事故の時にハンドルを切るな！

大津で起きた園児の列に車が突っ込んだ事故。

典型的な右直事故だが、逮捕された二人の女のうち、直進側の女はすぐに釈放された。

右折側が圧倒的に悪いのは間違いないが、直進側に問題は無いのか。

本人も供述しているように、右折車が突っ込んできたので左にハンドルを切ったとある。

しかし左にハンドルを切らなければ園児の列に突っ込むことは無かったのではないか。

報道を見ている限り、それに触れたものは無い。

もう少しこのことについて啓発したほうが良いのではないか。

教習所ではちゃんとそう教えているはず。

 

自分のことを話そう。

だいぶ前のことだが、山間の十字路に見える丁字路で道路外の左側から入ってきた車と事故を起こしたことがある。

その車は左側から一時停止せずに侵入してきた。

間に合わないと思ったが、右に避けると対向車と正面衝突になるのが分かっていたので、ハンドルを切らず、

ひたすらブレーキを踏むことだけに専念した。

結果的に相手の横っ腹に衝突してしまったが、相手がけがをすることもなく、こちらもけがはなかった。

相手方に事故処理の警察官が「事故の相手方に感謝しないといけないよ」と言っていたが、理解していない

様子で、過失割合を９：１で出してきたのには参ったが、それは余談で、事故の際にハンドルを切った状態だと

第三者に迷惑をかけるということを認識してほしい。

 

 今回の事故も、事故の瞬間にハンドルを切らなければ子どもたちは死なずに済んだ。

事故の瞬間にハンドルを切らないことを肝に銘じてほしい。