わたしと向き合う

2020年初頭、自分本位に生きる事の虚しさに気づき心機一転。

自分のために生きる事の限界

2020-01-05 23:04:06 | 日記
自分のために生きる事には限界がある。自分にとっての夢や希望や欲というものは、とても小さな事でしかない。

欲は依然として自分に根強く存在してはいるが、それでもその個人として抱く欲の空虚さに気づいてしまっていて、昔のように幻想を抱く事は難しい。欲をいくら貪っても、充足感というのは訪れない。不足感を補うために、より多くを求める事は不幸の入り口である。不足感を補うために物を求める事をやめると、それほど多くの物を必要とせずとも、充足感が得られる事に気づく。過剰に物を求める事はなみなみと水が注がれたコップにさらに水を注ぎ込むような事と同じだ。結局、求めて得た事は深く味わう事なく、コップからこぼれ落ちていくのだ。
さておき、個人として抱く欲というのはそれほどたくさんの事を求めなくても、充足感を簡単に得られるものだという事なのだ。その事に気づけないのは、色々な方面で飽食になっている現代人としての生活の弊害だと思う。

そこで、自分が思った事は、自分以外の家族や友人、知人の存在が、個人としての小さな欲を乗り越えさせてくれる大きな存在となり得るのではなかろうか、という事なのではないか?と最近思い至るようになった。実際、それが事実かどうかはこれから自分できちんと、自分の心で確かめていきたいと思う。