トドではなくなった！

　このブログを確認していたら、2010年5月に「トドの自己紹介」というものがありました。かなり太っていました。昨年、検診で他の医師に診てもらったら、内臓脂肪がすごいので、「本当に酒を飲んでいないのか？」と確認を押されました。30歳代の頃、牧師業が厳しいので断食を重ねていたので、脂肪を蓄積するような体質になってしまったのでしょう。その挙句、脂肪肝、花粉症、機能性低血糖症、不整脈、その他、身体を壊してしまったのでした。42歳頃から身体に気をつけたので、症状は改善したのですが、座り続けた後は、肝臓の下が重ったるいことが起こっていましたので、検診を受けたのでした。測ってみると内臓脂肪16ｋｇとなり、食事の節制と運動を続けました。

　体重は、3キロ痩せただけでしたが、脂肪が5キロ以上取れ、筋肉が2キロほど付き、マッチョになってきました。お腹も少し割れてきたので、今後が楽しみです。でも、今月62歳になるので、今更というとこですが、ともかく「トドではなくなった！」ことをご報告いたします。今後は、アシカを目指します？＿

春うらなかな時。クリニックのお知らせ2015.5.

春うららかな時、旅でもしたくなりますね。　　
７月のカナディアン・ロッキー氷河ハイウェーは、見上げる壮大な山々に大声を上げたくなるほど感動しながら運転しました。ハイウェー横の湿地はエメラルドグリーンの雪解けの水が若草をなびかせ、まるで広大なキャンパスのように草花の色が交差していました。バンフのゴルフコースは、その小川の中にあり、多くの巨岩かと思ったらムースの群れが寝ている近くに打ち込んでしまいました。ジャスパーも湿地そのものの中にコースがあり、山間のティーグランドから打ち下ろす球は、エメラルドに輝く湖水に囲まれたグリーンに止まり、傍には雁が羽を休めていました。夢のようなゴルフは、青杭からのベストスコア７８を達成し、それもまた夢のようでした。
カナダでの困難な仕事をした後、同行の男性も途中でトラブルを起こして帰ってしまったために、思いがけない一人旅となりました。樹木限界を超えた高山に上ってくる野生のヤギや鹿の生命力に驚き、山中の温泉に何時間も浸かって本を読んでいる人々の気長さに呆れ、山々を超えてサイクリングをしている人々に感心し、広大な自然の中で、悩むということの愚かさに気が付いてきました。
５年後、銀婚旅行として妻を連れて行ったのですが、８月だったのであの時ほど、すがすがしくもなく、感動もせず、喜んでいる妻に、苦労を掛けてきたという申し訳なさの感慨を覚えました。妻との旅は、どこに行っても日常を感じ、私は自然に夫になりきります。葛藤は既に過去のものとなっていました。
苦しい時、虚しさを感じる時は、誰にもあるものです。「私は山に向かって目を上げる。私の助けはどこから来るのか。私の助けは、天地を造られた主から来る。あなたを守る方は、まどろむこともない。」（詩編１２１篇）とあるように、神を感じるのは、山を見上げた時かもしれません。苦しみも戦いも、過ぎ去れば、夢のよう、でも慰めを受けた感動を忘れることはありません。そのようにして人は優しくなっていくのでしょうか。あなたにも春が来ますように。春を楽しめますように。

＊ 今年度の特定健診、健康診査、各種がん検診が５月中旬より開始致します。
＊ 今年度の成人用肺炎球菌ワクチン助成制度の対象者は、①千葉市在住　②Ｈ２７年度中に６５歳、７０歳、７５歳以上になられる方　③接種をしたことがない方です。予約が必要ですので受付にお申し出下さい。
＊ 栄養指導や個人的ご相談、セカンド・オピニオンなど、内容をお伝えの上、予約をお願いします。予約がなく、詳細なご説明を求められても、対応ができません。発達障害の治療には、説明が必要なため、ご予約がないと対応ができません。キャンセルの場合はお早めにご連絡ください。栄養指導枠のキャンセル待ちの方がおります。
＊ 病児保育のご利用には、前もって登録をしておいてください。詳細はホームページや配布資料をご覧ください。
＊ 低血糖症の研修会（受講料千円）を５月２３日（土）１４時～１６時に３階研修室で行います。講師は柏崎モンド事務局長です。参加希望者は前もって受付にお申込みください。
＊ 一般社団法人障害治療研修所主催の全体研修会は、柿谷正期立正大学元教授を講師に、６月２５日（木）にあります。会費３０００円（会員）、定員４０名です。詳細は受付まで。