だいぢのEasyBassing

初めはバス釣行記のブログだったんですが…。
関東を中心に釣りや散策に出掛けていましたが…。
熊本県民になりました。

大江天主堂 (熊本県天草市)

2022年06月18日 | 散策記
今回は熊本県苓北町を散策してみた。
苓北町で都呂々ダムを見学し、白鶴浜に寄った後は、天草市にある「大江天主堂」に行ってみた。

 
世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」 の構成資産には含まれていないが、天草地方のキリシタン文化を知る上で貴重な建物である。

大江天主堂は、キリスト教解禁後、天草で最も早く造られた教会で、小高い丘の上に立つ白亜のロマネスク様式の現在の建物は、
1933年(昭和8年)フランス人宣教師ガルニエ神父が地元の信徒と協力して完成させた。
教会内部は、素朴で優しさが感じられるデザインの天井やステンドグラスなどを見ることができる。
また、教会の敷地内には、ガルニエ神父の像やルルドの聖母マリア像がある。

 
白亜のきれいな教会である。内部の装飾はパステル調の色遣いで優しさを感じる。

(現地解説板)
  大江天主堂
 天草のキリシタンは、徳川幕府の禁教時代にも「かくれキリシタン」として、ひそかに信仰を続けましたが、
明治に入り禁制の高札が撤去され、再び布教が行われました。
 フランス人ガルニエ神父は、明治25年32歳でこの地を訪れ、昭和16年82歳でなくなるまでの49年間布教に努め、
天草言葉を巧みに使いこなし、村人からは「パアテルさん」と呼ばれ慕われていました。
 現在の天主堂は、神父が信徒と協力して、昭和8年に完成させたものです。
明治40年、北原白秋等の5名のいわゆる「五足の靴」の旅は、「パアテルさん」に会うのが主な目的とあり、
天主堂を訪れガルニエ神父に会っています。
熊本県(観)

【散策地データ】
名称:「大江天主堂」
所在地:熊本県天草市天草町大江1782
形態:教会
開館時間:9:00~17:00(教会行事で入館できない場合あり)
入館料:無料
休館日:なし(教会の事情で臨時休館の場合あり)
駐車場:有(無料)


大江天主堂を見学した後は帰路についた。
帰路途中で「道の駅 宮地岳 かかしの里」にも寄ってみた。

 
校舎内外いたる所に表情豊かな「かかし」がいる。

「道の駅 宮地岳 かかしの里」は、廃校となった宮地岳小学校を活用して整備された道の駅で、
校舎や校庭などに地元の方が作成した「かかし」を数多く展示している道の駅として知られている。

今回、苓北町を散策して、熊本県内にある45市町村の全てに訪れた。

【散策地データ】
名称:「道の駅 宮地岳かかしの里」
所在地:熊本県天草市宮地岳町5516-1
形態:道の駅
定休日:第1 第3水曜日(祝日の場合は翌木曜日、年末年始や大型連休時は要確認)
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