今回は、住んでいる場所から車で10分位の場所を流れる球磨川の萩原堤で、
堤防補強工事に伴う調査のために日本最古といわれる「石ハネ」が露出しているというので見に行った。
「石ハネ」とは、水の流れる方向を変えたり、水の勢いをやわらげたりして川岸を浸食から守るための構造物のようである。
萩原堤は球磨川が八代市に入ったあたりから新萩原橋にかけて大きくカーブを描いている右岸にあたる。
加藤正方が八代城を築城の際、洪水から城下を守るために造ったと言われており、7つの「石ハネ」も施工された。
現在の萩原堤防は戦後改修されたものだが、その原型は当時と変わらず、「石ハネ」も4つが現存しており、
日本最古の石ハネではないかといわれている。
「大ハネ」「丸ハネ」 普段は樹木が繁茂しているため見る事ができない。
発掘調査は、現存する4つの石ハネのうち2つ「大ハネ」「丸ハネ」について、
2022年11月1日から2023年3月末まで行われる予定とのことである。
その後に保存方法を検討するようだ。
【文化財データ】
名称:「萩原堤」
所在地:熊本県八代市萩原
時代区分:江戸時代初期
形態:石刎(いしはね)
見学可能時間:常時開放
駐車場:無(周辺に駐車スペースあり)
堤防補強工事に伴う調査のために日本最古といわれる「石ハネ」が露出しているというので見に行った。
「石ハネ」とは、水の流れる方向を変えたり、水の勢いをやわらげたりして川岸を浸食から守るための構造物のようである。
萩原堤は球磨川が八代市に入ったあたりから新萩原橋にかけて大きくカーブを描いている右岸にあたる。
加藤正方が八代城を築城の際、洪水から城下を守るために造ったと言われており、7つの「石ハネ」も施工された。
現在の萩原堤防は戦後改修されたものだが、その原型は当時と変わらず、「石ハネ」も4つが現存しており、
日本最古の石ハネではないかといわれている。
「大ハネ」「丸ハネ」 普段は樹木が繁茂しているため見る事ができない。
発掘調査は、現存する4つの石ハネのうち2つ「大ハネ」「丸ハネ」について、
2022年11月1日から2023年3月末まで行われる予定とのことである。
その後に保存方法を検討するようだ。
【文化財データ】
名称:「萩原堤」
所在地:熊本県八代市萩原
時代区分:江戸時代初期
形態:石刎(いしはね)
見学可能時間:常時開放
駐車場:無(周辺に駐車スペースあり)