だいぢのEasyBassing

初めはバス釣行記のブログだったんですが…。
関東を中心に釣りや散策に出掛けていましたが…。
熊本県民になりました。

国指定史跡 「韮山反射炉」 (静岡県伊豆の国市)

2015年02月17日 | 散策記
「浄蓮の滝」を見学した後は、伊豆の国市にある国指定史跡「韮山反射炉」へ行ってみた。


中央の建物が資料館。右奥の煙突のような建物が反射炉。 反射炉は変わった雰囲気の建物である。 2015.02.17

資料館で解説DVDを見てから、実際の反射炉を見学してみた。
「韮山反射炉」は、江戸時代末期に、開国を迫る異国船を打ち払うための
鉄製大砲を製造するために造られた反射炉である。
反射炉とは、燃焼ガスの反射熱を利用して炉内を高温にすることにより、銑鉄を溶解し、
不純物の少ない鉄を生産するための炉のようである。


少しだけ内部をのぞくことはできるが、中には入れない。

また、「韮山反射炉」は、当時の姿をほぼ完全な形で残す、実際に大砲を製造した、国内唯一の反射炉であることから
「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」の構成資産の一つとして、
世界文化遺産の国内暫定リストに追加掲載され、ユネスコに推薦書が提出されている。

規模の大きな史跡ではないが、資料館もあり、周辺には土産屋や食事処もある。
この日は雨が降っている冬の平日だったせいか、周囲には誰もいなかった。
世界遺産に登録されれば、富岡製糸場などのように、一気に大勢の観光客が押し寄せるかもしれない。

他にも周辺の史跡などを見学したかったが、雨が降っていて寒かったので早めに埼玉への帰路についた。

伊豆は海だけでなく、観光スポットが多いので何度訪れても飽きない。

【文化財データ】
名称:国指定史跡「韮山反射炉」
所在地:静岡県伊豆の国市中字鳴滝入268
時代区分:江戸時代(1857年~1864年)
形態:反射炉
開館時間:9:00~16:30
入場料:大人100円 小中学生50円
休館日:年末年始(12月31日~1月1日)
駐車場:有(無料)

※追記
2015年(平成27年)7月 「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の
構成資産の一つとしてユネスコの世界文化遺産に登録
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