題詠blog2011

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012:堅

2010-12-29 | 011-020の歌
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012:堅(tafots) (許せないなら許さなくていい)
堅牢な砦であれと草を刈る門扉を直す玄関を掃く

012:堅(西巻真) (ダストテイル-短歌と散文のブログ-)
むかうから花山周子ふとわれはゴーダチーズの堅さ思へり

012 堅 (映子) (映子のブログ)
堅くして 削ろうナンテ ひどいよね   サカナのミイラ 鰹節だね

012:堅(木下侑介) (BULLET IN A LINDA LINDA LINDA)
参照記事:012:堅 堅牢を抜け出すためにアルセーヌルパンが握る君のパンティ

012:堅(夏実麦太朗) (麦太朗の題詠短歌)
袋入り堅焼きしょうゆせんべいを空手チョップで割るはすがしき

012:堅(猫丘ひこ乃) (ふりつむ☆ぷりずむ別館)
堅炭と語りはじめるようにしてほのかに暖をとる京の朝

012:堅 (オリーブ) (貝がらの小舟)
からからと堅きくるみはころがりて 片隅かすむ貝殻の中

012:堅(吾妻誠一) (闇の太陽)
枝先の忘れし檸檬萎む見て 堅く縮まる我が身恐るる

[題詠blog2011]012:堅(成瀬悠太) (さんじゅういち×えぬ)
平井堅が瞳を閉じてと歌ってる レトルトカレーを買って帰ろう

012:堅(鮎美) (Continuo)
恋愛の歌といふ歌切なげにわざわざせつなげに平井堅

012:堅(西中眞二郎) (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
義理堅き人から賀状来ぬままに夏の終わりは訃報届きぬ

012:堅(まるちゃん2323) (まるちゃん2323のブログ)
君といく堅く閉ざした道なれど蕾色づく春遠からじ

012:堅(浅草大将) (和歌の浦浪)
夜を寒み寄せては凍る小波の堅田に宿をかりぞ鳴くなる ※小波=さざなみ...

012:堅(さと) (すばらしい日々)
堅物の君の背中は いかついが 時々泣くから撫でたくもなる

012:堅(紫苑) (紫苑がさね)
春雨のしづく置きたる堅香子(かたかご)は恋はかなきを知りてうつむく

012:堅(草間環) (前略草々)
堅実な思いを持った人にさえ怯えて生きるわたしたちの今日

012:堅(新津康) (NOTHING WORKS)
堅く堅く堅く。君の心をもう誰も傷つけやしないから。

012:堅(みずき) (空)
帯紐の堅さに凛と伸ばす背 春のうららを踏みて祇王寺

012:堅(南野耕平) (ボクといっしょに走りま専科)
扉という扉は堅く閉ざされて人の匂いのしない冬の夜

012:堅(こはぎ) (こはぎうた)
黙らせてあげる赤いキス堅苦しい言い訳なんか聞きたくないの

012:堅(こはぎ) (こはぎうた)
黙らせてあげる赤いキス堅苦しい言い訳なんか聞きたくないの

012:堅(薫智) (闇の煌めく世界)
堅物と言われた僕も少しだけ力をぬいていくことにして...

012:堅(アンタレス) (思い出ずるままに)
握手する皆の手堅く羨やましわれはマシュマロ怠慢ならず

012:堅(たえなかすず) (Strawberry Fields Forever)
一年はピンクシャンパンぬるませる吐息は堅い栓を隔てず ...

012:堅(飯田彩乃) (陸を離れる)
『口と歯の守りがあまりに手堅くて未だに喉から出られません。手』

012:堅(保武池警部補) (偶然の図書館の別館)
警句やば!きつい、堅魚のごねあかぬか。姉御のお使い次早く行け!

012:堅(帯一鐘信) ()
 堅いのでやめたら少しやわらぐが演技のようで揉み続けてる

012:堅(いちこ) (きれいなものさがし)
読み終えし本をぱたりと閉じて置く コーヒー一杯 『ビルマの竪琴』

012:堅(はこべ) (梅の咲くころから)
訪ねたき堅田の落雁石山の秋月めぐる近江八景

012:堅(畠山拓郎) (風のゆくへは)
堅いこといわずに僕にくれないかバレンタインの義理チョコ一つ

012:堅(nobu) ()
堅焼せんべいをあごが痛くなるほど噛んで涙こらえる午後

012:堅 行方祐美 (2011年 百首題詠のために   行方祐美)
堅梨の切り口つつとひかりゐて雪のなき朝しろく明るし

012:堅(津野) ()
砂のよう飛び込む胸は消えるのに立ちたる背中の堅牢を憎む

012:堅 (雪月花)
堅物の我が心根を解かしゆく甘き言葉は君の戯言

012:堅(弥慧) ()
城の堀堅固な岩で築かれし守り続けるもろい歴史を

012:堅(天鈿女聖) (うずめの花ビラ)
堅田駅周辺地域で恋愛を始めた人を発見しました

012:堅(梅田啓子) (今日のうた)
鉛筆が本の間よりころげ落つ堅きキャップの創を残して                 *間=あい、 創=きず

012:堅(野州) (易熱易冷~ねっしやすくさめやすく、短歌編)
ブラームスをリクエストして背もたれの堅き椅子にてしばらく眠る

012:堅(海音莉羽) (~鈴音~suzune)
堅く堅くつぐんだ口をついてふと零れた言葉―すきだよ、きみが―

012:堅(ほきいぬ) (カラフル★ダイアリーズ)
止まること知らない君の堅牢な扉の奥のフライホイール

012:堅(矢野理々座) (矢野理々座のblog)
魚偏に堅いと書いて鰹だが生きてる時は柔らかいのだ ※魚偏=さかなへん...

012:堅(ちょろ玉) (ちょろ玉のコトダマラソン)
中堅(センター)に打球が抜けてスタンドが沸いた理由を君に教える

012:堅(宇津つよし) (PUNK!BOOM!BANG!-EX)
ウイスキーボンボンゲロゲロ堅物め 皮肉笑いがうまいなケケケ

012:堅(峰月 京) ()
駒音を響かす君の手堅い手 東寺で振るう刀のごとし

012:堅(弥慧) ()
城の堀堅固な岩で築かれし守り続けるもろい歴史を

012:堅(香澄知穂) ()
堅実な暮らし望めど荒波は容赦なく来て小舟を揺らす

012:堅(藤田美香) (あした、たとえば雨でいいから)
堅苦しい人と人との距離感が海にながれる風に乗りたい

012:堅(紗都子) (羽うさぎの日記帳)
堅牢な壁に囲まれゆれうごく君のかたちはきっと自由だ

012:堅(akari) 012:堅(akari) 012:堅(akari) 012:堅(akari) (明日へ)
意味もなく堅い絆を信じてた愚かな自分ちょっぴり好きだ

012:堅(星川郁乃) (Air Station)
目の前で固く閉じられてゆく扉 石を投げますか いいえ桜を

012:堅(山田美弥) (miyabox)
あいにくと目前のケーキ我慢する堅固な意思は持ち合わせてない

012:堅(横雲) (あしたの雲)
 乙女らの清らの姿並びたり春の陽受くる堅香子(かたかご)の花

012:堅(おちゃこ) (voice voice voice)
堅実な生き方なんでできなくてまっすぐな道敢えて外れる

013故(おちゃこ) (voice voice voice)
スーパーで故意につまづき友達になったのあなたの奥さんと

012:堅(牛 隆佑) (消燈グレゴリー)
いつもより堅い気がするデスクチェア今から僕は少しだけ寝る

012:堅(星川郁乃) (Air Station)
目の前で堅く閉じられてゆく扉 石を投げますか いいえ桜を (誤字修正・再トラック

012:堅(足知) (ぶらつくらずべりい)
抱いたときバターのように堅いのにだんだん溶けてあなたは消える

012:堅(安藤三弥) (妄想列車2011)
飼い猫が5匹いますがすべからず口が堅くてスパイも出来る

012:堅(船坂圭之介) (kei's anex room)
逢ひ逢ひて千々の思ひを告げたくも堅き扉の彼方 あの世は

012:堅 (香村かな) (特別な予定などない明日でも)
君と会うはじめましての緊張と堅苦しさがにじむ小春日

012:堅(千束) (嵐が丘に取り残されて)
「絶望だ」茶化してすねて愛想笑い あなたの背中は堅くて遠い。

012:堅(理宇) (±雑記蝶)
簡単に視えた真理は堅牢な扉に拠っていま阻まれる

012:堅(ウクレレ) (ポケット短歌。-ウクレレ式短歌blog-)
口の堅い男になろうしあわせは苦くて美味いゴーヤチャンプル

012:堅(髭彦) (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
独裁の果ての果てにぞ堅牢の極みももろき民の怒りに

012:堅(コバライチ*キコ) (ペーパードリーム)
幾たびも衣(きぬ)叩きされ艶を増す宮古上布の堅牢なる美

012:堅 (氷吹郎女) (空蝉乃歌屑)
足跡をつみあげていく堅実な日々の結果としてのスタメン

012:堅(稲生あきら) (はばたきは、音を立てる。)
「堅」の字の板チョコっぽいところだけちょっとかじってみることにする

012:堅(浅江もも) (ななつのうみ)
嫌いって言え叫べ僕  堅実で優しいふりは上手かったひと

012:堅 (周凍) (混沌と言語)
なつの夜の山はうばたま闇を曳き中空に堅くみつる月影

012:堅(ぽたぽん) (今日には今日を 明日には明日を)
「長所は?」と聞かれて「口が堅いこと」それしか浮かばぬそんな人です

012:堅(ひめじょおん) (ひめじょおんのうたすてーしょん)
誰だって堅い守りをつくってるやぶってくれる誰かを待ってる

012:堅(遠野アリス) (gymnopedie)
おままごとみたいな恋の醍醐味は堅あげポテトの半分ことか

012:堅(原田 町) (カトレア日記)
堅実な投資すすめる電話あり春日うらうら眠たい昼に

012:堅 (砺波湊) (トナミミナト2011)
演劇部倉庫の堅い扉(と)のなかの歴代の姫君の長い裾

012:堅 (さくらこ) (さくらんぼの歌)
「本当は堅茹で卵が好きなんだ」 あなたがくれた後朝のメール

012:堅(なゆら) (リッスン・トゥ・ハー)
堅すぎるこの蛸焼きでもくっとけや、そやおっちゃんも怒ることもあんねん

012:堅(きたぱらあさみ) (くたばれセンチメンタル)
正しさや真実よりも納豆を百回まぜる堅実な人

012:堅(水風抱月) (朧月夜に風の吹く。)
香炊きのしろしめしたる堅州國 煙(けむ)よ黄泉路の果つるはいづこ

012:堅(芳立) (芳立五蘊)
〈煎餅談義〉 さうかとて諾ふものか堅焼きにあらぬが名のるまがひ煎餅 ※諾う【うべなふ】、煎餅【せんべい】

012:堅(只野ハル) (Ordinary days)
堅牢な容器落とせど壊れずに収めたるもの粉々になり

012:堅(新田瑛) (新田瑛のブログ2)
新しい世界の前に堅牢な空気があって入り込めない

012:堅(本間紫織) (**JEWELRYBOX**)
堅苦しい挨拶はもうやめにして一緒に道を外しませんか

012:堅(鈴麗) (月夜に祝杯を)
穴を掘り神様の目から身を隠し堅気の世界に唾を吐く君  ...

012:堅(酒井景二朗) (F.S.D.)
堅氷に足をとらるることなかれ春は笑ひて迎へたきもの

012:堅(不動哲平) (酩酊通信)
ブルドッグ・パイプの灰をこそぎ取り堅物になる 明日のために

012:堅 (皐月) (観目見目)
身の内に鋭く堅きもの一つ行くべき道をまっすぐに指す

012:堅(A.I) (Private Window)
庭で摘みし薬味を添えり初夏の堅魚をさっと火にくぐらせる

012:堅(希屋の浦) (檸檬藍瑕)
どうしてる口は堅いがだんまりを決め込むことができない友は

012:堅(竜胆) (東京少年)
紙削る砂消しゴムの堅さもてインディゴブルーのあの日残りぬ

012:堅(梳田碧) (【おんそくあるまじろ】)
女とはぬれ煎餅が好きだもの好きだもの堅く信じて暮らす

012:堅(五十嵐きよみ) (111.31KV620日記)
式典の堅苦しさをまぎらわす来賓たちを野菜に見立てて

012:堅 (三沢左右) (Lazy Room)
膝頭が堅くぶつかるその音が鈍くゆさぶる言葉の合間

012:堅(ほたる) (ガラス瓶のドロップ)
プライドと呼ぶべきなのか いつまでも開花を恐れる蕾(つぼみ)の堅さ

012:堅(夏樹かのこ) (鹿の子帳)
いつまでも割れないマグを抱きながら堅焼き煎餅割った午後四時

012:堅(音波) (短歌のなぎさ)
足音が堅実なのは気のせいで分かれ道ではだいたい迷う

012:堅/犬飼信吾 (べんじゃみんへっど)
12 なぜ神は人を試すのか 堅すぎる君の作ったピロシキに問う

012:堅(ひじり純子) (純情短歌)
堅苦しいほどに己を律しては何が残ると言うのか 友よ

012:堅(空音) (100の秘密 2011)
熟成が進みいよいよ堅くなり鰹は遂にアミノ酸となる

012:堅(青野ことり) (こ と り ご と )
めざましでスペクタクルな旅を終え (う~ん) 堅実なきょうをはじめる

012:堅(富田林薫) (カツオくんは永遠の小学生。)
堅い人だらけの街の夕暮れに海月のような思いを伸ばす

012:堅(湯山昌樹) (短歌 富士山麓より)
堅物と呼ばれようとも 正しいと信じることをただ伝えてゆく    ...

012:堅(豆田 麦) (むぎごはん)
堅物とうわさをされるあの人の好みは内緒 私の秘密

012:堅(雑食) (題未定)
君という記憶はやがてはじめての接吻(キス)の堅さを残して消える

012:堅   (砂乃) (通過列車)
012:堅   冒険はしない手堅い夢は公務員鉛筆回し青年は言う

012:堅(たろ) (たろりすと)
たまにはと 皿にかぶせし堅魚節(かつおぶし) いつもに増して喰い付きがいい

012:堅(尾崎弘子) (blog for 題詠blog2011)
どちらかと言うたら好きや銀杏の殻の堅さも実のやはらかさも

012:堅   (砂乃)(再投稿) (通過列車)
012:堅   「冒険はしない、手堅く公務員」鉛筆回す青年の夢すみません、再投稿します。

012:堅(のわ) (二十四節気)
武道館堅い防具に身を潜め熱視線さえかわされてゆく

012:堅(香-キョウ-) (Sky on Blue)
堅苦しいことはごめんだ  全身の力を抜いて自由に生きる

012:堅(かきくえば) (なかゆぴ)
堅実でいなさいそして堅実が正解答でないと知りなさい

012:堅 (新井蜜) (暗黒星雲)
堅信礼受けたばかりの春の日のひがしの空を覆ふ朝靄

012:堅(Yosh) (☆生短歌☆)
冬から春乗り越す壁が高い故今日も南砺に雪が降り積む

012:堅(葵の助) (螺旋浮遊)
歯の力強くなったねこの煎餅そうとう堅いよ次男2歳弱

012:堅(じゃこ) (めくるめく)
堅実な女なんです五円玉集めて亀を作れます、ほら

012:堅(るいぼす) (るいぼすのブログ)
堅実に生きようとしてあきらめたレディースデーと平日ランチ

012:堅 (うたのはこ)
遠き日の二人の堅い約束は幻のまま大事な記憶

012:堅(萱野芙蓉) (Willow Pillow ?)
堅強な駆逐艦みたいになつてちょつとやそつとぢや傷つきやしない

012:堅(穂ノ木芽央) (白紙委任状)
囚はれてゐるのは我か堅牢な檻の如くに青年の肉体

012:堅(南雲流水) (流水(るすい)の短歌Caf\'e)
堅苦しき言葉遣いをする君といたわり言えぬ貧しき我と

012:堅(那緒) (うさぎぱん)
堅パンをかじれるならばまだ平気 非常食ではないものとして

012:堅 (水野) (メゾン・ド・木造 跡地)
 ラブホテル堅いこと言うなお一人で何が悪いんだそうさひとりさ

012:堅 (村木美月) (うたりずむ)
前髪もスカート丈も堅苦しい渡り廊下ではずむプリーツ (村木美月)

012:堅(花夢) (花夢)
堅実な教師をすこし狂わせて泡立つ午後の進路相談

012:堅 (きり) (梢は歌う)
その意思は石より堅いと言っている真面目なときも惚けてる君

012:堅 (きり) (梢は歌う)
その意思は石より堅いと言っている真面目なときも惚けてる君

012:堅(牧童) (牧童の夏至)
霜履(ふ)めば堅き氷に至るなば桜を踏めば何処に至る

012:堅(逢) (I'll be)
まっすぐに歩ける だけど堅実に生きるってことはそれだけじゃない ...

012:堅(南葦太) (「謙虚」という字を書けぬほど)
僕のことならもういいよ ひとときのひだまりだった堅木のデッキ

012:堅(伊倉ほたる) (ほたるノオト)
堅雪をしみしみ渡るはしゃいでもスキップしてはいけない決まり

012:堅(小夜こなた) (小夜こなた)
堅牢な安全が剥がれ落ちてなおゆらゆらと立つ利権の構造

012:堅(蜂田 聞) (蜂田 聞(題詠blog))
誠実な人とう評を原発は堅牢と解く 胡散臭さよ...

012:堅(中村成志) (はいほー通信 短歌編)
身を割れず果てし種子もあるらむかチョコ菓子ひとつ喰ひつつ思ふ

012:堅(壬生キヨム) (ぼくはこんなことが好き。)
堅実な男にイワトビペンギンの写真をねだったことがあります

012:堅(水絵) (桜舞)
石楠花の堅き蕾に手ふれみむ 冬越す荒野の鎧にも似て

012:堅(水絵)再投稿 (桜舞)
石楠花の堅き蕾に手ふれみむ 冬越す高野の鎧にも似て

012:堅(瀬波麻人) (a swallow under the moonlight)
堅牢なセキュリティです城壁を高くするほど内側が死ぬ

012:堅(鳥羽省三) (臆病なビーズ刺繍)
堅き意志固き頭の公彦の時に笑まふか少女の前で

012:堅(龍翔) (The Flying Dragon)
「堅実に歩んでゆく」ということの 何と素敵でつまらないこと

012:堅(陸王) (Always Walking with Yu)
12番、"大きなのっぽの平井堅"。あとは知らない、二人は若い♪

012:堅(北爪沙苗) (題詠blog)
居酒屋のその堅き壁は累々と桜をいけぬ 花瓶ぞあはれ

012:堅(新野みどり) (明日は明日の風が吹く)
君の手を堅く握れば海だって越えていけると思った深夜

題詠2011-012:堅 (七十路ばばの独り言)
堅気だと言われた女も年数を重ねて今は優柔不断

012:堅(如月綾) (お気に召すまま)
もうそんな若くもないし堅実な恋愛相手を探しています

012:堅(佐田やよい) (低速飛行)
なくしものは見つからなくて冬の夜の空気の堅さ確かめている

012:堅(矢島かずのり) (矢島家)
オムレツに堅焼きポテト入れたのを作ってみたら軟らかかった

012:堅(揚巻) (揚巻の「題詠blog」)
義理堅い骨がわたしをゆらしてる 子宮のなかで鳴る呼子笛

012:堅(烏野サギ子) (ネコとサカナとコトリ)
届かない冷たい君にかける声 鎧い絡まり堅くなる舌

012:堅(祢莉) (sugar drop)
堅苦しい挨拶なぞをしてみるの本当は以心伝心の君に

012:堅(おおみはじめ) (探花)
カタブツと決めつけているあいつらの頭のほうがよっぽど堅い

012:堅(廣田) (海猫亭)
堅牢な壁の向こうに何がある自由剥奪我らの時代

012:堅(ちしゃ) (短歌、ときどき思うこと。)
堅くひも結んでおいた 僕は僕 君は君 ちょうちょうはちょうちょう

012:堅(じゃみぃ) (じゃみぃのうた)
はちゃめちゃの半生過ぎてこれからは堅実のみが我が道しるべ

012:堅(天国ななお) (お月様は許さない)
2-3 が堅いと思っていたけれど本命捨てる勇気がなくて

012:「堅」(やまみん) (母はぐうたランナー)
分かってる 君の守りが堅いのは 心のもろさを隠すためだと...

012:堅(嵐家 昇) (短歌という糸)
沢山の妄想映画上映しガードの堅い君にふくらむ

012 : 堅 (内田かおり) (深い海から)
 陽を受けて仄かに温き土くれのひとつところにある堅さあり

012:堅(摩耶山) (冥宮のトビラ)
いたづらに窟のふかみに身をおきて濡れ立ちすくむ 音無き堅牢

012:堅(理阿弥) (車止めピロー)
散りし地ゆ集ひて塔を建てたるらむ土より堅く天より脆き

012:堅  (シホ) (ころろん堂)
干からびて 堅くなってる 心なら 電子レンジで チンしてみようかJUGEMテーマ:短歌

012:堅(こゆり) (おかっぱ短歌)
幼き日あなたがまわしたであろうかつおぶしけずり機の堅さ愛しい

012:堅 (史緒) (史緒のふみょふみょ日記)
曇る君の堅く閉ざした唇にキスしたくなる日曜の朝...

012:堅(笹木真優子) (菲薄。だけど、言葉が好きです。)
気をつけて 足元を見て歩きなさい 堅牢故にあく穴もある

0012:堅(由弥子) (短歌方面に左折中)
堅牢な砦に終焉の陽射せり酸素の海に沈む白い旗

012:堅(久哲) (久哲の適当緑化計画。)
いちめんの堅焼きポテトチップスの上で革命的にあなたと

012:堅(みゅーたん) (みゅーたんか)
最後まで堅実な君の横顔に平手のひとつも打てない悔しさ

012:堅(あまみず) (たたんか)
堅いパン 冷えたゆびさき わだかまり ミルクカップのふちの邂逅

012:堅(みこと (One day to breathe)
堅苦し言葉で愛を紡ぐよう 啓蒙 キミヲ先生ト呼ブ

012:堅(志岐) (日々の徒然)
焦げました 母の差し出す 食パンは 堅くなりにし 長閑な朝

012:堅(ワンコ山田) (歩道を走る自転車のこども)
頑なに会わないわけを叩きこむ(堅物だね)と抗う胸に

012:堅(冥亭) (《冥亭倶楽部》a darkside on the earth)
はじまりが塵を集めし惑星に堅牢なる大地など 笑止

012:堅(我妻俊樹) (半ドア)
堅気のおじいさんの腹巻きの白薔薇 辻でひとつになる風を見る

012:堅(こすぎ) (たんかんぽんかんみかん)
ただひとつ堅く崩れぬあの人に祈りは届くか届かぬか

012:堅(市川周) (ミルミルを飲みながら)
春のシャブ堅義になれぬトシとサチ(まともだったのに中学までは)

012:堅(希) (短歌ブログ・アブラカダブラ!)
柵のない鳥かごで歌い老いていくふたり手堅き道をえらんで

012:堅(美亜) (余韻嫋嫋)
たいせつに堅く交わした約束が捨てられるように散る白木蓮

012:堅(東雲の月) (知のさざなみ)
堅さとは死の象徴という君のしなやかなりし赤き唇

012:堅(miki) (ココロよみ)
堅実に真面目に生きよと道標(みちしるべ) 亡き父の声心に響く

012:堅(黒崎聡美) (ゆびおり短歌)
中指の爪で堅さを確かめるパイプベッドのパイプの部分

012 堅(浅見塔子) (衛星ドロップ)
堅い殻破る直前ためらってそのままひよこになったぼくら

012:堅(藤野唯) (Sugarmint)
堅実さなんて捨てて目の前で微笑むわたしに浮気をしてよ 

012:堅 (佐藤紀子) (encantada)
竪琴のアルペジオより湧きあがる泉のやうな歓びの声

012:堅(新藤ゆゆ) (ゆゆとぴあ。)
土曜日の始発に愛を押し込んで手堅すぎない場所へと帰る

012:堅(神楽坂朱夏) (神楽坂題詠亭)
大いなる正午は堅き陽光に包まれ眠るニーチェ片手に

012:堅(B子) (サンドイッチマンの憂鬱(2))
祖父が買いに行ったらしい あずきバーの堅さ額で思い出す午後

012:堅(エクセレント安田) (風流三昧)
堅実な 投資だったが 歯車が 狂い始めて 損失肥大

012:堅(千葉けい) (遊糸(かげろう))
開け放せ堅く閉じた窓 手をかけて真夏の恋に解放宣言

012:堅(紫陽花) (短歌ブログ『水の容器』)
友は堅実と思いし 日本橋 彼の人恋うるわれ博打打ち

012:堅(志歩) (dye white)
テンプレートに乗せた堅いごめんねじゃ神父さましか受け取らないよ

012:堅(藻上旅人) (創作のおと)
いま堅い枝にしがみついていては 見えない事ばかり増えていく

012:堅(風とくらげ) (外からも透いて見えるだろ、ほら)
ふたりして大事にまもった窯から出せばひびわれ ていた堅焼

012:堅 (あの日の夜)
耳元で ささやく声が愛しくて 堅く握った指先ほどく

012:堅(櫻井ひなた) (ひなごと☆25→26)
今までで一番堅苦しい顔で父はつぶやく「…幸せに、なれ」

012:堅(星桔梗) (風船がわれるまで ?)
意思堅く母の涙を知らずして幸せ信じ旅立った君

012:堅(晴流奏) (晴流奏の題詠blog)
堅牢な鎧の中で膝抱え君はいつまでそうしているの?

012:堅(詩月めぐ) (かじられちゃったお月様)
「堅い子にならんでいいぞ好きなこと我慢せんとこ」味方はじいちゃん

012:堅(くろかわさらさ) (コンクリートと風とねこ)
ゆうぐれの堅いせんべいかみしめてなみだをきらいになろうとしてる

012:堅(葉月きらら) (組曲を奏でるように・・・)
指切りを堅く交わした約束を貴方は今も覚えてますか

012:堅(珠弾) (nine street kick)
戦前の堅い予想をうっちゃった伏兵ロングスパートの乱

012:堅(飫肥正) (おびただ詩歌)
混みあへる時間を避けてたのみたる鮪のぶつのしこり堅しも

012:堅(ミウラウミ) (みうらうみ?)
消しゴムの堅さ選手権開いてる僕らに男子すら呆れはじめる

012:堅(月原真幸) (さかむけのゆびきり。)
いろいろな夢を見たけど何ひとつ堅実だとは言われなかった

012:堅(松木秀) (わたしよきみの風景であれ)
意外にも底堅い支持集めるは戸塚ヨットスクール校長...

012:堅(田中彼方) (簡単短歌「題詠だ」)
犯人は凶器に使った堅パンを食べきれなくって、自首をしてきた。

012:堅(今泉洋子) (sironeko)
堅香子の和歌ど忘れてあしひきの雁俣山に海馬呼び出す

012:堅(村上 喬) (つぶやき短歌ブログ)
堅牢な構造物に寄り添って柳はすべてを受け流している

012:堅(さくら♪) (さくら草紙 ~第参章~)
堅実に生きてきた日々決壊すいったい何を試すというか

012:堅(桑原憂太郎) (憂太郎の短歌Blog)
堅牢な城壁のごと放課後のティーンエイジのとあるこだはり

012:堅(東 徹也) (詩歌句な日々)
科学者の堅い解析軽々と超えて終わらず恋は永遠...

012:堅(伏木田遊義) (卓上驟雨)
堅調な推移のうちに凡百(はんはく)の恋腐(くた)れゆく 羨しく切な

012:堅(山階基) (赤・緑)
まだ堅いアボカドたちを眺めつつ食べごろになる日のことを思う

012:堅(北爪沙苗) (count the steps that you take)
居酒屋のその堅き壁は累々と桜を生けぬ花瓶をあわれ

012:堅(モヨ子) (題詠マラソン!)
淡雪が堅い蕾に降りかかり籠もれる冬の長かれと見る

012:堅(はる) (はぐれ雲 -Allein Wolke-)
堅堅と 拒む君に 愛想尽き 一人私は 元の道行く ※堅堅=かたかた

012:堅(睡蓮。) (睡蓮。の隠れ家ブログ)
胸の奥深くで堅く閉ざされた扉を開ける酒一滴(ひとしずく)

012:堅(浅草吉右衛門) (浅草吉右衛門のブログ)
若き日の 強い思いを 思い出す グラブに残る 堅忍不抜...

012:堅(ネコノカナエ) (やまねこ通信)
堅く手を握ればいいのこの夜を歩けばいいの唄えばいいの

012:堅(平野十南) (幼稚)
堅牢な護りの壁は崩れ果て巡れば草の庭があるという

012:堅(奈良絵里子) (詠んだこと)
堅い木でドアを作って暮らそうね ノックの音がよく響くよう

012:堅(月夜野兎) (明日 晴れるといいな)
可愛げの無い堅物が代名詞 それでも信じわが道を行く

012:堅(みち。) (銀塩プロローグ。)
堅実な冒険心でわたしまたあなたみたいな人を選んだ

012:堅(秋月あまね)好戦のこころで一生を終えたる堅頭竜の頭さびしき (あさまだ記)
好戦のこころで一生を終えたる堅頭竜の頭さびしき

012:堅(増田静) (口笛)
ころりころり白ねがえって白ぜんめつ「堅気」の対義語を答えよ

012:堅(子帆) (ことばのくに)
わたくしに残されているエナジーは堅あげポテト噛む力だけ

012:堅(高良すな) (雨中 砂場あそび)
久堅の 雲高くなる 鰯雲 失われても 四季はめぐる

012:堅(央上理史) (なかがみさとし・われひとりゐて)
病巣は堅焼きそばの麺に似てこんがりキツネ色のジェラシー

012:堅(冬鳥) (ことのはうた)
友を待つ堅いベンチにある余白 求めることはいつもくるしい

012:堅(北爪沙苗) (題詠blog2011)
居酒屋のその堅い扉は累々と桜を生ける花瓶ぞ哀れ (再投稿です)

012:堅(野坂らいち) (のーずのーず)
この星でいちばん堅い鎹は君とあたしを繋いでいない

012:堅(ろくもじ) (タンカコタンカ 題詠篇)
口は堅い人だったなと思い出す 陶器のカップは独りで割った

012:堅(北大路京介) (極詩的京都 北大路京介アワー)
ひとつずつ手堅く勝ちを拾ってく 負けぬ勝負を焦らずつくる

012:堅(なぎ) (Dum Spiro, Spero.)
堅実な君の予定を狂わせるための誘惑ひと粒こぼす

012:堅(遥遥) (たんかのきりかた)
堅実な二塁手みたい右側を君が歩いていく道の先

012:堅(夏嶋真子) (秋のため息 三日月のくちびる)
ラプラスの悪魔や諸行無常の宇宙にて常盤堅盤(ときわかきわ)はいずこ?

012:堅(生田亜々子) (屏風と靴)
眠ろうとして不器用に目をつぶりまた悔やんでる、堅いたましい

012:堅(ひぐらしひなつ) (エデンの廃園)
中堅手の頭上を越えて白球は叢に消ゆ あなたとしたい

012:堅(豆野ふく) (それゆけ!だいふくもち)
誠実で堅実な人のふりをして隠し持ってる三つの秘密

012:堅(清次郎) (Conical flask)
1/5000で残ったウミガメは水族館の中堅あたり

012:堅(きさらぎ) (k - n i g h t)
堅いとは固いと比べ賢さが見え隠れする気がしたのです

012:堅(粉粧楼) (薄明光線)
死に絶えた獣と同じ瞳する君の堅さを思い出す夜

012:堅(飯田和馬) (短歌手控え~題詠blog用)
主体的に堅気ではないふりをして千円だそうと気張ってはみた

012:堅(はせがわゆづ) (迷走ランドセル)
大切なものをしまっているのでしょう堅牢なにぎりこぶしの中に

012:堅(anemone) (牡丹一華)
岸辺には着かない 君は堅実な手段だけしか用いないから

012:堅(小林ちい) (ゆれる残像)
堅実に歩む親父を見下した自分が特別だと過信して

012:堅(田中ましろ) (ましたん)
真面目な(というか堅苦しい)君の説教に慣れはじめる五月

012:堅 (樹) (目の開かないキリン)
 学校の机が柔らかいこともナイフの堅さも問題じゃない

012:堅 (しづく) (みずたまピルエット別館)
右で丸 左で三角 描いてみて。堅い頭を解す体操

012:堅(眞露) (風の残像)
もみじ谷堅いロープに支えられ空に飛び出す藍い吊り橋

012:堅(豆男) (豆男)
約束をしたくなるのは手も足もどこもかしこも堅気な女

012:堅(片秀) (うつしよはゆめ よるのゆめこそまこと)
少年の堅い頭がとけていく恋という名の理不尽のもと

012:堅(竹中 裕貴) (Milk Thistle)
雪のように正しく生きるひとだから堅さを理解しないのだろう

012:堅(小倉るい) (たんぽぽの歌)
冬靴の使用期限が切れかかり道に残りし堅雪を蹴る

012:堅(jun) (純情一直線)
中華街の堅そうな門吹き抜ける風も四角く切り取られて来

012:堅(青山みのり) (わざとじゃないもん!)
暴走も逃避もしない堅実な福神漬けの明日はいい日だ

012:堅(久野はすみ) (ぺんぺん100%)
代えられる愛なら堅くおことわりスイングドアを押して出てゆく

012:堅(村田馨) (新東京百景)
堅焼き煎餅(せんべ)頬張りながら仲見世をぶらついて行く浅草寺まで(023:浅草寺と仲見世、台東区)

012:堅(T-T) (短歌備忘録 )
煮詰めたら堅いガラスのジャム瓶に閉じ込めていく短歌のように

012:堅(中村成志)(再投稿) (はいほー通信 短歌編)
身を割れず果てし種子もあるらむか堅きチョコ菓子喰ひつつ思ふ すみません。前回投稿した歌で、お題の「堅」が、抜けているのに今、気づきました。期間終了してしまいましたが、再投稿できますでしょうか……?