題詠blog2009

こちらは「題詠blog2009」の会場です。どなたでも自由にご参加いただけます。

056:アドレス

2008-12-21 | 051-060の歌
「056:アドレス」の歌は、こちらにトラックバックしてください。

056:アドレス(jonny) (迂闊な夜の真ん中で)
アドレスを持たない風が吹く中でようやく消せたアドレスひとつ

056:アドレス(鳥羽省三) (見沼田圃の畔から)
アドレスは南区大谷口そのかみに小中英之棲まひしところ

056:アドレス (わたしよきみの風景であれ)
刑務所は移設されても番外地というアドレス残る網走...

056:アドレス(松木秀)再投稿 (わたしよきみの風景であれ)
刑務所は移設されても番外地というアドレス残る網走...

056:アドレス(西中眞二郎) (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
アドレスの講釈したる先達が見事なチョロを見せてくれたり

056:アドレス(アンタレス)ふr (思い出ずるままに)
古きより書き足しおりぬアドレス帳今は年ごと線引く多し

056:アドレス(みずき) (空)
春の光(かげ)踏みて饒舌なりし日をアドレス帳の端に書きたす

056 アドレス(船坂圭之介) (kei's anex room)
アドレス アドレスのm欠きしゆえm君にメール届かぬ苛立ちを責む  

056 アドレス(船坂圭之介)再投稿 (kei's anex room)
アドレスのm欠きしゆゑm君にメール届かぬ苛立ちを責む  

056:アドレス(小早川忠義) (Just as I am Returns)
アドレスを消すも面倒仲違ひせしまま二度と会はぬと思へど

056:アドレス(夏実麦太朗) (麦太朗の題詠短歌)
新しいメールアドレス決めるとき昔の彼女を思い出してる

056:アドレス(佐藤紀子) (encantada)
竜宮のアドレス聞かずに戻りきてクレイムすらもできぬ浦島(浦島太郎物語)

056:アドレス(柴田匡志) (スタートライン)
君は去りアドレス帳の君の名を跡形もなく塗りつぶしおり

056:アドレス(うたまろ) (五と七と五と七と七)
返らないメールのアドレスそらんじる 雨降りの窓を眺めるように

056:アドレス(じゅじゅ。) (rahasia2 ~題詠blog2009~)
ティーアップ アルバトロスにアドレスと にわかゴルフファンは用語から

057:縁(じゅじゅ。) (rahasia2 ~題詠blog2009~)
三日月の囁く声が聞こえたわ 君との縁(えにし)感じた夜に

056:アドレス(星野ぐりこ) (題詠100首爆走中。)
使われていないアドレス辿ったら見つけてしまった彼の残骸

056:アドレス(みつき) (みそひと :: misohito ::)
アドレスを覚えたくない日もあって ただもじょもじょとヘビを走らす

056:アドレス (穴井苑子) (猫のように純情)
アドレスは枯れるかわりに長くなり月まで届きそうな勢い

056:アドレス(庭鳥) (庭鳥小屋へようこそ)
何もかもアドレス無くばはじまらぬ隣の人と仕事するとか

056:アドレス(梅田啓子) (今日のうた)
別れても亡くなりてなほ削除するアドレス一つたちまち消えぬ

056:アドレス(日向弥佳) (黒猫ときんぎょ)
すぐ君のこころへ届くアドレスが売っているならひとつ下さい

056:アドレス(八朔) (I am still here ... われひとりゐて)
歌だからどんな別れもさまになる「あなたがくれた嘘のアドレス」 

056:アドレス(マトイテイ) (ようこそ 纏亭へ)
アドレスを辿れど君に届かない曖昧過ぎる意志の疎通

056:アドレス(森山あかり) (言葉の花かご)
楽しげにアドレス交わす友人をひとり見ている携帯持たず

056:アドレス(ぽたぽん) (今日には今日を 明日には明日を)
アドレスは交換するけど番号は教えぬそれがわたしのルール

056:アドレス(ジテンふみお) (雲のない日は)
アドレスを秘匿している濡れ犬よ土日寂しき工業団地

056:アドレス (minto) (@100@)
詳細は下記アドレスとテロツプにマラソングツズのプレゼントあり

056:アドレス(ことり) (歌)
とらふぐのアドレスは夕焼け町の路地奥のあのお寿司やさん

056:アドレス(蓮野 唯) (万象の奇夜)
初日から聞けないでいたアドレスは卒業式でも聞けずじまいで

056:アドレス(チッピッピ) (うたよみブログ)
亡き父のアドレス今も消せなくて 携帯の中 生き続けている

056:アドレス(はこべ) (梅の咲くころから)
アドレスに込めた思いはいかならん問うてみたきは君のそれなり

056:アドレス 行方祐美 (フーガのように)
アドレスを持たない母さん風の人あしたもきっとふわんと軽い

056:アドレス(陸王) (Always Walking with Yu)
意味の無い覚えられない特別なアドレスにしたスパム野郎め

056:アドレス(七五三ひな) (ひなの雑記と言葉遊び)
ケータイのアドレス帳の「1番」を未来の夫のため空けている

056:アドレス(わだたかし) (ファミレス短歌)
買い替えたアドレス帳のメモ欄に暗号で書く名前いくつか

065:アドレス(柚木 良) (舌のうえには答えがでてる)
love.yuko0502の先代のアドレスはたしかforever-jun

056:アドレス (ゆり) (森の歌 ~怪人二十面相~)
アドレスは暗号だった筆跡は男か女か本名なのか

056:アドレス (やわらかいと納豆2009)
アドレスを教えて下さいメールではなくってあなたが生まれた場所よ

056:アドレス(畠山拓郎) (あいうえおあお)
アドレスを交換したいときもある赤外線も付いてるのになあ

056:アドレス(迦里迦) (香飄)
壊滅のデータ・アドレス 携帯の水没事故にて流れ去るひと

056:アドレス(只野ハル) (Ordinary days)
覚えにくくしたメールアドレス伝えたい人現れて困る

056:アドレス(ふみまろ) (光る風の記憶)
アドレスは変えずにいよう文字だけがつなぐ二人の来世のために

056:アドレス(久哲) (久哲の適当緑化計画。)
アドレスと言う外国の操舵手も共のひとりか安徳帝は

056:アドレス(ひいらぎ) (ひいらぎのゆっくり短歌日記)
もう今は存在しないアドレスにメールを送る空へと向けて

056:アドレス (新井蜜) (暗黒星雲)
年収に満足できず足してみるアドレス帳に書かれた数字

056:アドレス(木下奏) (ブログ・キ・カーデ - 木下奏 blog)
携帯のメールアドレス変えたい病高校の頃流行していた

056:アドレス(ひじり純子) (純情短歌)
大切なメールアドレス覚えてる記憶のはしに引っかかっている

056:アドレス(ウクレレ) (十線譜)
なくさないようにあなたのアドレスを@のクリップで留め

056:アドレス(さかいたつろう) (流星文庫)
時々は思い出してね二人して悩んでつけたメールアドレス

056:アドレス(野州) (易熱易冷~ねっしやすくさめやすく、短歌編)
今年きたはじめての揚羽蝶のやうにアドレス帳を線路に飛ばす

056:アドレス(Yosh) (☆生短歌☆)
アドレスの知らないとこからラブレター うさくさサイトの入口があり

056:アドレス(理阿弥) (車止めピロー)
アドレスを失くせし後の書き慣れぬ返事に落つる睫毛一筆

2009題詠blog056:アドレス(はづき生) (生さんま定食)
アドレスが欲しいと言ったあの人に仮想番地を割り当てました

056:アドレス(秋月あまね) (予定された調和が見つかりませんでした。)
捨てアカの気配が強いアドレスにコクった後にちょこっと泣けた

2009題詠blog056:アドレス(はづき生) (生さんま定食)
アドレスが欲しいと言ったあの人に仮想番地を割り当てました

056:アドレス(天野ねい) (三十一文字の毒薬)
恋人と別れる度に変えてきたメールアドレスもう四年同じ

056:アドレス(にいざき なん) (改題「休まないで歩けとチーターが言ったから」)
「ネーム・小さな夜更け」「アドレス・君の家まで」「ブラッドタイプ・走る」

056:アドレス(たざわよしなお) (世界を翻訳するための試み)
This is アドレス どこかの街中に陳列されたadolescence

056:アドレス(冥亭) (《冥亭倶楽部》 the snow-ball planet)
アドレスをたどりて行かむきみがもとWebの波をあまたくぐりて

056:アドレス(藻上旅人) (創作のおと)
人類に割り当てられたアドレスはどこまで行けども平らである

056:アドレス(のびのび) (のび短歌)
アドレスにはささやかな願い折り込んで going-myway feel-so-good 参照記事:056:アドレス

056:アドレス(中村成志) (はいほー通信 短歌編)
食事中きみがわらった またひとつアドレスノートの脇にダビデを(「ダビデ」はダビデの星の意) 056:アドレス(題詠100首2009)

056:アドレス(羽うさぎ) (羽うさぎの日記帳)
アドレスとピアスとつばさを部屋に残し行方不明の天使を探す

056:アドレス(新田瑛) (新田瑛のブログ2)
新しいアドレスになりましたので新しいわたくしになります

056:アドレス(髭彦) (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
本来の意味をば越えて<アドレス>とナニゲに使ふわが六十路かな

056:アドレス(春待) (三感四音)
アドレスを特定するため君の後つけていたあの十六の恋

056:アドレス(西野明日香) (水の中のASIAへ(短歌な毎日))
開くたび目立たなくなるはずだからあ行に残す君のアドレス

056:アドレス(こうめ) (はこにわ相聞歌)
「せーのっ」て二人同時にアドレスを消せば思い出わずかに明るく

056:アドレス(原田 町) (カトレア日記)
ふたたびは送らぬメールアドレスを消しがたくいる五月闇かな

056:アドレス(KARI-RING) (ほとりほとりと藍色の海)
さて問題ここは一体どこでしょう?番地(アドレス)聞いてもわからないけど

056:アドレス(フウ) (easygoing.)
渡したアドレス先に新着なしたった一通胸に針キズ

056:アドレス(詩月めぐ) (かじられちゃったお月様)
アドレスを消して忘れたはずでした 転居通知を手にするまでは

056:アドレス (七十路ばば独り言)
アドレスを知りたいなどと乞われても詮無いことよ携帯持たない

056:アドレス(かりやす) (彼方探訪)
mixiの最終ログインは3日以上亡くなりし師のアドレス遺る

056:アドレス (井手蜂子) (蜂歌/Hello,Mr.Darkness.)
花よりも代官山アドレスが欲しい一人の日でも寂しくないよう

056:アドレス(ゆき) (ひたぶる君を)
情けなさだけが残れりわたくしは愛されていたアドレスを消す

056:アドレス(富田林薫) (カツオくんは永遠の小学生。)
「正確なアドレスは猫背ではない」ゴルフスイング上達ガイド

056:アドレス(ぷよよん) (冷静と情熱のあいだ)
あまりにもきみのアドレス簡単で空でいえてる自分が怖い

056:アドレス(龍庵) (題詠blog2009 龍庵)
「アドレス」と言うときメールアドレスで「好きだ」と君が言うときライク

056:アドレス(五十嵐きよみ) (NOMA-IGAオペラ日記)
「舞踏会の手帖」に比べケータイのアドレス帳は便利だけれど

056:アドレス(EXY) (オレブロ★パラダイス♪)
アドレスの イメージメアド ホムペアド 【住所】イメージ リアルな住処

056:アドレス(流水) (流水(るすい)の短歌Caf'e)
懐かしい人から届くアドレスの変更メール抱きしめて寝る

056:アドレス(祢莉) (suger drop)
携帯に消せぬアドレス溜まりゆく分だけ重くのしかかってくる

056:アドレス(じゃみぃ) (じゃみぃのうた)
義理も欠き心も閉ざし十数年アドレス帳も埃がたまり

056:アドレス (村木美月) (うたりずむ)
いつかまた名を呼ぶでしょうアドレスを消しても二度と逢えなくっても

056:アドレス(イマイ) (ゆびおり短歌)
アドレスは自分の名前のきみからのメールが届き夜を冷やした

056:アドレス(tafots) (1年で1000首をつくる)
誰と誰と誰を選べば正解なのかアドレス帳の複数削除

056:アドレス(nnote) (白い箱から)
アドレスを眺めるばかりえいえんに返信しないメール時雨れる

056:アドレス(あみー) (正直なたましい)
「アドレスを変えました」って打ったあと続きが文字にならず溢れる

056:アドレス(青野ことり) (こ と り ご と)
無軌道な人の名前がやさしくてアドレス帳は捨ててしまった

056:アドレス(音波) (短歌のなぎさ)
アドレスを逆さから書く何らかの時代が終わった墓標のように

056:アドレス(虫武一俊) (無足場ワンダーランド)
別冊のアドレス帳を剥ぎ取った手帳が白く積もる引き出し

056:アドレス(磯野カヅオ) (その時の主人公の気持ちを三十一文字で述べよ。)
文字を書くそばから滲む夕立の日に教はりしアドレス 読めん

056:アドレス(月下燕) (a swallow under the moonlight)
はらはらと失われゆくアドレスのSのページが地上に落ちぬ

056:アドレス(ほたる) (ほたるノオト)
ホルマリン液に浸け込むアドレスをいくつも永久保存している

056:アドレス(こすぎ) (たんかんぽんかんみかん)
アドレス帳めくればふわり藍色の少女ともに霧雨まとう

056:アドレス(月下燕)再投稿 (a swallow under the moonlight)
はらはらと失はれゆくアドレスのSのページが地上に落ちぬ

056:アドレス(都) (miya-momoの日記)
アドレスは仮にそこだとしておいて迷子になりたい5日間ほど

056:アドレス(KARI-RING)(再投稿) (ほとりほとりと藍色の海)
さて問題ここは一体どこでしょう?アドレス聞いてもわからないけど

056:アドレス(O.F.) (O.F.)
夏の間アドレスを変えることにしました 連絡しないでドットコム

056:アドレス(櫻井ひなた) (ひなごと☆23→24)
アドレスを消すのは意外と簡単でもう大丈夫もう泣かないよ

056:アドレス(萱野芙蓉) (Willow Pillow)
雨粒のつたふ硝子に溶けだしてゐますと星の名のアドレスに

056:アドレス(すいこ) (すいこのうたおきば)
手帳から出られなかったアドレスがたずねるどこへいくつもりなの

056:アドレス(emi) (時計をはずして)
旧アドレスに上書きをしないまま放置する恋それでよかった

056:アドレス(石畑由紀子) (裏デッサン。短歌・題詠マラソンを走っています。亀スピードで。)
今度こそ恋には落ちない アドレスは登録せず押す返信ボタン

056:アドレス(健太郎) (モノクローム文芸館)
あの頃の音信不通のアドレスも消せないでいる 消さないでいる 題詠blog2009「056:アドレス」

056:アドレス(Re:) (プリズム)
メールアドレスを自然に聞くための理由を探し続けた5月

056:アドレス(佐藤羽美) (hinautamemo)
草花の名前やメールアドレスや憎悪を記せるわたしの手帖

056:アドレス(藤野唯) (Sugarmint)
ためらってあなたがアドレスくれた日の私をもう一回だけやりたい

056:アドレス(間遠 浪) (少女らせん)
アドレスが変わり続ける青空は「完璧です。」って文使いの伝言

056:アドレス(天鈿女聖) (うずめの花ビラ)
アドレスが幽体離脱されていき必要悪はなくなればいい

056:アドレス(市川周) (ミルミルを飲みながら)
アドレスも交換しており猿と蟹(きりがよいので七七はなし)

056:アドレス (キャサリン)(コーラス♪(´・ω・`)カレンダー♪)
「マーガレット」の賞品の絵はミズモリアドレストランにも飾ってあった

056:アドレス(遥遥) (たんかのきりかた2)
全速で過ぎさる方はここにあるアドレス帳に記載ください

056:アドレス(南 葦太) (「謙虚」という字を書けぬほど)
あの人はまだ生きていた久々に届くIPアドレスの意味

056:アドレス(ほきいぬ) (カラフル★ダイアリーズ)
ままごとの次は口紅塗りたくる フレアドレスに二人隠れて

056:アドレス(振戸りく) (夢のまた夢)
メモリから消去されても記憶には残ったままのメールアドレス

056:アドレス・再投稿(振戸りく) (夢のまた夢)
メモリから消去されても記憶から消去されないメールアドレス

056:アドレス(酒井景二朗) (F.S.D.)
シヨウウインドウひとつひとつに滿ちてゐるサマアドレスの無茶な輝き

056:アドレス (31pieces)
「川岸の大きな栗の木の上」がひと夏だけの僕らのアドレス

056:アドレス(都季) (31pieces)
「川岸の大きな栗の木の上」がひと夏だけの僕らのアドレス

056:アドレス(nene) (セイント☆オゼウサン かばんの中身ご開帳編)
なんどでも袖を通すし したければ振り合わせるしマイディアドレス ○他生の縁も使いよう

056:アドレス (みなと) (海馬)
伝言の終わりはさみしアドレスを告ぐるばかりの鳥に過ぎねど

056:アドレス(橘 みちよ) (夜間飛行)
亡き祖母のアドレス帳に記されてもはや無き家消えし町名 

056:アドレス(木下一) (ワイワイやってる暇はねえ!)
参照記事:056:アドレス アドレスに「君のパンティ」入れたから春からいたずらメールが届く

056:アドレス(帯一鐘信) (シンガー短歌ライター)
不景気で売れぬマンション rotsupongihillsが俺のメールアドレス

056:アドレス(珠弾) (seven seas tac)
漂泊の歌人と呼ばれているひとのメールアドレスを知った日のこと

056:アドレス(花夢) (花夢)
クローゼットの森にカシミアドレスを眠らせて静かな夜です

056:アドレス(村上はじめ) (雑感)
アドレスを伝えたあとに後悔し来るべきメールに戦々恐々

056:アドレス(sora) (追憶~娘へ)
あまりにも急だつたので天国のメールアドレス聞くのを忘れた

056:アドレス(わらじ虫) (楽園 by わらじ虫。)
もう少しやさしく告げてほしかった送信先のアドレス不在

056:アドレス(暮夜 宴) (青い蝶)
受信した君のアドレス抱きしめて、ほんとは受胎したかった夏

056:アドレス(遠藤しなもん) (忘れちゃった。)
誕生石ルビーだからね 号数はアドレスのこの数字だからね

056:アドレス(こゆり) (おかっぱ短歌)
ぎこちなくアドレス交換したカフェももうなくなった さよならなんだね

056:アドレス (憂太郎の短歌Blog)
アドレスを変へて生活指導部の主任教師がプロフに載せる

056:アドレス(美木) (ヒネモスアフタヌーン2)
結局は手書きのアドレス帳がいる 水没ケータイ片手に思う

056:アドレス(ワンコ山田) (歩道を走る自転車のこども)
アドレスが変わりましたと知らせればいつか「了解」それだけでいい

056:アドレス(紫月雲) (resume 1970-2009)
潔癖なまでの純愛綴りおく送信先は架空のアドレス

056:アドレス(斗南まこと) (野ウサギのように)
確かめるよう一文字ずつ消していくメールアドレスもう、手遅れです

056:アドレス(本田鈴雨) (鈴雨日記)
唐突にひとりつきりとなりし友のアドレスに亡き夫の名はあり

056:アドレス(松原なぎ) (日向水(題詠blog2009))
いえそれはわたしの息子じゃありません行方知れずのアドレスたぐる

056:アドレス(笹本奈緒) (ニダンカイサセツ)
アドレスが顔文字入りだ 公園の池で人面魚を見た気持ち

056:アドレス(岡本雅哉) (なまじっか…)
代官山アドレスよりもその脇の草地に咲いたひまわりが好き

056:アドレス(しおり) (ヒロの独り言)
指先が君のアドレス覚えてる心はすでに離れてるのに

056:アドレス(キヨ) (ぼくはこんなことが好き。)
アドレスを持たない人とつきあって 明日は銭湯にでもいこうか

056:アドレス(吉里) (梢は歌う)
アドレスを削除する手がふと止まる 断ち切る想い遮る未練 

056:アドレス(穂ノ木芽央) (白紙委任状)
アドレスのmとnとをまちがへてなけなしの勇気がゆくへふめいに

[短歌][2009] 056:アドレス(ezmi) (語りえぬことを。)
もう誰も使っていないアドレスを降らせる星や何かみたいに

056:アドレス(bubbles-goto) (BIBBLy HoUR)
アドレスをいくつもたどりここに来たホームページに焚き火のあかり

056:アドレス(ノサカ レイ) (のーずのーず)
ずっとずっと大きく口開け待っていた ご馳走様です棚からアドレス

056:アドレス(ちょろ玉) (ちょろ玉のコトダマラソン)
好きだとは違う気持ちでアドレスを聞けた理由はなんでだろうね

056:アドレス (お気楽堂) (楽歌三昧)
アドレスの通り飛び出すスライスをさも不満げに嘆くアマチュア

056:アドレス(香-キョウ-) (Sky on Blue)
変更したメールアドレス あなたには送らずいよう せめてもの意地

056:アドレス(おっ) (だいえいの短歌専門店)
携帯の転勤族はアドレスを変えた連絡ばかりをよこす

056:アドレス(ゆふ) (ゆっくりん)
アドレスを残して閉じるコメント欄あなたは気付いてくれるだろうか

056:アドレス(湯山昌樹) (短歌 富士山麓より)
年賀状吾はまだ手で宛名書く アドレス帳は大事な戦力...

056:アドレス(駒沢直) (題詠blog参加用。)
アドレスを消したとたんにタマシイが君を探しに飛びそうで怖い

056:アドレス(志井一) (日記ホプキンス)
絶対に入力されることのない公式ホームページアドレス

056:アドレス (一夜) (短歌るBlog)
恋人が変わる毎くにアドレスが 変わる彼女は秋空に似て

056:アドレス(TIARA) (**JEWELRYBOX**)
天国へのアドレス欲しい夜もあり 夢のなかでも逢えないあなた

056:アドレス(水風抱月) (朧月夜に風の吹く。)
アドレスも着信履歴も消せやしない 良くある話、だけど真実

056:アドレス(睡蓮。) (睡蓮。の隠れ家ブログ)
何年も前のアドレス今もまだそのままだっただけでうれしい

056:アドレス(扱丈博) (取扱)
まだ少しこわばっているアドレスがはじめる自供のなかのはるのかぜ

056:アドレス(小林ちい) (ゆれる残像)
「聞いていい?アドレス」覗き込む顔が近くて赤外線が熱いです。

056:アドレス(近藤かすみ) (気まぐれ徒然かすみ草)
花の名をメールアドレスに組み入れて乙女さびゆく母といふひと

056:アドレス(月夜野兎) (明日 晴れるといいな)
勇気出し送信ボタン押してみるアドレス変わっていないと願って

056:アドレス(葉月きらら) (組曲を奏でるように・・・)
アドレスを聞かれる時を待っているテーブルの上置かれた携帯

056:アドレス(ろくもじ) (タンカコタンカ 題詠篇)
アドレスは変わらないままあたしたち思い出だけで付き合っている

056:アドレス(田中彼方) (簡単短歌「題詠だ」)
「アドレスが見つからないか、サーバーの事由」ではない。終わったのです。

056:アドレス(惠無) (なんでもない一日)
平成の合併ブームで今見れば卒業アルバムのアドレスはなく

056:アドレス(村本希理子) (きりころじっく2)
秘密番号(ピミルボノ)設定、住所(チュソ)にアドレスを とあるところの会員となる

056:アドレス(今泉洋子) (sironeko)
増えゆくは歌の縁(えにし)の友ばかりアドレス帳は黒く光りて

056:アドレス(空山くも太郎) (ケータイ短歌 備忘録)
アドレスに君の秘密がありそうで読み解く帰りのひとりの時間

056:アドレス(月原真幸) (さかむけのゆびきり。)
必要な人の名前は覚えてる アドレス帳は持たない主義だ

056:アドレス(内田かおり) (深い海から)
おずおずとアドレスを訊く君である携帯を出す指の細くて

056:アドレス (それから人鳥の朝食を買いに)
同窓会あるらし 誰かの消息とアドレスを聞く手紙の回る

056:アドレス(Ni-Cd) (反実仮想)
アドレスの通りに歩きあの人を拾い集めて人間にする

056:アドレス(yunta) (詠 ~ツキノチカラ うたのもり~ )
アドレスを開く指先戸惑って違うメニューを開いてばかり

056:アドレス(星桔梗) (風船がわれるまで ?)
どうしても消せない君のアドレスが飛べない吾を笑ってるよう

056:アドレス(やすまる) (やすまる)
昨日までのアドレス帳を書きかえて一斉メールに吹き入れるうた

056:アドレス(夢雪) (浪漫)
交換すメールアドレス眺めては携帯電話のない恋想う

056:アドレス(kei) (シプレノート)
もう過去の遺物となってしまったのアドレス帳のインクが滲む

056:アドレス(鯨井五香) (くじら(独唱))
港区のアドレス誇るマンションのチラシに芋の皮は降りつつ

056:アドレス(さと) (すばらしい日々)
アドレス聞きアドレナリン大量放出みたい 目が潤んじゃった

056:アドレス (永訣のうた)
病状を告げやる姉のアドレスを書き留むる字も乱れてきたり

056:アドレス(茶葉四葉) (ゆざまし)
携帯のメールアドレス聞くほどの軽さでなくて重さでなくて

056:アドレス(佐山みはる) (月待ち人の窓辺(題詠Blog))
アドレスは空き地あるゐは路の上ミミと呼ばれる野良猫がゐる

056:アドレス(千坂麻緒) (薔薇十字蕩尽短歌)
アドレスのアルファベットの連なりが古歌を奏でる暗号でした    

056:アドレス(緒川景子) (ezomijikauta)
ファンファーレ鳴り響くなか一斉に消えるアドレスそのたもろもろ

056:アドレス(桶田 沙美) (31Words Runner)
広告にレスを書き込む謎の人「アドレス人」と名付けたくなる

056:アドレス(田中ましろ) (ましたん)
ふたりして一夜限りと決めたのにアドレスを聞く 「念のためだよ」

056:アドレス (勺 禰子) (ディープ大阪・ディープ奈良・ディープ和歌山)
「アドレス」ぢやなくて「新住所」がなじむ小さな家で、いつかはじめよう…

056:アドレス(青山みのり) (わざとじゃないもん!)
「アドレス帳ってなに?」と問いくる子のために蝶の図鑑をひもとくゆうべ

056:アドレス (里坂季夜) (コトノハオウコク)
チャーリーの空き部屋アドレス近頃はコメント通知メールが埋める

056:アドレス(みち。) (滑空アルペジオ。)
アドレスはボタンひとつで消せるからあなたがとても儚く見える

056:アドレス(兵庫ユカ) (Blog [ .bypass ])
湿った草の上に座っているような十年同じメールアドレス

056:アドレス(はせがわゆづ) (迷走ランドセル)
曇り空みあげた先から降る光 届かないアドレスをそらでつぶやく

056:アドレス(ひぐらしひなつ) (エデンの廃園)
三月の鳩さながらに教えあう蔦の絡まるメールアドレス

056:アドレス(ひぐらしひなつ) (エデンの廃園)
三月の鳩さながらに教えあう蔦の絡まるメールアドレス

056:アドレス(ぱん) (向日葵 と 月)
アドレスは暗記している 携帯に君の名前はもう無いけれど

056:アドレス(久野はすみ) (ぺんぺん100%)
ムスカリの花が咲いたらアドレスを変更しますと風にささやく

056:アドレス(星川郁乃) (Air Station)
ほんとうのわたしに届く三割のメール アドレスはもはや変えがたく

56:アドレス(HY)  (天然通信)
ママ友の携帯アドレスほぼ100%(パー)子供の名前入れてる不思議

056:アドレス みぎわ (たづたづし)
メール・アドレス手繰れど逢へぬ君の上に自己破産ののちの生き死に

056:アドレス(ME1) (FILL mobile)
飛ぶわけをなくした鳥は咽び鳴くアドレスはないブルー&ブルー

056:アドレス(なゆら) (リッスン・トゥ・ハー)
アドレスは君の名前をローマ字にして逆さまにした色の逆