日本百名山 標高 2171m
きのうからの続きです。
お恥ずかしい話ですが、すべては思いつきと勘違いから起こったお話でした。
芳ヶ平からもどって、湯釜の駐車場でお昼を食べて、
「なんかこれじゃあ物足りないな」
なんて妻と話しながら道の向こう側を見上げると、ちょうどお手ごろなピークが見えます。
難易度で言ったらそれこそ湯釜に登るくらいの低い頂です。
実はこれ、「逢ノ峰」という山なのですが、私たちは何度もここへ来ているにも関わらず、この日までこれが本白根だとばかり思っていたのでした。
本白根はこの山を越えた一つ向こうなのですが、何も知らない私たちは。
「ついでに本白根も登ってみるか」
なんて、軽いノリで登りはじめたのでした。
途中から振り返った弓池。
登りはじめて15分くらいで山頂に到着。
山頂から振り返った湯釜。
こうして見ると湯釜よりはずっと高いのかな。
山頂には屋根つきの休憩所がありました。
確かそのあたりで「逢ノ峰」という看板があって「本白根じゃねえじゃん」なんて、愕然としたんじゃなかったっけな。
さっきまで歩いて来たあたり。
体力自慢の私と妻は、それでも引き返すという発想はなく、
「いいじゃん、行っちゃえ行っちゃえ」
なんて、強引に再び歩き出したのでした。
そうは言っても、気持ちはそれなりにブルーになっていたらしく、このあたりの登山道の写真は一つも残っていません。
逢ノ峰の山頂を越えると、しばらく下り坂になっていて、スキー場になっています。
途中でカモシカに出くわす。
さすがにこれは撮った。
山を一つ越えてきて、気分的にはいかにも山奥深くに来たような感じになりますが、下りきった所はなんとアスファルトの道になっています。
そこはロープウエーの駅になっていて、しかもあろうことか、湯釜の駐車場から逢ノ峰を迂回してバスまで来ていました。
つまり逢ノ峰を登らなくてもここまで来れたんじゃん。(どこまでこの山を知らないんだか)
とにかく気を取り直して、今度こそ本白根を登ることになります。
スタート地点はやはりスキー場になっていて、リフトは夏でも動いています。(ただし有料で山頂までは行っていない)
一応私たちはリフトには乗りませんでした。
この間の写真が一つも残っていなくて恐縮です。
その代わりというかこの本白根山、妻が何故かひどく気に入りまして、この後、去年だけで三回も登りましたので、次回の「秋編」で山道の様子などアップいたします。
しばらく森林の中を歩くと、突然視界が開け、から釜が見える。
向こう側に見えるのが目的地。
コマクサがあたり一面に咲いていて、ちょっと感動的。
帰りに撮った写真で恐縮ですが、道はこんな感じでした。
ゴール目前。
今日の目的地「展望所」
「展望所」と書かれているのは意味がありまして、この本白根という山はちょっと変わっていて、頂が三つあります。
「三角点」と「標高最高点」と、この「展望所」の三箇所がそれぞれピークになっています。
でも、三角点は火山のガスが危険なため、行かない方がいいとかで、また、最高点はそこに行くまでの道がありませんでした。(私もずっと後になってから知った)
展望所の眺め。
草津町。
浅間山。
雲に隠れて山頂が見えないのが残念。
コマクサ。
天気しだいでは富士山も見えるらしいです。
そして下山。
弓池。
一面のワタスゲ。
ついでみたいに登った私の登山姿勢はさておき、いろんな意味で、すばらしい山です。
たいてい2千メートルを超える山というのは、滑落や転倒、落石の危険のある所が一箇所くらいはあるものなんですが、この日に歩いたコースにはそんな場所はほとんどありませんでした。(あくまで個人の感想ですよ)
例えばこの一ヶ月後に70歳を超えるお義母さんが一緒に「登る」と言い出しまして、少し心配だったんですが、なんとか喘ぎ喘ぎでも山頂に立てまして。
まあ、決してナメてるわけではなく、言うなれば「易しい」というより「優しい」山だと思いました。
次は秋に登った時のレポートをしたいと思います。
でも、その前に恒例の花の写真かな。
きのうからの続きです。
お恥ずかしい話ですが、すべては思いつきと勘違いから起こったお話でした。
芳ヶ平からもどって、湯釜の駐車場でお昼を食べて、
「なんかこれじゃあ物足りないな」
なんて妻と話しながら道の向こう側を見上げると、ちょうどお手ごろなピークが見えます。
難易度で言ったらそれこそ湯釜に登るくらいの低い頂です。
実はこれ、「逢ノ峰」という山なのですが、私たちは何度もここへ来ているにも関わらず、この日までこれが本白根だとばかり思っていたのでした。
本白根はこの山を越えた一つ向こうなのですが、何も知らない私たちは。
「ついでに本白根も登ってみるか」
なんて、軽いノリで登りはじめたのでした。
途中から振り返った弓池。
登りはじめて15分くらいで山頂に到着。
山頂から振り返った湯釜。
こうして見ると湯釜よりはずっと高いのかな。
山頂には屋根つきの休憩所がありました。
確かそのあたりで「逢ノ峰」という看板があって「本白根じゃねえじゃん」なんて、愕然としたんじゃなかったっけな。
さっきまで歩いて来たあたり。
体力自慢の私と妻は、それでも引き返すという発想はなく、
「いいじゃん、行っちゃえ行っちゃえ」
なんて、強引に再び歩き出したのでした。
そうは言っても、気持ちはそれなりにブルーになっていたらしく、このあたりの登山道の写真は一つも残っていません。
逢ノ峰の山頂を越えると、しばらく下り坂になっていて、スキー場になっています。
途中でカモシカに出くわす。
さすがにこれは撮った。
山を一つ越えてきて、気分的にはいかにも山奥深くに来たような感じになりますが、下りきった所はなんとアスファルトの道になっています。
そこはロープウエーの駅になっていて、しかもあろうことか、湯釜の駐車場から逢ノ峰を迂回してバスまで来ていました。
つまり逢ノ峰を登らなくてもここまで来れたんじゃん。(どこまでこの山を知らないんだか)
とにかく気を取り直して、今度こそ本白根を登ることになります。
スタート地点はやはりスキー場になっていて、リフトは夏でも動いています。(ただし有料で山頂までは行っていない)
一応私たちはリフトには乗りませんでした。
この間の写真が一つも残っていなくて恐縮です。
その代わりというかこの本白根山、妻が何故かひどく気に入りまして、この後、去年だけで三回も登りましたので、次回の「秋編」で山道の様子などアップいたします。
しばらく森林の中を歩くと、突然視界が開け、から釜が見える。
向こう側に見えるのが目的地。
コマクサがあたり一面に咲いていて、ちょっと感動的。
帰りに撮った写真で恐縮ですが、道はこんな感じでした。
ゴール目前。
今日の目的地「展望所」
「展望所」と書かれているのは意味がありまして、この本白根という山はちょっと変わっていて、頂が三つあります。
「三角点」と「標高最高点」と、この「展望所」の三箇所がそれぞれピークになっています。
でも、三角点は火山のガスが危険なため、行かない方がいいとかで、また、最高点はそこに行くまでの道がありませんでした。(私もずっと後になってから知った)
展望所の眺め。
草津町。
浅間山。
雲に隠れて山頂が見えないのが残念。
コマクサ。
天気しだいでは富士山も見えるらしいです。
そして下山。
弓池。
一面のワタスゲ。
ついでみたいに登った私の登山姿勢はさておき、いろんな意味で、すばらしい山です。
たいてい2千メートルを超える山というのは、滑落や転倒、落石の危険のある所が一箇所くらいはあるものなんですが、この日に歩いたコースにはそんな場所はほとんどありませんでした。(あくまで個人の感想ですよ)
例えばこの一ヶ月後に70歳を超えるお義母さんが一緒に「登る」と言い出しまして、少し心配だったんですが、なんとか喘ぎ喘ぎでも山頂に立てまして。
まあ、決してナメてるわけではなく、言うなれば「易しい」というより「優しい」山だと思いました。
次は秋に登った時のレポートをしたいと思います。
でも、その前に恒例の花の写真かな。
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