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ニケとミケ

捨て猫にゃん子2匹と、先輩捨てられ犬チョコの日々の記録

表現の自由。報道の自由。

2010-12-16 21:52:48 | ペット
                     

 みかんの食欲はいまいちですが、煮干だけは食べてくれます。ただし・・・頭とはらわたの部分を取ってやって、尚且つ一本づつ手で食べさせなければなりませんが・・・ま~食べてくれるだけ良いんですけど。

 化膿止めの錠剤を飲ませるのが大変でした。チョコならば口に入れて顔を上に向けて、口を押さえていれば、ごっくんと飲んでくれるんですが・・・。ニャン子はそこまで無理には出来ないようで・・・体も弱っていますしね。で、ウサギのラッキーの時のように、体をバスタオルで包んで(くるんで)、口を無理なくあけさせて喉の奥に錠剤を入れて飲ませました。と、書くと簡単そうですが・・・妻と二人(妻は右手は使えません)四苦八苦して20分近くかかりました。

 さて、今回過激な性描写のマンガに関する条例が東京都で施行されるようです。詳しくは分かりませんが、報道によると、強姦など、法に触れるような性行為や、近親相姦など倫理に問題のある性行為を賞賛したり、誇張するような描写のマンガを審査して、有害と指定されると、一般の書棚には置けずに、成人向けの図書コーナーに置くように指示する事ができる。というような条例のようです。(正確ではないかもしれません。)
この条例に関して、小さいお子さんを持っている親御さん(インタビューに答えていたのは、お母さん達でした。)は賛成でした。
 一方、漫画家の方や出版社の方は、表現の自由の観点から反対のようです。特に問題にしているのが、「賞賛(賛美)や、誇張」の部分に関する明確な基準が無いので、審査する人の恣意によって、どんどん表現する範囲が狭められるのでは、という点のようです。

 ま~私は英語も苦手ですし、外国の法律に関しても門外漢なので、よくは分かりませんが、日本の法律に関していえば、ほとんどの条文は、どうにでも解釈できる条文ばかりではないでしょうか。
 
 曖昧模糊。日本の法律や条例はこれが当たり前で、よく条文を拡大解釈して問題になります。ですが、たまには拡大解釈することで助かった人も居るようで、私的には、何でもかんでもきっちり基準を作るというのは、現実的ではないと思います。基準を作れば作るだけ、その抜け道を探す人が出てくるもので、もぐら叩きと同じだと思います。

 漫画家の先生達は、出版社や、漫画家達の良識ある自己判断に任せるべきだということのようですが、審査する人たちには良識は無いのでしょうかね~。

 私的には、石原都知事はタカ派過ぎて(私は極端なほどのハト派ですから・・・)好きではありません。ナショナリズムを声高に唱えすぎに思います。地球規模での環境などの危機があるときは、もっと国境を低くして、世界で協調していくべきだと思うんですよね。ま~理想論ですが・・・。また話しがずれた・・・すみません。

 ま~そんな私ですが、今回の条例に関しては石原さんの言い分の方がしっくりきました。石原さんは辛らつな質問をした記者に対して「お宅の子供には見せられるのか?」と言っていましたが、私も同じ思いです。反対する漫画家の方たちもどうなんでしょうか。皆さん優秀だから、お子さんも優秀で有害図書を見分ける目を持っているのか、有害図書を見ても、きちんとした善悪判断を出来るお子さんばかりなのかもしれません。

 ですが・・・やはり、善悪判断が出来ない子供が多分に沢山居るんじゃないでしょうか。そういう子供のためには今回の条例は必要に思います。勿論今回の条例で非行行動や問題行動が減ったり、抑止されるという明確な確証があるわけではないでしょうが、それを言い始めると、堂々巡りで答えはいつまでも出ないと思います。少しでも子供の為になることならば、実施していくべきではないかと思います。審査する人たちの良識を信じての事ですが・・・。

 今日の本題は、実は「自由」について書こうと思っていたのですが、ここまで書いたら疲れました。「自由」に関しては明日に「続く」です。
                    
コメント
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