友だち一万人!

福笑い、大感謝、大歓喜!友だち一万人を合言葉に
「平和で幸せな社会」になることを願っております。

少子高齢化社会?

2007-02-06 | 友だち一万人
「産む装置・機械」発言を巡って与野党の攻防が繰り広げられている。

攻防と言うこと自体が不謹慎なのかもしれない。

少子高齢化対策の担当大臣の発言は(否、国会議員としても)問題にされなければならない。

責務をまっとうするというのであれば、辞任をした上で、少子高齢化について提言し、その政策実現に努めればいいではないか。

ところで今私は、一人の老婆(叔母であり養母)の死と直面している。

伯父さん夫婦には、子供がいなかった。

明治生まれの伯母は、当時の時代背景からして精神的に苦労されたことだろう。

家系を守るというのか、大正生まれの叔母が伯父さん夫婦の養女になった。

叔母は、好きなもの(職業婦人)に専念し、自由かつ大胆に生き、独身であった。

80代になって入退院を繰り返し、数年前から入院生活が続いている。

数年前にも死の淵にあった。

意識朦朧としている中、盛んに養子になっていないことを攻め立てられた。

そして、養子となり、今、母の死と直面している。

家系とか戸籍制度を「古めかしい」と言ってしまうことができない自分がいる。

少子高齢化を考えるとき、私には古めかしい精神構造が頭の中を支配する。

社会発展とか、種の保存とか、いろいろ言うことができても、実際には深く考えていないのであろう。

与野党攻防の中から、さまざまな問題が浮き彫りにされることを願う今日この頃です。

追伸(7日)
これを書いて家に帰ると、再び舌足らずというか、現状を認識していないというか、柳沢さんが「健全」なる発言をしたニュースにであった。

私の身近には、子供を産みたくても(並々ならぬ努力をしても)懐妊しない友人・知人がいる。この方々の気持ちを理解してほしいですね。

21世紀を迎えた元旦の新聞の特集は「環境」問題であったと記憶しています。
そして、その後の新聞は環境問題にスポットをあてたと思います。
その中の記事に、はびこるダイオキシンが不妊症の要因となっているということも書かれていた記憶があります。
有害化学物質による早産、死産の急増しているということも書かれていたのです。

地球温暖化という問題は、生態系までをも変えているのです。
中国の発展する工場生産に伴う煤煙は、季節風に乗って日本に上陸します。
是非とも「健全な希望」という言葉で、一方的に決め付け、出産を押し付けることによって、傷付く方々もいることを理解していただきたい。
そして、少子化対策を具体的に示していただきたいものです。

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「みんなの9条」(その3)

2007-02-01 | 書籍のご案内
最初に「マガジン9条」の編集部編の「みんなの9条」(集英社新書)に収録されている方々のインタビューのタイトルと見出しを羅列させていただいてから2週間以上も経ってしまった。
最初に8名、次に7名、そして今回は残りの7名について羅列することにします。

書店に立ち寄れば、「白洲次郎」、「栗原忠道」、「山本勘助」、「風林火山」、「華麗なる一族」ばかりが目にとまる。
読んでいただきたいと思う「憲法『押しつけ』論の幻」(小西豊治著、講談社現代新書)や「みんなの9条」は、探さないと見つからないかもしれない。残念なことだ!

さて遅くなリましたが、「みんなの9条」に収録されている残りの方7名のタイトルと見出しを羅列してみます。

改憲を考えるなら、もっと歴史を見る必要がある(ジャン・ユンカーマンさんへのインタビューより)
・日本の憲法の成り立ちは複雑でドラマチック
・政府は、50年前から9条を変えたがっていた
・改憲問題は、世界という広い視点で見るべき
・来日したとき、仲間の国に来たんだと居心地がよかった
・受身ではなく自主的に活動することが大事

私たちは、もっと想像して疑ってみなければならない(石坂啓さんへのインタビューより)
・戦場に送られるかもしれない子どもの未来
・戦後でも戦前でもなく、戦時下にいる
・権力はたくみに世論を誘導する
・エスカレートするナショナリズムの高まり
・自主規制を始めたメディア
・戦争と歴史の美化が始まる

今、日本は<通り過ぎなあかん道>に来たんや(中川敬さんへのインタビューより)
・カリスマは必要ない。一人一人の集積がパワーになる
・草の根でパッシングがやってきた。これは闘いやで
・60年間、何かの犠牲の上にある平和でいいのか
・瓦礫の中で歌ったことから始まった
・改憲問題は、国内だけの問題ではない
・人との出会いで感じること、話すことが、いちばん面白い

平和憲法の持つ国、コスタリカのやり方(伊藤千尋さんへのインタビューより)
・本当に軍隊を持たない国、コスタリカ
・自分の国だけでなく、周りの国々の平和をまもる努力
・軍隊は自国民を弾圧する
・「戦争を起こさない」ための現実的な仕組み
・10万人のデモも、たった一人から始まった
・自分たちが誇りに思える国家ビジョンを

生を受けられず、言葉を持てなかった人に代わり、平和を語り続ける(渡辺えり子さんへのインタビューより)
・開戦前夜と今がだぶって見えてきた
・軍隊ができたらどうなるか、軍隊とはどういうものか
・父の戦争体験を聞いたのが、一つのきっかけとなった
・戦争で死んでいく子どもたちをまもれないなんて、大人じゃない
・平和憲法のもとで、平和活動や発言が制限される社会のおかしさ
・それでも声を上げ続けていこう

護憲派の立場から、改憲論を現実的な視点で見直す(松本侑子さんへのインタビューより)
・憲法は民主改革とセットで制定された
・9条は60年間機能してきた
・軍事力でテロは防げない
・憲法を守るべきなのは、国民ではなく支配層
・誰が軍隊に入るのか?
・表現の自由は、すでに抑圧されつつある
・自衛軍ができると変わってしまうこと
・<改憲=戦争>ではないが、生活への影響を現実的に想像しよう

9条の本領が発揮されるのはこれからです(辻信一さんへのインタビューより)
・海外に暮らし、海外の言葉で語ることで9条が見えてきた
・「どこかの国から攻められたらどうするか」を考える現実主義の非現実性
・経済成長の呪縛が、戦争をもたらす
・やらなければならないのは、9条をまもるなんていう、ケチなことではない
・もてる商品の多さが、豊かさや幸せの尺度だという幻想
・テレビを消して、自分の頭で考えよう
・「ズーニー運動」で広げる、豊かで平和な社会
・「私にできること」のすごさを再認識する


今日でこの羅列もおしまい。
22名のタイトルや見出しを羅列していると、本当に憲法が身近な生活に生かされているのであろうかという疑問にぶつかる。
私の知人も「解雇撤回」で闘っている。解雇無効という判決がでているにもかかわらず職場復帰が実現していない。団結権や生活権さえ脅かされているのだ!
国籍を理由に職業選択の権利さえない知人もいる。
守るべき憲法の推進者である人々が、改憲論を振りかざすだけではなく、違法ぎりぎりの言動をしている。

戦争が日常茶飯事になると、平和を観念的に捉えてしまう傾向にある。
様々な理由を付け戦争を容認し、私は平和主義者だという。
平和と戦争は相反することだと思わないのであろうか。

色々な思いを抱いている今日この頃です。
今日もあと数分で日付が変わります。身体も冷えてきましたのでお風呂に浸かって、一日の疲れを取ることにします。風邪をひかないように、おやすみなさい。

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参院選・統一地方選が始まっている

2007-01-28 | 友だち一万人
仕事に追われ、私生活でも多々問題を抱えていると、日常の生活さえ考えなくなっている。

憲法改正手続きを定める「国民投票法案」の審議が通常国会で大詰めを迎えている。

私を含めてこの法案のことをどれだけ理解しているのであろうか?

法案を通すのに今がチャンスという与党の力の論理では、ますます政治への不信が助長してしまう。

つい最近では、日本型ホワイトカラー・エグゼプション法案が盛んに議論されていたが、自民党はこの法案を引っ込めてしまった。

この法案の先送りは、経団連が年頭に新聞発表した「御手洗ビジョン」と関連させてみれば、参院選・統一地方選で自民党の不利な要因を隠したにすぎないと思うのは、独り善がりな勘繰りなのであろう。

すでに水面下で選挙戦は始まっているというのに、与党と野党の争点が明確でないのは、私の勉強不足と政治的センスの欠如と自らを笑うしかない。

願わくば、地方選では生活に根ざした政策で野党統一候補が全国津々浦々に誕生していただきたいものだ。

なぜって、政治というものは身近なことを通して理解できるかもしれないから。

「忙しい、忙しい」といいながら、勉強しないことを棚に上げている今日この頃です。いつもながらですが。


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「みんなの9条」(その2)

2007-01-21 | 書籍のご案内
前回、「マガジン9条」の編集部編の「みんなの9条」(集英社新書)に収録されている22名の方のうち8名の方のインタビューのタイトルと見出しを羅列させていただきました。
今回は、残りの方14名のうち7名について羅列してみます。

ところで、今日(21日)、新幹線の中で「白洲次郎の日本国憲法」(鶴見紘著、光文社)を読んでいますと、是非とも「憲法『押しつけ』論の幻」(小西豊治著、講談社現代新書)も併せて読んでいただきたいと思います。

さて、「みんなの9条」に収録されている方のタイトルと見出しを羅列します。

戦争が終わっていないのに、なぜ次の戦争の用意をするのか(大田昌秀さんへのインタビューより)
・沖縄戦は本土の盾。無謀な戦いだった
・法律もないままに徴兵された学生たち
・今も思い出す、振り下ろされた日本刀の残像
・生きる希望を与えてくれた新しい憲法
・今でも沖縄では、戦争が続いている

霊長類ヒト科の絶滅を回避するためにも、9条はあったほうがいい(きむらゆういちさんへのインタビューより)
・同じ種で殺し合うのは人間だけ
・国際間の対立は、子どものケンカと本質は変わらない

心の中に平和の種を育てよう(早苗NEMEさんへのインタビューより)
・憲法9条をメロディにのせて
・9条を捨てるのは精神の堕落である
・何かを始めるのに遅すぎることはない。平和へのアピールも

日本国憲法は国民の「努力目標」として与えられたものだ(姜尚中さんへのインタビューより)
・憲法問題は、歴史問題とセットで考えるべき
・真の「国柄」とは、平和憲法を持つ国であるということ
・祀る国家は戦争する国家だ
・9条の理念をベースにした、東アジアの集団安全保障機構を考える
・今こそ他国と協力し、北朝鮮を交渉の場に出す努力を

自分に自信が持てなくて、国に誇りを求めてた(雨宮処凛さんへのインタビューより)
・破壊衝動を満たしてくれるのが、右翼の活動だった
・とにかく「自分の頭で考えよう」と思った
・シンプルに「戦争は嫌だ」というところに行き着いた
・若い世代の「生きづらさ」がどんどん強まっている
・10年前は、パンクとしてやっていた「愛国」が、今はポップになった
・カウンセリングとしての右翼思想

戦争はいちばん弱い者に、ダメージを与える(愛川欽也さんへのインタビューより)
・学童疎開は、寂しくて、ひもじかった

おかしいと思うことに、黙っていてはいけない(上原公子さんへのインタビューより)
・「全体主義」とは、気がついたら、そうなっているもの
・安心のための「強い」組織、街づくりが始まっている
・ウォッチして声を出し続けることが大事
・市民不在でルールが決まっていくことへの不安
・9条を、具体的に伝えていくことが大切

今回も、タイトルや見出しだけで理解できるものと、う~んと唸ってしまうものがあります。あなたは如何でしたか?残りの方のも、またまた近々、羅列します。

再び明日からも会社人間としての日々が始まります。
鋭気を養うには睡眠が一番。おやすみなさい。

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みんなの9条(その1)

2007-01-14 | 書籍のご案内
一週間ほど前、会社帰りにフラリと本屋に入った。
通勤電車で読む本を探していると、「みんなの9条」(「マガジン9条」編集部編 集英社新書)が目に飛び込んできた。

「マガジン9条」は、憲法9条のことをよく知らないという人、9条をかえてもいいんじゃないのという人に、9条のことを知り、考えてもらうためのウェブマガジンで、毎週水曜日更新されています。
「みんなの9条」という本は、ネット上で語られた22人の方の反戦や平和の思いが収録されたものです。

さて、この本に収録されている22人のインタビューのタイトルと見出しを羅列してみたくなりました。

必要なのは、軍隊でなく交渉能力(橋本治さんへのインタビューより)
・「不都合がないからそれでいい」は日本人の才能である
・「外交」がわからないニッポン
・国会は議論の場でなく承認の場である
・憲法は生きていくための基本だから、観念的でいい
・インターネットという不幸なメディアが引き越こすこと
・知識や思考のストックは、誰しも自分の中にある
・憲法なんて、空気や空みたいなもの

「ニッポン、大好き」を問い直そう(香山リカさんへのインタビューより)
・ポップで軽やかに「愛国心」を謳歌する若者たち
・「自分の国が強くなってどこが悪い?」という短絡
・ソフトでスマートな若手識者たちの「勝ち組改憲論」
・「9条を変えても、日本が戦争国家になるわけではない」という主張は現実的でない

戦争が終わったときから始まる「戦争」がある(黒田征太郎さんへのインタビューより)
・戦後なんて一度もない。そこをいちばんに考えたほうがいい
・兵士だけでなく、市井の人々をも巻き込むのが戦争
・大人の豹変が生んだアメリカ崇拝という皮肉
・戦争を避けて通れない日本人としての自分
・今なお広がり増え続ける世界中のグラウンド・ゼロ

ムードで高まるナショナリズムや改憲気運は、危険(広井王子さんへのインタビューより)
・15年前に感じていた<プチナショナリズム>の空気
・9条変える派から、変えない派に
・憲法を改めて読もう
・物の所有が幸せのはかりになっている
・9条で日本独自の価値観を創造し、アピールしていく

9条は壊れやすいものだから、みんなでまもっていいかなくては(いとうせいこうさんへのインタビューより)
・言葉の力がどんどんなくなっている
・「現実に合わせて憲法を変えろ」という考え方こそ、平和ボケからくる理論
・感情論だけで改憲を唱えるのは、ばかばかしい

戦争は「自衛」をキーワードに始まる(毛利子来さんへのインタビューより)
・予防接種をさせない親は「非国民」
・戦争は「自衛」をキーワードに始まるもの
・今だからこそ、軍隊よりギターで、免疫力をアップさせよう

9条は世界へ向けた日本の国際公約(辛淑玉さんへのインタビューより)
・殺す側に回る責任を負いたくないから、言い訳を探している
・日本社会は楽な方向、責任をとらないですむ方向へ向かっている
・9条は平和だけでなく、人権をまもるための有益な手立て

大阪流「お笑い」外交を教えたる!(木村政雄さんへのインタビューより)
・不安や閉塞感は、笑い飛ばせ
・ブッシュにはツッコミではなく、ボケで返せ
・勝ち負けを決めないか、自ら負けていくのが大阪のやり方
・幸せの価値観を、そろそろ変えたほうがいい

今日は8名の方のタイトルと見出しを羅列してみました。
見出しだけでもその内容が理解できるものもありますが、う~んと唸ってしまうものがあります。しかし、羅列してみますと、重要な点が見えてくるようでなりません。
では、近々、続きを羅列します。
明日の鋭気を養うために、おやすみなさい。

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