリ)
トランクに荷物は詰めたし最終のバスを待つだけ 失踪準備

018:準備(黒崎聡美) (ゆびおり短歌)
引越しの準備中だと聞かされて今夜の花は闇に重たい

題詠2011-18:準備 (七十路ばばの独り言)
早よ逃げよ準備している暇はない彼方の海がふくれて来たぞ

018:準備 (藻上旅人) (創作のおと)
旅に出る準備はすでに整っているというのに またもや一日

018:準備(市川周) (ミルミルを飲みながら)
欲望という名の電車はよしとして「準備中」とふ名の喫茶店

018:準備(櫻井ひなた) (ひなごと☆25→26)
北口のフリーペーパーかき集め春の準備をしているところ

018:準備(笹木真優子) (菲薄。だけど、言葉が好きです。)
整えてなきゃいけないのはいつだって「もう知らない」と言われる準備

018:準備 (ぱぴこ) (テクテク)
母になる準備運動真夜中の抱っこおっぱいおむつ交換

018:準備(星桔梗) (風船がわれるまで ?)
まだ少し心の準備ができません貴方が居ないと言い訳させて

018:準備 (晴流奏) (晴流奏の題詠blog)
旅立ちの心の準備も出来ぬまま短くなりし僕のテロメア

018:準備 (琥珀) (あの日の夜)
髪を解き 貴方に会う日の下準備 鏡の我にふと苦笑い

018:準備(新藤ゆゆ) (ゆゆとぴあ。)
えいえんを裏切りあったりしないため準備されてるからっぽの夜

018:準備(祢莉) (sugar drop)
準備してたつもりだったの実際に君に会うまで好きって言おうと

018:準備(葉月きらら) (組曲を奏でるように・・・)
さよならの準備すすめる涙なら枯れてしまったし痛くもないし

018:準備(美亜) (余韻嫋嫋)
さよならを受け取る準備整えてあなたを待てばまだ虹が出る

018:準備(志歩) (dye white)
少しずつ知らない誰かになっていく準備をしてる青い花嫁

018:準備(詩月めぐ) (かじられちゃったお月様)
織姫に明日逢うため彦星が準備している 洗車雨降る

018:準備(ミウラウミ) (みうらうみ?)
文化祭の準備に追われている鈴木 鈴木ばっかり追われてる気がする

018:準備(花夢) (花夢)
生きてゆく準備のように右腕をあかるいほうに這わせてねむる

018:準備(藤野唯) (Sugarmint)
黒髪に戻したきみに見つめられ準備してきた言葉がきえる

018:準備(くろかわさらさ) (コンクリートと風とねこ)
準備完了の合図は生卵床に冷たく落として見せて

018:準備(飫肥正) (おびただ詩歌)
準備せし答へをもつて苛立ちを誘ひてゐしがつとめなりけり

018:準備(千葉けい) (遊糸(かげろう))
風のない夏の夜には悪戯に髪結いあげて準備を隠す

018 準備(浅見塔子) (衛星ドロップ)
暮れかけた陽の光には背を向けて生きる準備を今日もしなくちゃ

018:準備(珠弾) (nine street kick)
鬼決めのじゃんけん見つからないように隠れる準備まんまんの気

018:準備(月原真幸) (さかむけのゆびきり。)
いつかくる未来のために準備するお別れの言い方のいくつか

018:準備(天国ななお) (お月様は許さない)
準備などなかったけれどだいじょうぶ好きに違いがないのなら跳ぶ

018:準備(水絵) (桜舞)
原発の近くに住みし我なれば 想定外を心に準備

018:準備(松木秀) (わたしよきみの風景であれ)
総理大臣の政策に賛成です心の準備が斉藤斎藤...

018:準備(田中彼方) (簡単短歌「題詠だ」)
準備中のコンビニの前を手をつなぎ、通りがかって、笑いあう、嘘。

018:準備(エクセレント安田) (風流三昧)
一撃で 敵を仕留める 必殺技 準備はいいか 砲撃開始!

018:準備(さくら♪) (さくら草紙 ~第参章~)
ひとりではないから見えない手をつなぎ笑顔で明日へ踏み出す準備

018:準備(桑原憂太郎) (憂太郎の短歌Blog)
傾聴的態度の後であらかじめ準備のあつた言葉で刺した

018:準備(東 徹也) (詩歌句な日々)
かりそめの恋がこっそり準備したゲノムの嘘を君は見破る ...

018:準備(村上 喬) (つぶやき短歌ブログ)
この夏の日射しを浴びてからからと準備中の札は風にゆれおり

018:準備 (卓上驟雨)
ガムテープ準備しました。ゴムホース、眠剤、お酒、手紙、露草

018:準備(北爪沙苗) (count the steps that you take)
また秋の準備の季節 涼しさはあの風鈴が知っているから

018:準備(モヨ子) (題詠マラソン!)
のびのびと手足を伸ばし息をする 夢で貴方を迎える準備

018:準備(睡蓮。) (睡蓮。の隠れ家ブログ)
今日もまた心の準備できぬまま終わりへ一歩進む人生

018:準備(浅草吉右衛門) (浅草吉右衛門のブログ)
夏準備 ゆかたにうちわ 扇風機 節約の年 見直しの年...

018:準備(みゅーたん) (みゅーたんか)
「さよならの準備をしなきゃ」あのころのあたしはずっと焦ってたんだ

018:準備 (はぐれ雲 -Allein Wolke-)
晩ごはん 準備終わって 貴方待ち 静かな夜に 嗚咽が響く

018:準備 (やまねこ通信)
反撃の準備をしている伸びやかにシュプレヒコールが通りをぬける

018:準備(平野十南) (幼稚)
すれ違う誰かが言った「あたしまだ産まれていない。準備しなくちゃ」

018:準備(今泉洋子) (sironeko)
言葉なんてたくさん使つたものの勝ち準備するのは辞書のみである

018:準備(神楽坂朱夏) (神楽坂題詠亭)
ギリシアの碩学たちが言わずとも人生は死の準備体操

018:準備(月夜野兎) (明日 晴れるといいな)
もう準備始めましょうか北国は冬の足音そろりそろりと

018:準備(奈良絵里子) (詠んだこと)
足指をよく洗うのは準備ではなくてたしなみ期待をするな

018:準備(増田静) (口笛)
熱すぎたお茶漬けだった父母は準備はじめる遺書の準備を

018:準備(高良すな) (雨中 砂場あそび)
祝い事 準備も楽し 旅支度 友への土産 荷に収まらず

018:準備(子帆) (ことばのくに)
さようなら、準備していた訳じゃない左様ならばの尻切れとんぼ

018:準備(みち。) (銀塩プロローグ。)
しあわせが残酷すぎて泣く前の準備運動みたいに笑う

018:準備(北爪沙苗) (題詠blog2011)
また秋の準備の季節 涼しさはあの風鈴が知っているから (再投稿です)

018:準備(ろくもじ) (タンカコタンカ 題詠篇)
明後日の準備は確実にしていて寝坊したとか言えない おはよ。

018:準備(北大路京介) (極詩的京都 北大路京介アワー)
隕石を打ち返すためイメトレを ジャストミートの準備ばっちり

018:準備(なぎ) (Dum Spiro, Spero.)
泣くための準備はできている、だけど、足が竦んで好きと言えない

018:準備(遥遥) (たんかのきりかた)
原発が存在するのは凶器準備集合罪ではないでしょうか

018:準備(ひぐらしひなつ) (エデンの廃園)
バリケード燃やす代わりに理科準備室から盗む人体模型

018:準備(央上理史) (なかがみさとし・われひとりゐて)
体力も気力も無くて病んでいる自覚があれば[準備中]です

018:準備(豆野ふく) (それゆけ!だいふくもち)
人ごみに紛れる背中を見送って 雨の準備はできてなかった

018:準備(鮎美) (Continuo)
就活の準備だつてさサークルの名簿に赤き二重線引く

018:準備(夏嶋真子)  (秋のため息 三日月のくちびる)
浴槽を準備室とし水棲の姿態はアンモナイトに孵る

018:準備(山階基) (赤・緑)
はつなつの準備運動手を挙げて足を伸ばして眠りに落ちる

018:準備(粉粧楼) (薄明光線)
明日さえも見えない春に君と会い準備不足のまま墜ちていく

018:準備 (清次郎) (Conical flask)
いつだって旅立ちのときは過ぎていて昨日の準備ばかりしている

018:準備(秋月あまね) (あさまだ記)
準備など不要と言ったダイバーのこのごろ噂をとんと聞かない

018:準備(生田亜々子) (屏風と靴)
準備など出来ないままに生まれては暗くなるまで読む幸福論

018:準備(飯田和馬) (短歌手控え~題詠blog用)
悦に入っておられるところ恐縮です。殴る準備が整いました

018:準備(はせがわゆづ) (迷走ランドセル)
万端な準備ではないけれどもうかくせないくらいあなたが好きです

018:準備(野坂らいち) (のーずのーず)
小麦粉と卵とはちみつ準備してじっと待ってる君の欲望

018:準備(小林ちい) (ゆれる残像)
学祭の準備は進む熱くなる学級委員をからかいながら

018:準備(田中ましろ) (ましたん)
死ぬための準備をちゃんとするために生きているから今は死ねない

018:準備 (樹) (目の開かないキリン)
 コップにはビー玉をつめるだけつめて夏を思い出す準備をしよう

018:準備 (しづく) (みずたまピルエット別館)
決断を早まっているわけじゃないなくす準備はもうできている

018:準備(anemone) (牡丹一華)
睫毛上げ唇に紅頬に赤 朝の準備は装備に似てる

018:準備(片秀) (うつしよはゆめ よるのゆめこそまこと)
今はまだ一人前の男への準備をしている柔らかな頬 

018:準備(眞露) (風の残像)
準備したことばはすべて溶け落ちて 背中に語るつのる想いを

018:準備(小倉るい) (たんぽぽの歌)
いつ来ても良いように準備しています4個残った単三電池

018:準備(jun) (純情一直線)
もう少し心の準備が欲しかった橋本新市長市職員批判

018:準備(青山みのり) (わざとじゃないもん!)
蔓薔薇は咲くべきときに咲けるよう準備中です 明日はいい日だ

018:準備(久野はすみ) (ぺんぺん100%)
家々もこころの準備をしているか寒烏鳴くたそがれどきは

018:準備(竹中 裕貴) (Milk Thistle)
はじまりの準備期間は干し柿のなかまであまくなりますように

018:準備(村田馨) (新東京百景)
出発の準備はできた週末は御岳渓谷縦走の旅(061:御岳山と御岳渓谷、青梅市)

018:準備(T-T) (短歌備忘録 )
受け入れる準備をしている 高層の夜景の光がかすかにふるえる

018:準備(風とくらげ) (外からも透いて見えるだろ、ほら)
かき曇る空がさだめに告ぐ予報傘ひとつだけ準備せよとの