忘却の彼方へ

ウエブ上のメモ

「かぶらない」「ちがわない」「目立たない」

2005年09月28日 | こども/家庭・こころ
 いま、子ども集団の中では「かぶらない」「違わない」「目立たない」という三原則があるという。先日あった今の学校の人間関係についての講演会で紹介されていた。
 クラスですてきな服を着てきた子がいて「いいな」と思っても同じ服を着るのはだめ。まねをするのは一番卑怯なことですぐに仲間はずれになるという。
 しかし、異質でもだめで、あまりまわりと違ったものを着ていても仲間はずれになるようだ。
 リーダー格の子どもより、目立ってもいけないということで、靴や持ち物すべてに神経を使っている様子が伺える。
 だいたい小学校3年生くらいからこの傾向が始まるようだ。みんながやっていることは嫌でもやらなければいけない。やらないと外される。外される恐怖はとても強いものがある。そういう子どもは先生からみると「特徴がない」「印象にない」だから「問題がない」子となる。子どもの集団から外されないよう、大人からは目立たないようにすることで自分を守っている。でないと安心していけないが、本当は安心はしていない。何も思わないようにして自分を押し殺している
。集団に適応するために気を使っているという。

障害者福祉、家に例えると

2005年09月12日 | 福祉のプロとして
福祉関係法の歴史
戦争から 児童福祉法(S22)や身体障害者福祉法(S23)
児童施設から自立できない知的障害者のために、知的障害者福祉法(S35)
その都度の要請で、その都度法律ができ、改正、また改正

バラック建ての家を継ぎ足しして、リフィーム、してなんとか持ちこたえてきた・・・・

今にも壊れそうな家を全面塗装して「支援費制度」の看板を掲げて再スタートしたが・・・
(3年限定の仮設住宅だったとも・・・)

理念を持ちこたえるだけの耐震構造になっていなかった・・・・

だから、家を壊して、グランド(地面)を整地して新しい家「自立支援法」を作ることにした
さらに身体障害者も精神障害者福祉法の家財道具も「自立支援法」の家に引っ越しをして一つ屋根の下になった