題詠blog2008

こちらは「題詠blog2008」の会場です。どなたでも自由にご参加いただけます。

008:守

2008-01-01 22:05:57 | 001-010の歌
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008:守(柴やん) (明日はきっといいことがある)
卒業までお世話になりし守衛さん学校新聞にて訃報を知りぬ

008:守(野州) (易熱易冷~ねっしやすくさめやすく、短歌編)
蕩尽の日日もなつかし野にあれば子守り娘のくるぶし白し

008:守(猫) (ことばあそび)
守りきる事が出来ず、すみません。  ―あの日、約束交わした自分に

[題詠2008]008 守(此花壱悟) (此花帖)
春の宵守宮の腹がふつくりと先ほどまで蝿だつたものです

008:守(赤城尚之) (うたかた)
この国に生まれた男たるものは恋であっても専守防衛

008:守(もよん) (もよん日記)
防人の想いは 常に子のもとへ 健やかであれ 朗らかであれ

008:守(史之春風) (はちぶんめblog)
鉄壁の守りで追加点はない 雨が降ったらコールドゲーム

008:守(蓮野 唯) (万象の奇夜)
定型を守ろうとして難儀する書いては消して消しては書いて

008:守(詠時) (短歌の花道)
四季の色移ろう中でモノクロの沈黙守る原爆ドーム

008:守(西中眞二郎) (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
しっかりしたお骨ですねと墓守は墓移す我に骨を褒めおり

008・守(玻璃) (玻璃と水晶)
朝な夜な あなたのくれた一言が私を照らす 灯台の守

008:守(晴家渡) (晴家渡の二酸化短歌)
守備の時ひとりベンチのDH何を思って過ごしているの

008:守(畠山拓郎) (想いまっすぐに)
退却し退却重ね我慢して守りを堅め攻めに転じよ

008:守(駒沢直) (題詠blog参加用。)
夜帰る しぼんだ僕を おかえりと迎える守宮(やもり)不気味に優し

008:守(冬の向日葵) (冬の向日葵)
背なを撫でとんとんとんと子守唄 きみは良い子だ寝んねしな

008:守(やましろひでゆき) (短歌とか短歌とか短歌とか)
守護神はお前と指差すその指をまるごとくわえてみたい夜だよ

008:守(船坂圭之介) (kei's anex room)
守るべきこと多くして街中へおづおづ出でぬ免許取り立て

008:守(木下奏) (ブログ・キ・カーデ - 木下奏 blog)
縁結びのお守り買ったあの日から全ての出会いに感謝している

008:守 (白粉花)
「不細工なほうが好きよ」と言う君の守備範囲からは外れていたい

008:守(はらっぱちひろ) (テクテク)
やぶっても誰も泣かない約束を季節のように守り続ける

008:守(椎名時慈) (タンカデカンタ)
守るのは艦(ふね)か組織か国民か イージス艦は正しく使え

008:守(千歳) (夏山千歳の手記)
言うなれば真綿のような恋だった あなたを包んで守っていたい

008:守(宇津つよし) (PUNK!BOOM!BANG!-EX)
ライオンのウンコがゾウに踏まれてる 守りに入ると運も逃げてく

008:守(大辻隆弘) (大辻隆弘 題詠100首のために)
竹群のなかに入りゆく懐にひとふり備後守をしのばせ 備後守=ひごのかみ

008:守(大辻隆弘) (大辻隆弘 題詠100首のために)
竹群の翳に入りゆく懐にひとふり肥後守をしのばせ 肥後守=ひごのかみ

008:守(泉) (つれづれ亭)
子が歌ふ記憶の中の子守唄日の暮るる毎大泣きせしに

008:守(草蜉蝣) (草蜉蝣)
しら壁に家守すひつき間合ひつめ手に汗にぢむ夏の夕暮れ

008:守(本田あや) (明晃晃)
約束は守る 三日月射す道を一人ひとりで歩いて帰る

008:守(究峰) (現し波(うつしなみ))
好返球イチローが投げて城島守る本塁のクロスプレーかな...

008:守(湯山昌樹) (短歌 富士山麓より)
悪漢の侵入あればわが腕は生徒らを守り切れるか悩めり...

008:守(小椋庵月) (みのたけのしぃの実)
守るため出した力が相手へと吸い取られてく 負けるのか おい

008:守(藻上旅人) (創作のおと)
卒業の守れなかった約束をくり返している3月の雪

008:守(ゆきすずめ) (朝焼けの赤と青)
守れるよ 守れる守る守りたい (※きみがわたしをあいせるのなら)

守 (暗黒星雲)
留守番の夜に寝られず 裏庭でうなる恋猫のごと風吹く

008:守 (新井蜜) (暗黒星雲)
留守番の夜に寝られず 裏庭でうなる恋猫のごと風吹く

008:守(西原まこと) (羽根があること)
貪欲を糧にして突き進む人 守ってまもっても終わらない攻撃

008:守(那美子) (100首詠む2008)
守るべき人あればこそ  君はなほ強き魂魄(こころ)を持ちてあるらむ

[題詠] 008:守(鳥獲) (一ヶ月100冊読書生活)
窓際を守れキャラメルマキアートあと一口を砂時計とす

[うたう]008:守(しろうずいずみ) (花と石ころ)
 この星で留守番をする いつの日かただいまを言う誰かのために

008:守(ほきいぬ) (カラフル★ダイアリーズ)
約束をできない二匹が守ること 満月の夜は海見て跳ねる

008:守 (穴井苑子) (猫のように純情)
二年前あなたがこっそり山中に埋めた女性が守護霊さんです

008:守(みずき) (空)
とほき日の鎮守の杜を山川を懊悩の日日眼つむれば ああ

008:守(夏実麦太朗) (麦太朗の題詠短歌)
衝動で買ってしまった守り札何に怯える衝動なりや

008:守 (あしたのわたしは)
守られているという実感は無い 責められることが今の愛

008:守(たちつぼすみれ) (花・鳥・風・月)
座禅草赤黒き苞ひそやかに好奇の眼より僧を守りぬ

008:守(振戸りく) (夢のまた夢)
かんたんなルールも守れないようなひとが増えてる(わたしを含む)

008:守(はこべ) (梅の咲くころから)
守衛さん制服の影にのぞきおるやさしいジイジ孫が待つらん

008:守(富田林薫) (カツオくんは永遠の小学生。)
守屋さん守屋さん、そこ一歩ふみはずしましたね地雷原です

008:守(中村成志) (はいほー通信 短歌編)
柔らかく小さな人はやわらかく大きなひとに「守、マモ」と言う

008:守(haruko) (森のぬくもり)
身代わりにあなたが傷つきゆくことは私を守るということじゃない

008:守(原田 町) (カトレア日記)
あれこれと口出しをせず見守るが親の心得わかっていても

008:守 (じゃみぃのうた)
だっこしてゆらゆらリズム子守唄僕の歌でも君は重たく

008:守(磯野カヅオ) (その時の主人公の気持ちを三十一文字で述べよ。)
松若き会津や鶴の天守閣惜しむ夭逝ホワイトタイガー

008:守(水須ゆき子) (ぽっぽぶろぐ)
守ろうと思うそばから守られてじっちゃんにまた野沢菜を買う

008:守(松下知永) (題詠ショコラ)
桜色のストールに隠すおとがいのわたしはしばし私守となりぬ

008:守(川瀬菜穂) (あしたのわたしは)
守られているという実感は無い 責められることが今の愛

008:守(小籠良夜) (《冥の逸脱》)
冥府とて庁の掟はがっつりとわれに課せたる機密守秘義務

008:守(帯一鐘信) (シンガー短歌ライター)
 乱暴な線から守る日傘からあふれる髪がまぶしく乱れ

008:守 (斉藤そよ) (photover)
雪水に流しておくねやむをえず守りきれない約束として

008:守(松田丸二) (tanka de bitter)
ふと君の睫にこぼす 守ってく 毛布の上からきつく抱いたら

008:守(天昵 聰) (きりはりなりけり)
子守唄うたうロボットのゆらぎなき「ぼんぎりぼんぎり」母は帰らぬ

008:守(空色ぴりか) (美利河的題詠百首)
約束を守りつづけるむずかしさその人はもう微笑んでをり

008:守(梅田啓子) (今日のうた)
守られて生くるはこんなにゆるぶもの険しき顔の写真出で来て

008:守(こはく) (プラシーボ)
留守という盾を掲げてここにいる守られていることも知らずに

008:守(清水ウタ) (“疾走パラノイア”)
じゃじゃ丸はテレビゲームの子守り歌パパのひざの上はゆりかご

008:守(藤野唯) (Sugarmint)
そんな目で見ないでほしい 守らなきゃいけないものが出来たからって

008:守(鳴井有葉) (そのための日記)
見つめない探さない誰のものでもいい消え去りたい消えないで守りたい

008:守 (志保) (ころろん堂)
守るべき 主なくした ペガサスは うちひしがれて もう飛び立たず

008:守(ひぐらしひなつ) (エデンの廃園)
洗いたての膝むきだして守衛室前を駆け抜ければ赤い花

008:守(暮夜 宴) (青い蝶)
守備だけに全勢力を傾けて手も足もない達磨がコケる

008:守(伊藤真也) (クラッシュボク)
いつボクがいなくなってもいいように人見知りから守ってあげない

008:守(カー・イーブン) (ほぼ31音)
おまえらとずっと守っていたいのにひとり打席に立てというのか

008:守(野坂 りう) (のーずのーず)
完璧にレシピを守る清らかさ メリケン粉なんて、爆弾になれ

008:守(天国ななお) (お月様は許さない)
神頼み嫌いな君に手作りの御守り持たせ送り出す朝

008:守(矢島かずのり) (蟲短歌)
守備位置を故意に無視してピッチャーがライトフライを追うようにして

008:守(橘 みちよ)再投稿 (夜間飛行)
ふるき絵馬あたらしき絵馬の風に鳴る音を見守(まも)りて雪ぐもり空

008:守(酒井景二郎) (F.S.D.)
誰も彼もが去つてしまつた庭園だが陽射しにだけは守られてゐた

008:守(月夜野兎) (明日 晴れるといいな)
留守電の声でいいから聞きたくて携帯握り眠る真夜中

008:守(秋ひもの) (あの日冷たい葉っぱがひとつ)
お嬢さん私は貴方の守り神パンツを履いてない守り神 ...いや、その、なんだ。すまん。

008:守(我妻俊樹) (vaccine sale)
守衛室が無人だったの知ってた? とメールで話す背中あわせに

008:守(萩原健之)     (猫とピストル会議室)
泥棒にこころを盗まれた守衛が名画を運び出す真夜中

008:守 (鹿瀬叶) (*After-Image*)
守れない 約束ならば してくれるな アンタの言葉が アタシを縛る

008:守(柚木 良) (舌のうえには答えがでてる)
男とは 女がそれを選ぶころ守備要員の第一打席

009:会話 (クラッシュボク)
「どさ」「湯さ」で会話が成立するならば「しよ」「うん」だけで事に及びたい

008:守(丸山汰一) (短歌 Before Sleeping)
  きれい目の小石をひとつ手に取って満願成就のお守りにする

008:守(野良ゆうき) (野良犬的)
ここんとこ守ってばかりおりましてどのようにして攻めたもんだか

008:守(村上きわみ) (北緯43度)
やくそくを守りきれずにうっかりと咲いてしまったさくら、きれいね

008:守(水都 歩) (水都blog)
手作りのチョコと一緒に渡されしお守り握り2次試験受く

008:守(和泉悠陽) (つきあかりのいずみ。)
 支えられ見守られているという事象 無敵で無限なエネルギー源

008:守(花夢) (花夢)
処女性を守りつづけて鬱蒼とした森へとそだってしまう

008:守(みらい) (優しさと笑顔に包まれて)
守りたいあなたと私同じ夢追っかけている追っかけていたい

008:守(ハナ) (象の求愛ダンス)
私からだけはあなたを守れない こんなに爪がのびてしまった

[短歌][2008] 008:守(ezmi) (語りえぬことを。)
この苗は摘むべきそれとも守るべき? いつか星をも砕くバオバブ

008:守(大宮アオイ) (百首歌にチャレンジ)
さりげなく守られている秘密からそむけてもまだ背筋の冷える

008:守(川鉄ネオン) (今週の俺が俺が)
守るべき約束もない日曜日雨傘差してシャワーを浴びる

008:守(橘 こよみ) (aglio-e-olio)
かあさんにふりかけられた子守歌いくつかくちずさみつつ散歩

008:守(蓮池尚秋) (ハスタンカ☆ブログ)
0時発高速バスは窓際の席で秘密が守られている

008:守 (Die Füchse brauen)
奥さんや娘に対する守秘義務を守ってほしい 私にだって...

008:守(ちりピ) (Die Füchse brauen)
奥さんや娘に対する守秘義務を守ってほしい 私にだって...

008:守(青野ことり) (こ と り の ( 目 ))
守られて育まれてるうねうねと伸び広がった根っこに抱かれ

008:守(滝音) (みそひともじの味噌スープ)
はいこれと差し出す御守り純白の布を纏(まと)いて遠き地の名

[◆]008:守(コノキ) (キノコの栽培≫)
傷つけまい守備力ばかり鍛え上げ 埋もれる画びょう誰、突き刺す

008:守(美久月 陽) (眠り舟)
私はね私は今ねとひとりごち泣きくずれそうな自分を守る

【短歌】「題詠blog2008」008:守 (心の詩人~夢幻の世界~(心を一休み、させてみませんか。))
命さえ 燃え尽きようと 守るべき あなたと歩む 恋の道行き

008:守(岡本雅哉) (なまじっか…)
守れない約束だけがふえていく貼らないプリクラもらうそのたび

008:守(詩月めぐ) (かじられちゃったお月様)
強がってばかりいる君の傷ついた硝子の心僕が守るよ

008:守(David Lam) (でたらめなうたどもよ!)
来世では燈台守になろう灯は消さぬよう生くただひたすらに

008:守(髭彦) (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
国守るために民をば冷酷に犠牲となさむ戦といふは

008:守(深町ななみ) (Sleeping Bag)
ハリネズミ冷えた心を守ろうと鋭い針を尖らせないで

008:守(わたつみいさな。) (乱切りくじら)
約束をなにも守らずいられたらいいね今度は愛になろうね

008:守(水風抱月) (朧月夜に風の吹く。)
今遠く遙かに離れる君想う 祈る心が君を守れと

008:守(やすたけまり) (すぎな野原をあるいてゆけば)
校庭は鳥獣保護区のまんなかでおおきな春に守られていた

008:守(伊藤なつと) (やわらかいと納豆2008)
守らなきゃならないものはあなたでも妻でもないからカラカラだから

008:守(村本希理子) (きりころじっく2)
胎内に守るものなどいらないね アラーム時計の電池を外す

008:守(月子) (月の寝言)
四月だね御守りゆれるランドセル桜色した笑顔もゆれて

008:守 (葉月 きらら) (組曲を奏でるように・・・)
留守電に残った声を繰り返し聞いて乗り切る逢えない日々を

008:守 (一夜) (短歌るBlog)
守りたい思うそばから崩れてく  砂丘に建てた宮殿はいま

008:守(emi) (時計をはずして)
少年を守りきれずにプライドはのみこまれてゆく夜の呼吸に

008:守(幸くみこ) (わらびもち食べたい)
お守りが五つも貼り付く冷蔵庫 期限切れでもたぶんOK

008:守(吉准吉) (真夜中の缶蹴り)
恐るべき守備範囲 下は小六で大火事 上は五十路で洪水

008:守(あまのなづな) (ちこつづり)
足もとで未来を見上げて笑う君 ママはあなたに守られてます!

008:守(末松さくや) (旅人の空(待ち人の雪別館))
もっともっと無理すればいい守護霊が不安な顔を見せるくらいに

008:守(きくこ) (きくこ)
千年の都に続く家業かな今宵見し夢そは桜守             

008:守(南 葦太) (「謙虚」という字を書けぬほど)
安全と平和は僕が守るんだ自宅警備に余念は無いさ

008:守(田丸まひる) (ほおずり練習帳。)
約束を守りすぎてるこいびとの横顔なんて撃ち抜きましょう

008:守(文月育葉) (冷たい夜の向こう側)
スプーンをかさねるように寄り添って あなたをずっと守ってみせる

008:守(健太朗) (モノクローム文芸館)
一つだけ 命を賭けて 守るもの それが命と 悲しい響き

008:守(萱野芙蓉) (Willow Pillow)
木苺を食べさせ合つてゐるときに守るだなんて言ふのは嫌ひ

008:守 (白線まであがって。)
= 「お弁当 あたためますか?」の 精神で その他大勢 たちを守って =...

008:守(kei) (シプレノート)
エトワール凱旋門に守られて無名戦士の墓の灯火

008:守(もよん) (もよん日記)
守人の想いは 常に子のもとへ 健やかであれ 朗らかであれ

008:守(秋月泛) (precious stone)
守るべきものはルールでなく姿かたちの見えぬ和という気配

008:守(池田潤) (神様、ぼくは。)
守るべきものはもうない思い出もさっき食べたしそろそろ飛べる

008:守(西巻真) (ダストテイル-短歌と散文のブログ-)
何を守って生きるとしてもアイスティーに浮かぶ氷がゆれだすようで

008:守(月原真幸) (さかむけのゆびきり。)
守りたい(指きりをしていないので一方的な)約束がある

008:守(ワンコ山田) (歩道を走る自転車のこども)
恋人の名残はかすかニューロンの先に丸めた守秘義務のくず

008:守(本田鈴雨) (鈴雨日記)
吾を目守(まも)る大樹なければふはふはと日々をやりすごしてゐるやうな

008:守(白田にこ) (さようなら)
そうやって右手で守ってくれるからぼくはきれいな空色になる

008:守 (惠無) (なんでもない一日)
守るべきモノなど何も無いと言う形ばかりを守ろうとして

008:守(流水) (流水(るすい)の短歌Caf'e)
死んでから守られているブロンズの片耳たれたハチ公寂し

□008:守(ME1) (FILL mobile)
  守るべき想いに尽きて迷い月 三十日間際の 三十路有明 /まもるべきおもいにつきて まよいづき みそかまじかの みそじ ありあけ

008:守(太田ハマル) (**hamal通信**おっこちた変光星)
朝食はきいろい光に守られたこわれたいのちを3個いただく...

008:守(ほたる) (ほたるノオト)
約束は守られるため破るため取引される二人の儀式

008:守(yuko) (31文字の風景@BLOG)
雪残す雑木林は密やかに変わる地球を守っておりぬ

008守(七十路淑美) (七十路ばば独り言)
寅歳の我が守護霊はトラなるや怒り吹き出す折々に思う

008: 守 (寺田ゆたか) ( “たまゆらのいのち”)
そのかみの小さな悪事はなつかしき  路面電車の薩摩守よ

008: 守 (寺田ゆたか) 再送します ( “たまゆらのいのち”)
そのかみの小さな悪事はなつかしき 路面電車の薩摩守よ

008:守(紺乃卓海) (作品小箱)
いつまでも居留守を使うドアのためマジシャンの鳩を一羽ください

008:守(佐原みつる) (あるいは歌をうたうのだろう)
守るとは言い切れなかった約束を結局は破ることができずに

008:守(睡蓮。) (睡蓮。の隠れ家ブログ)
自分との約束ひとつも守れずにいてもいいって知っていたなら

008:守(サオリ) (みどりいろのめのかいじゅう)
ゴキブリが怖いなら僕が守るから、潤んだその眼で僕にキスを。

008:守(さくら♪) (さくら草紙 ~第参章~)
清らなる杜の都の桜守り 千代八千代まで想ひ伝へよ

008:守(拓哉人形) (銀鱗歌)
渋谷行きホーム19時 守られぬ約束だけが今も息づく

008:守(Asuka) (明日はハレルヤ)
今はただ 狂気の風に煽られて 守備は最大の攻撃なりけり

008:守(絢森) (夢の名前を呼んではいけない)
守るために抱く会話か君たちの言葉はみんな自重で落ちる

008:守(五十嵐きよみ) (晴れ、ときどきため息まじり)
さっきまで会っていたのに留守電がもう吹き込まれ 外は晴天

008:守(永時) (Holy Noises)
あの人を忘れる為にいた君に攻守交替宣告する日

008:守(遥遥) (たんかのきりかた)
我が庵は専守防衛しかと住む世を空言と人の言うなり

008:守(越後守雪家) (越の国)
守られていたような気がしないでもないな最近部屋が汚い

008:守(夜) (官能小説しぐま)
気を抜くとベンチに君をさがすから 試合のときの守備はイマイチ

008:守 (砺波湊) (トナミミナト2008)
裏庭の守護者のような顔つきの孔雀を檻に飼う牧村家

008:守(文) (f_blueな日々 題詠blog2008 )
WWW(ワールドワイドウェブ)にただよふうつそみは守秘義務といふ切岸にゐる

008:守 (村木美月) (うたりずむ)
僕たちは寄り道をしてわき見して法定速度守りながらも

008:守(あみー) (正直なたましい)
福澤と樋口が留守でこんなにも野口に頼り甲斐を感じる

008:守(萩 はるか) (Betty's second Bar)
留守宅を烏が告げる夕暮れももう終わるからだれかお帰り

008:守 (里坂季夜) (コトノハオウコク)
見守るということの意味長考の後に無言の野次馬となる

008:守(遠藤しなもん) (忘れちゃった。)
守るべきものが何かも分からないままヒーローに憧れている

008:守(小早川忠義) (ただよし)
各々が守りたるものその全て人に渡れば取るに足らなし

008:守(宮田ふゆこ) (ソーダ・ファウンテン)
10年後 守らなかった約束の数だけダイヤモンドをください

008:守(キヨム) (ぼくはこんなことが好き。)
「はずれ」って言う学校の教師から守ってやるからウチへおいでよ

008:守(渡邊 琴永) (言葉と泳ぐ。)
子守唄似合わぬものは即興かそれでもそっと囁いてみる...

008:守(吉浦玲子) ([湖]湖蓮日日(これんにちにち))
土砂降りの神宮の苑に集ひたる少年たちが守りたるもの (昭和18年)

008:守(和良珠子) (the strange of stranger)
守るものそれぞれの胸にあり母に似た白い骨を四隅で拾う

008:守(琴乃) (1989)
ちゃんと目を開けて呼吸を深くして君が守った世界を歩く

008:守(yurury**) (Scene-Flow into space)
傲然と鍵や靴らの音届け枕頭に朝 看守のごと佇つ

008:守(天野 寧) (三十一文字の毒薬?)
甘えかもしれないけれど母さんにもう少しだけ守られたかった

008:守(きゅん) (えむたん2)
すべてから守るつもりでいたかった 燃ゆる心臓ただ痛かった

008:守(市川周) (ミルミルを飲みながら)
守備時間ばかりが長い僕らにも誰(たれ)かを抱(いだ)く未来はありや

008:守(水-mina-) (余韻嫋嫋)
守れずに終わってしまった約束も忘れられない理由のひとつ

008:守(稲荷辺長太) (マシンガンスキップ アドリブマニュアル)
守備範囲守って横を歩くから「何この男」と思われている

008:守(虫) (次郎)
ごみ箱に入れられがちなこぐまちゃんを守るつもりで名づける、次郎

008:守 (雨谷佳以) (しがらみにしがみつく日記)
守られず忘れたはずの約束が停電の夜に押しかけて来る

008:守(メイダイ) (蝶の羽音を追いかけて)
守られた恩を心に秘めつつも吾一人では返せるものもなく

008:守(岩井聡) (あと100年の道草)
ねえ蜂は怒っているの守っているの空と空へだてる亜細亜

【短歌】「題詠blog2008」008:守 (変身忍者 ヒロ)再送 (心の詩人~夢幻の世界~(心を一休み、させてみませんか。))
命さえ 燃え尽きようと 守るべき あなたと歩む 恋の道行き

009:守(音波) (短歌のなぎさ)
お前なら俺が守ると言っただろ? ・・・いつ始めるか、もう言ったっけ?

008:守(祢莉) (泡沫)
世界から守って欲しいわけじゃない隣りでいっしょに戦って欲しい

008:守(本田瑞穂) (おなかの前で歌をかかえて)
雪解けの頃のテレビの吉幾三これが守るということならば

008:守(祢莉)再投稿 (泡沫)
世界から守って欲しいわけじゃない隣りでいっしょに戦いたいの

008:守(海子) (歌)
ひたすらに守りたいのは孤独だから 喉元まで充たす水草

008:守(小林ミイ) (題詠マラソン2008)
守られぬ美学"女は泣かせない"口より先に手が出る男の

008:守 (沼尻つた子) (つたいあるけ)
のどぼとけひとつとして無き女子房に女性看守の点呼の低く

008:守(新井恭子) (MINI'S LIFE blog)
守備範囲広げとくから週末に会いたい旨をメールで寄越せ

008:守(イツキ) (FINE DAYS)
さようなら守りきれずに傷つけたあなたのココロのカケラを捨てる

008:守(Yosh) (☆生短歌☆)
・守られる保証のかけらのなき世にて 自分にすらも裏切られけり

008:守(秋月祐一) (カピバラ温泉日記)
ペットボトルを両手で持つて飲んでゐるきみを守る、と決めたあの夏

008:守(あおゆき) (メソトリウム)
日常で意識はせぬが守秘義務という枷もある職業である

008:守(水音) (~言の葉~)
キレイゴトなんて自分を責めないで 守るよ月夜のガラスドール

008:守(アスパラ) (地味に曲がった。)
国境が無くなる冬の守備隊は賭けポーカーで朝を迎える

008:守(香-キョウ-) (Sky on Blue)
神なんているわけないと言いながら ズボンのポケット御守り忍ばす

008:守(やや)  (言の葉たち)
太陽の雫こぼしてたんぽぽは車いすにある老いを見守る

008:守(翔子)  (花こみち)
ポストからひょいと顔出す特別便いつの日からか守るものなく

008:守(佐藤紀子) (encantada)
「ここだけの話」の約束守られず今は誰もの共通知識

008:守(五七調アトリエ雅亭) (題詠専用ブログ)
御本尊氏神鎮守御神酒添神聖鳥居紅白之帯

008:守 (青い鳥同盟)
守ってと自分から言うむなしさが二人の距離をさらに広げる...

008:守(美木) (ヒネモスアフタヌーン2)
9回の裏のショートの守備固め 例えるならばそんな人です

008:守(A.I) (Private Window)
嫁ぐ日に守宮の紋を象った紅き印を肌に刻めり

008:守(新津康) (NOTHING WORKS)
守るものは何? 守る人は誰? 月は今日も闇に独り浮かぶ。

008:守(高辻まゆみ) (駄文帳)
左右から独善を保守、譲りません 自嘲の雨が髪をなぶる...

008:守(星野しずる) (タンカdeシズル)
とけてゆく巨大な森の夢を見て木陰はきっと風の守護霊

008守(こすぎ) (たんかんぽんかんみかん)
ただひとつ守りたいもの守っているあなたの瞳珊瑚の卵

008:守(里原志穂) (空の下で)
紅色のサツキ咲く道小鳥達守りたいもの浮かんで消える

008:守(間遠 浪) (壊れたわたしの百の欠片)
キャラ守るよりも壊してゆくほうがみんなにこにこしていたりする

008:守(滝秋おうか) (OOPS!)
守ろうか 貴方が誰か 守ろうか 私が誰か 導く誰何

008:守(しおり) (ヒロの独り言)
守られた 人にないもの持っている 例えば強さ 例えば自由

008:守(Re:) (31-100@Re:)
守れない約束ばかり増えていく君の涙を思い出してる

008:守(村上はじめ) (spidyな日々)
携帯に残されているひと言をお守りとして今日も働く

008:守(たかし) (象と空)
春の闇攻めの準備はOKだけど守るあなたは素手ではないか

008:守(紫月雲) (resume 1970-2008)
日曜の妄想はひどく滑稽で子守唄鳴らす喉を掻き切る

008:守(土州) (犬自慢)
君のこと守るふりして自らを守っていると人に責めらる

題詠blog008:守(はづき生) (生さんま定食)
見守られているのだろうきっと僕たぶん見守る立場の僕が

008:守(瑞紀) (歌信風(かしんふう))
鎧うほど不確かになる守ろうと思いすぎると消えてしまうよ

008:守(翠) (☆A la mode☆短歌の日記帳)
「景観を守りましょう」の看板に咲く色あせたペンキのすみれ

008:守(白辺いづみ) (Iduming☆World)
ああ誰か駅のホームで菓子パンとソーダ頬張る彼女に守りを

008:守(サヨ) (サヨノウタ)
守りたいものは何かと聞かれても君の笑顔しか浮かんでこない

008:守(石の狼) (Wolf-Stone's confessio amantis)
   守人のふりもできずに夜となり眠れぬ我は夢の声聴く

008:守(吹原あやめ) (ちいさくひかりかがやくもの)
ひとときの明鏡止水さみしさは無言の瑠璃の殻に守られ

008:守(下坂武人) (s.w.)
守りたいものはたくさんあるけれどボウルに静まり返るメレンゲ

008:守(やすまる) (やすまる)
南国の香りをはなつ花柄の赤い家守をあなたにあげる

008:守(繭コトハ) (コトバ交差点)
1点を守りきれない男等がその夜に抱く女を思う

008:守(寒竹茄子夫) (Sing Me Back Home Before I Die)
窓外の守宮(やもり)の腹のしづかなる永劫の夜 書(ふみ)を読みさす

008:守(ruru) (花鳥風月諸々。)
太陽は月に守られ夜をゆく 月はおそらくただ守るのみ

008:守(長月ミカ) (創作ブログ とかげのしっぽ)
「君を守る」自分の弱さを許してもよい瞬間がそこにはあった

008:守 (勺 禰子) (ディープ大阪・ディープ奈良・ディープ和歌山)
二百年のちに生まれりゃブロガーになっていたかも喜田川守貞

008.守(いろは) (いろはのゆっくり短歌日記)
守られていた頃のもう私ではなくて一人で泣いて笑える

008:守(かずみん) (ふわふわ卵のオムライス)
プロならば泣くなと最後の約束はきっと永遠守り続ける

008・守(近藤かすみ)  (気まぐれ徒然かすみ草)
留守電に残る気配をなつかしむ遠きむかしの吾子の声など

008:守(今泉洋子) (sironeko)
「おれ、オバマ」と言ひて切れたり初夏(はつなつ)の地震のやうなけふの留守電

008:守(ゆふ) (草のこゑ抄)
「自分の身は自分で守れ」といわれ来て同じ言葉を吾子にも告げり

008:守(川瀬みどり香) (食歌)
筋張った骨付き肉にかぶりつく守るばかりじゃたどりつけない

008:守(はせがわゆづ) (迷走ランドセル)
かさぶたに隠した名前は夜色の絆創膏に守られている

008:守 (如月綾) (お気に召すまま)
守れない約束をまたひとつした あなたに微笑っていて欲しかった

008:守(内田かおり) (深い海から)
地に深く森守る水に成り行かむ雨は静かに幹を伝わり

008:守(ジテンふみお) (雲のない日は)
ヘルメット頭守るか知らんけど毛には悪いわ甲斐性無しが

008:守(FOXY) (ぎゃらりーFOX通信)
守備的ミッドフィルダーなんて鈍臭い もっと上がってバカスカ撃ちなよ

008:守(冬鳥) (ことのはうた)
きみはいま生れたばかりの子守唄 おと一つずつあがる段階(きだはし)

008:守(雪海) (snow-sea)
もう君を守れない うすく笑う君 つややかな夜 海に月光

008:守 (minto) (@100@)
眼の前に守るべきもの多けれどAEDの講習を受け

008:守(桑原憂太郎) (桑原憂太郎の短歌Blog)
ああもちろん守る守るよ先生は君との約束絶対に守るよ

008:守(内田誠) (その言葉の行方)
霧雨に守られている静けさの振る音がする、君のとなりは

008:守(内田誠) (その言葉の行方)
霧雨に守られている静けさの降る音がする、君のとなりは

008:守(桶田 沙美) (31Words Runner #011)
帰り道鎮守の杜で隠れんぼ 夕餉過ぎてもあの娘戻らず

008:守(綾倉) (乙女)
合コンで失意の色を押し殺す 看守の前の模範囚のごと

008 : 守(弓) (日々ぐるり。)
裏庭に守る秘密の宝箱あなたを入れるそっとしまう

008:守(原 梓) (題詠blog百首を走る。)
守宮よりしろくやわらかく音もなく世界の終わりが今朝未明、来ぬ

008:守(宵月冴音) (銀星亭~Villa Argentee D'Etoile~)
ひとひらの瑪瑙守りてゆく夏のてのひら溶けて石になる朝

008:守(イチコ) (恋log)
「その日俺 巨人でサード守るから」 デートの誘い こう断られ

008:守(伴風花) (風日記*花日記)
守られて守っています まるでそう、マトリョーシカのまんなかの人

008:守(オオタセイイチ) (angle。)
守るべき欠片をぎゅっと握ってもいつも消えてく 綿雪のごと

008:守(氷下魚) (氷下魚が私的な文字遊びをする時に・・・)
最後は君に今夜も任せたあとひとり・・・あと一球だ守護神藤川

008:守(久野はすみ) (ぺんぺん100%)
その看守、挫折のすえに満身に鳥をとまらせ塀の外へと

008:守(駿河さく) (花どろぼう)
守れない約束をした 夕暮れのような朝焼け見つめたままで

008:守(久瑠木ぱる) (星屑メトロ。)
「好きです」と「さよなら」一緒に留守電に入れといたから後できいてね

008:守(井関広志) (はじめの家)
墓守の声に振り向き誰もいず 「鬼さんこちら手のなるほうへ」

008:守(山田もん) (57577)
果て尽きる瞬時の声を君宛ての留守番電話に吹き込む夜中

008:守(みち。) (暴走シンドローム。)
約束を守るみたいに咲くことを守りつづけるベランダの薔薇

008:守(小野伊都子) ( cahier bleu)
♭(フラット)を守ったままで吹いていく恋の速度はアンダンテです

008:守 (題詠100首blog-あいっちのうたあそび。)
守備範囲を拡大せよとう声太くいつもより長き合同朝礼

008:守(新野みどり) (明日は明日の風が吹く)
君に肩を抱かれて涙した夜に守られている幸せ知った

008:守 (お気楽堂) (楽歌三昧)
唯一の写真添へられ和泉守兼定のみが多摩へ戻り来

008:守(ろくもじ) (タンカコタンカ 題詠篇)
ただひとつ守っていたこともなくなり昇りきった陽で起きる日曜

008:守(東京テレポート博士) (猫背の犬養先輩はネズミにそっくり)
この美少女フィギアだけは何があろうとも守り抜く たとえこの命が尽きようとも

008:守(濱田花香) (紅葵爽♪)
柏枯れ。留まし葉抱く辛姿(つらし)こそ 必死、子抱く母---葉守神やも!                                    2008/08/21詠

008:守(濱田花香)再投稿 (紅葵爽♪)
柏枯れ。留まし葉抱く辛姿(つらし)こそ 必死、子抱く母---葉守神やも!

008:守(田中彼方) (簡単短歌「題詠だ」)
ぽぽちゃんを、おぶって歌う子守歌。「ねないとはしのしたへかえすよ」

008:守(K.Aiko) (「夢幻館」-別館-)
「とうとうと子守り唄などうたいましょ」 老婆 子どもに還れば 笑う

008:守(佐山みはる) (月待ち人の窓辺)
静かなる沼となるべし真実を固く守りてひとを思わば

008:守(佐山みはる) (月待ち人の窓辺)
静かなる沼となるべし真実を固く守りてひとを思わば

008:守(藤原湾) (ことの葉の雨雫)
突き放しはるか後にて後悔す 親のその手の守り放すを

008:守(夏端月) (Cantabile!)
たいせつなものを守ってゆくためにつかねばならぬ嘘だってある

008:守(春畑 茜) (茶話なごやん)
死守といふことばをひとつ見つめたりゆふべこころは土砂降りにして

008:守(仁尾智) (タンタカタンカ)
守ってるのは信号ではないなにか 車一台見えない道で

008:守 (夏椿) (夏椿)
「妻」といふ名に守られて前列に咲く花々よ陰など知らず

[題詠blog2008]008:守(坂口竜太) (さんじゅういち×えぬ)
今年から一人暮らしを始めます 母のカップをお守りにして

008 守 (まなまま) (のんびりパンダ)
君のこと初めて見たとき触れたとき君を守ると胸に誓った

008:守(みゆ) (*** ことのはあそび ***)
ふところに吾子を抱き寄せ子守唄 今日の終わりに夢へと誘う

008:守 (八百長鑑定団) (八百長鑑定団)
ままにある差し違えをば祈りつつ結びに見入る式守伊之助

008:守(不破慎司) (バズンガウン)
青空に 突き抜けそうな 君の愛 守るべきもの 他にはあらず...

008:守(yui) (Romantic irony)
黄緑のギンガムチェック陰にして言い付けを守りあうようなキス

008:守(兎六) (一人暮らしの日記)
生真面目にルールを守る幽霊を毎朝置いて行く交差点

008:守(陸王) (Always Walking with Yu)
太陽系第三惑星の平和を守る仕事の給料安い

008:守(八朔) (I am still here.)
だれよりもきみが愛したぼくだから迷わずぼくはひとりを守る

008:守(つばめ) (ツバメタンカ)
日本語のルール正しく守りつつ このもやもやをどう言えば良い

008:守(天井桃) (天然通信)
ゆびきりで守った秘密今もなお心に仕舞い同窓会ゆく

008:守(水野加奈) (水の中)
大きくて四角い娘を連れて来る 母より子守ロボットに似た

008:守(翔) (ノーベル賞にほど遠く・・・)
お土産と青いお守り差し出され その白い手の下に手を出す

008:守(わらじ虫) (楽園 by わらじ虫。)
五輪とは平和の祭り 平和とは守られながら争うことだ

008:守(藤矢朝子) (トイレのうず/たんかん)
エスカーに乗って黄色いお守りを一緒に収めにいく江ノ島

008:守(平岡ゆめ) (le petit cahier)
寝付かれぬ夜に守宮の吸盤の色や形をおさらいし合う

008:守(星桔梗) (風船がわれるまで 2)
大切な者を守りきる事出来ぬまま逝っても涙出だすな君よ

008:守(なゆら) (リッスン・トゥ・ハー)
東京の灯台守は目を閉じる波の音など聞こえないのに

008:守 (短歌てくてく)
ぶつかって本気を出して信じられるそれで守れるものではないか