ボチボチかめさん

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自民、 防衛相を徹底追及へ 自衛隊が議員講演監視の疑惑

2011-01-26 13:30:22 | 時事
自民・佐藤議員「保全隊員来た」 自民・逢沢氏、防衛相問責に言及
2011.1.25 23:30

 北沢俊美防衛相直轄の防諜部隊「自衛隊情報保全隊」が
陸上自衛隊OBの佐藤正久自民党参院議員や田母神俊雄元航空幕僚長の講演などに
現職自衛官が参加していたかを監視していた問題で、
佐藤氏と田母神氏は25日、保全隊員の潜入を把握していたことを明らかにした。


 佐藤氏は同日開いた記者会見で、「会合に保全隊員が来ていた。私も知り合いも顔を確認している」と明言した。田母神氏も産経新聞の取材に、「保全隊員は昨年初めごろから講演に潜り込んでいる」と述べた。

 25日午前の自民党の国防部会でも、防衛省は佐藤氏を情報収集の対象にしたことはないと否定したが、出席議員からは「納得できない」「魔女狩りだ」との反発が相次いだ。

 佐藤氏も会見で「全国を飛び回る私の講演などに保全隊員が来ていたかどうかは、(24日に監視の事実を伝えた)産経新聞報道から1日で確認できないはず。防衛省の調査は不十分だ」と批判した。


自衛隊員監視 恣意的運用ではないのか
2011.1.25 02:50

 佐藤氏や田母神氏が民主党政権の防衛政策に批判的な発言をしていることが監視対象なのか。これは思想統制にほかならず、組織の恣意(しい)的な運用というしかない。 

機密情報の流出や自衛隊へのスパイ活動の防止が、保全隊の役割だ。
それがなぜOBの講演を監視する必要があるのか。
本来の任務とかけ離れた活動は、自衛官の思想・信条の自由を侵害していた疑いを持たれてもやむを得まい。

 防衛省は昨年11月、民間人の政権批判を封じる「事務次官通達」を出したことでも、
情報統制や言論封じだと厳しく批判された。
思想や言論の自由など民主主義国家の根源的な価値を損なう問題が相次いで浮上するのは、極めて危険な兆候である。

異論や批判は認めないといった民主党政権の政治判断があるなら断じて許されるものではない。
 枝野幸男官房長官は「報道されたような事実があったとは認識していない」と述べたが今回の保全隊の監視活動問題は徹底調査すべきだ。
とりわけ、北沢俊美防衛相がこの問題にどう関与していたかを明らかにする必要がある。

 昨年の事務次官通達は、自衛隊の後援会幹部による「民主党政権は早くつぶれてほしい」との発言に反発した北沢防衛相らが主導して出し、自民党などの撤回要求にも応じていない。自衛隊員の政治的行為は自衛隊法などで制限されているとはいえ、政権批判を行う人物を遠ざけ、思想や言論の自由を侵すことは許されない。


自衛官の思想・信条の自由を奪うという問題だけではない。
日増しに社会主義的色合いを濃くする民主党が馬脚を現しはじめた。
さすがに、人権擁護法案を法制化しようとする政党だ。
民間人の監視社会も もうすぐ近くに来ている。恐ろしい政党だ。




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