朝、小次郎君が遊びに来てくれました。雪原の中を爆走です。
『ラブリー、そのフリスビー、そこにおいてくれば』
『なに、馬鹿なこと言ってんのよ。もう投げてもらえなくなっちゃうわ』
『本当は、チョコちゃんも追いかけて行きたいんでしょ』
『タフだねぇ、あの二人』
『こんなの、まだ序の口なんだ。もっと雪が積もると、それをラッセルするだけで、疲れちゃうんだから』
『ラブリーを、追いかけてきたら、こんなとこに迷い込んじゃった』
『同じ、トイ・マンだけど、チョコちゃんて、寒さに強いねぇ』
『僕は、都会生まれだから、お上品に行くんだ』