1963

主に昭和の頃の思い出と旅行の備忘録
ときどき愚痴

人生の残り時間

2024-06-07 14:05:00 | 介護
父方は癌家系
父は67歳になってすぐ肺癌で亡くなった

父の兄弟も皆、癌で50代から60代で亡くなっている

40代後半まであまり健康に気を遣って来なかった私
ある時、子宮癌検診の問診票に父の死因などを書いたら
「リスクが高いのに今まで何故来なかったの⁈」
とドクターに怒られた
(それから毎年誕生日の頃に受診している)

そうか、やっぱりリスクが高いのか

職場の健診の時にオプションで乳癌や胃カメラの検査を足すようにはしているが
ジタバタしてもかかる時はかかるのだろう

父の歳まで生きられるとして、あと5年程
急に人生の残り時間が少ないかもと心配になった

海外も国内も沢山旅行したいし
本も沢山読みたい
映画だっていっぱい観たい
美味しいものも食べたい
流行り物もとりあえず試したい

最近ハマってる韓流ドラマも最終回まで観られずにお迎えが来たら困る

限りある時間は大切
働けるうちはなるべく働くつもりだけど
仕事ばかりじゃ嫌だ

親の介護もしんどい
手がかかる割には病気がなく
頭や内臓は健康な母
このままだと私はの方が先に死ぬのかもしれない

子どもが独立して、やっと自分の人生を楽しめると思った矢先に母の介護が始まった

もし本当に人生が残り少ないなら
仕事と介護で終わってしまったらあまりに悔しい

介護の苦痛②

2024-06-05 10:34:00 | 介護
今朝も母の病院の付き添い

予約してても少しは待ち時間がある
短気な母が、何度も時計を見てイライラし始める

だけどさ、自分の診察でもないのに
付き合わされるこっちの身にもなって欲しい
お金払ってヘルパー頼みなよ!
娘は奴隷じゃないんだよ!

毎日、昼食と入浴はデイサービスを使っているが
月に何度か病院に付き添う
身の回りの事がまともに出来ないので
日々の洗濯、掃除、夕食の買い物等は私がやっている

毎月ショートステイにも行っているが
その期間に仕事をなるべく進めておきたいので、お仕事集中期間だし
休日にあたっていても
母がいると出来ないシーツの交換や布団干しに追われる(デイサービス以外は一日中ベッドで過ごすから)
母が不在だからとあんまりのんびりは出来ない

だけど、ただの一度も母から自発的にありがとうを言われた事がない
あんまり頭に来たので幼児に言い聞かせるように「ありがとうは?」と言ってやったが
ムスっと無言か、少しも感謝していない棒読みのありがとうがかえってくる

父が母によく言っていた「素直さがない」というのはこういう事か

毎月のように小旅行を楽しんでる同年代の同僚をみると何故私だけ?と泣きたくなる

病院付き添いは会計して薬を受け取って
何となく半日仕事

午後は月一のケアマネジャーとの面談がある
普段手が回らないリビングを片付けなくては


介護の苦痛

2024-05-31 17:24:13 | 介護

よく介護の苦労と言うが、苦痛の方が表現としてあってると思う

これは自分で介護している人しか解るわけない

綺麗事を言う人はただの傍観者

子どもの頃から「長女だから」「お姉ちゃんだから」で
お手伝いとか面倒を押し付けられることが多かった
そういう人他にもいますよね?
 
フルタイムで働きながら要介護2の実母を介護している
デイサービスなど介護保険をめいっぱい使いながら
なんとか2年頑張った
 
真夏の夜、仕事を終えて11時過ぎに帰宅したら、リビングから階段から便だらけで
疲れておなかも空いているのにシャワーも浴びれず掃除したこと
 
有給休暇をしょっちゅう親の病院の付き添いに使わなければならないこと
(自分の為のリフレッシュに使いたいのに)
 
毎月、かなりの金額がかかり辛い
でも母は、私の悪口を言う為に親戚に行くのに
タクシー代に数万円を平気で使うこと
 
施設には絶対にいかない
死ぬまで家で暮らすと言って私を絶望させること
 
書き出したらきりがないくらい困りごとがある
でも愚痴って言っちゃいけないんだってね
我慢の限界だからつい口から出てしまうのに
 
今日も病院の付き添いで一日休みが潰れた
本人は面倒みてもらって当たり前だと思ってる
自分は働いていることを理由に
実親も義理の親の面倒も他の兄弟に押し付けたから
介護の苦労がわからないらしい
 
この当たり前の態度が一番つらい
いつまで人生の我慢大会が続くのだろう