だいぢのEasyBassing

初めはバス釣行記のブログだったんですが…。
関東を中心に釣りや散策に出掛けていましたが…。
熊本県民になりました。

樅木の吊橋・平家の里 (熊本県八代市)

2021年09月25日 | 散策記
今回は熊本県八代市泉町にある五家荘に行ってみた。
五家荘は「九州の秘境」とも呼ばれ、九州中央山地の山間にある、
久連子(くれこ)・椎原(しいばる)・葉木(はぎ)・仁田尾(にたお)・樅木(もみぎ)の5つの地区の総称である。
壇ノ浦の戦いに敗れた平清経(平清盛の孫)が逃げ延びて里を作ったという平家の落人伝説の里として知られている。
また、紅葉の名所としても知られ、紅葉の時期には多くの観光客が訪れる。

「緒方家」を見学した後は、樅木地区にある「樅木の吊橋」と「平家の里」に行ってみた。

 
あやとり橋。橋周辺は遊歩道が整備されている。

「樅木の吊橋」は、五家荘の樅木地区を流れる川辺川に架かる親子吊橋で「あやとり橋(橋長72m・高さ35m)」と
「しゃくなげ橋(橋長59m・高さ17m)」を合わせた呼び名である。

もともとは地元住民の生活のために使われていた、藤の蔓や竹を編んで作られた原始的な かずら橋であったが、
1988年(昭和63年)に観光用として地元の杉や栗の木を使った現在の「あやとり橋」に架け替えられ、
さらに1989年(平成元年)に「しゃくなげ橋」が架けられてからは、親子吊橋として五家荘有数の観光スポットになっている。

 
あやとり橋                               あやとり橋(上段)と しゃくなげ橋(下段)


「樅木の吊橋」を見学した後は「平家の里」に行ってみた。

 

「平家の里」は、五家荘に伝わる平家伝説や昔の暮らしを紹介する施設で、豊かな自然に囲まれた敷地内には、
地域内から移築した茅葺屋根の古民家が並び、納屋には古い道具などが展示されており、昔の山での暮らしに触れる事ができる。
また、資料館では平家伝説にまつわる歴史などが説明されている。

 
資料館と能舞台                           資料館の内部

 
移築古民家では食事もできる。         久連子地区で300年以上にわたって飼い続けられてきた久連子鶏も飼育されている。

【散策地データ】
名称:「平家の里」
所在地:熊本県八代市泉町樅木160−1
形態:郷土博物館
開館時間:4月~11月 9:00~17:30 12月~3月 9:30~17:00
入館料:大人(高校生以上)410円 小人(小中学生)200円
休館日:12月29日~1月3日 毎週火曜日(ただし祝祭日の場合はその翌日)
駐車場:有(無料)
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