八ッ場ダムに殺到する観光客のレベルの低さ！

通常の休日は、せいぜい1日300人ぐらい。
それが建設中止方針で一躍脚光を浴びた八ッ場ダムを、
一目見ようと観光客が連日1300人も殺到し渋滞などの問題が起きている。
地元の中止反対については批判の声もあり、自治体は対応に苦慮している。

「特にマスコミが、勝手に入ったりしてマナーが悪いです」と広報担当官。
　地元・長野原町のある旅館では、「興味本位で見に来る人ばかり。
宿泊客が増えているわけではなく、通過するだけですよ」
これで地元が潤っているわけでもない。

同町の川原湯温泉観光協会では、ホームページ上の掲示板に書き込みが
殺到して炎上状態に。電話回線もパンク状態だという。

読売新聞の22日付記事によると「国が決めた事に対して自己利益で語るな」
などと批判する書き込みが急増。
「1通のメールで心が折れることもあります」と漏らしている。

地元に理解を示す声も多い。

「『ここまでダムができているのに、今さら中止は考えられない』と
言ってくれる人は多いです。大部分がそうで、『美しい景観が失われる』と
いう人はいませんでした。」

長野原町に寄せられているは、賛否両論の声だ。

ダム対策課によると、22日から23日に200通ものメールが町に殺到。
意見は、「頑張れよ」から「長野原町はおかしい」まで、分かれ
「民主党には賛成だけど、地元はかわいそう」という声も寄せられている。

9月24日20時55分配信 J-CASTニュース

人の不幸は密の味とばかりに、殺到する観光客の愚か者！
一体、いつから日本人のレベルはここまで低くなったのだ！

「国が決めた事に対して自己利益で語るな」だと！
なにを言いますか！自己利益などではない。
下流の人々への水の供給がそもそもの起こりで
地元民にとっては「自己犠牲」のなにものでもない。

ここの水没地区を含む群馬５区は、地元の理解を得られないことが
分かりきっていたので、民主党は姑息にも独自候補は立てず、
社民党候補の支援に回っているではないか。

選挙の結果は、自民党の小渕優子が大差で４選を果たしたことからして、
地元の民意は明らかにダム建設賛成ということだ。

住民に「ダム建設中止反対」の民意を封じ込め、他党の支援で誤魔化し、
「マニフェストに書いてあるから中止」とは、民主のやり方は卑怯極まりない。

大風呂敷を広げ、己の強引な政策の実行は 必ず、どこかで無理がいく。
あと3割で仕上がる工事を、公約に固執するあまり民意を無視する事は
角を矯めて牛を殺すことと同じで、国を信じられない国民をつくるだけだ。

後々、あれも、これも財源がなくて
「ごめんなさい」と謝らなければならない局面もあることだろう。

ならば、

この先も、民主が政権を担っていきたいのなら、
そして国民の『生活が第一』というのなら

今のうちに、公約反故にはなるけれど「ダム建設中止は撤回すると」
高らかに宣言したほうが　よほど民主への信頼は高まるというものだ。

それからマスコミも、「さて、どうなるのでしょう」などと野次馬根性は捨てて
「ペンの力」というものがあるのなら、人の痛みくらいは理解して
八ッ場ダムの住民に、建設中止反対の応援キャンペーンくらい
こんな時こそ、張ってあげなさいよ！