いくら丼を食す。

いい加減飽きて来た恐怖の海鮮シリーズ…


い
　く
　　ら
　　　丼
　　　　♪




いくらナメんなよコラ

「いくら！　ぼくの気持ちをきかせてやる…
パン屋として恥ずべきことだが正直なところ今のとしは…
空　腹　を　満　た　す　た　め　に　い　く　ら　！
き　さ　ま　を　食　す　の　だ　ッ　！」


「い　く　ら　丼　だ　ッ！」


「ひとつひとつ　順番に順番に　このヴァニラ・としの暗黒胃袋空間にバラまいてやる」

とジョジョ名台詞をいじくりながら…

「こ…こけにしやがって
しかし…　しかし！　とし…このどたん場に来て…やはりおまえは人間だ…
…くくくく…　ごく短いときの流れでしか生きない人間の考え方をする…
『質より量のものを食べたい』とか『どうせ食うならガッツリ』だとか…
ペットのいたちのクソにも匹敵するそのくだらない物の考え方が命取りよ!　クックックックッ
このいくら丼には そ れ は な い…　あるのはたったひとつのウマさだけだ…た っ た ひ と つ！
『白米といくら』！　それだけよ…　それだけが満足感よ!
過程や…！　方法なぞ…！　ど　う　で　も　よ　い　の　だ　ァ　ー　ー　ー　ッ」
良く分からなくなったが醤油かけていただいてみる。

「やれやれ　てめー正真正銘の史上最高な丼だぜ…　てめーのウマさは
言　葉　で　は　表　せ　ね　ー　ぜ　ッ　！
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラーッ
オラアアアアアアアアァァァァァ
オラオラオラオラオラオラオオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラーッ！！
こ　め　の　領　収　書　だ　ぜ」

見開き３ページ分ぐらいの勢いで暗黒胃袋空間にガ　オ　ン　ッ　とかき込む。

「うむむむ～～んんんんんん　予想どおり白米といくらと醤油はなじむ
この肉体にしっくりなじんでパワーが今まで以上に回復できたぞ
な じ む　実に！　な じ む ぞ　フハハハハハ
フフフフフハフハフハフハ　フハハハハハハハハハハハハハハハハ
フハフハフハフハフハフハフハハ」

「ンッン～～♪　実に！　スガスガしい気分だッ！
歌でもひとつ歌いたいようなイイ気分だ～～フフフフハハハハ
アメ横でいくらとトロその他を手に入れたが…　これほどまでにッ！
絶好調のハレバレとした気分は無かったなァ…　フッフッフッフッフッ
魚貝類たちの血のおかげだ　本当によくなじむッ！
最　高　に　『ハイ！』　っ　て　や　つ　だ　ア　ア　ア　ア　ア　ア　ハ　ハ　ハ　ハ　ハ　ハ　ハ　ハ　ハ　ハ　ー　ッ」

ウケッ　ウケッ　ウケコッ　ウコケ　ウコケ　ウヒャホ　コケ　コケ　ケケケケケ　ケケコケコ
ウクケコ　ウヒコ　ウケケケ　ウケコケコケロオ　ウケロオオオフ　ハホッ！

くくくくくく　くくくくくく……くけっ
腹の底から『ザマみろ＆スカッとサワヤカ』の笑いが出てしょーがねーぜッ！




支離滅裂なうえに強引だがそんくらい美味かったんどすぇ