このところ休みの度に母親の用事に付き添う
今週だけでも病院、美容院、インフルエンザ予防接種、、
要介護2だけど自力では歩けず
杖と介助でやっと亀くらいのペースで進む
介助する際、母親に手首や腕をギュウギュウ掴まれ
酷い時は青あざになる
支える方は意識してない所に負荷がかかり
気がついたら左腕は肩より上に上がらなくなっていた
自分の事ではなかなか病院に行く時間もないので湿布で凌いでいる
子育て支援にはお金をばら撒くけど
高齢者を介助、介護する家族には何もない
介護保険も先行きが怪しい
国は自宅での介護に戻そうとしているとしか思えない
今時誰が家で面倒みるんだよ!
介護保険では足りずに自費でいろいろかかるのよ!
家族は働くしかないのに
今、読んでいる『地獄の底で見たものは』という短編集に
弁護士の女性が無所属で区議に立候補する話がある
商店街で「私は政党のサポートがない代わりに、しがらみがないのが強み。だけど一人で出来る事がないので先に謝まります。でも弁護士として依頼人の為に精一杯戦ってきたので、当選したら自分の政策について、他の議員を説得して歩く、その様子を動画配信する。誰が横やりを入れるか区民に披露する。そうすれば他の議員も変わってくるのではないか」という内容の演説をする
最初は立ち止まる人がいなかったのに、演説が終わる頃には女性ばかり数十人が拍手していた
感動とか興奮はなく
この人、悪くないんじゃない?という低温の拍手
しかし彼女は当選を果たす
このくらい正直に出来ない事とやれる事を言ってくれたら信用出来る
やります!やります!はもう結構