だいぢのEasyBassing

初めはバス釣行記のブログだったんですが…。
関東を中心に釣りや散策に出掛けていましたが…。
熊本県民になりました。

球泉洞 再公開 (熊本県球磨村)

2022年04月10日 | 散策記
今回は、2020年(令和2年)7月の熊本豪雨で被災し休業していた、
熊本県球磨村にある鍾乳洞「球泉洞」が、1年9か月ぶりに営業を再開するというので行ってみた。

 
2022年4月10日 営業再開のイベントが催され、多くの観光客で賑わっていた。 鍾乳洞も入場が無料になっていた。

球泉洞は、1973年(昭和48年)3月に発見された、延長が約4.8kmある九州最大の鍾乳洞で、
およそ3億年前海中にあった石灰岩層が地殻変動によって地上に隆起してできたと考えられている。

 
鍾乳洞へ続く通路。          鍾乳洞内には約800mの一般見学路が設けられている。所要見学時間は約30分。

 
様々な形状の鍾乳石が見られる。青や白色のLEDライトで照らされた鍾乳石は幻想的である。

 
鍾乳洞内は年間を通して約16℃とのことであるが、見学路が長く高低差があるため鍾乳洞を出るころには暑くなった。

球泉洞は、球磨村で一番の観光名所のようだ。
鍾乳洞に隣接して、食堂や特産品を販売する売店などもある。


球泉洞を見学した後は、目の前を流れる球磨川対岸にあるメガロドン化石群にも行ってみた。
熊本県指定天然記念物である。

 
化石群は球磨川の河原にある。ここにある化石のメガロドンはサメのメガロドンではない。巨大な二枚貝のようである。

メガロドンとは、中生代三畳紀後期(約2億年前)の巨大化した二枚貝の仲間である。
球泉洞と同じように、元々は南方の海中にあった化石を含む石灰岩層が地殻変動によって地上に現れたと考えられている。

 
白い模様が化石のようだ。      化石群を見物した後は川に大量にいた小魚をすくってみた。オイカワであろうか。

まだ、球磨村は2020年(令和2年)7月の熊本豪雨の被災からの復興途中である。
球磨村を通るJR肥薩線の復旧のめどは立っておらず、今回も球泉洞へ続く国道219号線の一般車の通行はできないため迂回して行ったが、
所々で土砂崩れの復旧作業などが確認できた。

【散策地データ】
名称:「球泉洞」
所在地:熊本県球磨郡球磨村大字大瀬1121
形態:鍾乳洞
営業時間:9:00~17:30(入場は16:30まで)
入場料:大人・高校生 1100円 中学生 800円 小学生 600円 幼児(3才以上) 450円
駐車場:有(無料)
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