題詠blog2008

こちらは「題詠blog2008」の会場です。どなたでも自由にご参加いただけます。

009:会話

2008-01-01 22:05:33 | 001-010の歌
「009:会話」の歌は、こちらにトラックバックしてください。


009:会話(柴やん) (明日はきっといいことがある)
他愛ない女生徒の会話弾みつつ我は聞かじとヘッドフォン鳴らす

009:会話(野州) (易熱易冷~ねっしやすくさめやすく、短歌編)
耳いたきまでに受話器押しつけて吐息のやうな会話してをり

009:会話 (ことばあそび)
「会話には意味なんて無い。」 そんな事言う為に君は口を開くの?

[題詠2008]009 会話(此花壱悟) (此花帖)
潅仏会話すことなどないけれど肌を嗅ぐため理由(わけ)つけて逢う

009:会話(もよん) (もよん日記)
黙々と キャッチボールで行き来する 視線がつなぐ 声のない会話

009:会話(赤城尚之) (うたかた)
内容のある会話 内容のない会話 どちらもきっと「愛してる」

009:会話 行方祐美 (フーガのように)
英会話の得意な姉が揺れるよう白梅一樹ひかりを返し

009:会話(詠時) (短歌の花道)
感情も流行りのフレーズ代用す通信みたいな若者会話

009:会話(西中眞二郎) (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
他愛なき会にはあれど思惑を秘めたるらしき会話も聞こゆ

009:会話(史之春風) (はちぶんめblog)
ぎこちない会話を春がさえぎって「もうお終い」と雷鳴響く

009:会話(蓮野 唯) (万象の奇夜)
会話から見えないことが見えてきて苦手な人と笑い合えた日

009・会話(玻璃) (玻璃と水晶)
ただ数分 「今度ゆっくり語ろう」の 会話愛おし 多忙の隙間

009:会話(畠山拓郎) (想いまっすぐに)
想定し話す中身も決めたのに違う相手と会話している

009:会話(晴家渡) (晴家渡の二酸化短歌)
数学で習うねじれの位置のよう父と娘の会話を聞けば

009:会話(駒沢直) (題詠blog参加用。)
会話よりキスする方が面倒でないことを知る 舌先で 今

009:会話 (短歌とか短歌とか短歌とか)
会話してセックスをして会話してまたセックスをする恋人ぼくら

009:会話(船坂圭之介) (kei's anex room)
発音のわからぬままに珍妙なわが英会話結構通ず

009:会話(木下奏) (ブログ・キ・カーデ - 木下奏 blog)
他愛ない会話を繋げて歩いていく路地裏の道知らない温度

009:会話(米庄引汰) (白粉花)
万が一君がイギリス生まれなら英会話でも習っただろう

009:会話(千歳) (夏山千歳の手記)
梅が咲く 卒業まであともう少し 飛び交う会話もあともう少し

009:会話(大辻隆弘) (大辻隆弘 題詠100首のために)
かくやくと夏の会話を交はしあひせせらぎ暗き渓も越えにき

009:会話(椎名時慈) (タンカデカンタ)
会ってから話をするのが会話だろう メールの文字で土下座されても

009:会話(究峰) (現し波(うつしなみ))
故里ではずむ会話の葬儀の夜 思いで語り思い出となる...

009:会話(泉) (つれづれ亭)
それぞれが出かけし後の食卓に朝の会話が残つてをりぬ

009:会話(はらっぱちひろ) (テクテク)
君とした会話をキスの回数が上回りそう今夜このまま

009:会話(湯山昌樹) (短歌 富士山麓より)
十四の友と親しく会話する四十四(しじゅうし)歳の教師の喜び...

009:会話(小椋庵月) (みのたけのしぃの実)
細切れに飛び交う会話をビール瓶2本でもって打ち払い行く

009:会話(藻上旅人) (創作のおと)
鳥たちの会話が増える 森の中胸をそらせて歩いてみる

009:会話 (草蜉蝣)
時にあるひとりで酒を呑む時も 頑固なおやぢ会話なくつぐ

009:会話(ゆきすずめ) (朝焼けの赤と青)
置き去りの途切れた会話抱きしめて 貴方はいつか帰ってくる、と

009:会話(本田あや) (明晃晃)
たぶんあの会話がフラグ立つための分岐であった だからだ たぶん

009:会話(西原まこと) (羽根があること)
やがて会話は冷え切るようにわたしから体温を奪ってゆくのだ

009:会話(那美子) (100首詠む2008)
今君の笑顔愛(かな)しき冬時雨    とき明かし行く会話いくつか

[うたう]009:会話(しろうずいずみ) (花と石ころ)
 目を閉じて手と手を合わせてお祈りしそれでは会話をはじめましょうか

009:会話(宇津つよし) (PUNK!BOOM!BANG!-EX)
ダメたって思った途端脆くも出る ウンコと恋の会話をしてる

009:会話(みずき) (空)
会話から一直線に君をみる愁思のほどに深きため息

009:会話(夏実麦太朗) (麦太朗の題詠短歌)
スタートが肝心などとうそぶいて英語会話を始める四月

009:会話 (穴井苑子) (猫のように純情)
おばちゃんの会話は今日も盛りあがる かみあっていく意志がないので

009:会話(たちつぼすみれ) (花・鳥・風・月)
これまでの会話の短さこれからの一緒に過ごす時間の長さ

009:会話(ほきいぬ) (カラフル★ダイアリーズ)
会話からはみ出たWORDがぐるぐるとまとわりついて 君は今どこ

009:会話(じゃみぃ) (じゃみぃのうた)
観覧車会話途切れて沈黙に頭ぐるぐる景色見ながら

009:会話 (新井蜜) (暗黒星雲)
向きあって試してみたが目と目では会話にならず笑いころげる

009:会話(小籠良夜) (《冥の逸脱》)
われがことは言はず語らず外部との会話はすべて盗聴されき

009:会話(川瀬菜穂) (あしたのわたしは)
ぶつけ合う会話 噛み合わない会話 すれ違う会話 あとは無言

009:会話(川瀬菜穂) (あしたのわたしは)
ぶつけ合う会話 噛み合わない会話 すれ違う会話 あとは無言

009:会話(はこべ) (梅の咲くころから)
手話会話コーヒショップに若者がはずんでおりぬサイレントながら

009: (tanka de bitter)
見つめ合い頬杖ついてする会話もちろん好きよ舌でするのも

009:会話(松田丸二)再投稿 (tanka de bitter)
見つめ合い頬杖ついてする会話もちろん好きよ舌でするのも

009:会話(中村成志) (はいほー通信 短歌編)
目の前のわたしではなく右脇のシュガーポッドと会話している

009:会話(松下知永) (題詠ショコラ)
調節のきかぬスイッチ並びおり201A  会話しましょう

009:会話(振戸りく) (夢のまた夢)
夕焼けは空と地球と昼と夜が大人の会話をしているところ

009:会話 (“疾走パラノイア”)
お別れのタイミングさえ合わぬまま無駄な会話を並べて、ふたり

009:会話(天昵 聰) (きりはりなりけり)
会話なき時間気まずく たいやきを腹から食べる男の話

009:会話(原田 町) (カトレア日記)
挨拶のみ会話少なき人ら増えわが自治会の30年目

009:会話(haruko) (森のぬくもり)
私語と貴方語会話を続けてる(私達語をそろそろ作る)

009:会話(こはく) (プラシーボ)
うなずいて青空を見るあなたとの会話しなびて散りそうだから

009:会話(水須ゆき子) (ぽっぽぶろぐ)
まず揺れてそれから跳ねる月の影いつまで続く水の会話は

[題詠] 009:会話(鳥獲) (一ヶ月100冊読書生活)
隙のない会話会話のない二人二人が飲んだ隙のないお茶

009:会話(鳴井有葉) (そのための日記)
会話にもなれない僕を救うのは残酷だろうましてあなたが

009:会話(帯一鐘信) (シンガー短歌ライター)
 寅さんを観ながら部屋で会話なくのびた蕎麦喰う猫舌の恋

009:会話(ひぐらしひなつ) (エデンの廃園)
力づくではずませようとされるほど萎えて会話の先行き見えず

009:会話 (斉藤そよ) (photover)
樹木らの会話もやみて澄みわたる谷に峠に春の降臨

009:会話(富田林薫) (カツオくんは永遠の小学生。)
いまメイドすがたのきみと会話するカフェぇの匂い あなどれなくて

009:会話(空色ぴりか) (美利河的題詠百首)
そのひとはあっというまに去りたまふ会話のひとつも交わさなひまま

009:会話(暮夜 宴) (青い蝶)
不確かな会話に意味を見出せず無理やり重ね続けたからだ

009:会話(天国ななお) (お月様は許さない)
いちにちの会話があいさつだけだったのんびりとした休日でした

009:会話(梅田啓子) (今日のうた)
みどりごは体をよぢりカーテンの揺らめくたびに「おう」と会話す

009:会話(矢島かずのり) (蟲短歌)
ギクシャクと会話していたあの頃にタイムマシンで戻れるのなら

009:会話(橘 みちよ) (夜間飛行)
二十年会話してきて何ひとつ同じ景色を見ていなかつた

009:会話(カー・イーブン) (ほぼ31音)
勝ちたければ本気で学べ外資系英会話塾経営破綻

009:会話(酒井景二郎) (F.S.D.)
ここ迄の會話は全て嘘でした さあ有り金を皆出しなさい

009:会話(野坂 りう) (のーずのーず)
行き場のない僕ら二匹のこの会話 報われますよう 守られますよう

009:会話(秋ひもの) (あの日冷たい葉っぱがひとつ)
平行線たどる二つのモノローグ 「会話」と思い込めれば大人

009:会話 (鹿瀬叶) (*After-Image*)
目を逸らし 向き合ったのは 躯だけ 黙っているの 会話もなくて

009:会話(柚木 良) (舌のうえには答えがでてる)
夕暮れの寝汗に湿るトランクス error:会話の相手がいない

009:会話 (クラッシュボク)
「どさ」「湯さ」で会話が成立するならば「しよ」「うん」だけで事に及びたい

009:会話(丸山汰一) (短歌 Before Sleeping)
  テレビから流れる会話を利用してようやくふたりの会話をつなぐ

009:会話(萩原健之)    (猫とピストル会議室)
恋人たちの会話が降ってくる偏西風の果ての街の広場

009:会話(月夜野兎) (明日 晴れるといいな)
さりげない会話も全部覚えてる二度と会えない君の思い出

009:会話(村上きわみ) (北緯43度)
さみどりに濡れる会話のなかほどにあなたが植えるいっぽんの楡

009:会話(我妻俊樹) (vaccine sale)
人間のする会話にはこんなとき(笑)が入る膝のすき間を

009:会話 (志保) (ころろん堂)
帰り道 会話も途切れ 淡々と 靴音響き 夜は更けゆく

009:会話(野良ゆうき) (野良犬的)
踊り場でダチと交わした会話ならひとつ残らず思い出せそう

009:会話(藤野唯) (Sugarmint)
耳を近づけてくれたりしたせいでひどくつたない会話になった

009:会話(大宮アオイ) (百首歌にチャレンジ)
弾んではまた打ち返すこんなにも会話途切れず近きこの距離

009:会話(川鉄ネオン) (今週の俺が俺が)
しらじらと途切れた会話の真ん中に月がしんしんしんしんと降る

009:会話(ハナ) (象の求愛ダンス)
唇が筋肉痛になるだろう今日はたくさん会話したから

009:会話(水都 歩) (水都blog)
チャットとふ文字にて語る会話してふと襲わるる寂しさは何

009:会話(橘 こよみ) (aglio-e-olio)
不器用なわたしのことを自販機と会話するとき思い出してね

009:会話(蓮池尚秋) (ハスタンカ☆ブログ)
夜空より降る沈黙がトンネルの中での会話くらいに響く

009:会話(ちりピ) (Die Füchse brauen)
会話するかわりにマルボロ一本をかわりばんこに吸った雨の夜...

009:会話(滝音) (みそひともじの味噌スープ)
中国語会話のテキスト初級から皮肉言い合う日本の男女

009:会話(みらい) (優しさと笑顔に包まれて)
たった一人思う存分語るよりみんな集まり楽しく会話

[◆]009:会話(コノキ) (キノコの栽培≫)
犬がするきっと単純その会話、見習いたいとさらに難解

009:会話(岡本雅哉) (なまじっか…)
返品のきかない英会話チケット マキの気持ちがこの手に余る

009:会話(詩月めぐ) (かじられちゃったお月様)
本当はどきどきしてたあなたとの会話たのしい時々さみしい

009:会話(David Lam) (でたらめなうたどもよ!)
会話絶つ唇に触る考える吐息の意味とか帰り道とか

009:会話(磯野カヅオ) (その時の主人公の気持ちを三十一文字で述べよ。)
青柳のいと好き会話加はるる緋色のあらば縁なるやも

009:会話(花夢) (花夢)
会話とも呼べないような沈黙に光が射してすこしねむくて

[短歌][2008] 009:会話(ezmi) (語りえぬことを。)
暗やみに小さな灯りを点すよに浮かぶ横顔会話明滅

009:会話(わたつみいさな。) (乱切りくじら)
静寂に怯えるような微笑みと会話の端に黄昏の音

009:会話(水風抱月) (朧月夜に風の吹く。)
僕と君 交わす目と目が笑い合う 途切れた会話繋ぐ糸だね

【短歌】「題詠blog2008」009:会話 (心の詩人~夢幻の世界~(心を一休み、させてみませんか。))
途切れたる 会話に言葉 見つからず 想い込み上げ したたる涙

009:会話(青野ことり) (こ と り の ( 目 ))
夕暮れをそぞろ歩けば父さんと交わした会話のちいさなかけら

009:会話(やすたけまり) (すぎな野原をあるいてゆけば)
かぎかっこかならずとじて教科書の会話みたいに句点でおわる

009:会話(美久月 陽) (眠り舟)
頬よせて吐息を聞いて唇かすめ 星もみえない闇夜の会話

009:会話(村本希理子) (きりころじっく2)
キッチンの蛇口と会話する夫を見つけてしまふ わたしが悪い

09:会話(伊藤なつと) (やわらかいと納豆2008)
ふたりでは会話が成り立たない鍋にあなたを加えてかきまぜました

009:会話 (一夜) (短歌るBlog)
古き友懐かし会話尽きぬとも  見えない明日と今は語らず

009:会話(幸くみこ) (わらびもち食べたい)
切れ味のすごいハサミを買いました 美容院での会話が苦手

009:会話(吉准吉) (真夜中の缶蹴り)
大人なら会話のキャッチボールではフォークを投げてもさじは投げるな

009:会話(髭彦) (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
すれちがふ母子の交はす楽しげな会話しばらく耳に谺(こだま)す

009:会話(月子) (月の寝言)
魚売る言葉の響きここちよく会話も楽し北陸の町

009:会話(あまのなづな) (ちこつづり)
他愛ない会話の呼吸が一致して 優しさになり愛しさになる

009:会話(末松さくや) (旅人の空(待ち人の雪別館))
その人が会話しようとした海は液晶だけが出すマリンブルー

009:会話 (葉月 きらら) (組曲を奏でるように・・・)
深々と雪が舞う夜に欲しいのは 会話じゃなくて君の温もり

009:会話(南 葦太) (「謙虚」という字を書けぬほど)
ここんとこ女性と会話した事が記憶にございませんが何か?

009:会話(emi ) (時計をはずして)
かみ合わぬ言葉こぼれたティルーム帰路にてナビと会話する午後

009:会話(健太朗) (モノクローム文芸館)
「そういえば」「あぁその話」「いつがいい?」 「週末ならば...」 飲み会話し。

009:会話(萱野芙蓉) (Willow Pillow)
ほんたうの言葉はいくつ陽だまりのなかに転がるやさしい会話

009:会話(田丸まひる) (ほおずり練習帳。)
とれたての真珠の粒をていねいに撃ち合うような会話はきらい

009:会話(秋月泛) (precious stone)
八割の会話は無意味な内容と云うあなた先ずここから消えて

009:会話(きくこ) (きくこ)
何気ない会話をかわし別れゆく終の言葉と思えぬままに

009:会話(kei) (シプレノート)
耳元に届く春風との会話あなたの声に少し似ている

009:会話(池田潤) (神様、ぼくは。)
その会話二度目だねって言わないでおこうかせめて笑えるうちは

009:会話(西巻真) (ダストテイル-短歌と散文のブログ-)
さよならと僕のわびしい個人史をきみとの午後の会話に乗せる

009:会話(文月育葉) (冷たい夜の向こう側)
くちびるをあわせるだけが目的で 会話は前奏曲の役割

009:会話(月原真幸) (さかむけのゆびきり。)
交わすはずだった会話と交わしたくなかった会話を見比べている

009:会話(冬の向日葵) (冬の向日葵)
重ねあい二酸化炭素吐き出して声に出さずに会話する口

009:会話(白田にこ) (さようなら)
すこしだけかたい会話をしているとまるで大人のようだねぼくら

009:会話(天鈿女聖) (白線まであがって。)
= 長時間 会話が続く 方法を トールサイズで 考えていた =...

009:会話(流水) (流水(るすい)の短歌Caf'e)
水割りの氷崩れてうたた寝に雨と風との会話を聞けり

009:会話(ほたる) (ほたるノオト)
空までの距離についての会話する不器用までにどこまでもふたり

009会話(七十路淑美) (七十路ばば独り言)
眼差しにおもいを乗せて見やれども会話生まれぬ意固地な二人

009:会話 (寺田ゆたか) ( “たまゆらのいのち”)
老い人の会話途絶えし一刻(ひととき)の想ひは粟の煮ゆる間なりし

□009:会話(ME1) (FILL mobile)
  会話など要らずに通ずと信じてた 月は満ち欠け 陽が昇る日々 /かいわなどいらずにつうずとしんじてた つきはみちかけひがのぼるひび

009:会話(ワンコ山田) (歩道を走る自転車のこども)
多い目に空気をふくむ会話には沸騰石と名付けた犬を

009:会話 (惠無) (なんでもない一日)
そっと手を甘噛みしてるあなたへのおもいを込めたわたしの会話

009:会話(紺乃卓海) (作品小箱)
ひめやかな会話いくつかすくいとり夜半のひかりにさらす やさしく

009:会話(佐原みつる) (あるいは歌をうたうのだろう)
英会話教室の灯りの消えた西口にまだ人を待つ影

009:会話(拓哉人形) (銀鱗歌)
なにげない会話のなかで君が吾にわからせようとしているなにか

009:会話(太田ハマル) (**hamal通信**おっこちた変光星)
始まらない会話の上を飛行機が飛んでいつでも見上げるふたり...

009:会話(yuko) (31文字の風景@BLOG)
はぁ会話成り立つことの有り難さまた同じこと繰り返す母

009:会話(さくら♪) (さくら草紙 ~第参章~)
東風吹きて柳(りゅう)と桜(おう)とが会話せり 都の春ぞいと美しき

009:会話(Asuka) (明日はハレルヤ)
もう何度 同じ会話をしただろう 「おやすみなさい」が言えずに二人

008:守(絢森) (夢の名前を呼んではいけない)
守るために抱く会話か君たちの言葉はみんな自重で落ちる

009:会話(絢森) (夢の名前を呼んではいけない)
まるまってゆく言葉たち鍵穴は会話の繭に閉じ込めておく

009:会話(睡蓮。) (睡蓮。の隠れ家ブログ)
面倒で特に会話もせぬくせに親はわかってくれぬとぼやく

009:会話(越後守雪家) (越の国)
あなたとの会話はいつも0.1mmくらいずれてる4月

009:会話 (砺波湊) (トナミミナト2008)
好物を執拗に尋ねられておりチェコ語会話の教本のなか

009:会話(文) (f_blueな日々 題詠blog2008 )
部屋の隅ソファーベッドゆ漏る会話 をとことをんなをんなとをとこ

009:会話(夜) (官能小説しぐま)
密林の熱をすいこむ会話のあいま ごめん、ポカリを、飲んでも、いいかな

009:会話(遥遥) (たんかのきりかた)
生れ落ち破壊しつくすその日まで無意味でうるさい会話は続く

009:会話 (村木美月) (うたりずむ)
何気ない会話の中に潜ませる「たくらみ」という気になる木の実

009:会話(五十嵐きよみ) (晴れ、ときどきため息まじり)
世界中似ているだろう知り合ったばかりの恋人たちの会話は

009:会話(萩 はるか) (Betty's second Bar)
会話集どおりじゃなくていいんだよ「私、行きたい、海へ」行こうか

009:会話 (里坂季夜) (コトノハオウコク)
他愛ない会話途切れて午前四時星は宇宙へ魚は海へ

009:会話(遠藤しなもん) (忘れちゃった。)
2年間ろくに会話もしなかった やさしい人と決め付けながら

009:会話(小早川忠義) (ただよし)
途切れたるを恐るるあまり話しゐる君との会話はテレビのやうに

009:会話(吉浦玲子) ([湖]湖蓮日日(これんにちにち))
福音は小鳥と会話するごとく伝へよネットチャーチの牧師

009:会話(本田鈴雨) (鈴雨日記)
あひみてののちの会話にくらぶれば昔のメール多弁なりけり   

009:会話(天野 寧) (三十一文字の毒薬?)
スウェットに古いサンダルなんて日に再会話もろくにできない

009:会話(宮田ふゆこ) (ソーダ・ファウンテン)
手をつなぎ振りかえったら砂浜に残るふたりの会話の波形

009:会話(宮田ふゆこ) (ソーダ・ファウンテン)
手をつなぎ振りかえったら砂浜に残るふたりの会話の波形

009:会話 (えむたん2)
この会話終われば君はとおくなる 宇宙でいちばん大好きなひと

009:会話(キヨム) (ぼくはこんなことが好き。)
知られてはいけなかった文字会話教科書の端に書かれたケー番

009:会話(和良珠子) (the strange of stranger)
耳朶にぶら下がる会話 けだものの声で泣く子を窓から放れと

009:会話(渡邊 琴永) (言葉と泳ぐ。)
料理する会話に飽きて口下手を隠そうとせずバランスを取る...

009:会話(水-mina-) (余韻嫋嫋)
なにげなく会話ににじむやさしさがわたしを未だに傷つけるのです

009:会話 (雨谷佳以) (しがらみにしがみつく日記)
見本的会話をします「好き嫌い好き嫌い好き嫌い好き、嘘」

009:会話(深町ななみ) (Sleeping Bag)
君の言葉が春一番を呼び寄せて 心の中の自分と会話

009:会話(市川周) (ミルミルを飲みながら)
尻文字で会話をしても薄まらぬ哀しみがあり弥生尽尽

009:会話(メイダイ) (蝶の羽音を追いかけて)
「良い天気」で始めた会話沈黙に鹿脅しの音手汗を拭う

【短歌】「題詠blog2008」009:会話 (変身忍者 ヒロ)再送 (心の詩人~夢幻の世界~(心を一休み、させてみませんか。))
途切れたる 会話に言葉 見つからず 想い込み上げ したたる涙

009:会話(yurury**) (Scene-Flow into space)
薄甘く透かせば濁り含む会話血の浸透圧を調整するは

009:会話(岩井聡) (あと100年の道草)
四つん這いで交わす愛語が基本とは和嶋せい式会話教室

009:会話(虫) (次郎)
真夜中の会話がぼくの上をゆく無数の足がじゃれるみたいに

009:会話(あみー) (正直なたましい)
会話には好きな言葉を使っていい 話す相手がいなくてもいい

009:会話(サオリ) (みどりいろのめのかいじゅう)
続かない会話を埋めるためのキス。逃げてる?でもさ、気持ちいいでしょう?

009:会話(海子) (歌)
こっそりといびつな言葉も紛れ込み積み木のやうな会話は弾む

009:会話(音波) (短歌のなぎさ)
わたし的完璧会話達成す 三次元でもいつか頑張ろ。

009:会話(沼尻つた子) (つたいあるけ)
「4月号が最も売れる英会話テキスト」という箴言を訳せ

009:会話(琴乃) ()
少年とニコの会話は伏線か伏線とみせたまやかしか

009:会話(本田瑞穂) (おなかの前で歌をかかえて)
会話さえさほど期待もせずにみた映画がわりとよかったときは

009:会話(きゅん)再投稿 (えむたん2)
この会話終われば君はとおくなる 宇宙でいちばん大好きなひと

009:会話(小林ミイ) (題詠マラソン2008)
会話中手元のナプキン引きちぎる癖を知ってて続けるのですか

009:会話(祢莉) (泡沫)
宇宙人の会話みたいね意味のない擬音でふたりじゃれあっている

009:会話(新井恭子) (MINI'S LIFE blog)
会話はやがて背景になる鳶色の瞳に同化してゆく気持ち

009:会話(イツキ) (FINE DAYS)
ささやかで静かな会話も闇に溶け僕らはやさしく眠りについた

009:会話(Yosh) (☆生短歌☆)
・会話中 弓矢と槍が飛び交って ほんとの自分を探していたよ

009:会話(あおゆき) (メソトリウム)
音を殺し言葉を殺し必要な意味だけ立てなければならぬ会話

009:会話(水音) (~言の葉~)
透明なあおい地球の片隅でぽつりぽつりと会話しようか

009:会話(さかいたつろう) (流星文庫)
人類の最後の会話を締めくくる言葉は「またね」であってほしい

009:会話(永時) (Holy Noises)
噛み合わせ悪い会話に嬌声具付けて続けるごっこ遊びを

009:会話(香-キョウ-) (Sky on Blue)
言い訳に言い訳重ね手つかずの山積みになった英会話資料

009:会話(翔子) (花こみち)
すれ違う会話の中のキーワード探し続けてさくら幾たび

009:会話 (encantada)
メールには何でも書ける友とゐて会話は何故か途切れがちなり

009:会話(五七調アトリエ雅亭) (題詠専用ブログ)
英会話国際社会必需品海外支店赴任命令

009:会話(峠加奈子) (青い鳥同盟)
英会話しゃべれるようになりたくてラジオの前で君とペラペラ...

010:蝶(峠加奈子) (青い鳥同盟)
歩いてて肩に蝶ちょが止まる時あなたは誰と思う葬式...

009:会話(美木) (ヒネモスアフタヌーン2)
今日会話したのは「袋いりません」 あとはテレビにツッこんだだけ

009:会話(A.I) (Private Window)
スヌーピークッキーごめん 会話ほどさくさくもせず ぼろぼろ落ちた

009:会話(永時) 再投稿 (Holy Noises)
噛み合わせ悪い会話に矯正具付けて続けるごっこ遊びを

009:会話(新津康) (NOTHING WORKS)
会話さえおぼつかなくてあなたの隣り。消えてしまいそうな私。

009:会話(高辻まゆみ) (駄文帳)
解体の合図が聞こえる午後10時 閉ざし瓦解のリズムに会話...

009:会話(星野しずる) (タンカdeシズル)
まっすぐな女の嘘よりあたたかな世界の会話 嫌いな誰か

009会話(こすぎ) (たんかんぽんかんみかん)
指と指からめて会話する映画あのとき二人今またひとり

009:会話(滝秋おうか) (OOPS!)
貴方との会話で凝った肩だって私の腕をぶら下げている

009:会話(しおり) (ヒロの独り言)
最後まで 向き合う事のない会話 背中越しに さよならなんて

009:会話(Re:) (31-100@Re:)
昼休みあの子と会話する君の声に負けないように笑った

009:会話(間遠 浪) (壊れたわたしの百の欠片)
あなたから吹く風をこの星のように受けると決めた大会話時代

009:会話(里原志穂) (空の下で)
うわの空言葉遊びを繰る会話天気予報の赤が点滅

009:会話(やや) (言の葉たち)
ちぐはぐな会話がひびく縁側に認知の糸のさきっぽを見る

009:会話(村上はじめ) (spidyな日々)
ちょっとした会話に気持ち混ぜ込んで想い解禁攻撃態勢

009:会話(たかし) (象と空)
鬼たちの会話聞こえて耳障り愛とか死とか鬼に人生?

009:会話(土州) (犬自慢)
量だけが会話じゃないと言う人の投げ出すような言い訳の声

題詠blog009:会話(はづき生) (生さんま定食)
会話しろだなんてそんな困りますだって彼とは言語が違う

009:会話(あんぐ) (風の短歌)
会話のない夫婦のような朝が来てため息ながらにはい出す寝床

009:会話(瑞紀) (歌信風(かしんふう))
ゆくりなく生演奏の始まりて<響>のグラスに会話を閉じぬ

009:会話(紫月雲) (resume 1970-2008)
会話といふうまい言いわけそれならば許さるるなり弱音吐くこと

009:会話(白辺いづみ) (Iduming☆World)
老女二人娘を亡くし癌になり会話は夏の公園が吸う

009:会話(サヨ) (サヨノウタ)
空から海 海から空へと寄せ返す宇宙(そら)の波間に委ねる会話

009:会話(下坂武人) (s.w.)
気のきいた会話をさがしているのです、コーヒーに砂糖四つとかして

009:会話(石の狼) (Wolf-Stone's confessio amantis)
   肌と肌 言葉以外の会話なる声と熱とを生む掌(たなごころ)

009:会話(やすまる) (やすまる)
指先の会話をおえてそれぞれに朝のてのひらは羽ばたいて行く

009:会話(繭コトハ) (コトバ交差点)
カッコいいけどどうしよう 3割は会話が「姉貴がさ、」で始まる君

009:会話(寒竹茄子夫) (Sing Me Back Home Before I Die)
はつなつの会話うすむらさきを帯びぼつてりとせし唇(くち)が吐く恋

009:会話(ruru) (花鳥風月諸々。)
月に架け君へ繋げた糸の先 会話なくとも揺れた鈴かな

009.会話(いろは) (いろはのゆっくり短歌日記)
何気ない会話も大事なアイテムとなって二人の心を繋ぐ

009:会話 (勺 禰子) (ディープ大阪・ディープ奈良・ディープ和歌山)
子と交わす会話の中で頻繁に出てくる「える」は透明の犬

009・会話  (気まぐれ徒然かすみ草)
ヨガのクラス始まればもう楽になる周囲の会話の止みしときより

009・会話(近藤かすみ) (気まぐれ徒然かすみ草)
ヨガのクラス始まればもう楽になる周囲の会話の止みしときより

009:会話(ゆふ) (草のこゑ抄)
同窓会話し上手な君の辺に浮遊している魂いくつ

009:会話(かずみん) (ふわふわ卵のオムライス)
またねって最後の会話で言ったじゃないもし叶うならあなたに会いたい

009:会話 (迷走ランドセル)
つながらない会話を思うちぐはぐのパズルのピースに隠された嘘

009:会話(はせがわゆづ)再投稿 (迷走ランドセル)
つながらない会話を思うちぐはぐのパズルのピースに隠された嘘

009:会話 (如月綾) (お気に召すまま)
もうただの会話ですらも億劫で なのに別れることができない

009:会話(長月ミカ) (創作ブログ とかげのしっぽ)
はじめての日の会話の多きこといつとなく我の心も弾む

009:会話(翠) (☆A la mode☆短歌の日記帳)
意味深な言葉が高く積み上がる ジェンガのような会話のスリル

009:会話(ジテンふみお) (雲のない日は)
残業でハイになったら10時頃フォークリフトと会話してます

009:会話(内田かおり) (深い海から)
 自転車の少女ら会話を飛ばしつつペダルのリズムをふいに合わせる

009:会話(FOXY) (ぎゃらりーFOX通信)
英会話学校・駅前留学の看板撤去され 跡に落書き「さはしクタバレ」

009:会話(今泉洋子) (sironeko)
そのかみの二人の会話手繰る時きみの背後で点火する合歓

009:会話(雪海) (snow-sea)
あのつばめ去年のつばめと違うのよ はじめもおわりも可愛い会話

009:会話 (minto) (@100@)
ラジオから会話流れり大方はリクエスト曲で占められたるが

009:会話(桑原憂太郎) (桑原憂太郎の短歌Blog)
通じ合へるとは思つてなんかいないけど自閉症児との楽しき会話

009:会話(冬鳥) (ことのはうた)
七月の追憶 波はたえまなく会話を洗う雨降らば降れ

009:会話(桶田 沙美) (31Words Runner #011)
セックスが会話の代わりになる前に話すべきことはたくさんある

009 : 会話(弓) (日々ぐるり。)
会話にはならぬ会話が会話ですひとりつぶやく夕焼け小焼け

009:会話(綾倉) (乙女)
地下鉄で高校生の会話聞く「おまえバカだよ」「バカじゃないだよ!」

009:会話(原 梓) (題詠blog百首を走る。)
会話がこぼれ、こわれ、原形を忘れそう そんな折こそ降れよ、夕立

009:会話(伴風花) (風日記*花日記)
ゆらゆらとわたしの中で暮らしてる小さなひとと会話するひと

009:会話(オオタセイイチ) (angle。)
俺たちの会話の手段は電波のみピピピ、ピーピー!!おっ、プレアデスから

009:会話(氷下魚) (氷下魚が私的な文字遊びをする時に・・・)
セールスマンと毎週会話ひと月たてば 情が沸き向こうのペースへ

009:会話(イチコ) (恋log)
「にゃんにゃんにゃ」「ヨシヨシいいこ」「えへへ」「にゃー」 みたいな会話 男子としたい

009:会話(久野はすみ) (ぺんぺん100%)
夕立ののちの野にたつわたくしと会話してくださいますか、空蝉

009:会話(井関広志) (はじめの家)
姓名と出身地を述べしりすぼむ 虚ろに見下ろす英会話教師

009:会話(山田もん) (57577)
繋がった身体と身体で会話する僕らに言葉など必要ない

009:会話(みち。) (暴走シンドローム。)
どうでもいい会話がほしい ある程度ことばで埋まるさみしさだから

009:会話(久瑠木ぱる) (星屑メトロ。)
息漏れの会話の中に隠された私だけが知る血とか愛とか、

009:会話(小野伊都子) ( cahier bleu)
フランス語会話の基本なぞるようにぎこちなく進む日直の朝

009:会話 (題詠100首blog-あいっちのうたあそび。)
二杯目のマンゴージュースを飲みながら父母の会話に加わってみる

009:会話(新野みどり) (明日は明日の風が吹く)
少しだけ緊張しながら英会話講師と言葉を交わし始める

009:会話 (お気楽堂) (楽歌三昧)
隣室の会話の主はドスの利いた広島弁で時々凄む

009:会話(ろくもじ) (タンカコタンカ 題詠篇)
コーヒーを飲んでひといき―会話すらしてくれなかった。もう土下座しかない―

009:会話(東京テレポート博士) (猫背の犬養先輩はネズミにそっくり)
ここ2年間 誰とも会話してないけど 全然平気です もう慣れましたから

009:会話(吹原あやめ) (ちいさくひかりかがやくもの)
さみしさは水銀だった飲み込めば罪に蕩ける虎も会話も

009:会話(K.Aiko) (「夢幻館」-別館-)
白い花 咲いてはこぼれ落ちる道 会話はぽつりぽつりと続く

009:会話(藤原湾) (ことの葉の雨雫)
会話なく静寂落つる部屋の中 つなぐ掌ほのか熱持ち

009:会話(佐山みはる) (月待ち人の窓辺)
少しだけ嘘があるのは知っているいつだって優しく会話する人

009:会話(田中彼方)再投稿。 (簡単短歌「題詠だ」)
投稿歌をトラックバックできないため、ブログにてご確認ください。 ○○は○○のようです。 ○○さえ、たがいに○○○を○○よう。 伏せ字にしてみましたが、さて。

009:会話(濱田花香) (紅葵爽♪)
叢々(そうそう)向日葵、揺々(ようよう)---会話(はなす)よに、                     寄(よ)・離(り)・・・陽(ひ)誘ひか?風の誘ひか?

009:会話(夏端月) (Cantabile!)
夢の中たどる会話の行く先がいつも同じとわかっていても

009:会話(春畑 茜) (茶話なごやん)
それからはまぼろしの父と会話せりをりふしに沈香の匂へば

009:会話(内田誠) (その言葉の行方)
どうしても思い出せないことばかり会話していた人といる夏

009:会話 (夏椿) (夏椿)
感情のままに五文字を送りつけ真夜のこゑなき会話打ち切る

[題詠blog2008]009:会話(坂口竜太) (さんじゅういち×えぬ)
ひっそりと交わす会話の中にいてきみとぼくとで世界をつくる

009 会話 (まなまま) (のんびりパンダ)
会話などなくたっていい テーブルの下で子ネコがまるくなってる

Percocet. (Percocet.)
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Young nymphets art young nymphet. (Nymphet bbs.)
Nymphet galleries. Nymphet pics.

009:会話(みゆ) (*** ことのはあそび ***)
ポケットの中で手と手が会話する「これからどうする?」「このままがいい」

009:会話 (八百長鑑定団) (八百長鑑定団)
食って寝て稽古してまた食って寝て会話は「ごっつぁんです」だけでいい

009:会話(不破慎司) (バズンガウン)
永遠に 続いて欲しい この会話 愛しい人との 和やかな時...

009:会話(yui) (Romantic irony)
水底で交わした会話がピンぼけのフィルムみたいに残る起き抜け

009:会話(兎六) (一人暮らしの日記)
会話にもヒトにも飢えて比喩的にピザのチラシへ電話をかける

009:会話(陸王) (Always Walking with Yu)
隣人の電話で交わすささやきも 聞こえてしまう罪な能力

009:会話(陸王)再投稿 (Always Walking with Yu)
隣人の電話のひそひそ会話さえ 聞こえてしまう罪な能力

009:会話(八朔) (I am still here.)
なけなしの夢を切り売りするように見栄をはり合う会話が好きだ

009:会話(つばめ) (ツバメタンカ)
ぎこちない「ごめんね」のあとぽつぽつと降り出した雨。始まる会話

009:会話 (天然通信)
メールでの会話心に突き刺さりこれが声なら悩まぬものを

009:会話(水野加奈) (水の中)
四時までの会話と短いレシートを斜めに折って財布に入れる

009:会話(宵月冴音) (銀星亭~Villa Argentee D'Etoile~)
私たち会話してても続かない間違いだったのかもしれないね

009:会話(翔) (ノーベル賞にほど遠く・・・)
蝶の会話と蟻の会話を聞きつけて蛙が飛んで蛞蝓止まる

009:会話(わらじ虫) (楽園 by わらじ虫。)
会話ごと君を奪った夕立のように卑怯な弱さを見せて

009:会話(藤矢朝子) (トイレのうず/たんかん)
同窓会「モテる女の会話術」読んでいそうな君が嫌いだ

009:会話(平岡ゆめ) (le petit cahier)
噛み合わぬ会話の向こうの鰯雲幸せなのは誰なんだろう

009:会話(星桔梗) (風船がわれるまで 2)
特別な意味はないけど交わされる会話で今日の元気をもらう

009:会話(なゆら) (リッスン・トゥ・ハー)
春菊が茹で上がるまでの間の君が目を閉じたから途切れた会話