竹筋コンクリート

耐震構造どころか…　中国で竹筋コンクリート　高層分譲住宅で露見 (西日本新聞) - goo ニュース

【北京２８日傍示文昭】耐震強度偽装どころか、鉄筋の代わりに竹を使用―。中国浙江省杭州市の高層分譲住宅で、鉄筋の代わりに竹の棒を使った欠陥工事が見つかった。施工した建設会社は「出稼ぎの農民労働者が鉄筋を使い切ってしまい勝手にやったことだ」と説明しているが、工事を監督する同市の建築担当当局は建物全体の安全検査を命じるなど、真相の究明に乗り出した。

　北京の大衆紙・北京晨報によると、住宅を購入した家主が今月８日、トイレを改装しようと壁を壊したところ、本来は梁（はり）の支えとしてコンクリート内に入れてあるはずの太さ１２ミリの鉄筋２本の代わりに、長さ約１・３メートルと同約５０センチの竹の棒２本が埋められていた。

　この欠陥工事を聞いた他の部屋のオーナーらが自室を調べた結果、床下に建設廃材が放置されるなど、ずさん工事の痕跡が次々と見つかり、大騒ぎになったという。

　オーナーらは住宅を施工した建設会社に訴え、権威のある検査会社に一斉点検を要請することで合意したが、その後も点検は行われないままになっており、建設工事を監督する当局が実態調査に乗り出した。建設会社は「欠陥工事やずさん工事は管理責任者がいない間に行われており、われわれには詳しい事情が分からない」と弁解しているという。

　＝2006/05/29付 西日本新聞朝刊＝

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鉄骨のかわりに竹を入れるなんてとんでもないことですね。耐震強度偽装どころの話じゃありません。

でも、この話、なんで竹筋なのがバレたかというと、

「トイレを改装しようと壁を壊したところ」

ってヲイ！！
かってに壁を壊すんじゃないよ。

でもこういうのが結構ありそう。

中国人の知り合いによると、知人が集合住宅に住んでいたときの話。
あるとき、上の階からものすごい音がしてくるのでびっくりして上の階に行ってみると、その上の階の住人が勝手に部屋の中を工事して床を掘っていたらしい。どうも部屋の高さを高くしたかったらしいのだが・・・・
まぁ普通の人ならマンションの床を低くして天井を高くしようなんてまず考えつかないだろうな。
さすがに知人もあまりの事態にどう反応したらいいかわからんかったようです。

「出稼ぎの農民労働者が鉄筋を使い切ってしまい勝手にやったことだ」
って、単に鉄筋を十分に用意していなかっただけの話でしょうが。どんくらいの鉄筋がいるかぐらいの計算はしとけよ。もしコンクリが足りなかったら途中から土壁にしていそうな雰囲気。

これから中国で住居を構えられる方はぜひ、壁をぶっ壊してみましょう。（違