2012.04.05 埼玉県某所タナゴ釣行

あまりにも暖かいので、午後から今年初めてのタナゴ釣りに出掛けてみた。

いつものポイントに到着すると、なんだか雰囲気が全く違う。
冬の間に小川の両岸が整備されてしまったようだ。
幸いコンクリートによる完全な護岸ではなかったが、両岸の木々は全て伐採され、川幅は真っ直ぐにされて、
日陰や淀みや深みなど変化のあるポイントは全くなくなってしまった。


こうしてタナゴの釣れるポイントが少なくなっていく。　　　　　　以前の小川の姿。

竿を持って護岸されてしまった小川を眺めながら呆然と立ちつくしていると、工事関係者と思われるオヤジが近寄ってきて「釣りやすくなっただろう。」とニコニコしながら話しかけてきた。
嫌味なのか。
すかさず「釣りやすくなっても、魚がいなくなった川では釣れないっす。」とニコニコしながら答えてみた。

大きく場所を移動し、水深のあるポイントで竿を出してみた。
仕掛けを投入すると、すかさずウキが消し込んだ。
いきなりヤリタナゴの雄である。


まだ婚姻色は薄いヤリタナゴ。　　 小鮒。　　　　　　　　　　　　　　　　　アブラハヤ。

その後も飽きない程度に、小鮒、アブラハヤ、タモロコ、カワムツなどが釣れてきた。
そして、どうみてもオオタナゴ？を釣ったところで、風が強くなってきたので終了。


タモロコ。　　　　　　　　　　　　　　　カワムツ。　　　　　　　　　　　　　　　どうみてもオオタナゴ？　　

楽しい午後のひと時であった。