今回は少し散歩でもしようと、たびたび訪れている熊本県氷川町にある立神峡に行ってみた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/be/d4c23e2f8b4f9b2d978fba34d55b90bb.jpg)
一帯は県立の自然公園になっている。 氷川に架かる吊橋「火の国橋」
立神峡は、国指定名勝「肥後領内名勝地 五郎ガ瀧 聖リ瀧 走リ水ノ瀧 建神ノ岩 神ノ瀬ノ岩屋」の一つである
「建神ノ岩」を中心とした自然公園で、立神峡里地公園として整備されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/e7/9ee22e00ca3bb85cba78550604a41cb0.jpg)
「建神ノ岩」の上を通る遊歩道には五百羅漢が並べられている。 不動明王を祀った中宮。
立神峡は、氷川が石灰岩層を侵食してできた高さ75m、幅250mの岸壁である建神ノ岩とその渓谷から成り、
川遊びや吊橋のある遊歩道の散策などができるほか、キャンプ場ログハウスやロッジ、
古民家風の宿泊施設「里地屋敷」などもあり、アウトドアも楽しめる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/1b/c33630c4d7e6a4cb2e6b7b1f41cf729c.jpg)
上宮の「アナンドサン」は鍾乳洞のようだ。
(現地解説板)
国指定名勝 肥後領内名勝地 建神ノ岩(立神峡)
建神ノ岩は2級河川氷川の中流に位置する岸壁です。高さ75m、幅250mの結晶質石灰岩(大理石)からなり、
水は流れていませんが、風雨にさらされて滝状に風化していることから「肥後の空滝」「肥後の白滝」と呼ばれています。
また中国長江の赤壁に似ていることから「肥後の赤壁」とも呼ばれています。現在は「立神」と表記しますが、
本来は「龍神」と呼ばれており、絶壁や洞穴、深い淵や川を龍に見立てたと言われています。
風光明媚なことから、昭和42年(1967)年、五木五家荘県立自然公園に指定されています。
なお、氷川の河原には、かつて火打石として使用された堆積岩の一種であるチャートがみられ、
「日の本の肥後の氷川の火打石 日々にひとふたひらふひとひは」という句が残っています。
建神ノ岩には上宮・中宮・下宮の3つの社があります。下宮は立神熊野座神社であり、景行天皇13(743)年に創建されたといわれています。
現在の社殿は戦後に建てられたもので、毎年10月の行われる大祭には国指定無形文化財「立神熊野神社神楽」が奉納されています。
下宮から100m上がったところに、不動明王を祀った中宮が位置しています。
上宮は建神ノ岩の頂上近くにあり、「アナンドサン」や「鵜の権現」と呼ばれる鍾乳洞となっています。
面積約13㎡で、中央にに等身大の石筍があり、神として祀られています。この石筍のそばに直径1.5m、深さ4mの縦穴があり、
勾玉や古銭(8世紀)が出土しています。
肥後領内名勝地の由来となった「領内名勝図巻」は、熊本藩第8代藩主細川斉茲が、御抱絵師である矢野良勝に絵を描かせ、
寛政5(1793)年2月に完成した図巻です。
江戸時代の肥後領内の滝や奇岩「、洞窟、平原、山川といった名勝地を描いた図巻で、約500景にのぼる風景が描かれています。
なお「領内名勝図巻」は公益財団法人永青文庫所蔵資料であり、平成24(2012)年に県重要文化財の指定を受けています。
●所在地:熊本県八代郡氷川町立神字城原ほか
●指定面積:78,412.73㎡
●指定期日:平成27年3月10日
氷川町教育委員会
今回は、いつもの散策コースで帰らずに、さらに歩いて山頂の「オオトンゴ」まで登ってみた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/3a/61f7542e5c7fe5fea1db0e6a585cf689.jpg)
山頂「オオトンゴ」までは予想以上にキツかった。山頂まで登ったが木々で見晴らしは良くない。
少し散歩するつもりが、行ったことのない山頂の「オオトンゴ」まで登ったため、
山中を1時間半以上さまよう軽い登山になってしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/13/91bde169dd65cdedb196162c98258acb.jpg)
「龍神橋」
住んでいる所に近く、首都圏では見られないような美しい景観が見られ、
散歩もできる遊歩道も整備されているのでたびたび訪れている。
【文化財データ】
名称:国指定名勝「立神峡」
所在地:熊本県八代郡氷川町立神648-4 立神峡里地公園
形態:絶壁
見学可能時間:常時開放
駐車場:有(無料)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/88/b4dea62769f2f1d7e4e5fcb36d055f18.jpg)
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一帯は県立の自然公園になっている。 氷川に架かる吊橋「火の国橋」
立神峡は、国指定名勝「肥後領内名勝地 五郎ガ瀧 聖リ瀧 走リ水ノ瀧 建神ノ岩 神ノ瀬ノ岩屋」の一つである
「建神ノ岩」を中心とした自然公園で、立神峡里地公園として整備されている。
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「建神ノ岩」の上を通る遊歩道には五百羅漢が並べられている。 不動明王を祀った中宮。
立神峡は、氷川が石灰岩層を侵食してできた高さ75m、幅250mの岸壁である建神ノ岩とその渓谷から成り、
川遊びや吊橋のある遊歩道の散策などができるほか、キャンプ場ログハウスやロッジ、
古民家風の宿泊施設「里地屋敷」などもあり、アウトドアも楽しめる。
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上宮の「アナンドサン」は鍾乳洞のようだ。
(現地解説板)
国指定名勝 肥後領内名勝地 建神ノ岩(立神峡)
建神ノ岩は2級河川氷川の中流に位置する岸壁です。高さ75m、幅250mの結晶質石灰岩(大理石)からなり、
水は流れていませんが、風雨にさらされて滝状に風化していることから「肥後の空滝」「肥後の白滝」と呼ばれています。
また中国長江の赤壁に似ていることから「肥後の赤壁」とも呼ばれています。現在は「立神」と表記しますが、
本来は「龍神」と呼ばれており、絶壁や洞穴、深い淵や川を龍に見立てたと言われています。
風光明媚なことから、昭和42年(1967)年、五木五家荘県立自然公園に指定されています。
なお、氷川の河原には、かつて火打石として使用された堆積岩の一種であるチャートがみられ、
「日の本の肥後の氷川の火打石 日々にひとふたひらふひとひは」という句が残っています。
建神ノ岩には上宮・中宮・下宮の3つの社があります。下宮は立神熊野座神社であり、景行天皇13(743)年に創建されたといわれています。
現在の社殿は戦後に建てられたもので、毎年10月の行われる大祭には国指定無形文化財「立神熊野神社神楽」が奉納されています。
下宮から100m上がったところに、不動明王を祀った中宮が位置しています。
上宮は建神ノ岩の頂上近くにあり、「アナンドサン」や「鵜の権現」と呼ばれる鍾乳洞となっています。
面積約13㎡で、中央にに等身大の石筍があり、神として祀られています。この石筍のそばに直径1.5m、深さ4mの縦穴があり、
勾玉や古銭(8世紀)が出土しています。
肥後領内名勝地の由来となった「領内名勝図巻」は、熊本藩第8代藩主細川斉茲が、御抱絵師である矢野良勝に絵を描かせ、
寛政5(1793)年2月に完成した図巻です。
江戸時代の肥後領内の滝や奇岩「、洞窟、平原、山川といった名勝地を描いた図巻で、約500景にのぼる風景が描かれています。
なお「領内名勝図巻」は公益財団法人永青文庫所蔵資料であり、平成24(2012)年に県重要文化財の指定を受けています。
●所在地:熊本県八代郡氷川町立神字城原ほか
●指定面積:78,412.73㎡
●指定期日:平成27年3月10日
氷川町教育委員会
今回は、いつもの散策コースで帰らずに、さらに歩いて山頂の「オオトンゴ」まで登ってみた。
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山頂「オオトンゴ」までは予想以上にキツかった。山頂まで登ったが木々で見晴らしは良くない。
少し散歩するつもりが、行ったことのない山頂の「オオトンゴ」まで登ったため、
山中を1時間半以上さまよう軽い登山になってしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/f6/70dd00dd3e0977513b1b19e92e8cce73.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/13/91bde169dd65cdedb196162c98258acb.jpg)
「龍神橋」
住んでいる所に近く、首都圏では見られないような美しい景観が見られ、
散歩もできる遊歩道も整備されているのでたびたび訪れている。
【文化財データ】
名称:国指定名勝「立神峡」
所在地:熊本県八代郡氷川町立神648-4 立神峡里地公園
形態:絶壁
見学可能時間:常時開放
駐車場:有(無料)