だいぢのEasyBassing

初めはバス釣行記のブログだったんですが…。
関東を中心に釣りや散策に出掛けていましたが…。
熊本県民になりました。

国指定史跡 「富岡製糸場」 (群馬県富岡市)

2012年07月09日 | 散策記
「こんにゃく博物館」を見学した後は、富岡市にある「富岡製糸場」に行ってみた。
「富岡製糸場」は、明治政府が日本を近代化させるための殖産興業政策に基づいて設立した、官営模範機械製糸場である。
明治5年(1872年)に操業を開始し、民間に払い下げられた後も、昭和62年(1987年)までの約115年間操業を続けた。


定時ごとに無料の解説案内を行っているので、ぜひ参加をおすすめする。

現在でも、繰糸場、東・西繭倉庫、外国人宿舎(女工館、検査人館、ブリュナ館)等の主要建物は、
ほぼ設立当時の状態で良好に保存されており、日本の産業の近代化の歴史を物語る上で貴重な建造物である。


繭を生糸にする繰糸場は長さ約140.4m、幅12.3m、高さ12.1mで、当時は世界的にみても最大規模であった。

現在、群馬県・富岡市を中心に「富岡製糸場と絹産業遺産群」を、世界遺産に登録する取り組みが進められている。
「富岡製糸場」は平成17年(2005年)に国の史跡に指定され、平成18年(2006年)には明治8年(1875年)以前の建造物が
国の重要文化財に指定された。
そして、平成19年(2007年)には「富岡製糸場と絹産業遺産群」として、日本の世界遺産暫定リストに加えられ、
平成24年(2012年)には、文化庁の文化審議会世界文化遺産特別委員会においてを世界遺産への推薦が決定された。

戦後最多である4人もの総理大臣を輩出している群馬県。
今回の世界遺産への推薦と何か関わりがあるのであろうか。
国指定特別史跡が3件もあるし。
そんなことを考えながら帰路についた。

【史跡データ】
名称:国指定史跡「富岡製糸場」
所在地:群馬県富岡市富岡1-1
時代区分:明治時代
形態:製糸工場跡(産業遺産)
開場時間:09:00~17:00
休場日:12月29日~12月31日
入園料:大人500円
駐車場:無(近隣の有料駐車場を利用)

※追記
2014年(平成26年)6月 「富岡製糸場と絹産業遺産群」の構成資産の一つとして世界遺産に登録
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