
昨日届いた荷物の袋。ニケとみかんのいい遊び道具になります。この袋は、みかんが気に入ったようで、中で寝ていました。気をつけないと、踏んづけてしまいそうです。
今朝7時くらいに、5分ほどですが停電しました。こちらに来て1年半。初めてのことでした。来た当初、前経営者から、強風のために年に、何度か停電するような事を聞いてはいたのですが、何事もなくここまで来て、朝起きたらいきなりの停電で、アタフタしてしまいました。
仕事で使う色んな機器は、停電時の対処法が、メモ紙にかかれて貼られているのですが、アタフタしていて思うようにいきませんでした。全てが元に戻るのに30分位はかかった感じです。新しい機器類は、このパソコンも含めて、停電などで電源が落ちても、再設定などしなくても大丈夫になっていますが、ちょっと古い機器類は(我家はそういうのが多いんです)日付や時間などから、もう一度設定し直さなければ、ならなかったりして・・・ということで、仕事に直接関係のない、ストーブやレンジなどの設定は、未だしていません。
札幌に住んで30年ほどで、停電はたぶん3回くらいでしょうか。ここ10年くらいは1度も無かったと思います。停電なんていうのは、どこか遠いとこの出来事のように思っていました。暫くぶりに経験してみて(僅か5分ですが)、本と、停電の大変さを感じました。
震災で、計画停電などを経験された方達の大変さが、ほんの少しですが、分かった気がします。どこだかのニュースの解説員の方が、自身のアフリカだかの特派員生活での、停電の日常茶飯事体験を話していましたが、アフリカや、今も停電が多いと言われる北朝鮮などの停電と、今回の日本の停電を、同じレベルで話すのは、少し違うように思いますね。
元々電力の供給力が無くて、インフラも進んでいなくて、当然電気を使う機器類も、電灯が主で、有っても冷蔵庫や、テレビ、洗濯機などの、家電のごく一部しか使っていない状態での停電と、ほとんどを電気エネルギーで賄っている今の日本の停電では、自ずと、その大変さは、天地の差が有ると見るべきでしょう。
全てを電気エネルギーに依存する、全てを化石燃料に依存する、ということに対する反省というか、見直しの声も出てきています。確かに、便利さ、手軽さのために、安易に選んできた、という面は否定できませんが、これを昔の文明の利器の無い状態に戻すと言うのも、非現実的だと思います。
どう知恵を出せば、より、安定して安全な社会を作っていけるのか、・・・・・忙しくて、余り思考もしていられないのですが、たまには考えなければいけないな~、と、今朝の停電は思わせました。