社会全体が直面する問題

みなさん、おはようございます。昨日は川崎で痛ましい事件が起きてしまいました。
当事者の気持ちを思うと言葉が見つかりません。しかしながらこの事件を見てみると時代を象徴します。
ひとつは私にもわかりませんが現在加害者と同じような属性のかたは他にもたくさんいるということ。そして今後は加速していろんな業務でいわゆる定常的な業務をしている仕事は間違いなくなくなりますためそういった歪んだ社会は色んな問題が増大するリスクがあるということです。

昨日ちょうど大臣、識者の月一の会合で印象的だったのはスウェーデンのキャッシュレス社会の現状で銀行は窓口がなく、また現金の使用率は大学生でほぼ皆無という状況でお店もキャッシュレスが進んでいる状況を視察した大手銀行幹部が銀行で現金なければ何をするんですか？と聞いたときに「銀行はお金を数えるのが仕事ではない」と一喝したエピソードを紹介してくれましたがこれからはさらに今までなかった金融機関でさえ、人員整理は不可欠な状況です。

そういったなかで益々貧富の格差は増大します。そして原発のときからそうですが当事者意識がなく、誰かがやってくれるだろうというのが風潮としてあります。子供食堂なんかはその例だと思います。

また、昨日自殺した容疑者の写真を動画でとっていた人が報道各社に提供したのかわかりませんが少なくともどういった素性の人であれ、痛ましい姿、そういった状況を冷静にとれる神経はちょっと信じられません。

こういった事件の被害者が子供だったりするため、その苦しみ、恐怖を想うと自分も赤ちゃんを育てている父親として本当に胸が苦しくなります。このことは行政や保育園の問題ではなくて社会全体の問題だと思いますし、第一はなにがともあれ、子供たちの未来であってほしいと思います。

今回の件についてはただただ被害にあわれいまなお病院で治療を受けている方々がひとりでも回復し、平穏な暮らしを取り戻してほしい、そして亡くなられたかたにはただただ手を合わせるのみです。それでは。