今回の熊本県南部を中心とする大雨の被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げますとともに、
一日も早い復旧をお祈りしております。
人吉鉄道ミュージアム「MOZOCAステーション868」を見学した後は、国指定史跡「大村横穴群」に寄ってみた。

人吉駅のすぐ裏手にある。 2020年6月28日訪問
(現地解説板)
国指定史跡 大村横穴群
大村横穴群は、球磨川の北にある村山台地の南側崖面にある。崖面の約800mの間に東西2群に分かれて27基の横穴がある。
これらの「横穴」は、6世紀から7世紀の古墳時代後期に造られた「墓」であり、この中の8基の横穴の外面には動物、武器、武具、
幾何学文様(円文・三角文等)の装飾がある。大村横穴群は早くから学界に注目された遺跡で、大正5年(1916)には
京都帝国大学(現在の京都大学)考古学研究室の浜田耕作氏らにより調査が行われた。
その後、学術的価値から大正10年(1921)3月3日に国指定史跡となっている。
横穴の構造は、羨門、羨道、亡くなった人を寝かせる玄室からなり、これらの構造は古墳時代の高塚古墳(前方後円墳、円墳等)の
横穴式石室と共通するものである。
装飾を持つ古墳を一般に装飾古墳と呼び、全国に約600基の古墳が知られているが、 熊本県内にはそのうち3割の187基の装飾古墳がある。
なぜ装飾がなされたかはさまざまであるが、亡くなった人の権力を示すためや墓を悪霊から守るためなどと考えられる。 人吉市教育委員会

8基の横穴の外面には動物、武器、武具、幾何学文様(円文・三角文等)の装飾がある。
【文化財データ】
名称:国指定史跡「大村横穴群」
所在地:熊本県人吉市城本町
時代区分:古墳時代後期~終末期(6世紀~7世紀代)
形態:横穴墓群
開放時間:常時開放
駐車場:有(無料)
一日も早い復旧をお祈りしております。
人吉鉄道ミュージアム「MOZOCAステーション868」を見学した後は、国指定史跡「大村横穴群」に寄ってみた。


人吉駅のすぐ裏手にある。 2020年6月28日訪問
(現地解説板)
国指定史跡 大村横穴群
大村横穴群は、球磨川の北にある村山台地の南側崖面にある。崖面の約800mの間に東西2群に分かれて27基の横穴がある。
これらの「横穴」は、6世紀から7世紀の古墳時代後期に造られた「墓」であり、この中の8基の横穴の外面には動物、武器、武具、
幾何学文様(円文・三角文等)の装飾がある。大村横穴群は早くから学界に注目された遺跡で、大正5年(1916)には
京都帝国大学(現在の京都大学)考古学研究室の浜田耕作氏らにより調査が行われた。
その後、学術的価値から大正10年(1921)3月3日に国指定史跡となっている。
横穴の構造は、羨門、羨道、亡くなった人を寝かせる玄室からなり、これらの構造は古墳時代の高塚古墳(前方後円墳、円墳等)の
横穴式石室と共通するものである。
装飾を持つ古墳を一般に装飾古墳と呼び、全国に約600基の古墳が知られているが、 熊本県内にはそのうち3割の187基の装飾古墳がある。
なぜ装飾がなされたかはさまざまであるが、亡くなった人の権力を示すためや墓を悪霊から守るためなどと考えられる。 人吉市教育委員会


8基の横穴の外面には動物、武器、武具、幾何学文様(円文・三角文等)の装飾がある。
【文化財データ】
名称:国指定史跡「大村横穴群」
所在地:熊本県人吉市城本町
時代区分:古墳時代後期~終末期(6世紀~7世紀代)
形態:横穴墓群
開放時間:常時開放
駐車場:有(無料)